タイトル
話題のオススメの映画やDVDなどをワンポイントと共にご紹介。

2004年10月からはじまったこのコーナーは、これから公開される新作映画は勿論、お薦めの旧作、季節に合わせた素敵な作品など、今話題の映画やDVDを“普通にご紹介する”だけでなく、これから観る人にも、すでに観た!という人にも“ちょっと得した気分?”になって貰えるようなワンポイントをピックアップしながら、映画大好き人間の私:折原聖月がご案内させて頂くコーナーです。
“サロン”というタイトルにふさわしく、ゆったりと、気持ちよく聴いて頂けるよう頑張ってお届けしています!どうぞお立ち寄りください。

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【バックナンバー】
今週のおすすめ!
(8/4放送分)

カメラを止めるな!

監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学 他


◆聖月のオススメワンポイント
(メールのご紹介)・・・東松島市のRN:らいなすさんから、“映画、最近観に行ってないなあ・・・アクション満載のギャグ映画を観てみたいものです”というメールを頂いておりました。

そこで、ある意味、少しアクションあり、大いにギャグあり?で、夏にぴったり?のスーパー娯楽作!…怖くないゾンビ映画!?・・・今回は“最後まで席を立つな。この映画は2度始まる!”という映画愛に溢れる、かつてないエンターテインメント作品、来週10日(金)から上映予定の【カメラを止めるな!】をご紹介します。

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<ストーリー>
とある自主映画の撮影隊が、山奥の廃墟で「ゾンビ映画」を撮影していた。
こだわりが強く“本物”を求める監督は、中々OKを出さず、あるシーンでは42テイクに達した。そんな中、撮影隊が本物のゾンビに襲われる!?クルーが次々とゾンビ化していく中、大喜びで撮影を続ける監督。
“37分ワンシーン・ワンカットで描く、ノンストップ・サバイバル・ホラー”が完成する・・・という作品を撮った、これは、その撮影隊のお話である。

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<作品について>
練りに練って、練り込まれた?脚本と、あふれる映画愛に感染者が続出!超話題の傑作カルトムービーがついに仙台上陸!!と期待が高まるばかりの、この作品。
自主制作のゾンビ映画なのですが・・・実は、専門学校のワークショップ作品で、制作費は驚きの約300万円という低予算。

監督・脚本・編集を担当したのは、短編映画で各地の映画祭を騒がせた上田慎一郎さん。この作品で、待望の劇場用長編映画デビューを果たしました。出演は、濱津隆之さん、しゅはま はるみさん、長屋和彰さんなど。新人監督と、オーディションで選ばれた無名の俳優たちで創った渾身の一作。

脚本は、数ヶ月に渡るリハーサルを経て、俳優たちに当てガキで、執筆されたことで、他に類を見ない構造と綿密な脚本や、30分以上の長回しなど、映画制作への、挑戦に満ちた野心作となりました。

6月23日から公開が始まった東京では、6日間の先行上映で、チケット入手困難!上映回全てが満席になる!という異例の大ヒットを記録しました。
このニュースが映画ファンの間で、口コミで拡がり、更なるヒットに繋がっている!という状況なのです。

当初は東京都内の劇場2館の公開からスタートした、このインディーズ作品が、北海道から、鹿児島まで(7月28日現在)全国100館の劇場まで、公開が拡大したと発表されています。(公式HPで調べたら8月4日今日現在で124館にまで増えていました!!)

先日、業務試写会があったのですが、その試写会は劇場支配人のご配慮により「発声可能上映」だったこともありまして、大勢で大声で笑ったり突っ込みを入れたり、上映後には、久しぶりに拍手の沸き起こる試写会となりました。

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<みどころ>
絶対、ホラーや、怖い系は苦手、ゾンビモノは勿論・・・と躊躇していたので、これ迄、このシネマサロンのコーナーで私がご紹介した作品も多分2本位ではないでしょうか?・・・なぜなら試写会でも公開後の劇場でも、テレビでも、まともにスクリーン(画面)を見ていられないからです。

では、そんな私が、どうして、このゾンビ映画をご紹介しているかというと、“超”がつくほど面白い!からです。

今回の試写会も、“夜、眠れなかったら・・・”という一抹の不安を残しつつ、1時間36分の上映時間と、支配人さんの“怖くないから、騙されたと思って!”の言葉を頼みの綱に、頑張って、勇気を持って参加させて頂いたのが良かったようです。ホントに観てよかった!!薦めてくださった支配人さんに感謝です。

ストーリーとしては、映画撮影の裏側を撮るつもりが・・・とネタバレにならない範囲でしか言えないし、言わない方が絶対面白いのですが・・・大雑把な説明を入れるとするならば、ダメな父親と、いわくありの母親?と、その血を受け継いでいるなあ、な親子の結束がみられる部分や、生放送の舞台裏の更に裏側は?=本物?というか、本性が垣間見えると言ってもいいでしょうか?

時に、舞台のお芝居を見ている感じもあり、タイトル通り、前半37分間は、カメラは、一瞬足りとも止まらないわけですが・・・お芝居や生放送等で(我々アナウンサーも)よく言われるのが自分で止めてはいけない!という事。
監督からOKが出るまでは、例え、自分では失敗したなあ?と思っても、芝居を続ける(喋り続ける)努力をする訳ですが、その大変さや、凄まじさ、登場人物の本音の部分が、そのカメラの止まらない部分に発揮されているのが、後々わかってくるという仕組みです。

無名の役者さんだからこそ、先入観なしで見られるし、芝居は、とても上手い。所々、えっ?演技が下手なの?と感じる台詞回しもありますが、それにも深い深い訳があったのです!

まだ、どこにもない?奇跡のエンタテインメント・・・上映時間1時間36分(96分)の【カメラを止めるな!】は仙台駅東口チネ・ラヴィータで、来週8月10日(金)から公開の予定です。


今週のおすすめ!
(7/28放送分)

青夏 きみに恋した30日

原作:南波あつこ
監督:古澤健
出演:葵わかな、佐野勇斗、古畑星夏、岐洲匠、久間田琳加 他


◆聖月のオススメワンポイント
前回は、特に夏休みの子供たちに御覧いただきたい作品【未来のミライ】をご紹介いたしました!今週も夏休みにピッタリの作品です!
今回は、この恋、期間限定(いまだけ)!運命は自分で作る!・・・来週8月1日(水)から公開予定の夏休みの胸キュン青春ストーリー【青夏 きみに恋した30日】をご紹介します。

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<ストーリー>
運命の恋の訪れを期待している高校生の理緒は、夏休みを、大自然に囲まれた田舎の祖母の家で過ごすことになった。都会育ちの彼女は、そこで地元の高校生:吟蔵に出会う。クールで、少しぶっきらぼうだが根は優しい吟蔵のことが一目で好きになる理緒。しかし吟蔵は「住む世界が違う」と理緒を一蹴。

そんなある日、理緒に思いを寄せる祐真が東京からやって来る。実は吟蔵も、まっすぐな理緒に次第に惹かれていくのだが、夏休みが終われば離ればなれになってしまう・・・。わかっていても止められない思い。吟蔵の幼なじみで婚約者の万里香や、理緒に想いを寄せる祐真たちも巻き込み、恋は、どんどん加速していく。果たして、この恋のゆくえは?・・・

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<作品について>
“青夏”は、青春よりも、もっと青くて熱い“運命の夏限定の恋”を描いた、どこまでもピュアなラブストーリー。『先輩と彼女』や『スプラウト』等で知られる南波あつこさんの人気コミックを原作に、実写映画化しました。

メガホンを取ったのは【今日、恋をはじめます】【ReLIFE リライフ】などの古澤健監督です。

主演の二人は、理緒役に、【陽だまりの彼女】【サバイバルファミリー】、そして朝の連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインを務めた葵わかなさん。日本中の注目を集めた彼女が、今回は、イマドキ女子高生をキュートに演じています。 吟蔵役には、ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとしても活躍しながらドラマ『トドメの接吻(キス)』や、今年は【ちはやふるー結びー】など5本の映画に出演するなど、俳優としても大ブレイク中の佐野勇斗(はやと)さん。本作が映画初主演となりました。

他に、モデルや、ドラマでも活躍中【一週間フレンズ】などの古畑星夏さん、【宇宙戦隊キュウレンジャー】シリーズの岐洲匠さん。モデル・CMそして映画【ミックス。】などに出演の久間田琳加さんら、ブレイク必至!という注目の若手らが共演。更に、白川和子さん、橋本じゅんさんといったTVや舞台でも活躍中のベテラン俳優が、脇を固めています。

また、この恋物語をドラマティックに彩る挿入歌『点描の唄』、主題歌『青と夏』を歌うのは、5人組バンドMrs. GREEN APPLEです!そして、TBCの伊藤しんぺいアナウンサーが、出演していますので、どこに出ているか?どの様に出ているか?確認してみてください。

先日、TBC夏祭り会場に、主演の佐野勇斗さんが、いらっしゃいましたのでお話を伺いました。

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<インタビュー>
佐野:主演ということは、勿論、すごく嬉しかったんですけど、原作を漫画、読ませてもらったんですけど、この泉吟蔵って役が、スゴい男らしくてカッコいい役だったので、なんか僕に結構ない部分が多かったんですね、この役が、僕に似てない部分が多かったりしたので、わあ主演だし、こんな難しい役を演じるのは難しいなって凄く思いました。 正直、一番初めは嬉しさよりも不安が9割以上でしたね。

作品としては、このすごい、今時の恋愛映画にはなかなかない、ピュアな恋愛映画だなって、自分の中でも思っていて、この期間限定の30日間しか、一緒にいられないっていう設定にも面白いなって思いましたし、何より、この三重県で今回撮影させてもらったんですけど、三重県の、この大自然が、より見ている皆さんの心を、ああ懐かしいなとか、清々しい気持ちにさせるんじゃないかなと思います。

ちょうど8月1日公開なんで、ここから30日間ぐらい、夏休みがあるわけじゃないですか、だから、素敵な夏休み、お手本の様な夏休みを過ごしている作品だと思うので、ぜひ皆さんにも、今年一年、平成最後の夏休みなので、忘れられない平成最後の夏休みを過ごしてもらえたらなと思います。


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<メッセージ>
佐野:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん、映画【青夏 きみに恋した30日】泉吟蔵役を演じました佐野勇斗です。やあ皆さん、この作品のことを観てくれますよね?僕、試写会とかで観させてもらったんですけど、いやもう、凄い暑い日に見るべき、清々しくて、夏に僕が高校時代、こんなことをこんな夏を過ごしたかったなっていう全てが詰まっている作品だと思います。ぜひ是非、今年の夏は、青夏を見て、素敵な夏を過ごしてください!・・・

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<みどころ>
牛タンとずんだが楽しみだとおっしゃっていた佐野さん!夏祭り会場では音楽ダンスユニットM!LKとしてのステージに、ラジオ生出演とキャンペーンなど、ハードスケジュールだったようですが、お帰りになるまでには、きっと食べられたかな?と・・・とても素直で、ピュアな受け答えの好青年でした。
(因みに、同じ、愛知県出身!ということでも、お話が弾みました。)

三重県での撮影は、寒い時期:4月に川に飛び込むシーンを・・・など大変な部分もありましたが、地元の方のあたたかい協力も、とても嬉しかったとか。今年5本の映画作品が公開予定ですが作品ごとに表情が違う佐野さん。大きな夢についても語ってくれました。

バーベキューや、川遊び、花火、夏祭り!誰もが心の中で思い描く、『憧れの夏休み』がそこにあります。胸キュン王道ラブストーリーで、恋の駆け引きや高校生ならではの悩みなども勿論、登場しますが、主演の二人が、いかにも爽やかで気持ちよくて、明るい未来に期待できる物語となっています。

都会と田舎、出会うはずのなかった2人の<運命の夏休み>がはじまる!! 上映時間1時間53分(113分)の【青夏 きみに恋した30日】は来週8月1日(水)映画の日から公開の予定です。

<尚、宮城県内での上映館は・・・、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、の5箇所です。>


今週のおすすめ!
(7/21放送分)

未来のミライ

原作:細田守
監督:細田守
出演(声の出演):上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は昨日20日(金)から公開となっている、この夏、過去と未来をつなぐ感動の物語!細田守監督・最新アニメーション映画【未来のミライ】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
とある都会の片隅の、小さな庭に、小さな木が立つお家。ある日4歳の男の子甘えん坊のくんちゃんの所に、生まれたばかりの妹がやってくる。妹に対する両親の様子の変化や愛情を奪われる?という初めての経験に戸惑うくんちゃん。

そんな時、庭で、自分のことを“お兄ちゃん”と呼ぶ、セーラー服姿の不思議な少女と出会う。彼女は未来からやってきた自分の妹・ミライちゃんだった。小さなお兄ちゃんは、ミライちゃんに導かれ、大冒険へと旅立つ。それは、過去から未来へ繋がる、時をこえた家族と命の物語の始まりだった。

待ち受けるみたこともない世界では、むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母、そして青年時代の曽祖父との不思議な出会いが・・・。そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが、最後にたどり着いた場所とは?そして、ミライちゃんがやってきた本当の理由とは・・・。

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<作品について>
小さな妹への両親の愛情に戸惑う男の子と、未来からやってきた妹との不思議な体験をつづる、このアニメーション。メガホンを取ったのはアニメーション映画【時をかける少女】【サマーウォーズ】【おおかみこどもの雨と雪】【バケモノの子】と、次々に大ヒット作を生み出し、国内外から注目されている細田守監督です。企画・制作は、細田監督らが設立したアニメーションスタジオ「スタジオ地図」が担当し、ずっと細田監督の作品に携わってきたスタッフが集まりました。

作品に息を吹き込む声の出演は、甘えん坊の男の子:4歳のくんちゃん役には上白石萌歌さんが抜擢され、映画初主演となりました。ミライちゃん役は、これまでも細田監督作品【おおかみこどもの雨と雪】【バケモノの子】に出演している黒木華さんが魅力たっぷりに演じています。

他に、星野源さん、麻生久美子さん、吉原光夫さん、宮崎美子さん、役所広司さん、福山雅治さん・・・という個性あふれる、豪華俳優陣が集結しました。

そして、オープニングとエンディングのテーマ曲を書き下ろしたのは、【サマーウォーズ】以来9年ぶり2度目のコラボレーションとなった山下達郎さん。夏色の映像・ポスターにぴったりの歌声です!

公開前に、細田守監督と上白石萌歌さんが仙台にいらっしゃいました。

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<インタビュー>
監督:映画を作るのに僕らアニメーション作ってると3年と言うのは、決して珍しい期間じゃなくて、特に今回の映画って、小さい兄弟が主人公なんですけども、そのモデルっていうのは実は自分の小さな子供達なんですけども、僕らは映画を作るのに、そんな結構、作ってたら、一瞬なんですけども、3年間の間に、子供たちってねえ、物凄い、まるで違うぐらいに大きく成長するんですよ。だから、そういう小さかった子供が、もの凄く大きくなる、考え方も変わっていく、いろんな体験をするっていう子供の変化みたいな、3年間みたいなものが、この映画の中に、凄く、びっしり詰め込むことができたなあと思います。

まさにね、シナリオを書きながらも子供の変化を取り入れたり、絵コンテっていう映画の設計図が10ヶ月ぐらいかかるんですけど、その10ヶ月の間に、その時々の子供の変化を織り込んでいくみたいな、アニメーションでありながら、ちょっとこう、子供の成長のドキュメンタリーみたいなところもあって、そういうところが今、子育てされている方とか、あの、実際、ほんとに大きくなっていく、真っ盛りの子供達とかも、凄く身近に感じてもらえる様な映画になったかなって思います。

いろんな多様な家族があって、みんな家族っていうのを自分自身で見つけていく・・・そういう風な社会だと思うんですね。だから、そういう中で、この映画に出てくる家族も、昔の家族じゃなくて、今まさに、もがきながら、何か、あの自分たちなりの家族のあり方を、見つけようとしている様な、そんなこう、僕らと等身大の家族が出てくると思います


萌歌:やっぱりお話をいただいたときは、4歳だし性別も違う子をどう演じようかって迷っていたのですが、実際に4歳の男の子と会ったりして、そういう中で、4歳って、男の子にも、女の子にも、どっちにもつかない何か定まらない魅力みたいなものを凄く感じて、だから性別を意識するんじゃなくて、もっとストレートに感情をぶつけたりとか、子供ならではのダダこねたりとか、怒ったり、そういう素直な部分を人間らしく演じられればいいなと思って声を当てました。

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!映画【未来のミライ】監督の細田守です!くんちゃん役の上白石萌歌です!

萌歌:映画【未来のミライ】、家族の話でもあり、兄弟の話でもあり、そして自分自身を探す旅、そういうテーマ、いろんなテーマが、この作品にぎゅっと凝縮されています。世代問わず小さな子供から見れば、きっと夏の素敵な冒険になるし、お子さんをお持ちの方や、年寄りの方、皆さん、それぞれ違った解釈ができる、とても、見所沢山の映画になっています。皆さん、ぜひ、夏の冒険を映画館で体験してください。宜しくお願いします!・・・

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<みどころ>
子育て中に、ちょっとイラっとしてしまう様な、お母さんお父さんあるあるや、お片づけしないで部屋を荒らしたり、自転車に補助輪なしで乗れるようになるまでの、子供あるあるなど、どこにでもあるごく普通の家族のお話であり、もし夏休みに田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会う機会があったら、子供の頃の話を、ぜひ聴いてみてほしいな、と感じるシーン満載でした。

時空を巡り大きな冒険に出かける、甘えん坊の男の子と、未来からやってきた妹が織りなす、ちょっと変わった「きょうだい」の物語を通して、私たちも自分の過去と未来に思いを馳せ、家族や命の不思議や、素晴らしさを見つめ直すことができるかもしれません!

上映時間1時間38分(98分)の【未来のミライ】は昨日から公開となっています。
<尚、宮城県内での上映館は、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原の8箇所です。>


今週のおすすめ!
(7/14放送分)

菊とギロチン

監督:瀬々敬久
出演:木竜麻生、韓英恵、東出昌大、寛一郎、嘉門洋子 他


◆聖月のオススメワンポイント
名古屋場所中で、相撲についての関心や話題も上がっていると思いますが・・・今回は、実在した『女相撲興行』と『ギロチン社』という、史実をもとにしたオリジナル・ストーリー:来週20日(金)からフォーラム仙台で公開予定の瀬々敬久監督作品【菊とギロチン】という青春映画をご紹介いたします。

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<ストーリー>
大正末期、関東大震災直後の日本には、不穏な空気が漂っていた。軍部が権力を強めるなか、これ迄の自由で華やかな雰囲気は徐々に失われ、人々は貧困と、出口の見えない閉塞感にあえいでいた。

ある日、東京近郊に女相撲の一座がやって来る。力自慢の力士たちの中には、元遊女や家出娘など、ワケあり娘ばかり。新人力士の花菊も、貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、女相撲に加わっていた。「強くなりたい。」と願う花菊は、周囲の 人々から奇異の目で見られながらも、厳しい稽古を重ねていく。

いよいよ興行の日。観戦席には、妙な若者たちの顔ぶれがあった。彼らは「格差のない平等な社会」を唱えるアナキスト・グループ「ギロチン社」(無政府主義者集団)の面々で、思想家の大杉栄が殺されたことに憤慨し、復讐を画策すべく、この土地に流れ着いていた。中心メンバー中濱と古田は、女力士達の戦いぶりに魅せられ、彼女たちと行動を共にするようになる。

「差別のない世界で自由に生きたい」という純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていくのだが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかっていた。… 時代に翻弄されながらも<自由>を求めて疾走する若者たちの辿り着く先は…

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<作品について>
同じ夢をみて闘った・・・これは関東大震災直後の、混沌とした時代を舞台に、自分の力で生きるために、強くなろうと励む女相撲の力士たちと、不平等な社会の変革を夢見るアナキスト集団の若者たちの、出会いと、そして規格外のエネルギーを描いた青春群像劇であり、また時代に翻弄されながらも、歴史の影で、「生きる意味」を模索し、もがいていた、庶民たちの、ロマンスあり、アクションあり、社会風刺ありの痛快エンタテインメントです。

メガホンを取ったのは【64〜ロクヨン】【ヘヴンズ ストーリー】などの瀬々敬久監督・・・構想30年、入魂の大作となりました。監督による自主企画映画として、上映支援プロジェクトが立ち上がり、配給・宣伝が行われているということです。

そして、その監督の熱い想いに全力で応え、大正時代の若者役に体当たりで挑んだのは・・・ヒロインである新人力士・花菊役に、約300人の応募者の中から選ばれ、【鈴木家の嘘】のヒロインにも抜擢された新人、木竜麻生(きりゅう まい)さん。乱暴な夫との生活を抜け出し、女力士となり、強く自由に生きる道を模索する女性を瑞々しく演じています。

また自由を追い求め、世界に風穴をあけたいと願った若者たち・・・
「ギロチン社」のリーダーで実在した詩人の中濱鐵(中浜哲)役は今年、本作含め3本の主演映画が公開される東出昌大さん。大きな理想を掲げながら日々を過ごすかっこ悪いけど、かっこいい”中濱を演じています。

ギロチン社もう一人の中心メンバー古田大次郎役には、俳優・佐藤浩市さんを父に持つ寛一郎さん。本作が演技初挑戦でありながら、繊細さと荒々しさを絶妙なバランスで保ちながら、純粋な夢に殉じる青年を演じています。
中濱と心を通じ合わせる朝鮮出身で元遊女の女力士・十勝川には、【誰も知らない】【ピストルオペラ】など、国内外で高い評価を受けている韓英恵(かん はなえ)さん。皆、フレッシュな「今」を感じさせる若手達です。

他にも、渋川清彦さん、山中崇さん、井浦新さん、嘉門洋子さん、大西礼芳さん、嶋田久作さん、大森立嗣さん等、個性派キャストが脇を固め、さらに世界を舞台に活躍する俳優の永瀬正敏さんがナレーションを務めています。

そして実際の女相撲をよく知る関係者も感動したという、文字通り体当たりの相撲シーンも必見です。

公開前に、瀬々監督が仙台にいらっしゃいました。

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<インタビュー>
監督:この映画で言いたかったのは、自由とか、自主自立とか、そういう言葉に象徴されると思うんですけど、そういうことの大切さを、もう一度考えたい!というところだったと思うんですよね。
やっぱり、そういう戦争の時代に突入すると、どうしてもそこには大きなものの理屈で、個人の自由とか、自主自立というそういうものは、どんどん奪われていくということがあって、そういうことは、悲しい出来事なんですけど、それに対して、ここに登場してくる若い人たちというのは、どこか自由の世界を求めていて、それこそ理想的な世界を求めているっているか、それを夢のように追求していくわけですけど、なんかそういう思いっていうのは、いつの時代も大切だし、それを憧れる力っていうのは若い人達にあって当然だし、それを全うできるような映画にしたかったし、実際にそういう人たちが、かつてはいた、と実際にいたんだ!と、今も、その気持ちは、繋がるんだ!と、まあその辺ですかね・・・


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<みどころ>
昔のトーキー映画の雰囲気もあり、ストーリーは、勿論フィクションですが、女だという理由だけで困難な人生を生きざるを得なかった当時の女性が、少し頼りないけれども大きな夢を持つ若者たちと出会い、心を通わせ同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑んだ!本当にあったかもしれない?ストーリー。“諦めていたことを諦めなくてもいいように・・・”というセリフが印象的で、個人的には、戦争というものに対する深い深い罪!も実感する作品でもありました。

パンフレットには「口上」として瀬々敬久監督の言葉:挨拶が載っています。
『十代の頃、自主映画や当時登場したばかりの若い監督たちが世界を新しく変えていくのだと思い、映画を志した。僕自身が「ギロチン社」的だった。…数十年経ち、そうはならなかった現実を前に、もう一度「自主自立」「自由」という、お題目を立てて映画を作りたかった。今作らなければ・・・そう思った。映画は多くの支援があったからこそ完成できた。何かを変えたいと映画を志した若い頃、自分はこういう映画を作りたかったのだと初めて思えた。あとは、いざ世界の風穴へ。そうなれれば本望だ。』

上映時間は、3時間09分(189分)と、監督の思いが詰まった長編作品となっています。【菊とギロチン】はフォーラム仙台で来週20日金曜日から公開予定です。


今週のおすすめ!
(7/7放送分)

「ダリダ あまい囁き」 & 「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」

「ダリダ あまい囁き」
監督:リサ・アズエロス
出演:スベバ・アルビティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーブ、ニコラ・デュボシェル、アレッサンドロ・ボルギ 他

「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」
監督:相原裕美
出演:鋤田正義、布袋寅泰、山本寛斎、高橋靖子、ジム・ジャームッシュ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、昨日から公開の2本! 実在の人物を描いた【ダリダ あまい囁き】そしてドキュメンタリー【SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬】をご紹介いたします。まずは・・・“その美貌と歌声に、すべてのフランス女性が憧れ、すべてのフランス男性が恋をした”・・・数々のヒット曲に秘められた切ない愛の物語【ダリダ あまい囁き】から、ご紹介です。

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<ストーリー>
イタリア移民の家系でエジプト・カイロに生まれ育った少女:ヨランダ。幼い頃は、眼鏡姿をいじめられ、自分はブスだと思いこんでいたが、16歳で自分を苦しめていた眼鏡と決別する。

数年後、ヨランダは「ダリダ」として、ミス・エジプトの栄冠に輝いた美貌とエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を巻き起こし、スターの座に上りつめていた。 彼女を見出し育てたビジネスパートナーのルシアンには妻がいたが、ふたりは愛し合い、やがて結婚する。ダリダには“夫と子供を持つ夢”があるものの、ルシアンは、ダリダのキャリアを優先したため、結婚から、わずか1か月後、ダリダは、画家のジャンと新たな恋におちる。不倫をした彼女への世間の風当たりは強かったが、弟ブルーノのサポートもあり、歌手として更なる成功を収め、元夫のルシアンとも友人としての絆を取り戻す。

新恋人のイタリア人歌手:ルイジ・テンコと過ごす音楽祭の夜、スターとしてステージに立つダリダの影で、一次審査で落選したルイジは絶望し、「人間は死に向かって生きる存在だ」という尊敬するハイデガーの言葉を残して去ってゆく。 絶望から立ち上がったダリダは、アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」が大ヒット!“ドロンとの熱愛発覚”と騒がれた時も、実は、新恋人のリシャールに夢中だった。多くの出会いと悲しい別れに傷つきながら、その全てを歌にのせてステージで輝き続けるダリダ。華やかな成功の裏で、愛に生き、悩み、もがき苦しんだダリダの生涯とは・・・。

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<作品について>
パローレ パロレ パローレ♪この有名なフレーズで一世を風靡、日本でも大ヒットしたアラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」で広く知られるフランスの国民的歌姫:ダリダ。歌手としての成功を掴みながらも、54歳という若さで、自らの生涯を閉じたダリダの、隠された苦しみ、葛藤の人生をミステリータッチで描いているこの作品。

監督・脚本を担当したのは、【太陽がいっぱい】などに出演していた女優のマリー・ラフォレを母に持つ、1965年フランス生まれのリサ・アズエロスです。 テレビシリーズの脚本家としてキャリアをスタートし、1995年、脚本も手掛けたヴァンサン・カッセル出演の映画で監督デビュー。

その後、ソフィー・マルソー主演【LOL(ロル) 〜愛のファンタジー〜】(08)の監督・脚本を務め、モンテカルロ・コメディ映画祭審査員賞を受賞。再び、マルソーを主演に迎えた【ソフィー・マルソーの秘められた出会い】(14・未)では、製作・監督・脚本、そして、出演も果たしています。

そしてダリダを演じたのは、モデル出身で映画初主演のイタリア人女優:スヴェヴァ・アルヴィティ。監督が200人の女優と会った後、オーディションで、「灰色の途」を歌って見事に大役を射止めました。

弟ブルーノ役は、ブルーノ本人の強い希望で【ジョン・ウィック:チャプター2】のリッカルド・スカマルチョが演じています。

彼女を見出す元夫:ルシアン役には、【エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜】のジャン=ポール・ルーヴ、画家のジャン役にニールス・シュナイダー、新恋人リシャール役に【アヴリルの恋】のニコラ・デュヴォシェルなど実力派俳優が脇を固め、エンドロールにも登場する、実在の本人そっくりに演じています。もちろん、オリジナル音源の歌曲も素晴らしいものばかりです!

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<みどころ>
60年代フランス。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を起こし、一躍スターへ。ゴールドディスクも受賞し、歌手としての成功を掴むものの、私生活では数々の恋愛に悩み、愛する人との幸せな家庭に憧れ続けていたダリダ。

出会いと別れに傷つきながらも、その経験を歌にしてステージの上で輝き続けた彼女。「あまい囁き」の他にも、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」「べサメ・ムーチョ」など日本でもカバーされたヒット曲には、秘められた切ない思いや、自由奔放な恋愛が歌われていたのです。

一方で苦しい胸の内を歌った曲もあり、彼女はその喜びも悲しみも全てを、歌を通して表現していたことに、ストーリーとリンクする歌詞を見ることで気づき、更にそれは同時に、人生とは何かを語っているようでもありました。

まぶしい程の光と、切ない影を描きながら60年代〜70年代の洗練された華麗なファッションと華やかなステージ、又フレンチポップスから、ディスコ・ミュージックまで、数々のヒット曲も必見です。

流した涙を力に変えて、喜びも悲しみも歌にして・・・愛に向かって生きた歌姫の葛藤の人生を描いた【ダリダ あまい囁き】チネ・ラヴィータで昨日から公開となっている上映時間2時間07分(127分)の作品を、まずは、ご紹介いたしました。

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もう一本は、世界的写真家の軌跡をたどるドキュメンタリーです。こちらも昨日から公開の映画【SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬】です。

<作品について>
鋤田正義(すきた まさよし)…デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ、YMO、忌野清志郎といった、時代を駆け抜けた天才たちの<永遠の時>を獲得。錚々たるカルチャー・アイコンの代表作となる写真を撮影してきた世界的写真家である。今年80歳を迎える本人へのインタビューや、アーティストたちの証言を通じて、鋤田の過去・現在・未来に迫るドキュメンタリー。

監督・プロデューサーは、多くの有名アーティストのミュージックビデオの演出などを手がけてきた相原裕美さん。劇場用映画は本作が初監督となりました。
作品には、布袋寅泰さん、山本寛斎さん、映画監督のジム・ジャームッシュ、俳優の永瀬正敏さんら、総勢40人が登場し、鋤田について語っています。

【SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬】上映時間1時間55分(115分)のドキュメンタリーも、昨日から公開となっています。こちらは、フォーラム仙台での上映です。


今週のおすすめ!
(6/30放送分)

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

監督:ショーン・ベイカー
出演:ウィレム・デフォー、ブルックリン・キンバリー・プリンス、ブリア・ビネイト、バレリア・コット、クリストファー・リベラ 他


◆聖月のオススメワンポイント
“観るもの全てが魔法にかかる”今回は“とびきり楽しくて、とびきり切ない、美しい永遠のひと夏”・・・現在チネ・ラヴィータで好評公開中の【フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
6歳のムーニーと母親のヘイリーは、定住する家を失い、“世界最大の夢の国”フロリダ・ディズニーワールドすぐそばの安モーテルで、その日暮らし。
シングルマザーで無職のヘイリーが、厳しい現実に直面する一方、ムーニーの目に映る世界は、いつもキラキラと輝いていて、モーテルで暮らす子供達と冒険に満ちた楽しい毎日を過ごしていた。しかし・・・ある出来事がきっかけとなり、いつまでも続くと思っていたムーニーの、夢のような日々に現実が影を落としていく・・・

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<作品について>
社会の片隅で生きる人々の日常を、登場人物に優しく寄り添いながら眩い映像美でカラフルに、そして、リアルに描き出したのは、全編iPhoneで撮影した【タンジェント】で世界中を驚愕させたショーン・ベイカー監督。共同脚本と編集も担当しました。今回の撮影は、35oカメラで行われました。

ワッフルに、いちごジャム、アニメキャラクターのスポンジ・ボブが大好きな、最強キュートなムーニーを演じるのは、天才子役:ブルックリン・キンバリー・プリンス。母親ヘイリー役には、監督がInstagramで発掘し、この映画が初演技とは思えない存在感を放つ、ブリア・ヴェネイト。

さらに、二人を見守るモーテルの管理人:ボビーを【プラトーン】【シャドウ・オブ・ヴァンパイア】などのベテラン演技派俳優ウィレム・デフォーが演じています。この作品には世界中から、多くの映画賞が与えられていますが、彼も、多くの助演男優賞が送られています。

また、ムーニーと遊ぶ子供:スクーティ役のクリストファー・リヴェラは、9年間の人生のほとんどを、スクーティの様にモーテルで過ごしたと言います。
もう一人、ジャンシー役のヴァレリア・コットは、撮影現場近くの量販店で監督にスカウトされ、オーディションで選ばれたそうで、二人とも、母親役のブリア・ヴェネイト同様、演技未経験者でしたが、初めて演じたとは思えないほど、特に、子役たちの演技の凄さは、どこから演技で、どこが素なのか?と思ってしまうほどでした・・・

貧しいながらも家族の愛情や子供の視点で描かれた社会という意味では、先日、ご紹介した邦画【万引き家族】と、見比べてもいいのでは?と感じましたが、実際、ベイカー監督が今回の映画を作る際に、影響を受けた一本として、是枝監督の【誰も知らない】を上げているそうです。

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<みどころ>
舞台となるのは、<夢の国>の関連リゾートホテル?と勘違いして予約してきた客からは“ここだけは絶対、イヤ!”と言われてしまうほどの安モーテル。
そこを自分の家のようにして暮らしている人々。そして、日々文句を言いながらも、そのモーテルを少しでも綺麗に、快適に・・・と目を配り、自らペンキ塗りなどをしている管理人。本当は子供好きらしい。・・・

この映画で初めて知ったのですが、かつてリゾート開発の際に、観光客を当て込んで、周辺に建てられたモーテルの多くは、そのきらびやかさとは裏腹に、今や、すっかりさびれ、普通のアパートに入居できない人々や、ホームレスが暮らす避難場所になっているという現実。そして、今回の撮影も、その実際のモーテルで行われたということです。

とにかく冒頭から、“とんでもない悪さ”をする子供たち3人が登場します!女の子のムーニーを含め、『どこで、そんな言葉を覚えてきたの!?』『親の顔が見たい!』と言われてしまいそうな、暴言とイタズラのオンパレード。まさに“ちびっこギャング”です。

親にしても、世間一般からすれば、社会常識のない無茶苦茶な生き方で、育て方を間違えている!と言われても仕方のない様な、未熟な母親かもしれません。
ただ子供への愛情だけは、笑顔で一緒に食事をする、歌いながら入浴する・・・そして、ラストへと向かっていくあるシーンを観ても、明らかにホンモノだと感じられるのです。

また、子供達は、遊びの天才。なんでも楽しい遊びにしてしまう。フロリダ・ディズニーワールド=<夢の国>のすぐ近くという場所柄か、パープルや、ピンクなど、カラフルで、奇抜で、面白い建物や店舗、中には空き家も多いのですが、それらが立ち並んでいる中を、子供たちは、ただひたすら歩きながら、自分たちなりの遊びを見つけて、一日を過ごしています。

『何をして遊んでいたの?』と聞かれても、答えられないような・・・他愛もないものから、ちょっと危険なものまで、そんな遊びの一つが、どんでもない事件になり、子供達の関係が、親達をも巻き込んで大きく変化していくのです。

ラストシーンは、涙ながらに『えっ?ここで終わっちゃうの?』と最初は思いましたが、あの名画【禁じられた遊び】を彷彿とさせるシーンだったなあと、後から、じんわりと浸ってしまいました。母と娘・・・二人を待ち受けるのは、誰も観たことのないマジカル・エンド・・・

今回は現在、チネ・ラヴィータで好評公開中の【フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法】上映時間1時間52分(112分)の作品をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(6/23放送分)

「おだやかな革命」 & 「ワンダー 君は太陽」

「おだやかな革命」
監督:渡辺智史
出演:佐藤彌右衛門、小林稔、平野彰秀、平野馨生里、井筒耕平 他

「ワンダー 君は太陽」
監督:スティーブン・チョボウスキー
出演:ジュリア・ロバーツ、ジェイコブ・トレンブレイ、オーウェン・ウィルソン、マンディ・パティンキン、ダビード・ディグス 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在チネ・ラヴィータで上映中のドキュメンタリー【おだやかな革命】と“優しさの半分は、勇気でできている”感動の物語【ワンダー君は太陽】をご紹介いたします。まずは〜【おだやかな革命】から・・・

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<作品について>
原発事故後、酒蔵の当主が立ち上げた“会津電力”。居住制限区域となった飯舘村で畜産農家が起業した飯舘電力。さらには岐阜県郡上市、石徹白(いとしろ)地区の農業用水路を用いた小水力発電。秋田県にかほ市の市民風車。
そして、森林資源を生かしたビジネスを模索する岡山県西粟倉村の挑戦。この映画は、自然・人・地域と向き合いながらエネルギー自治に取り組む人々を通して、本当の豊かさとは何かを問い直すドキュメンタリーです。

自然と向き合い、自らの手でこれからの暮らしを作っていこうという人々の、穏やかで、それでいて力強い挑戦の姿を追ったのは、高度経済成長期に見捨てられてしまった伝統野菜のタネを巡る物語を描いた前作【よみがえりのレシピ】の渡辺智史監督です。

先日舞台挨拶にいらした渡辺監督から、コメントをいただきました。

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<インタビュー>
監督:アーリーバードをお聴きの皆さん!!映画【おだやかな革命】を監督した渡辺智史です。【おだやかな革命】は、これまでにない、革命の物語です!それは、お金やモノだけではない本当の豊かさとは何かを追い求め動き出した人の物語です。映画に登場するのは、元外資系コンサルタント、畜産農家、酒蔵の当主、専業主婦など、多種多様な人が起業していきます。日本中で今、起きている【おだやかな革命】をスクリーンで、是非、体感しに来てください!

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<みどころ>
監督は、これ迄も、出会ったテーマを大事にして、ローカル・コミュニティーがベースの映画を作ってきたそうですが、今回、最初に出会ったのは、震災後、綺麗な水で有名な喜多方の酒蔵のご主人が「環境を汚されては、たまらん!」と、伝統を守るために自らエネルギー会社を立ち上げたところでした。街作り、村づくり等、地域がこれから、どうなっていくのか、どうしていきたいのか、人々の決意や葛藤といった共通の思いを皆が語り合えるような、一つの旗印のようなモノに、この映画がなれば・・と話してくださいました。

自然エネルギーによる地域再生。これからの時代の“豊かさ”を巡る物語。“生きる力”とは何か・・・観て終わりではないドキュメンタリー作品です。

まずは現在、チネ・ラヴィータで公開中の【おだやかな革命】上映時間1時間40分(100分)の作品をご紹介いたしました。28日(木)迄の上映です。

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そして、もう一本!…“少年の成長と親子愛”を描いた感動物語。現在、好評公開中の【ワンダー 君は太陽】をご紹介します。

<ストーリー>
いつも宇宙飛行士のヘルメットをかぶっている10歳の少年オギー。普通の男の子のように映画やゲームが大好きだが、遺伝子の疾患のため、人とは異なる顔を持って生まれてきたオギーは、これまで27回もの顔の手術を受けたせいで、一度も学校へ通わず、自宅学習を続けてきた。両親は、そろそろ息子を、外の世界へ送り出そうと決意する。ただ5年生での入学で、いじめや裏切りなど、初めての困難と出会ってしまうオギー。幾度もくじけそうになりながら、家族の揺るがぬ愛と、ありったけの勇気で立ち向かう。そして忘れられない1年を締めくくる修了式の日、彼を待ち受けていたのは思いがけない出来事だっ た・・・。

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<作品について>
全世界800万部突破のベストセラー:R・J・パラシオの児童小説を、映画【ウォールフラワー】などのスティーヴン・チョボスキー監督が映画化。外見からわかる先天性の障害がある少年が困難に立ち向かう姿を描いています。
主人公オギー少年に【ルーム】などの天才子役:ジェイコブ・トレンブレイ、彼を愛情深く支える両親を【エリン・ブロコビッチ】等のジュリア・ロバーツと【ミッドナイト・イン・パリ】等のオーウェン・ウィルソンが演じています。

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<みどころ>
普通って、何でしょう?じろじろ眺められたり避けられたりしながらも、同級生と仲良くしたいと願うオギーの行動と勇気が、周囲の態度を少しずつ変えていきます。オギー本人の心の声はもちろん、友達の立場、姉の立場、その姉の友人で、小さい頃から仲良しのお姉さん。など、彼を取り巻く、いろんな人の心の声も聞こえてきます。

“正義と優しさなら、あなたは、どちらを選ぶ?”その答えによって、自分も世界もハッピーに変えられる物語・・・上映時間1時間53分(113分)の【ワンダー 君は太陽】ご紹介しました。

<なお、こちらの作品は現在、ムービックス仙台・利府、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、フォーラム仙台、イオンシネマ名取・石巻の7ヶ所で、上映中です>


今週のおすすめ!
(6/16放送分)

空飛ぶタイヤ

原作:池井戸潤
監督:本木克英
出演:長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、岸部一徳 他


◆聖月のオススメワンポイント
“果たして、それは事故なのか事件なのか。世紀の大逆転エンタテインメント!”今回は、昨日8日から公開となっている【空飛ぶタイヤ】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
ある日突然起きたトラックの脱輪事故で主婦が亡くなり、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、警察の執拗な追及を受ける。だが、社員による整備に、絶対の自信を持っていた赤松は、車両の欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社:ホープ自動車のカスタマー戦略課 課長・沢田に再調査を要求する。

しかし、調査は進展せず、ついに自ら調査を開始。同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始する。

それぞれが突き止めた先にあった真実は、大企業の“リコール隠し”だった。それを知った赤松は、会社や家族を守るため、そして自身の正義のため、巨大企業に立ち向かっていく・・・

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<作品について>
整備不良を疑われた運送会社社長が、自社の無実を証明すべく、製造元の自動車会社がひた隠す不正を暴く為の闘いに挑む!という、この作品は、人気ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」等の原作者として知られる直木賞作家:池井戸潤さんのベストセラー小説を実写映画化したものであり、テレビドラマ化された作品は多い中、池井戸さんにとって、初の映画化作品となりました。

メガホンを取ったのは、【釣りバカ日誌】シリーズや、【おかえり、はやぶさ】【犬と私の10の約束】【超高速!参勤交代】シリーズなどの本木克英監督。

主人公:赤松を【TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ】などの長瀬智也さんが熱演しています。他に、ディーン・フジオカさん、高橋一生さん、深田恭子さん、寺脇康文さん、小池栄子さん、ジャニーズJr.の阿部顕嵐さん、ムロツヨシさん、中村蒼さん、木下ほうかさん、浅利陽介さん、谷村美月さん、柄本明さん、佐々木蔵之介さん、六角精児さん、大倉孝二さん、津田寛治さん、升毅さん、笹野高史さん、岸部一徳さん等々、豪華キャスト:若手からベテランまで、実力派俳優が勢揃いしています。

そして主題歌は、サザンオールスターズが書き下ろした新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」です。

公開前に、本木監督が仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

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<インタビュー>
監督:まあ12年前に書かれた原作で、もちろん僕も過去には読んでいたのですが、なかなか、この【空飛ぶタイヤ】はTVドラマにしにくい作品だったんですね。扱っている企業があの大手自動車会社であったり、日本経済を支えている会社のことを扱ったりしているので、映画でしかできないっていう話をプロデューサーから伺いまして、まあ、池井戸さんの方も、自由にお作りください!と。キャスティングも一切、口出ししません!という風におっしゃってくださっていたので、そういう意味では、ああ池井戸さんからの信頼が逆にプレッシャーだなと思いながら作っておりました。

大きくこの映画化が動き出したのは、長瀬智也さんが主演を引き受けてくださった事で、それから、僕自身は映画というのは娯楽であるべきだ!と基本的にはね。人様にお金をもらって観せられるものになってないといけない!ということなので、まあキャスティングは、プロデューサーが頑張って集めてくれたんですが、皆さん、それぞれ、やはり力量のある皆さんでしたので、70人近く、名前を言っただけでわかる俳優さんたちが、短時間の登場で、ご自分の役柄を表現してくれたかな、上手く言ったかなと思ってます。

あの、正義に向かってというと何か、僕も照れてしまうところもあるんですね。だから今回は、一人のヒーローの活躍で話が動くんじゃなくて、それぞれ、こう途中で思いが果たせなかったり、潰されたりしながらも、まあ自分の弱い立場の中で行動したことが、最後に一つの大きな山を動かす!という風にしたかったですね。だから、ヒーローは一人ではない!というところが、今回のテーマといえばテーマです。


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<メッセージ>
監督:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん、映画【空飛ぶタイヤ】監督の本木克英です。この映画は、今、疑問や矛盾を抱えながら一生懸命働き、生きている方たちへ、必ず共感できる内容になっておりますので、ぜひ映画館で他の観客の皆さんと一緒に楽しんでいただければ幸いです。

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<みどころ>
監督曰く・・・原作は12年前なので、今の時代に合わせ変更しているところもあるが、時代が何となく合致した雰囲気になっていて、その一方で、日本の組織が変わっていくというのは大変な事なのかなと疑問も持たれたそうです。

撮影はオールロケーションと言って、セットは一切使わずに、自動車会社も空いてるビルを飾りこんで作ったという事ですが、実は、それが物凄く大変で、やはり内容が内容なだけに、どこも協力してくれない中、名前は絶対言えないけれど、ある会社が、目で見て覚えて!と撮影厳禁で社内を見せてくださったそうです。こういった状況下で、近寄りがたい巨大企業の中にも、そのように協力してくださる方はいるんだと、これも一つ、この映画のテーマでもあった様です。

男たちは大企業に、どう立ち向かっていくのか。正義とは何か、守るべきものはなにか・・・。いろんな出来事…巨悪を倒すですとか、不正を暴くなどといったことがある中、基本は、愛する人に対してどういう行動をするのか?という話が軸になっています。 浅利さん演じる事故被害者の家族の悲痛な声が、そして、その子供の無邪気な言葉が、赤松など、事件に関わる人々の心を大きく揺さぶるシーンがあります。このシーンは、監督自身も“自分で撮りながら涙ぐんでしまった”とおっしゃっていました。

今回は、8日から公開の【空飛ぶタイヤ】上映時間2時間(120分)をご紹介いたしました。

<なお、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻の7ヶ所で、上映中です>


今週のおすすめ!
(6/9放送分)

「万引き家族」 & 「終わった人」

「万引き家族」
監督:是枝裕和
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏 他

「終わった人」
原作:内館牧子
監督:中田秀夫
出演:舘ひろし、黒木瞳、広末涼子、臼田あさ美、今井翼 他


◆聖月のオススメワンポイント
“切ない衝撃と感動、家族の絆の物語” 第71回カンヌ国際映画祭:最高賞・パルムドール受賞で話題!今回は、8日から本格上映となった【万引き家族】そして、今日9日から公開の【終わった人】についてご紹介いたします。
まずは【万引き家族】から・・・

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<ストーリー>
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの頼りは、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、寒さに震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。困惑する信代だったが、傷だらけの彼女を見て、世話をすることに。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく。

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<作品について>
盗んだのは、絆でした。・・・親の年金を不正に受給していた家族の事件に着想を得たというこの物語。・・・原案・監督・脚本・編集を担当したのは、【誰も知らない】【そして父になる】【3度目の殺人】など、様々な家族の形、人間ドラマを描き続けてきた是枝裕和監督です。

下町でひっそりと暮らす一家の父:柴田治を、是枝作品にはおなじみリリー・フランキーさんが、妻・信代を【百円の恋】などの安藤サクラさん。信代の妹を【勝手にふるえてろ】などの松岡茉優さん、祖母の初枝を樹木希林さんが、それぞれに、人間の弱さと悪さを、味わい深く、魅力的に演じています。

そして治の息子・祥太役の城桧吏(じょう かいり)さん、治が家に連れ帰る少女ゆり役(2011年生まれ)の佐々木みゆちゃんの表情にも注目です。 さらに・・・池松壮亮さん、高良健吾さん、池脇千鶴さん、緒形直人さん、森口瑤子さん、柄本明さんなど豪華キャストが、印象的なシーンを作り出しています。

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<みどころ>
物語はタイトルの通り、ある家族が“万引き”という犯罪で生計を立てながら都会の片隅で身を寄せ合うように、それでも時に、明るく楽しく、ほのぼのとしたシーンも交えながら暮らしていますが、それは、ほんの導入部分に過ぎず、ある事件をきっかけに、タガが外れたように登場人物たちの背景が見えてきて、それぞれの印象も、物語の展開も、ガラリと変わっていきます。

それは、まさに今、世の中で起こっている大きな事件であり、あまりにもタイムリーすぎて、恐ろしくなってしまうほど。
特にクライマックスに向け、畳み掛けるように重いボディブローが効いてきて、最後は、打ちのめされてしまうかもしれません。
盗んだんじゃない、拾ったんだ・・・この言葉が、どういう意味を持つのか。

映画【うなぎ】以来、21年ぶりに日本映画がカンヌの最高賞:パルムドール賞を受賞し、世界で認められた作品・・・まずは“家族の絆を問う” 上映時間:2時間(120分)の【万引き家族】ご紹介しました。
<こちらの作品は、現在TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、チネ・ラヴィータ、イオンシネマ名取、109シネマズ富谷の6箇所で上映中>

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もう一本は、定年を迎えた男の、まだまだ終われない人生の奮闘記!!今日9日から公開の映画【終わった人】のご紹介です。

<ストーリー>
大手銀行の出世コースから外され、子会社に出向させられたまま定年を迎えた田代壮介。これまで、仕事一筋だった壮介は途方に暮れ、その喪失感からネガティブな発言を繰り返す。日々、やることがない。時間の進みが遅すぎる。でも、このまま老け込むのはマズイと感じスポーツジムで身体を鍛え直したり、図書館で時間を潰そうとはするのだが、よく見ると周りにいるのは“終わった”ように見えてしまう老人ばかり。
一方、以前の輝きを失った夫と向き合えない妻・千草は、美容師として毎日、忙しく働きながら、ついグチをこぼす夫と、次第に距離を置いてしまう。「俺はまだ終われない」と、職業安定所で再就職先を探し始めるも、高学歴と立派な職歴が邪魔をして、思うように仕事は見つからない。家では「恋でもしたら?」と、からかわれる始末。そんな中、ある人物と出会ったことで運命が大きく動きだす。

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<作品について>
世間から終わった人と見なされた元会社員の悲哀と、そんな夫と向き合えない妻の関係を、ハートフルに描くこの作品は、多くのTVドラマなどの脚本を手掛けてきた内館牧子さんのベストセラー小説を原作に、舘ひろしさん、黒木瞳さんのW主演で映画化したものです。 他に、主人公を惑わす美女を広末涼子さんが、また、臼田あさ美さん、今井翼さん、ベンガルさん、清水ミチコさん、温水洋一さん、高畑淳子さん、田口トモロヲさん、笹野高史さんらが共演しています。

メガホンを取ったのは【リング】シリーズなど数多くのホラーを手掛けてきた中田秀夫監督です。

布袋寅泰さん作詞作曲の主題歌『あなたはあなたのままでいい』を歌うのは妻の今井美樹さん!というのも話題となっています。

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<みどころ>
自分たちの歩き方でいいのか。という“人生の秋”を歩いている世代の戸惑い。定年後に待ち受ける人生は、予想もつかない、驚きの連続!?・・・原作本の帯には“定年って生前葬だな”と、ショッキングなフレーズも出ています。

“笑って、泣いて、それでも生きていく・・・人生は、まだまだ終われない。”今日9日から公開の【終わった人】上映時間2時間5分(125分)の作品。 <こちらの作品は、現在TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷の6箇所で上映です>

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今回は、今日から公開の【終わった人】と、現在上映中の【万引き家族】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(6/2放送分)

「友罪」 & 「爆音映画祭」について

「友罪」
原作:薬丸岳
監督:瀬々敬久
出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月 他

「爆音映画祭」9作品
・グレイテスト・ショーマン
・ラ・ラ・ランド
・バーフバリ 伝説誕生
・バーフバリ 王の凱旋<完全版>
・キングスマン
・キングスマン:ゴールデン・サークル
・ベイビー・ドライバー
・SING/シング


◆聖月のオススメワンポイント
“隣りで静かに微笑む心を許した友が、かつて日本中を震撼させた「あの事件」の少年Aだったら・・・。” 今回は、W主演の生田斗真と瑛太が渾身の演技で挑んだ、慟哭の人間ドラマ。現在絶賛公開中の【友罪】。そして、ムービックス利府で来週6月7日(木)から開催予定の【爆音映画祭】についてご紹介します。まずは【友罪】から・・・

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<ストーリー>
ジャーナリストの夢にやぶれ、生活のため町工場で働き始めた益田。他人との交流を避け、過去を語ろうとはしない無口な鈴木。二人は同時期に職場で出会い、同じ寮で暮らし始める。「俺が死んだら悲しい?」「悲しいに決まってるだろ」益田にとって他愛のないやり取りだったはずのそれは、鈴木の悲壮な思いを秘めた質問だった。やがて同い年の二人は、少しずつ打ち解け、友情を育んでいくのだが・・・、ある事件をきっかけに益田は、鈴木が、17年前に世間を騒然とさせた連続児童殺害事件の犯人だった“少年A”ではないかと疑い始める・・・。

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<作品について>
凶悪事件を起こした元少年犯と思われる男と、その過去に疑念を抱く同僚の友情と葛藤を描く、この作品・・・原作は、デビュー作「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞。その後も人間の心理を繊細に描き出す数々の話題作で、多くの賞に輝くなど、ミステリー界の旗手と言われる薬丸岳さんの同名ベストセラー小説です。

これをヒューマン・サスペンスドラマとして映画化したのは映画【ヘブンズ ストーリー】【アントキノイノチ】【8年越しの花嫁 奇跡の実話】そして、大ヒット作【64-ロクヨン-】等、人間の本質に迫った作品を次々と発表している瀬々敬久(ぜぜ たかひさ)監督です。

また、史上最難関とも言える役に挑むのは、若手実力派の二人・・・元週刊誌記者の益田を演じているのはアクション、コメディ、ラブストーリー、と、多種多様な役柄を完璧に演じ分ける生田斗真さん。心を許した友の、真の姿を探りながら、封印していた己の罪とも闘う、渾身の演技を見せています。

更に、どんな役柄にも鮮やかに染まることができる瑛太さんが、元少年犯という難しい役に挑みました。生田さんとは、【土竜の唄 香港狂騒曲】で共演、瀬々監督とは【64-ロクヨン-】で組んでいます。

他にも、益田と鈴木に関わる人々として、夏帆さん、山本美月さん、富田靖子さん、坂井真紀さん、光石研さん、佐藤浩市さんなどが、他人には言えない秘密や罪を抱え、事件の重要なピースとして、それぞれの葛藤をリアルに体現する魂のこもった競演をしています。W主演の生田さん、瑛太さん、そして瀬々監督から、メッセージを頂きました。

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん、おはようございます!映画【友罪】で益田役を演じました生田斗真です。鈴木役の瑛太です。監督の瀬々敬久です。

生田:映画【友罪】は、只今、劇場で公開になっています。なかなか答えの出ない問題ではあるんですけれども、この映画を、ぜひ、ご覧になって頂いて、ご友人やご家族や恋人と、この映画について、そして友だちとは何なんだ?ということを是非、語り合って頂きたいと思います。

瑛太:一見テーマは重いんですけども、ヒューマンサスペンスとしての映画として、ストーリーとして本当に面白いので是非劇場でご覧になってください。

監督:なかなかハードな内容だとは思いますけれども、友情や愛情、そういう人間の大切なところが、最後に人を救ったり、そして最後には小さな光が見える様な感じにはなっていると思います。是非その辺もみてやってください。宜しくお願いします。

3人:是非、劇場でご覧ください!

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<みどころ>
“「人を殺したんだ。」鈴木の告白に、益田の過去が交錯していく・・・”なぜ殺したのか?そして益田の犯した罪とは?鈴木に関わる女性達の想いは?

毎晩うなされるほどの、闇を抱えて生きている二人の他にも、何組かの家族が登場します。加害者の家族、被害者の家族、そのまた兄弟・姉妹の家族・・・そして、これから家族になろうとしている人や、家族を解散した人たち・・・

更に、いじめ・DV・・・誰もが心にしまいこんでいる何かに苦しめられている、何かから逃れようとしている・・・犯した罪は、償えるのか、そして、いつか許されることがあるのか・・・その問いに、答えはあるのでしょうか?
物語は、二人に関わる人々を巻き込んで、予想もしない衝撃の結末へとなだれ込んでいきます。とにかく、“凄い”映画です!!上映時間:2時間9分(129分)の【友罪】をご紹介しました。

<こちらの作品は、現在TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、チネ・ラヴィータ、イオンシネマ名取、109シネマズ富谷の6箇所で上映中>

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そして、来週6月、7、8、9、10の4日間限定で、ムービックス利府を会場に開催される、【爆音映画祭】について、簡単にご紹介しましょう。

『映画を“音”で観る!これまでにはない、あらたな映画体験が今、未知なる感動を生む!』と言う、来週木曜日7日から10日までの4日間の限定で。また6月8日(金)は、【爆音絶叫上映】も行われる予定のこの映画祭。

爆音上映とは・・・2004年に産声をあげたもので、ライブ用の音響システムを使って大音響の中で映画を観て、聴くという試みです。その爆音によって、視覚までもが変容し、映画そのものも違って見える!?大音響でなければ聴こえてこないかすかな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映です。その画期的な面白さが広がり、2008年からは映画祭として、全国の映画館・公共施設・ライブハウスなどで企画されています。

さて、今回の一挙上映予定は、豪華9作品!!(コーナーで紹介した作品も!)【グレイテスト・ショーマン】【ラ・ラ・ランド】【バーフバリ 伝説誕生】【バーフバリ 王の凱旋<完全版>】【キングスマン】【キングスマン:ゴールデン・サークル】【ベイビー・ドライバー】【SING/シング】【レ・ミゼラブル】の9作品ですので、日程は事前のご確認をお願いします。

豪華ラインナップは全て、作品ごとに適した音響調整を実施しています。

今回は、映画は“音”で、もっと楽しめる!来週7日から、4日間限定で開催される【爆音映画祭】、そして現在絶賛上映中の【友罪】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(5/26放送分)

「港町」 & 「泳ぎすぎた夜」

「港町」
監督:想田和弘

「泳ぎすぎた夜」
原作:
監督:五十嵐耕平、ダミアン・マニベル
出演:古川鳳羅、古川蛍姫、古川知里、古川孝、工藤雄志


◆聖月のオススメワンポイント
さて今回は、ドキュメンタリー【港町】と、ドキュメンタリー風ドラマ【泳ぎすぎた夜】の2本をご紹介いたします!まずは、“比類なき映画体験。ドキュメンタリーの驚天動地”と言われる作品、現在、宮城県内フォーラム仙台で公開中の映画【港町】からのご紹介です。

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<作品について>
美しく穏やかな港町で出会う人々、小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ。そこに暮らす人々の何気ない言葉や姿や表情は、町そのものであり、そこから「今の日本」や「世界」が浮かび上がり、そして何が聞こえてくるのだろうか・・

監督・脚本・撮影・編集、全てを担当したのは、イタリア・カナダ・中国など、国内外で高い評価を受ける映画作家・想田和弘(そうだ かずひろ)監督です。

自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践していますが、それは、事前のリサーチや、テーマ設定、台本作りはしない。予定調和を排除して、目の前の現実をひたすら「観察」する。完成した映画には、BGMも、ナレーションも、テロップ(説明用の字幕)さえも入れず、観る人にも映像と現場の音による観察をしてもらおうというものです。

ベルリン国際映画祭2018への正式招待が早々に決まった本作【港町】は、前作【牡蠣工場】と並行して、瀬戸内の小さな港町・岡山県牛窓で撮影された想田監督の「観察映画」の第7弾となりました。

モノクロ画面による、どこか幻想的な映像は、ドキュメンタリー映画の新境地とも言われています。先週仙台にいらした想田和弘監督に、お話を伺って参り ました。

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<インタビュー>
監督:どんな人でも映画になるんだ!と思うんです。こちらがよく観てよく聴く、「観察映画」っていうのは、よく観て、よく聴くっていうことなんですけど、こちらが、よく観てよく聴けばですね、どんな人にも必ず何か凄いドラマがあるんですよね。その“ドラマ”とか“日常生活のさざ波”みたいなものを、ちゃんとこっちが、アンテナを張ってキチッと観察させてもらって、それを描ければ、僕は映画になるんじゃないかなと思っているんですよ。

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<メッセージ>
監督:アーリーバードをお聴きの皆さん、是非【港町】ご覧ください!僕は、あの映画というのは、疑似体験の装置だと思っていて、まあこの【港町】という映画ではですね、僕は「牛窓」という港町を訪れて、いろんな人に、或いは猫に出会ってですねえ、別れてくるという、そういう映画なんですけれども、皆さんも、この「牛窓」を旅したかの様な、疑似体験を楽しんで頂けたらなという風に思っています。是非、映画館でご覧ください!

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<みどころ>
監督曰く・・・“映画の入り口は、日常の思わぬ場所にぽっかりと開いている。うっかりすると見過ごしてしまうが、よく観て、よく聴きながら入っていくと、豊かで魅惑的な世界が広がっている”とも・・。まるで旅先で出会った風景のような作品です。宮城の、田代島の様に、猫ちゃんもいっぱい出てきます! まずは「観察映画」ドキュメンタリー【港町】上映時間2時間02分(122分)の作品でした。

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また、もう一本。これは、とても小さな、新しい冒険の始まりです!同じくフォーラム仙台で公開中のフランス・日本合作映画【泳ぎすぎた夜】をご紹介します!

<作品について>
雪に覆われた冬の青森の山あいにある小さな町。夜明け前、しんしんと降り積もる雪、寝静まった家々はひっそりと暗い。魚市場で働く父親は、そんな時刻から静かに仕事に向かう準備を始める。物音で目を覚ました6歳の息子は、もう眠れない!とクレヨンで絵を描き始める。辺りが明るくなり、眠い眼をこすりながら、学校への準備を始める少年。登校途中に、ふと、自分の書いた絵を、父親に届けよう!と思い立ち、市場を目指して歩き出す!
この日、少年にとっての“新しい冒険”が始まった。・・・

これは、国も言葉も異なる、二人の若き新鋭監督:フランス人のダミアン・マニヴェル監督(【若き詩人】【パーク】)と、静岡生まれの五十嵐耕平監督(【息を殺して】)とが、共に魅せられた、美しい原風景のような冬の青森を舞台に、共同監督作品として企画し、そこに生まれ育った人々と、限られたスタッフによって作り上げた作品です。

時に、大人の理解を超えてしまう、類い稀な存在感で少年を演じたのは、現地・弘前のイベント会場で偶然出会った古川鳳羅 (こがわ たから) くん。実際に撮影時は、青森に住む小学一年生で、劇中、彼を取り巻く家族も、弘前の漁業市場で働くお父さん、そして、お母さん、お姉ちゃんという、本物の彼の家族が出演しています。

6歳の子供を主人公に、子供だけが持っている豊かな感覚を丁寧に描くことで、幼い頃の感覚を、取り戻させてくれるような不思議な時間。私たち観客は、彼の小さな冒険を、後から、そっと追いかけているみたいな感覚になります。

おぼろげな記憶を頼りに、途中で手袋を落っことしたり、みかんを食べたり、眠くて眠くて、どこでも寝入ってしまうなど(これは演技ではなく、ほとんど、本当に眠っていたそうです!)お父さんの働く市場を目指すその姿は、あの「はじめてのお使い」のようなハラハラドキドキ感もあり、また人の優しさに包まれた、温かな情景でもあります。こちらも劇中には、余計なBGMやセリフなどは一切なく、ただ一曲、雪が降る中ではありますが『ビバルディの四季:春』が流れ、柔らかな温もりを運んでくれています。

今回は現在公開中のドキュメンタリー風ドラマ【泳ぎすぎた夜】上映時間1時間19分(79分)の作品と、観察映画【港町】をご紹介いたしました。尚、こちらの作品は、どちらもフォーラム仙台で上映中です。


今週のおすすめ!
(5/19放送分)

ダンガル きっと、つよくなる

監督:ニテーシュ・ティワーリー
出演:アーミル・カーン、サークシー・タンワル、ファーティマー・サナー、サニヤー・マルホートラ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、“人類史上最も熱い、パパの愛と野望。”世界を席巻した感動の家族の実話を元にしたインド映画の大傑作・・・ただ出演者は、踊らない、歌わないというインド映画としては珍しい作品?です。18日から宮城県内ではチネ・ラヴィータで公開となりました【ダンガル きっと、つよくなる】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
誰よりもレスリングを愛し、インドの国内チャンピオンにまで、のぼり詰めたものの、生活のために引退したマハヴィル。母国に初の金メダルをもたらす夢は、まだ見ぬ息子に託すことになるはずだった。ところが待望の第一子は女の子。2人目も、3人目も…なんと4人目も女の子。やむなくマハヴィルは自分の夢を諦める。

それから10数年後・・長女ギータと次女バビータが、悪口を言う男の子を喧嘩で、ボコボコに・・・。マハヴェルは、2人を叱るどころか、歓喜する。
娘たちの格闘センスを信じた彼は、止める妻を“試しに一年だけ!”と説得し、翌日から猛特訓を始めたのだ・・・。

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<作品について>
ダンガルとは・・・レスリング、ファイター、挑戦という意味。
この作品は、厳格な身分制度や、男尊女卑の因習が根強く残るインドで、レスリング一直線の熱血パパが、2人の娘を世界的な選手に育て上げた家族の実話を元に、父の夢をまとった姉妹がレスリングで世界に羽ばたく壮大な逆転サクセス・ストーリーとなっています。

大ヒットしたインド映画【バーフバリ】を越えて、その圧巻の面白さと感動で人々の心を鷲掴みにし、興行収入歴代第一位の座に輝く、話題の大興奮作品でもあります。監督・脚本を担当したのは、2011年に監督デビューしたニテーシュ・ティワーリー。日本での公開作品は少ないものの、2016年に公開されたコメディ映画【ニュークラスメイト】は好評を博し、また本作は、インド国際映画祭で最優秀児童映画賞と、脚本賞を受賞しています。

巨人の星(これを知っている世代も限られているかもしれませんが・・・)の星一徹バリの過酷な特訓を強いる熱血パパを演じるのは、ボリウッド=インド映画界のトップスター・・・今回の大ヒットで、国宝級スター!とも言われているアーミル・カーンです。俳優として第一線で活躍しつつ、福祉や教育など社会問題にも取り組み、2013年にはタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれています。

2009年公開【きっと、うまくいく】や、2014年公開【PKピーケイ】では、極限まで体重を絞り、実年齢より20歳も若い大学生役や、全裸シーンをこなした彼が、今回は、なんと現役ファイターから、加齢とともに太鼓腹の中年親父になっていく肉体を表現するため、体重を27キロも増減させました。
その役にかけるスゴさに圧倒されます。現役時代から50代まで、特殊メイクなしで、魅せた!というわけです。

長女ギータの幼少期を演じる:ザイラー・ワシーム、青年期:ファーティマー・サナー・シャイクは、共にこれまでに主演作もある、今注目の若手女優さん。
そして次女のバビータ役は、幼少期、青年期ともに本作が映画デビュー作と言う女優さん、スハーニー・バトナーガと、サーニャ・マルホートラです。

いずれも可愛らしい姿だった彼女たちが、一変、泥まみれの坊主姿で戦う事に。4人ともレスリングは初めてだったそうですが・・・未体験とは思えないほど、みごとな鍛え上げ方で、オリンピックの試合シーンなども見事に魅せてくれています。

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<みどころ>
食事制限に、毎朝5時からの特訓、厳しい肉体改造、更には、街じゅうの笑い者にされながら、なぜ彼女たち、そして父親はメダルを取るまで頑張ることができたのか?東京オリンピックの話題もそうですが、日本では、特にレスリングや、最近ではバドミントンでも選手とコーチとの関係が何かと話題に上がったばかり。

映画では、父親コーチと代表グループのコーチとの間に、指導の仕方で対立が起こる・・・というシーンがあるのですが・・・冷静に俯瞰で見た場合、もしかしたら親の欲目とか、コーチとしてのプライドなどがぶつかり合うのかもしれません。・・・ただ、親は『欲目』・・・だけではなく、本当に我が子のことを『良く』見ているので、子供=選手の良さを生かした戦い方や、相手選手との相性など、研究に研究を重ねている!のが父親コーチなのでは?と思えました。
(コーチは、大勢を一緒に見ているが、父親コーチは、子供だけを見ている。)

スポーツ界も少々にぎやかな中ではありますが、素直にスポーツにかける愛と、熱き親子の愛や、厳しさが描かれていて本当に心にしみる作品です。とても素敵な感動のクライマックスシーン(ラスト30分ほど)には、涙が止まりませんでした。

娘の友人の結婚式で、花嫁が切々と語るシーンがあるのですが、その時初めて、ただ単に自分の金メダルへの夢を無理やり子供達に託しただけではなかった!という、本当の父の気持ちに気づき、これまでとは全く変わって、自ら特訓に向かおう!とする娘たちの姿も描かれています・・・

インドでの、女性の社会的、精神的立場についても考えさせられる作品です。

エンディングには、日本のレスリング界で活躍する女性たち:吉田沙保里さんや伊調馨さんらとも、実際の試合で戦ってきている彼女たち、そしてお父さん本人たちも登場しています。

今回は昨日18日から公開の映画【ダンガル きっと、つよくなる】上映時間2時間20分(140分)をご紹介いたしました。尚こちらの作品、宮城県内では仙台のチネ・ラヴィータで上映となっています。


今週のおすすめ!
(5/12放送分)

狐狼の血

原作:柚月裕子
監督:白石和彌
出演:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、音尾琢真 他


◆聖月のオススメワンポイント
“この国には、牙のない男が増えすぎた”・・・あらがえ、生き残れ、男たち。さて今回は、極上のハードボイルド・エンターテインメント!役所広司主演で今日12日から公開の【狐狼の血】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原。そこでは未だ暴力団組織が街を牛耳り、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地元の暴力団「尾谷(おだに)組」とがにらみ合い、抗争の火種がくすぶり始めていた。そんな中、「加古村組」の関連企業の社員が失踪する。

この失踪を殺人事件と見たマル暴担当のベテラン刑事・大上(おおがみ)は、新人刑事・日岡(ひおか)とともに奔走するが、やくざの抗争が、正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ、血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた・・・。

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<作品について>
原作は、丁寧に人間の機微を描き出し、今もっとも注目されるミステリー作家の一人、柚月裕子(ゆづき ゆうこ)さんの同名小説。
メガホンを取ったのは、【凶悪】で脚光を浴び【日本で一番悪い奴ら】などを手がけた白石和彌(しらいし かずや)監督です。

破天荒な捜査で警察内部や、暴力団からも一目置かれている大上を演じたのは、日本を代表する映画俳優:役所広司さん。そして、県警本部から赴任した一流大学出の日岡を、松坂桃李さん。人気クラブの美人ママに、真木よう子さん。

他に江口洋介さん、ピエール瀧さん、石橋蓮司さん、中村獅童さん、竹野内豊さん、駿河太郎さん、滝藤賢一さん、矢島健一さん、田口トモロウさん などなどオールスターキャストといっていい、実力派が揃いました。

公開前に、白石監督と岩手県出身、山形県在住の原作者:柚月さんが仙台にいらっしゃいましたので、お話をお聴きしました。

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<インタビュー>
監督:監督:白石和彌さん、原作者:柚月裕子さん柚月先生が【仁義なき戦い】にインスパイアされて書かれたということで、それを映画にするときに、もう一度【仁義なき戦い】の様な映画という風にはプロデューサーの方からも言われたんですけれど、なかなか、簡単な仕事ではないなとは思いました。ただ勿論、書かれていることが、非常にストレートに胸に迫りましたし、あの、ここに出てくる大上と日岡の物語も、やっぱり凄い昭和63年の物語なのに、非常に現代的なテーマだったり、今こそ必要な物語な様に感じたので、これは何とか腹をくくって、命を削る思いで監督をやらせてもらおうと決めましたね。

柚月:生きるって、非常に、あの実は、みっともないことで・・・まして自分が生き残りたいって必死になることって、見る人が見れば、非常に無様な姿、でも、それこそが、本当はとっても尊いことで、あの必死になる姿こそが、もの凄くカッコイイ、それは、ずっと思ってきたことなんですね。で、そこに、あのジェンダーといいますか、男性女性は、あまり変わりはなく、人間そのものが生きる姿が非常にかっこいいですね。“仁義”もそうです。スクリーンの中で、凄くみっともないんですけど、なぜか人を魅了する力がある。それは「狐狼の血」も同じで、皆さん非常にかっこいい役者の方が揃っているんですが、その整ったポーズをとっているとか、何か非常に美しい姿のかっこよさではなくて、ホントに皆さん必死に生きようとしているというか、う?ん、その姿にきっと多くの方が、心惹かれると思います。

監督:昔、役所さん、キレキレのヤクザを演じたことがあって・・・これは刑事なんですけど、イケイケの役所さんを観たかったというか、僕が見たい役所さんを、お願いしたっていう感じですよね。それに必死についていく日岡の、松坂桃李さんも、彼のクレバーさとか、あの、本質的に彼が持っているまっすぐさとか初々しさみたいなものが、この映画では凄いハマるだろうと思ったし、もっと言うと、それは、さっき狐狼の血継承の話が出ましたけど、大上から日岡への何かの継承の物語であると同時に役者:役所広司から、多分これは、松坂桃李へも、何か継承できるものが、多分この映画には、あるだろう!という期待も込めて、松坂桃李くんと、やっぱり勝負したい!って思えたんでしょうね。

あとはもう、あのホント、オールスターキャストで、江口さんはじめ、もう、とにかく顔が面白くて(笑)顔に力があって・・・、で、全員色気があって、生き方を曲げない人たち・・・でも、みんなホントに楽だったのは、世界観がハッキリしていたので、警察対ヤクザの話で、しかも広島弁喋って・・「ああ、もう監督、何も言わなくてもオーケー、もうわかってるから!」っていう位、みんなノリに乗ってやってくれたのが印象的でしたね。


柚月:ホントに映像でなければ表現できない面白さ、かっこよさ、そして伝えられるものが、たくさん凝縮されていて本当にスゴイものを見たなって思いました。

監督:僕が一番描きたかったのは、この大上ですよね。大上の背中をどう観て、日岡は、その後行くことを想像させられるんだろうかということが、一番重要だったかなと思います。

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!映画【狐狼の血】監督の白石和彌です。原作者の柚月裕子です。

監督:この映画【狐狼の血】ヤクザ対警察の映画なんですけれど、ちょっと何かタイトルとか、ポスターの感じでは、怖そうな映画かなとも思います。ただ怖いところも若干あるんですけれど、実際、観ると、男性は勿論、女性の方も、最後までハラハラドキドキしながら楽しめる映画だと思っております。是非、劇場で、このエンターテインメントの映画を観て欲しいなと思っております。宜しくお願いします!

柚月:この映画ご覧になった方は、必ず誰かに惚れる映画です。男性は、その男の生き様に・・・そして女性は、その男性、スクリーンの中で生きる男性のカッコよさに、どうかシビレてください!

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<みどころ>
原作本から、勿論バリバリの広島弁で書かれている訳ですが、岩手出身の柚月さんは、研究の為、ご友人に本場の広島弁はどこに行ったら聞ける?と尋ねられて、球場に行ったらいい!と言われ、一人で行かれたそうです。特に、その時はカープが負けていたらしく・・・もう正に生きた広島弁、聞きたかったという荒々しい広島弁を聞くことができ、非常に参考になりました!と。監督も「その話は、初めて聞いたよ!楽しい取材でした!」と言って頂けて、とても嬉しい時間でした。

冒頭から目を覆いたくなる(血なまぐさい?エグイ?)シーンもありますが、そこを乗り越えると、役所さんの言葉を借りるならば『ギリギリの場所で命を燃やす、そんな人間たちの姿を感じてもらえる』のではないでしょうか。

ラストは、思いがけない展開で、グッときました・・・。

今回は今日12日から公開の映画【狐狼の血】上映時間2時間06分(126分)をご紹介いたしました。なお、こちらの作品、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻の7カ所で上映です。


今週のおすすめ!
(5/5放送分)

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

監督:クレイグ・ギレスピー
出演:マーゴット・ロビー、セバスチャン・スタン、アリソン・ジャネイ、ジュリアンヌ・ニコルソン、ポール・ウォルター・ハウザー 他


◆聖月のオススメワンポイント
<GWは、一年で一番、映画館に人が入る時期:黄金週間!という、映画業界の言葉から生まれた!という説もありますので、このGWにちなみ、この日の放送では、毎週、沢山頂いていて、なかなかご紹介できなかった映画関連のメールの中から、何通かご紹介しました。>・・・

これからも、色々なジャンルから、上映作品をご紹介して参りますので、又メッセージや、リクエスト、質問なども、お気軽にお寄せください!!

さて今回の作品は、“あのスキャンダルの真相は?”フィギュアスケート界を揺るがした衝撃の実話・・・4日からチネ・ラヴィータで公開となっている【アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル】をご紹介します。

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<ストーリー>
貧しい家庭で、幼いころから暴力と罵倒の中で育てられたトーニャ・ハーディング。天性の才能と努力でアメリカ人女性初のトリプルアクセルを成功させ、1992年アルベールビル、1994年リレハンメルと、二度のオリンピックフィギュアスケート・アメリカ代表選手となった。
しかし、彼女の夫だったジェフ・ギルーリーの友人が、94年1月6日、リレハンメルオリンピック選考会となる全米選手権の会場で、トーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、トーニャにも疑惑の目が向けられ、彼女のスケート人生は一変、転落が始まる。一度は栄光を掴み、アメリカ中から大きな期待を寄せられたトーニャ・ハーディングだったが、その後、彼女を待ち受けていたものは?・・・

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<作品について>
これは、オリンピック代表権をめぐるフィギュアスケート史上最大といわれる衝撃的な事件の、意外な真相と、トーニャの波乱万丈な半生を描いた物語です。

監督は、【ラースと、その彼女】のクレイグ・ギレスビー。関係者本人たちの食い違う証言を元に作られた脚本を秀逸に演出。世紀のスキャンダルを描く一方で、この映画でしか観ることのできないアングルでフィギュアスケートを撮影した迫力のシーンなど、アカデミー賞の編集賞にもノミネートされました。

普通に愛されることを知らずに育ったトーニャ・ハーディング役を体当たりで演じたのは【ウルフ・オブ・ウォールストリート】で大ブレイク。【ターザン:REBORN】【スーサイド・スクワット】などで知られるマーゴット・ロビー。本作では製作にも携わり、4ヶ月に渡る特訓を積んだスケートも披露し複雑な役を演じきりました。

そしてトーニャに激しい罵倒と暴力をぶつける“鬼のような母”に扮したのは、エミー賞を7度も受賞している演技派のアリソン・ジャネイです。第90回アカデミー賞助演女優賞受賞を筆頭に、第75回ゴールデングローブ賞助演女優賞受賞など、様々な映画賞を総なめにした迫真の演技は、まさに圧倒的!“衝撃の実話を世界が賞賛!!”という結果をもたらしました。

他に、トーニャの元夫ジェフ役には【キャプテン・アメリカ】シリーズで一躍話題となり、【幸せをつかむ歌】【オデッセイ】また今年公開の【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー】にも出演しているセバスチャン・スタンが・・・。幼少期のトーニャ役には【gifted/ギフテッド】で天才子役として賞賛を集めたマッケナ・グレイスなど、実力派が揃いました。

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<みどころ>
残念ながら、最近でもオリンピックを目指した代表争いで、ライバルを不正な方法で蹴落とそうとする事件がありましたが、今から24年前、ある年代以上の人ならば誰でも耳にしたことがある、当時の日本でも連日報道された大スキャンダル:ナンシー・ケリガン襲撃事件。また、実際にTVで目の当たりにした、競技中に見せた、あの靴紐問題のシーン等、鮮烈に記憶に残っているトーニャのイメージと、その背景にあった生い立ちなどの真実が、この作品によって、明らかにされていきます。“世界中から愛され、一瞬にして世界中から憎まれた”というトーニャ。

今は3番目の夫との間に生まれた長男の良き母として、造園業に従事しているということですが、事件当時23歳の若さで世界のヒール役に転じてしまった元スケーターの、新たな顔を、スクリーンで目撃することになるでしょう。

エンディングには、これまでも女子で8人しか成功者がいないというトリプルアクセルを決める当時の本人のパワフルなスケーティグ映像も残っています。

今回は4日から公開となっている映画【アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル】上映時間、1時間46分(106分)をご紹介いたしました。こちらの作品は宮城県内では、チネ・ラヴィータで上映中です。


今週のおすすめ!
(4/28放送分)

レディ・プレイヤー1

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:タイ・シェリダン、オリビア・クック、ベン・メンデルソーン、リナ・ウェイス、サイモン・ペッグ 他


◆聖月のオススメワンポイント
“観たことのない体験に驚異の満足度!”
“ゴールデン・ウィーク、劇場がテーマパークになる!!”
スティーブン・スピルバーグ監督が贈る史上最高の傑作エンタテインメント!今回は、現在好評公開中の【レディ・プレイヤー1】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
2045年、今から27年後という、そう遠くない未来・・・・多くの人々は荒廃した街に暮らす現実を送っていた。しかし、VR(バーチャル・リアリティ)世界の理想郷<オアシス>だけが、若者たちの希望となっていた。何故なら、そこに入れば、想像したことが全て現実になり、誰もが何にでもなれ、理想の人生を楽しむことができるからだ。

ある日、そのオアシスの創設者で、天才にして大富豪のジェームズ・ハリデーから、全世界に向けて、彼の遺言が発信された。広大なオアシスの、どこかに隠された3つの謎を解き、宝の卵を見つけた者は、オアシスの後継者となって、56兆円という莫大な財産を引き継ぐことができると言うのだ。そこから、全人類参加のトレジャー・ハンティングが始まる!!

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<作品について>
日常とVR世界<オアシス>を行き来しながら、空前絶後のアクションとドラマが展開する・・・今、何かと話題のVRの世界を、ここまでリアルに映像化した作品が、あったでしょうか?

未来を先取りしたような本作は、世界的なベストセラー作家で、膨大な量の懐かしのTVゲームコレクションに囲まれているオタクでもあるアーネスト・クラインの小説『ゲーム・ウォーズ』(2011)を原作にしたものです。

監督は、あのスティーブン・スピルバーグ!【ジョーズ】【E.T】【ジェラシック・パーク】【インディ・ジョーンズ】【バック・トゥ・ザ・フューチャー】等など、数々の大ヒット作でメガホンを取り、世界中で人気のライド・アトラクションにもなった映画シリーズを次々、生み出してきた、言わずと知れた巨匠です。

現実ではパッとしない日常を送り、オアシスに自分の世界を求めていた17歳のウェイド(アバターでは、パーシヴァル)を演じるのは、【MUD マッド】【グランド・ジョー】などのタイ・シェリダン。

謎めいた美少女アルテミス(=サマンサ)を、テレビドラマで活躍【テスター・ルーム】【シグナル】などの オリビア・クックが演じています。

そして世界を支配する為、全てを手に入れようとする巨大企業のソレント役を、【ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー】で注目を集めたベン・メンデルソーンなど、個性豊かなキャストが集結しています。

また、オアシスで出会った仲間たちの一人:ダイトウ(=トシロウ)役として、日本の俳優でミュージシャン、【天国からのエール】や、【シェリー】などの森崎ウィンさんが出演しています。

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<みどころ>
あなたは、ゴーグルのような機械を装着し、バーチャル・リアリティゲームを体験したことがありますか?・・<オアシス>のように、そのゴーグル1つで、人々のあらゆる願望・夢が形となる新世代のVRワールド…食べたり眠ったり、トイレに行く以外は、すべてオアシスで過ごす…そんな未来がすぐそこまでせまっている!?としたら・・・

日本大好きな監督の遊び心で、ハローキティが街を歩いていたり、ガンダムにメカゴジラも登場、【ジェラシックパーク】のティラノサウルス。 懐かしの映画【バック・トゥー・ザ・フューチャー】のデロリアンが爆走・・・

怖いところでは、あの【シャイニング】の恐ろしいシーンや、ホラー映画のキャラクターたちも、登場しています。ディズニーランドのアトラクションの一つ:ホーンテッド・マンション風?のワンシーンもあります。

ゲームや、映画を知っていればいるほど、楽しくなってくる仕掛けと言うのでしょうか?謎解き、宝探しと同時に、隠れキャラ探しに参加している気分です。

とにかく、80年代のベストヒットも散りばめられ、映画、ゲーム、コミック、等々あらゆるポップカルチャーの有名キャラクターたちが大集合しています。

ほんのちょっと素通りしただけのものから、ストーリーにしっかり絡んでくるものまで、充実のパンフレットには、ゲーム編、特撮編、アニメ編、音楽編、映画編、テレビドラマ編、ブック編、とそれぞれに詳しく解説が載っています。 (著作権をクリアするだけでも大変だっただろうなあと思ってしまいました。)

“最先端テクノロジーによる魔法レベルのビジュアルと、謎を解きながら進むゲームの楽しさを併せ持つ、スピルバーグが作り上げた<オアシス>とは、まさに映画そのもの”です。

そして、その中で繰り広げられるバーチャルの世界と、厳しい現実の世界・・最終的には、リアルな世界の体験も、どちらも大切!と痛感します。 映画でしか味わえない最高の興奮と感動を、体験してみてください・・・映画【レディ・プレイヤー1】上映時間、2時間20分(140分)で、現在、好評上映中です。

なお、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻の7箇所で字幕版・吹き替え版・2D・3D・4DXがあります。

ゲーム好きな若い方は、もちろん、あまり・・・と言う方は、懐かしの映画作品に関する映像や、お楽しみがたくさん、散りばめられているので、その辺りを発見するゲームのように、ご覧頂くのも良いかもしれません。

ゲームに詳しくない私は、山寺宏一さんが声優をしている、吹き替え版で、内容を把握しながら、進んでいくことができました。ゲーム性をもっと強調して楽しみたい方向けには、3Dや、4DXもオススメです。


今週のおすすめ!
(4/21放送分)

「ラッキー」 & 「おみおくり」

「ラッキー」
監督:ジョン・キャロル・リンチ
出演:ハリー・ディーン・スタントン、デビッド・リンチ、ロン・リビングストン、エド・ベグリー・Jr.、トム・スケリット 他

「おみおくり」
原案:永井結子
監督:伊藤秀裕
出演:高島礼子、文音、渡部秀、風谷南友、芳賀優里亜 他


◆聖月のオススメワンポイント
番組では、4月からエンジョイ・シニアライフというコーナーもできましたが、長寿社会の中で、シニアや、我々の世代を含め、いかに人生を生きるか、また自分なりの最期を迎えるかなど、色々考えることも多いかと・・・。そういう事も踏まえまして…今回は、現在チネ・ラヴィータで公開中の映画【ラッキー】と今日から公開となるヒューマンドラマ【おみおくり】をご紹介いたします。

まずは、“孤独”と“一人”は同じじゃない。【ラッキー】から・・・

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<ストーリー>
神など信じずに生きてきた90歳、現実主義のラッキーは、今日も一人目覚め、牛乳を飲み、タバコをふかす。ヨガのポーズをこなした後、テンガロンハットをかぶって、行きつけのダイナーで、砂糖たっぷりのコーヒーを飲みながら、クロスワード・パズルを解くのが日課だ。夜には、いつものバーで、馴染みの客たちと過ごす毎日。だが、ある朝突然、気を失った彼は、ふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされ、死について考え始めるのだった。

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<作品について>
現実主義で一匹狼、少し偏屈なラッキーを演じるのは、【パリ、テキサス】【レポマン】【ツイン・ピークス】などに出演、音楽家でもあり、昨年(2017)9月になくなった名優ハリー・ディーン・スタントンです。本作は、彼の人生すべてが反映されたような奇跡の映画です。

監督は【ファーゴ】【ゾディアック】【グラン・トリノ】等に出演し、本人も名バイプレーヤーとして知られるジャン・キャロル・リンチ。全ての者に訪れる人生の終わりについて、スタントンに贈るラブレターとも言える初監督作品となりました。

また、ラッキーの友人役として、監督作の多くに、スタントンを起用するなど公私ともに親交の深かったデヴィッド・リンチが出演しています。

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<みどころ>
映画の最初と最後に、荒野の中をゆっくりと歩む、リクガメの姿が・・・これは、ラッキーの友人のところから逃げてしまったペットのルーズベルト。 主人から遺産相続の対象にまでなった、100歳?200歳?までも生きるというリクガメ・・・・彼が、何を言わんとしているのか?・・・

実際に長きに渡って友人であるスタントンと、デヴィッド・リンチを当て書きしたという脚本によって、哲学的で示唆にとんだセリフが随所に登場しますが、そのおかげで、それぞれの役柄を超えた“素”の部分を思わせるやりとりを作品の中で見せてもらっている様です。

優しい知人に弱音を吐いたり、笑顔に囲まれた友人のパーティーで突然、歌い出したり、居合わせた客と辛かった戦争の話をしたり、自分からアクションを起こす様になるラッキー。彼の中の何かが変わっていく瞬間。・・・

全編にわたって死の恐怖?というか、年老いていくことの切なさも感じますが、しかし名優スタントンにとって、最後の主人公となったこのラッキーとして、少し微笑んだ様な、何とも言えない表情でこの作品を締めくくっていることに、どこか救われる思いがしたのは私だけではない気がします。 “人生の終わり”に、ファンファーレは鳴り響かない。まずは【ラッキー】をご紹介しました。

<宮城県内では、チネ・ラヴィータで上映中です。>


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そして、もう一本、幸せに生きるとは?幸せに一生を終えるには?・・・今日から上映の【おみおくり】を、ご紹介いたします。

<作品について>
死んでしまっても、そこに、その人の生前の面影が浮かぶことがある。・・・様々な「死」の現場、そこには悲しみだけではなく、見送る人と、見送られる人との温かい交流や、溢れんばかりの愛が存在していることを、家族や恋人との7つのお別れのエピソードを軸に繊細に描くヒューマンドラマ【おみおくり】

原案・及び納棺師監修は、亡くなられた方に死化粧を施し、生前を偲ばせる姿に戻す女性納棺師・永井結子(ゆうこ)さんで、御自身の体験から書いた本「今日のご遺体 女納棺師という仕事」が原作です。 納棺師というと2008年に公開され、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画【おくりびと】がありますが、本作では、二人の女性納棺師が、人の「死」に触れる仕事を通して、自らの心の傷を癒し、生きることへの希望を見出していく様子が描かれました。

監督、脚本を手がけたのは【ピカレスク-人間失格-】等の伊藤秀裕さん。主人公の女性納棺師:満島弥生役を高島礼子さんが。両親を亡くした悪夢と決別する為、その助手として成長していく河村亜衣を文音さんが演じています。他に【アントキノイノチ】【マエストロ!】等の宮下順子さん、【アンフェア】シリーズや【全員、片思い】などの加藤雅也さんらが出演しています。 そして、エンディングを優しく包み込む主題歌は2VOICEの歌う「YOU〜120歳のラブソング〜」です。

幸せに生きるとは?幸せに一生を終えるには?映画【おみおくり】上映時間は、1時間57分(117分)で、21日からチネ・ラヴィータでの上映となります。


今週のおすすめ!
(4/14放送分)

「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」&「一陽来復 Life Goes On」

「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」
監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン、ケビン・ハート、ジャック・ブラック、カレン・ギラン、リス・ダービー 他

「一陽来復 Life Goes On」
監督:尹美亜


◆聖月のオススメワンポイント
今回は4人の高校生を吸い込んだゲーム・アドベンチャー:現在好評公開中の【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】(字幕版・吹替版)と“今も、強く、優しい。”ドキュメンタリー【一陽来復 Life Goes On】をご紹介いたします。
まずは、【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】から・・・

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<ストーリー>
学校で居残りを命じられた4人の高校生は、地下倉庫の片付けを言い渡される。4人は、そこで「ジュマンジ」という名前のソフトが入った古いビデオゲーム機を発見!早速プレイしようとキャラクターを選択した瞬間、彼らはそれぞれ選んだ人物の体=アバターに変身し、ゲームの中の世界に入り込んでしまった。

しかも、そこはジャングル!! 現実世界の自分とは、性格も体格も性別までも全く違うキャラクターになってしまった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、野生動物と遭遇。危険にさらされながらも、何とかゲームを攻略・クリアしなければ、永遠にゲームの中に閉じ込められて自分たちの世界へは戻れない。与えられたライフは3回!果たして彼らは生きて現実世界に帰ることができるのか!?

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<作品について>
“それは、この世で最も危険なゲーム!”・・・1996年に公開された映画【ジュマンジ】は、すごろくゲーム(ボードゲーム)のサイコロを振ると、コマがひとりでに動き、ゲーム盤に浮かび上がる文字の通りの出来事が次々に起こる!・・・というファンタジー・SFXアドベンチャー映画で、今は亡き名優ロビン・ウィリアムズが、成長しても子供の心を失わない純粋な主人公を熱演し大ヒットしました。
このオリジナル作品が『超体感型アトラクション・アドベンチャー』として激しくバージョンアップしたのが【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】です。まさに映画館がテーマパークのアトラクションのように!なっています。

監督は【バッド・ティーチャー】など、コメディの名手:ジェイク・カスダン。そして、ロック様!としてハリウッドでも最強アクション・スターとして君臨するドウェイン・ジョンソンが、【ワイルド・スピード】シリーズとは真逆の内面は気弱なオタクというヘタレ役にチャレンジ!他にも可愛すぎる自己中・金髪女子べサニーが中身?になる教授には、【ガリバー旅行記】のジャック・ブラック、また【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー】のカレン・ギラン、人気コメディアンのケヴィン・ハートなど、個性派&芸達者のオールスターが揃いました。

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<みどころ>
前作は、まず部屋がジャングルになり、猛獣たちが街中を暴走していましたが、今回は、高校生たちが飲み込まれてゲームの中のジャングルが舞台となります。撮影も、ハワイのジャングルや大自然で行われ、スケールの大きな映像となりました。前作をご覧になった方は(私も)そのラストシーンから続編はいつかきっと・・・と思っていましたが・・・冒頭に太鼓の音がして、ビーチでゲームボードが発見される!というところも、象や、サイなど、猛獣たちが暴れまわる様子はオリジナルへの製作者のリスペクトを感じられるのでは?
ハラハラ・ドキドキさせられる中、でも明るく楽しく、そして、自分のことしか考えていなかった、自信なんてかけらもなかった子供達が、ゲームを終えるために必死に協力し、命の大切さ、生き方の選部ことを学んで成長していく姿が感じられるストーリーでもあります。

オリジナルが公開された20年以上前の1996年!というのもキーワードになっていますし、ラストには、ちょっとホロリと・・・。まずは、【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】(字幕版・吹替版)ご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川の7箇所で上映中です。>

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もう一本は、東日本大震災を経て、手探りで前進しようとする人々の姿を追ったドキュメンタリー。仙台セントラルホールで上映中の【一陽来復 Life Goes On】をご紹介いたします。

<作品について>
2011年3月11日の東日本大震災から6年あまり・・・。震災によって甚大な被害を受けた宮城県石巻市・南三陸町、岩手県釜石市、福島県川内村・浪江町の各地では、多くの人が、喪失感や葛藤を抱えながら新しい一歩を踏み出している。

3人の子供を失った場所に、仲間のための集会スペースを作った夫婦。津波の後にもたらされた海の恵みに気づき、以前とは異なる養殖を始めたカキ漁師。震災を風化させないために語り部となったホテルマン。写真の中で生き続けるパパと、そろばんが大好きな5歳の少女。全村避難の村で田んぼを耕し続けた農家。電力会社との対話をあきらめない商工会会長。被爆した牛の世話を続ける牛飼い。

カメラは「復興」という一言では、くくることのできない、一人一人の確かな歩みを、自然豊かな風景とともに映し出します。作品では、岩手・宮城・福島の被災3県で生きる市井の人々の姿を通じて、東北、そして、日本の現在を捉えたドキュメンタリーとなりました。

メガホンをとったのは、ドキュメンタリー番組の制作や【サンマとカタール女川つながる人々】などのプロデューサーを経て、本作が初監督作品となるユンミア監督。「震災の衝撃と悲しみは世界中の人々に伝わったが、その後に生まれた、沢山の小さな希望や幸せを伝えたい」という一心で、東北の各地に通い、取材を続けたそうです。また東北に縁が深く、継続的な復興支援活動で知られる藤原紀香さんと山寺宏一さんがナレーションを務めています。

生命の賛歌:ドキュメンタリー【一陽来復 Life Goes On】をご紹介しました。上映時間は、1時間21分(81分)で、仙台セントラルホールで上映中です。


今週のおすすめ!
(4/7放送分)

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在好評公開中のメリル・ストリープと、トム・ハンクスという2大俳優が初共演し、スティーヴン・スピルバーグがメガホンを取った見応え十分の重厚な社会派ドラマ【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
ベトナム戦争の泥沼化から、国内では反戦の気運が高まっていた1971年のアメリカ。国防総省は、このベトナム戦争について、客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。これはまさに戦争の記録で、参戦が失敗であったことを証明するに等しい、国家の最高機密文書=ペンタゴン・ペーパーズだったのだが、ある日その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップで、アメリカ主要新聞社史上、初の女性発行人:キャサリン・グラハムと、編集主幹:ベン・ブラッドリーたちは残りの文書を独自に入手し、全文を公表しようと奔走する。

真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。・・・しかしニクソン大統領が、あらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。 政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか?・・・報道の自由と、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。

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<作品について>
ベトナム戦争の真っ只中の1971年。アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた、その時、ニューヨーク・タイムズは政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴き、ライバル紙であったワシントン・ポストも報道の自由を求めて立ち上がる・・・という、新聞社を舞台に繰り広げられる、この真実の物語・・・原題は『The Post』。

監督スティーヴン・スピルバーグ、主演はオスカー俳優、メリル・ストリープ&トム・ハンクスという奇跡のチームが描いたのは米国の光と影であり、報道の自由を懸けて闘った新聞記者たちの熱き実録ドラマでもあり、ひとりの平凡な女性が覚悟を決めて重大な決断を下すに至るという、感動的な女性映画でもあります。

監督のスティーヴン・スピルバーグは、ご紹介するまでもなく、エンタメから社会派まで多くの作品を手がけ、史上最高の累計興行収入を誇る巨匠です。撮影は、ヤヌス・カミンスキーが、そして音楽を担当したのは、今年86歳を迎えた、こちらも巨匠:ジョン・ウィリアムズです。スピルバーグ監督とは【続・激突!カージャック】(74)でタッグを組んで以来44年間、【ジョーズ】【未知との遭遇】【E.T】【シンドラーのリスト】等など名作ばかり実に本作で、29本目のコラボレーションとなりました。報道の自由をめぐる駆け引きを鮮やかに描き出すこの作品でも、心深く響きわたる書き下ろしスコアに注目です。

このジョン・ウィリアムズとのコラボレートについて監督は・・・彼は、匿名の情報源のような形で貢献することを思い描き、映画に何も課さず重みを与え、ストーリーをリードすることなく、観る者の正義感をかき立てようと、繊細で、巧みで、非常に表現豊かで、身を切るほどに美しい。
(中略)派閥的でも政治的でもなく、歴史の振り子が揺れ続ける中、時代を超えて生き残って欲しいと願うストーリーについてコラボレートできたことを、二人ともとても誇りに思っている・・・と語っています。(放送では、オリジナル・サウンドトラックに乗せてお聴きいただきました。)

アメリカ主要新聞社史上初の女性発行人:ワシントン・ポストのキャサリン・グラハムを演じるのはメリル・ストリープ、編集主幹:ベン・ブラッドリーをトム・ハンクスが当たっています。

実在の人物をモデルに、メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演!というだけでも期待は高まるばかりですが・・・特に、時の大統領による妨害を招き、社の存続すら危うくなることがわかっていても、女性社主であるキャサリンが社の未来に責任を負いながら深く葛藤する姿に、同じ女性としても、強く心を動かされました。

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<みどころ>
完璧ではなくても、最善を尽くす・・・スクープ、と言っても単なるスクープではなく、国家を揺るがすような・・・長年の嘘を暴いて、政府と戦う、大スクープです!

ウォーターゲート事件へと続く、その先を予感させる終わり方も印象深く・・・女性の立場、会議での発言権なし!例え同じことを言っても女性であるだけで聴いてもらえない、という状況も描かれています。(男女雇用機会均等法以降であっても感じてきた)ある時代以前の、働く女性ならばどこかで感じていたような、つらい気持ちを思い起こすこともありました。

また、その女性たちにメリルが囲まれるシーンや、バイトの女の子の台詞が何かを象徴しているようでもありました。女性たちは、理不尽に思いながらも、夫を、息子を、兄を、弟を、戦場へと送り出していた・・・それは、いつの時代も、どこの国でも同じことです。

大きな力に屈しない真実を発言する勇気!なんのために新聞社があるんだ!!マスコミのあり方だけではなく、女性の立場・あり方を、声高ではなく訴えているような作品。都合の悪い真実をひた隠しにする政府に対して、一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦いが描かれている本作。どこかの国の政権が報道の自由を奪おうとしている中、スピルバーグ監督は、「2017年に公開できなければ意味がない」との思いで作り上げたということで、まさに今こそ観ていただきたい社会派ドラマの1本です。今回は、【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、宮城県内では、フォーラム仙台、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取、109シネマズ富谷の6箇所で上映中です。>


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