タイトル
話題のオススメの映画やDVDなどをワンポイントと共にご紹介。

2004年10月からはじまったこのコーナーは、これから公開される新作映画は勿論、お薦めの旧作、季節に合わせた素敵な作品など、今話題の映画やDVDを“普通にご紹介する”だけでなく、これから観る人にも、すでに観た!という人にも“ちょっと得した気分?”になって貰えるようなワンポイントをピックアップしながら、映画大好き人間の私:折原聖月がご案内させて頂くコーナーです。
“サロン”というタイトルにふさわしく、ゆったりと、気持ちよく聴いて頂けるよう頑張ってお届けしています!どうぞお立ち寄りください。

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今週のおすすめ!
(8/10放送分)

「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」 & 「ローマの休日」

「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)」
原作:尾田栄一郎
監督:大塚隆史
出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江 他

「ローマの休日」
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、昨日9日から公開の作品を2本!…人気アニメーションの放送20周年を記念した【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)】と、夏休み&お盆休みも近いということで、現在上映されている懐かしの名作映画の中から【ローマの休日】を、こぼれ話と一緒に、ご紹介します。

まずは“立ち上がれ!全勢力。”【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】から・・・

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<ストーリー>
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博!「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭し!と並び、世界中から大勢の海賊たちが群がり、大きな盛り上がりをみせていた。

全員の目的は、ただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ、名を上げたい海賊たちによる、お宝争奪戦の火蓋が切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、海軍が海賊たちを一網打尽にしようと、潜入捜査を開始していた。

更に、そんな“お宝争奪戦”が熱を帯びる中、元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目と呼ばれた男:ダグラス・バレットが乱入し、ルフィたちの前に、恐るべき脅威となって立ちはだかる!

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<作品について>
すべては、仕組まれた恐怖のシナリオ・・・お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥っていく・・・世界中の海賊たちが集う祭典を舞台に、宝をめぐって火花を散らすモンキー・D・ルフィら麦わらの一味や、さまざまな海賊が描かれる本作は、少年ジャンプの連載から始まり、魅力的なキャラクター・躍動感あるアクション・感動的なストーリーなど幅広い層から絶大な支持を集め、世界中にファンが多いという、尾田栄一郎さん原作・監修による人気アニメーション“ONE PIECE (ワンピース)”の放送20周年を記念した劇場版となっています。

監督は、『プリキュア』シリーズなども手掛けている大塚隆史さん、そして声の出演は、ルフィ役の田中真弓さんをはじめ、ロロノア・ゾロ役の中井和哉さん、ナミ役:岡村明美さん、ウソップ役:山口勝平さん、サンジ役:平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、ニコ・ロビン役:山口由里子さん、フランキー役:矢尾一樹さん、ブルック役:チョーさん等、おなじみの豪華声優陣!

またゲスト声優としては、ユースケ・サンタマリアさん、指原莉乃さん、磯部勉さん、山里亮太さん、竹中直人さんらが、参加しています。

先日ウソップ役:山口勝平さんと、ニコ・ロビン役の山口由里子さんが仙台にいらっしゃいましたので、メッセージをいただきました!

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】ウソップ役の山口勝平です!ニコ・ロビン役の山口由里子です!

山口勝平:オウ!8000人の部下たちよ、海賊万博、開催中だあ?!

山口由里子:みなさん!劇場で待ってるわ!ウフフ・・・

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<見どころ>
『スタンピード』というのは“熱狂!”という意味です。観るものを熱狂へと駆り立てる、こちらの映像と世界観!上映時間は1時間41分(101分)

まずは、現在、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原、109シネマズ富谷の8箇所で、昨日9日から上映の【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】をご紹介いたしました!すでに初日から、大にぎわいとなっていました!!

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そして往年の名作を上映し続けている『午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作』で昨日8月9日(金)〜22日(木)迄上映予定の【ローマの休日】について、こぼれ話と一緒にご紹介いたします。

1953年ウィリアム・ワイラー監督作品【ローマの休日】・・・このタイトルは勿論、内容も、ほぼ知らない人はいないのでは?と思えるほど、有名な作品ですが・・・ 永遠の都ローマを舞台に、欧州歴訪中の小国の王女:オードリー・ヘプバーン演じる:アンと、グレゴリー・ペック演じるアメリカ人新聞記者:ジョーとのロマンティックで切ない恋を描いたラヴ・ストーリーです。

世界を魅了したオードリーの可憐な美しさは、今なお、全く色褪せていません。アカデミー賞では、オードリーの主演女優賞はじめ、原案賞、そして、モノクロ映画ですが、衣装デザイン賞(白黒)の3部門を受賞しています。

また、原案賞は、先日こちらのコーナーでもご紹介した映画【パピヨン】の脚本を書いたダルトン・トランボが、当時、政治的理由で、本名を出すことができず、友人の脚本家の名前を借りて、受賞しています。

更に本作は、映画の世界では新人のオードリーにとって、初主演作でしたので、新聞記者役のグレゴリー・ペックの方が(ヒッチコック映画【白い恐怖】【子鹿物語】【紳士協定】等)当然、大先輩で有名だった訳ですが、彼は、映画において、とても重要なタイトル・クレジットや宣伝ポスターなどに出るオードリーの名前を、自分と同じ大きさ、同等に扱って欲しい!と言ったという、とても誠実な人柄だったそうです。彼女が亡くなるまで友人として交流が続いたというグレゴリーとの、素敵なエピソードも残っています。

さて、この名画の上映を行なっているのは、『一度、スクリーンで見たかった。もう一度、スクリーンで見たかった。』という思いで10年間実施され続けている企画『午前十時の映画祭』です。特に素晴らしい傑作娯楽映画を選び、全国の映画館で4月から、1年間にわたって連続上映するもので、10年目となる今年は、一応、ファイナルということで、全国58箇所の劇場で、上映されています。宮城県内では、ムービックス利府が会場です。

この10年で映画館を取り巻く環境が大きく変化してきたこともあり、今回の記念すべき10回目をもって一区切りとし、一旦終了となるそうですが、最後の今年は、これまで上映してきた作品の中から、傑作中の傑作を16本、plus本映画祭としては初上映となる11本の合計27本を上映。

来年3月のラスト3週間の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作、連続上映以外、全て2週間ずつの上映で、いずれも初日は金曜日、料金は1100円です。何度見ても素晴らしい傑作映画を、映画館という最良の環境で、心ゆくまで、お楽しみください。 今後の詳しい上映作品などについては、公式HPをご覧ください。ご家族、皆さんで楽しんでいただける作品となっています。

今回は、夏休み中であり、お盆休みも近いということで、昨日から上映のアニメーション【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)】、そして往年の名作を上映し続けている『午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作』から【ローマの休日】こぼれ話と一緒にご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(8/3放送分)

アルキメデスの大戦

原作:三田紀房
監督:山崎貴
出演:菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小林克也 他


◆聖月のオススメワンポイント
戦艦大和の建造をめぐる「机の上の大戦」が始まる!今回は“巨大な権力に立ち向かい、数学で戦争を止めようとした男の物語”・・・菅田将暉さん主演で現在好評公開中の【アルキメデスの大戦】をご紹介します。

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<ストーリー>
1933年、第二次世界大戦前の昭和8年。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省の上層部は、世界に威厳を示すため、超大型戦艦の建造に大きな期待を寄せるものの、省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者もいた。海軍少将の山本五十六は、航空機が主流のこれからの戦いに必要なのは航空母艦の方だとの持論をもち、その計画に待ったをかけたのだ。

だが“世界に誇れる壮大さこそ必要!”という軍上層部の巨大戦艦建造支持は変わらず、山本の進言を無視。そんな動きに危険を感じた山本は、巨大戦艦の建造が、いかに国家予算の無駄遣いかを独自に見積もり、算出して、明白にしようと考えていた。しかし、戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。
必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者だった。

そこで山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直(かいただし)。ところが、この櫂という男は、数学を偏愛する、大の海軍嫌い!という一筋縄ではいかない変わり者だった。
頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつけ、その言葉に意を決した彼は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、飛び込んでいくことになる。

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<作品について>
原作は『ドラゴン桜』『インベスターZ』等ユニークな発想と独自のテーマ性で時代に斬りこんできた稀代のストーリーテラー:三田紀房さんが「週刊ヤングマガジン」に連載中の同名コミック「アルキメデスの大戦」です。
これは1930年代の日本を舞台に、第二次世界大戦について帝国海軍という巨大権力に立ち向かい、戦艦大和の建造計画を食い止めようとした、数学者の視点で描かれた、かつてない歴史ドラマとなっています。

監督・脚本・VFXを担当するのは、【ALWAYS】シリーズや【永遠の0】【DESTINY 鎌倉ものがたり】など、数々のヒット作を手がけた山崎貴監督です。今回も、史上最大にして悲劇の運命をたどった「戦艦大和」建造を巡る頭脳戦を見事に映像化し、更に、あの「戦艦大和の雄姿」を圧巻のVFXでスクリーンに甦らせました。

そして、軍部の陰謀に数学で戦いを挑む主人公:櫂を演じるのは【共喰い】【帝一の國】【あゝ、荒野】シリーズ【火花】など、今、最も注目されている俳優の一人:菅田将暉さん。

櫂を使って大和建造を阻止しようとする海軍少将・山本五十六には、舘ひろしさん。さらに、柄本佑さん、浜辺美波さん、笑福亭鶴瓶さん、小林克也さん、小日向文世さん、國村隼さん、橋爪功さん、田中泯さん等、豪華演技派俳優が勢揃いしています。

また音楽を担当するのは山崎監督作品を多く手がけ【ALWAYS 三丁目の夕日】で日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀さんです。今回も圧巻の映像にのせて流れる壮大な音楽が、観る者の心を熱くします。

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<みどころ>
天才数学者VS海軍という、かつてない「机上」の頭脳戦が始まり、同調圧力と、妨害工作の中、巨大戦艦の秘密に迫っていくという、このエンタテインメント!

“史実に着想を得た、フィクション!”と位置付けられていますが、原作者の三田さん曰く、この作品が書かれた当時、2020年の東京オリンピックの新国立競技場・建設計画が、デザインや建設費などで大騒ぎになっている様子を見て、アイデアが浮かんだ、とのことです。

それにしても、VFXとわかっていても、本当に大和を作ってしまったのでは?と思えるほど、スクリーン上の“その姿”は圧巻で美しいものです。そして史実として私達は沈んでしまったことを知っている「戦艦大和」ですが、映画の冒頭、海上での、大和の戦闘シーンを俯瞰で見ていると、それだけで、当時の戦争そのものの愚かさを見せつけられている様な気持ちになりました。

天才数学者の卓越した能力をもって、「大和」の建造にかかる高額な費用を試算し、計画の裏でうごめく、軍部の不正と陰謀を暴こうとする山本五十六・・・。
当時の日本が、どういう状況にあったのか?・・・それは「軍艦の増強に際限なく金が注がれる中、もし、巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず欧米との戦争を始めてしまう」というものだったのです。

いかに戦争を回避するか・・・いや、もし突入してしまっても、どう戦争を終わらせるのか、と葛藤する人々がいたことも伝わってきました。
主演の菅田将暉さん演じる櫂の言葉は勿論ですが、田中泯さん演じる、櫂と敵対する戦艦大和の設計者の言わんとすることが、最後に重く、重くのしかかってくる物語です。上映時間は2時間10分(130分)

今回は、現在、宮城県内では、ムービックス仙台・利府と、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中の【アルキメデスの大戦】をご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(7/27放送分)

天気の子

原作:新海誠
監督:新海誠
声の出演:醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成 他


◆聖月のオススメワンポイント
“あの光の中に、行ってみたかった”…これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語・・・ あの大ヒット作【君の名は。】の新海誠監督最新作!…現在公開中のアニメーション映画【天気の子】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
高校1年生の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高(ほだか)は、すぐ生活に困窮・・・孤独な日々の果て、ようやくたどり着いたのは、小さな編集プロダクションの住み込みの雑用仕事で、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

そんな彼の、これからを示唆するかのように、連日降り続ける雨・・・。ある日、雑踏ひしめく都会の片隅で、ある事情を抱え、弟とふたり、明るく、たくましく暮らす少女・陽菜(ひな)に出会う。彼女には不思議な能力があった。
「今から晴れるよ」・・・彼女が口にすると、少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み・・・それは祈るだけで空を晴れに出来る力だった・・・。

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<作品について>
天候のバランスが次第に崩れていく現代を舞台に、運命に翻弄され、自らの生き方を『選択』していく少年と少女を映し出している、この作品・・・原作・脚本・監督は【秒速5メンチメートル】など、今や世界的に注目され、国内外問わず多くの人々に支持されるアニメーション監督:新海誠さんです。話題作・・・というより、社会現象を巻き起こした、大ヒットアニメーション【君の名は。】以来、およそ3年ぶりに発表した待望の最新作となりました。

登場人物たちの声を担当したのは・・・主人公の家出少年:帆高を、舞台『弱虫ペダル』で主演に抜擢され、この秋には舞台『ハイキュー!!』での主演や、映画【セブンティーンモータース】の公開が控えている、醍醐虎汰朗(だいご こたろう)さん。

そして・・・100%の晴れ女:ヒロインの陽菜には、ドラマ『イアリー 見えない顔』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、又この秋以降公開の映画が目白押しの森七菜(もり なな)さんです。

2000年、2001年生まれ!!というお二人ですが、2000人を超えるオーディションの中から選ばれた、この若き二人の声に注目が集まっています。

更には本田翼さん、吉柳咲良さん、梶裕貴さん、平泉成さん、倍賞千恵子さん、小栗旬さんら豪華なキャスティングとなっているうえに、実は、野沢雅子さん、柴田秀勝さんといったベテラン声優、そして神木隆之介さん、上白石萌音さん、成田凌さん、谷花音さんらも、“あの役のあの声は、この人だったんだ!”といった感じで登場しています。

キャラクターデザインは【君の名は。】などの田中将賀さんらが。また音楽・・・こちらも【君の名は。】で音楽全般を担当し、高い評価を得た、RADWIMPSです。今回も、引き続き『愛にできることはまだあるかい』『グランドエスケープ』『大丈夫』など、主題歌5曲!をはじめ、劇中の全ての音楽を担当しています。

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<みどころ>
主人公の帆高が、最初の頃よく『東京ってコエ〜(怖い)東京ってスゲ〜』と口にするのが印象的だったのですが・・・実は、オリンピックで、東京が様変わりする前に、東京が変わってしまう話を描きたい!という思いで作った、という新海監督。

美しい色彩と、繊細な言葉で紡ぎ出される叙情的な男女の物語・・・実写かと思うほど、いつも、その映像の迫力と精密さに驚かされる新海ワールドで、今回は、雨・風・霧・窓を流れる雨粒・水溜り・雲間からさす光!等とても難しい『天気』というものが表現されていて・・・世界の中でもトップをいく日本のアニメーション技術は、既に、ここまで来ているのか!!と感動すら覚えました。
(個人的なイメージで恐縮ですが、その昔ディズニー作品で人の髪の毛や、動物の体毛の細やかさに驚いたことが思い出されますが・・・これは更に別の感動モノとなっています。)

そして、家出少年:帆高と、不思議な力を持つ少女:陽菜、二人の恋の物語は、新たな時代を迎える、あらゆる世代、世界へのメッセージとして描かれていて、主題歌の歌詞の中に『愛にできることは、まだあるよ!僕にできることはまだあるよ』と歌われているところが、ラストにも重なり、一層、心に響きました。

『これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語だ・・・』とありますが・・・作品の中には、気象神社なども出てきまして、・・・現代のゲリラ豪雨の様な異常気象なども題材に盛り込みながら、でも、実は、それを異常と思っているのは、今を生きる我々人間だけであって、悠久の地球の歴史の中では、ほんの一時の出来事である・・・とか、大げさに考えてしまうことも、ホントは、チッポケなことなんだよ!?と言われているような気がして・・・

切なくも美しいピュアなラブストーリーであり、ファンタジーでもあり・・・否、ファンタジーと一言で表現するよりも、あえて『日本のおとぎ話』と言いたくなる様な、素敵な物語です。私は、駅前の大きなスクリーンで観てきたのですが、夏休みということもあってか、平日の昼間にも関わらず、ほぼ満席!お隣りの女性は、涙を拭っておられました。上映時間はおよそ1時間50分(110分)

今回は、現在、宮城県内では、ムービックス仙台・利府と、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中の【天気の子】をご紹介いたしました!

来週、31日(水)には、監督の舞台挨拶付き上映がある劇場も?ある様です。詳しくは公式HPなどをご確認ください。


今週のおすすめ!
(7/20放送分)

「アメリカン・アニマルズ」 & 「今日も嫌がらせ弁当」

「アメリカン・アニマルズ」
監督:バート・レイトン
出演:エバン・ピーターズ、バリー・コーガン、ブレイク・ジェナー、ジャレッド・アブラハムソン

「今日も嫌がらせ弁当」
原作:Kaori(ttkk)
監督:塚本連平
出演:篠原涼子、芳根京子、松井玲奈、佐藤寛太、岡田義徳 他


◆聖月のオススメワンポイント
“夏休み”ということで、今回は実話を基にした、ちょっと困ったちゃん?の高校生・大学生が主人公という映画、現在公開中の【アメリカン・アニマルズ】そして【今日も嫌がらせ弁当】・・・こちらの2本をご紹介いたします。

まずは“普通の大学生が起こした、普通じゃない強盗事件”・・・現在、チネ・ラヴィータで公開中の青春クライムムービー【アメリカン・アニマルズ】からご紹介します。

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<ストーリー>
ジョニー・サンダーの「I'm Alive!!」を歌いながら車を飛ばす大学生のウォーレンとスペンサーはバイト先から食品ロス!?として廃棄されそうな食べ物を盗むことで最小限のリスクを楽しむ…そんなどうしようもない毎日に飽き飽きしている。くだらない日常に風穴を開けたい、特別な人間になりたいと刺激を求めた2人は、ある日大学図書館に収蔵されている貴重な本を盗み出す計画を思いつく。

それはジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」という高価なヴィンテージ画集で、手に入れれば1200万ドルの価値があるらしい!!早速、仲間集めを始めるウォーレンとスペンサー。 目をつけたのは、FBIを目指す秀才:エリックと、既に実業家として成功を収めていたチャズ。【オーシャンズ11】やタランティーノ映画【レザボア・ドッグス】などを参考に、作戦を練り始める彼らは、お互いを「ミスター・ピンク」「ミスター・ブラック」等と呼び合うのだった。

そして作戦決行日、特殊メイクをして老人の姿に扮した4人は、遂に図書館へと足を踏み入れる。そこで彼らを待ち受ける運命とは?・・・

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<作品について>
これは2004年、アメリカ・ケンタッキー州、トランシルヴァニア大学の図書館で大学生4人組が実際に起こした事件を映画化した作品で、本能のままに刺激を求めて突っ走った4人のアメリカン・アニマルズ達の物語であり、大学図書館に眠る、1200万ドルと言いますから、日本円で時価12億円を超えるヴィンテージ本を狙った、まさかの実話!に加えて更に、ホンモノの犯人たちが劇中に登場する!という、映画史上類を見ない、新時代のハイブリッド・リアル・クライム・エンタテインメントでもあります。

脚本・監督は、この作品が長編ドラマとしての初監督作品となるバート・レイトン。2012年に監督したドキュメンタリー映画で、その独創性と語り口から高い評価を得て、世界中の映画祭で受賞を果たしているクリエイターです。(常に斬新なスタイルとジャーナリスティックな手法で、挑戦的なテーマにも果敢に取り組むことで知られています。)

そして、登場人物たちの不安定な心と姿を見事に演じたのは今注目の若手実力派俳優・・・主演の4人は、破天荒なリーダー:ウォーレン役を【キック・アス】【X-MAN】シリーズなどで一躍有名になったエヴァン・ピーターズ、臆病なアーティスト:スペンサー役を【ダンケルク】【アウトサイダーズ】等で存在感を見せつけたバリー・コーガン、内気なインテリ、エリック役はプロの格闘技家を経て俳優に転身【ザ・インターセクションズ】などのジャレッド・アブラハムソン。短気な筋肉おたくチャズ役を【スウィート17モンスター】などのブレイク・ジェナーが演じています。

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<みどころ>
誰よりも自由を求めるウォーレンと、スペシャルなことを経験したいと願うスペンサー・・・など何一つ不自由のないはずの中流階級出身の彼らが何故犯罪に手を染めたのか?何が彼らを突き動かしたのか?

衝撃の実話ということで、その動機については本人たちも映画の中で語っているのですが、実際には、お金が目的ではなく“あらゆる期待から解き放たれたかった!”とか、“アーティストでありたい!” “特別でありたい!” “爪痕を残したい!” “退屈だから自由になりたい!”また、“何か起きるのを待っているけれども、人生をかえる経験をしてみたい!!”など・・・動機も、それぞれの目的も、今となっては何が真実だったのかさえ、わからない・・・。

映画では、それぞれの、その後の人生も示されています。1時間56分(116分)
まずは、現在チネ・ラヴィータで公開中の【アメリカン・アニマルズ】をご紹介いたしました!

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そして、もう一本・・・不器用な母と娘の実話に基づく物語・現在公開中の【今日も嫌がらせ弁当】

<ストーリー>
夫を事故で亡くし二人の娘を育ててきたシングルマザーのかおり。今は自然と人情が豊かな八丈島で、次女の双葉と暮らしている。その可愛い娘も高校生となり、ついに反抗期に突入。話しかけても返事すらしない。生意気な態度や、無視を繰り返す双葉に対して“仕返し”をすべく、母のかおりは、娘の嫌がる“キャラ弁”を作り続けることで逆襲する。

やがて、そのお弁当は、母から娘への大切なメッセージへと変わっていき・・・娘もまた「ウザい」とぼやきながら、何かを受け取るように、一口も残さず食べ続けるのだった。

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<作品について>
母が選んだ武器はお弁当だった!・・・という仕返し弁当という誰も観たことのないユニークさと楽しさでたちまち話題となり、ブログ界の数々のランキング1位を獲得するなど、その栄冠を手にした人気ブログ「kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ」が原作エッセイとなり、ベストセラーとなり、ついに映画化されました。

かおりさん、ご本人は普通に生活していただけ・・・・とのことですが毎朝(前の晩から)の準備作業・時間を考えると・・・本当に大変だったと思いますが、撮影の際も、お手伝いをされたそうです。

監督は、ドラマ【ドラゴン桜】や映画【ぼくたちと駐在さんの700日戦争】【着信アリ2】などの、塚本連平さん。

母:かおりをユーモラスに生き生きと演じたのは、篠原涼子さん、娘:双葉を芳根京子さん、更に、姉の若葉を松井玲奈さん、映画オリジナルのキャラクターとして登場していた佐藤隆太さん、他に岡田義徳さん、村上知子さんなどが出演しています。また、バンド:フレンズが書き下ろした主題歌「楽しもう」も爽やかです。

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<みどころ>
目の前にいるにもかかわらず、目も合わせず、携帯のラインで、必要最低限の会話?をしようとするなど、徹底的に無視する娘に対して、お弁当を通して、本音のメッセージを伝え続けた母・・・不器用な二人のお弁当コミュニケーション・・・毎日のことなので(夏休み等はどうしていたのかな?と、ちょっと思うのですが)よく3年間も続いたものだなあ!・・と母親も娘も、どちらもスゴい!と感じました。

“生意気でも、反抗期でも、あなたが娘でよかった。”・・・上映時間は1時間46分(106分)こちらの作品は、現在ムービックス利府と、イオンシネマ名取、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原で、引き続き、上映中です。

今回は、現在公開中の【今日も嫌がらせ弁当】【アメリカン・アニマルズ】2本を、ご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(7/13放送分)

神と共に 第一章 罪と罰・第二章 因と縁

監督:キム・ヨンファ
出演:ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ 他


◆聖月のオススメワンポイント
“史上最大級の地獄めぐりの旅が始まる!”・・・
今回は“誰も見たことのない冥界の謎を解き明かすファンタジー・アクション・エンタテインメント!現在好評公開中の【神と共に 第一章 罪と罰】【神と共に 第二章 因と縁】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
第一章・・・火災現場で少女を救い、壮絶な殉死を遂げた消防士ジャホンの前に冥界からの3人の使者:カンニム・ヘウォンメク・ドクチュンが現れ「人は死ぬと49日間に7つの地獄の裁判を受けなくてはならない」というルールを伝える。その裁判すべてを無罪でクリアした者だけが、現世に生まれ変われる!というのだ。
その裁判での弁護と警護を担当する3人の使者・・彼らに導かれたジャホンは<殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、そして親不孝の罪を問う天倫>という7つの地獄を巡るはめになるが、実直で勤勉であるはずのジャホンの意外な過去が次々と発覚し、冥界と下界を巻き込んだバトルが勃発する!
壮絶な地獄巡りの結果、ジャホンは無事に生まれ変わることができるのか!?

そして第二章・・・3人の冥界の使者が挑む新たなミッション・・・それは、怨霊となった青年の無念の死を証明すること!!そして、ある神に守られた下界の老人を無事に?冥界に連れてくること・・・だが彼らの行く手には、3人の、謎に包まれた“前世”が立ちはだかる。彼らを結びつけた1000年前の因縁とは想像を絶する残酷なものだった・・・

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<作品について>
韓国映画史に残る大ヒットを記録し、2017年冬に公開された第一章は、アメリカ・カナダ・台湾・香港等でも爆発的人気を得た、誰も見たことのない冥界エンタテインメント大作で韓国の人気ウェブコミックを原作としています。

人は死んだらどこへ行くのか・・・そこは必ず死後に訪れる場所なのに誰一人として覗いたことのない超自然の異世界です!!これまでにも古今東西、様々な映画で探求されてきた、人類にとって永遠の謎とも言える“あの世”というテーマを、壮大なスケールの2部作として映像化しています。

また本作は準備に約5年、撮影に約1年を費やし、第1部と第2部を同時進行で製作するという、韓国映画史上初の製作方法にチャレンジしました。この異例のビッグ・プロジェクトで、一人の亡者と三人の使者が力を合わせ、幾多のハードルがそびえる裁判を突破していく“ゲーム感覚?”のストーリー展開が誕生したのです。

脚本も担当したキム・ヨンファ監督は、未経験者ばかりのスキー・ジャンプチームの奮闘記を描いた【国家代表!?】や、全身整形で生まれ変わった美女の大騒動を描いた【カンナさん大成功です!】など、奇想天外な題材を通して、人々に温かい励ましと感動を伝えてきた監督です。

そして、実力派のハ・ジョンウを筆頭としたオールスターキャストが、想像を絶する「あの世」の光景の中で、個性的な人物を、生き生きと演じています。

他に、7つの地獄や三途の川などのビジュアルにも目を奪われます。ただ、“あの世”を映像化するのは、かなり難しい作業だった様で、独特の神秘的な雰囲気を盛り上げるとともに、リアリティにも力を入れるため、キム監督とスタッフは“火・水・鉄・氷・鏡・重力・砂”など7つの自然をアレンジして取り入れました。
例えば〈殺人地獄〉は火=火山の噴火口と溶岩のイメージ、〈怠惰地獄〉は、水=滝のイメージを活用するなど、各地獄ごとに自然の特徴を組み合わせて、新しい次元のビジュアルを作り出したのです。

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<みどころ>
誰もが幸せになれる美しい極楽浄土が待っていると思ったら大間違い!私達の想像をはるかに超えたところで、現世での罪と罰が問われる“地獄”への旅を描き上げた第一章!! そして、千年に及ぶ因縁のドラマが、クライマックスを迎える!第二章!

韓国の地獄にも閻魔大王がいる!とか、人は亡くなったら、三途の川を渡る!など、死生観は日本と似ていて、東洋的なものなのかな?と思えたり、また、登場する大王たちが非常に個性的で・・・いかにも地獄の!と想像通りの方もいれば、絶世の美女だったり、子どもだったり、キャラクター設定もユニークです。

自分は罪を犯していないと思っていても、知らないうちに人を傷つけていたり、恨みを買っていたり、と大罪を犯していることがあります。
それを裁判の様に、ディベート方式で説明しつつ、過去の真実については、言葉よりも映像で見せながら弁護したり、証明したり、追求したり・・と、とても新しい表現方法であり、またマトリックスのようなビジュアルの格好良さ、心に浮かんだものが悪者となって現れるゴーストバスターズ的?演出、ジェラシックパークの様に恐竜が登場する唐突さも、ハリウッド大作のような面白さとクオリティです。

VFX・アクション・家族愛や友情、スリルとサプライズ!・・・果たして“死後の人生”を懸けた地獄巡りの最終地点には、いったい何が待ち受けているのでしょうか?2本とも2時間超を感じさせない演出で、・・・そして何よりも登場人物たち、それぞれのストーリーが衝撃的であり、それでいて、実感がこもっています。

使者で、案内人で、弁護士のドクチュンなどはイマドキの若者らしく“いいね!サイン”を連発するなど、最初はコメディかと思うほど、おかしくて、でも最後には号泣!!という魅力的な作品です。上映時間は第一章:2時間20分(140分)、第二章:2時間21分(141分)

今回は、宮城県内では、現在、第一章は、チネ・ラヴィータのみで、第二章は、チネ・ラヴィータと、ムービックス利府の2箇所で好評公開中の韓国映画【神と共に 第一章 罪と罰】【神と共に 第二章 因と縁】をご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(7/6放送分)

パピヨン

原作:アンリ・シャリエール
監督:マイケル・ノアー
出演:チャーリー・ハナム、ラミ・マレック、イブ・ヒューソン、ローラン・モラー、トミー・フラナガン 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、実話を基にした自由を求める男たちの熱きドラマ=往年の名作“脱獄映画の金字塔”が、壮大なスケールで、45年ぶりに蘇りました!・・・現在、チネ・ラヴィータで好評公開中の【パピヨン】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
1931年パリ。胸に蝶の刺青を入れていることから“パピヨン”(フランス語の蝶)と呼ばれた男は、金庫破り等はしていたものの、仲間の裏切りにあい、身に覚えのない殺人の罪で終身刑を言い渡され、フランス領ギアナにある流刑地<悪魔島=デビルズ>に送られる。周囲を海に囲まれ、脱獄不可能な場所として知られたこの島で、囚人たちは人権を剥奪され、過酷な強制労働を科せられていた。

そんな絶望と死が支配する場所で、自由を求めてあがくパピヨンは、同じ服役囚で、紙幣偽造の天才:ドガと出会い、ある取引を持ちかける。やがて奇妙な友情で結ばれていく二人は、協力して脱獄を企てるのだが・・・。

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<作品について>
フランス史上最悪と呼ばれた南米の流刑地<悪魔島=デビルズ>・・逃げるかここでくたばるか・・・これは命をかけて脱獄に挑んだ男たちの熱きドラマであり、実話に基づく物語です。原作は、作家:アンリ・シャリエールの世界的なベストセラー自伝小説で、彼の壮絶な実体験を基にした、終身刑囚“パピヨン”の13年間に及ぶ、命をかけた脱獄劇を描いたものです。

これが、【猿の惑星】などを大ヒットさせた名匠フランクリン・J・シャフナー監督と、ハリウッドの異端児と呼ばれ、2度のオスカーに輝く脚本家ダルトン・トランボのタッグによって1973年に映画化され、大ヒットを記録しました。

当時、名優二人の初共演でも話題となった主演のスティーヴ・マックイーンと、ダスティン・ホフマン。スティーヴ・マックイーン演じるパピヨンの鬼気迫る姿と、ダスティン・ホフマン演じる、偽札作りの天才でありながら、控えめで誠実な性格のドガとの熱い友情は、多くの人々の共感と感動を呼びました。

そして話題の作品には欠かせない、ジェリー・ゴールドスミスの音楽:テーマ曲「パピヨンのテーマ」は、その年のアカデミー賞作曲賞にもノミネートされ、映画音楽の名曲の一つとなりました。

その往年の名画を【パシフィック・リム】で主演を務め、【キング・アーサー】でもアクションを披露した人気スター:チャーリー・ハナムと、伝説のバンド:クイーンを描いた【ボヘミアン・ラプソディ】で、フレディ・マーキュリーを演じ、見事、本年度のアカデミー賞・主演男優賞を受賞した、ラミ・マレックという豪華競演で、実に45年の時を経て、リメイクされました。

今回メガホンを取ったのは、世界が注目しているデンマークの新鋭マイケル・ノアー監督です。73年版では、投獄後の生活から始まり、本物の設計図を基に再現されたという獄中の様子、逃亡先の島民との交渉や交流なども描かれていましたが、本作は、アンリ・シャリエールの原作小説と、トランボの脚本の両方を基に、73年版にはなかった、パリでのエピソードなども追加されています。

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<みどころ>
今の世の中では考えられない、堪え難い、理不尽な状況。陥れられた怒りと復讐心がなければ、最後まで、やり遂げることはできなかったかもしれない。

脱獄劇!というと、巌窟王(モンテクリスト伯)を思い出す方もいらっしゃると思いますが、あの主人公もそうだったように、その復讐心から、闇に閉ざされた独房でも体を鍛え続け、あらゆることに知恵を働かせるパピヨン。復讐が叶ったかどうかはわかりませんが、脱獄して、生き延びてやる!という彼の心と勇気が、その力になっていたのは間違いありません。最後に原作者:アンリ・パピヨン・シャリエール本人の写真もエンドロールに登場し、こういうムゴいことが本当におこっていたのだと改めて実感させられました。

<彼の実体験としては、25歳で終身刑を言い渡され、13年の獄中生活の間に9回もの脱獄を試みたそうで、1973年、最初の映画が公開された年に、(残念ながら出来上がった作品を観ることはなかったそうですが・・・)スペインの地で、66歳で亡くなる二年前には、母国フランスから恩赦を受けていたそうです。また作品では、頑強で派手だが、人を惹きつけるパピヨンが描かれていますが、原作者:本人の写真から、パリ・モンマルトルでは、なかなかの美男子だった!というのも頷けます。>

すべてを失っても、希望だけは奪えない!!・・・偏見や差別も織り込見ながら、生きることへの執着を描ききったパピヨン。彼らを駆り立てたのは、一体何だったのか・・・絶望の淵に追いやられても、決して自由への夢と希望を諦めない男たちの姿に、胸が熱くなります。上映時間は2時間13分(133分)

今回は、宮城県内では、チネ・ラヴィータで現在好評公開中の【パピヨン】をご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(6/29放送分)

凪待ち

監督:白石和彌
出演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真 他


◆聖月のオススメワンポイント
今月15日の放送で、塩釜でのサプライズ舞台挨拶をご紹介したばかりですが、実は昨日28日もロケ地となった石巻で、初日舞台挨拶に行われた!という…今回は、宮城県内を舞台に撮影が行われた、香取慎吾さん主演の映画、昨日28日から全国公開となっている【凪待ち】を、じっくりご紹介いたします!

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<ストーリー>
毎日ブラブラと過ごし、自らをろくでなし!といっている木野本 郁男は、ギャンブルをやめ、再出発しようと、恋人の亜弓と、亜弓の娘・美波と共に、彼女の故郷である宮城県石巻に移り住んで、印刷会社で働き始める。

だが、ある日、亜弓と親子げんかをした美波が家に帰らず、亜弓はパニックに。彼女を落ち着かせようとする郁男だったが、逆に亜弓に激しく非難され、腹を立てて彼女を突き放してしまう。・・・その直後、亜弓は何者かに殺害された。
恋人を殺された挙句、同僚からは疑われ・・・次々と襲い掛かる絶望的な状況から、郁男は自暴自棄になっていく・・・。

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<作品について>
恋人の故郷:新天地で再出発を図ろうとするが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう・・・誰が彼女を殺したのか?
これは、【凶悪】【日本で一番悪い奴ら】【虎狼の血】【彼女がその名を知らない鳥たち】などの白石和彌監督がメガホンを取った、愚か者たちの切ない暴力を描いた衝撃のヒューマン・サスペンスです。

脚本は、【クライマーズ・ハイ】【天地明察】などの加藤正人さんが担当したオリジナル作品で、人生につまづき、石巻でやり直そうとする主人公:郁男を演じるのは【こちら葛飾区亀有公園前派出所】シリーズや【クソ野郎と美しき世界】【人類資金】など、幅広い役柄をこなす香取慎吾さん。今回の白石監督との初タッグでは、髭を生やし、笑顔を封印した、かつてない役柄に挑んでいます。

郁男の恋人:亜弓を【友罪】【生きてるだけで、愛。】などの西田尚美さん、娘の美波には、【くちびるに歌を】【3D彼女 リアルガール】などの恒松祐里さん、気難しい亜弓の父親を、【止められるか、俺たちを】など白石組常連の吉澤健さんが・・・他に、TEAM NACSのメンバー:音尾琢真さん、麿赤兒さん、不破万作さん、そして、作品ごとに独特の存在感を放つ、リリー・フランキーさんなどが脇を固めています。

白石監督と主演の香取慎吾さんが、公開を前に、映画クランクインの地である塩釜の海:ウミネコの声をバックに作品の見所について、お話ししてくださいました。

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<インタビュー>
監督:香取慎吾さんが・・・もう僕も撮影中から、ゾクゾクするような表情を何度も見せてくださってて・・・その表情の変化とか、落ちに落ちていく役なんですけど、その落ちていく郁男を見ているだけで、ほんとに楽しい?と言っていいのかわからないですけど、ゾクゾクする映画だと思います。暗い話なんですけど、妙にやっぱり色っぽいんですよね。その色っぽさは、男が観てもゾクゾクします。リリーさんもホント男惚れする表情!って言ってましたものね。

人が生きていくって、当たり前のようで、実は凄い難しいんだなっていうのを今回映画を作りながら感じましたし、スマートに、カッコよく生きていける人なんか、ほとんどいないし、みんな無様な格好をさらしながら生きているんだけど、だからこそ人って、やっぱり愛おしくて、美しいものなんじゃないかなっていうのが、この作品を通して、凄い感じたところですね。


香取:そうですね。監督も言ったように、そんなに光が差してばっかりの人生じゃないと思うんですよ。辛いことも苦しいことも山のようにある中で、みんな必死に生きていると思うんですけど、そんな中で、こう映画でエンタテインメントの中で、一個の作品の中でも、ズバっと光が差して華やかに終わる映画もあるけど、これはそういう映画じゃないかもしれないけど、どこか、観てる方にも、映画の中でも、うっすらと見える光を掴めるのか?掴めないのか?・・それが自分の人生にも重なって見えるような映画になっていると思いますね。

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続いては、先日、塩釜水産物仲卸市場で行われた舞台挨拶に集まった皆様へのコメントです。

<メッセージ>
香取:映画【凪待ち】完成しました。やっと皆さんに観て頂ける時がきました。自分としては新しい道を、人生の新しい道を歩み始めて、一年半以上来ましたかね?そんな中で、こう初めての、自分の映画として、ちょっと力んでしまうプレッシャー感じる部分もあったんですが、今は、そういう思いも全くなく、皆さんのお力を借りて完成した、素晴らしい監督に出会えた・・・白石監督という、素敵な監督の最新作!完成しましたんで、一人でも多くの方に観ていただけたらなと思っております。

監督:香取さんと初めて仕事をするということで、いつもの「暴力の映画」ではなく、優しさが残る映画を作りたいと思って作った映画です。あのもちろん、東日本大震災もそうですし、それ以降も日々、日本、世界中ですね、悲しい事が沢山・・・悲しいニュースを観ることが多いと思うんですけど、なんか、そういう思いをした全ての人の心に“凪”よ、訪れろ!という思いで作った映画です。皆さん、最後まで観て、この映画、応援、宜しくお願いします。本当に、今日は有難うございました。

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<みどころ>
凄く重み・深みがある言葉でした。最後までハラハラしてしまうけれど、とても良い映画を作ってくださった白石監督・・・ちょうど一年前に、石巻・女川・塩釜で、本当に寝る間も惜しんで一生懸命撮りました!とも語ってくださいました。 又、地元の皆さんが映画の撮影をとても喜んでくれて優しく迎え入れてくれたことが嬉しかった!と香取さん。

物語の主な舞台が石巻ということで、被災地・・・そして津波の被害にあった地域の人だから言える「海への思い」=脅威や感謝の気持ちがあるからこそ、出てくる言葉・セリフもありました。

震災のことを関連付けた映画は沢山ありますが、白石監督は、製作にあたり、きっと、とても、とても詳しく調べてくださったのだろうなと感じられる内容で、口数の少ないおじいちゃんの言葉(方言)が特に心に響きました。

そして、もう一つの主人公?と私は感じたのですが・・・それは、様々な顔を見せる海です。明け方の、夜の、静かな、そして津波を起こし、色んなものを飲み込んだ海・・・そこから生まれかわった、新しい海とともに新たな一歩を踏み出す!・・・「ちゃんと生きる」ということの大切さを教えてくれているようでした。上映時間は2時間04分(124分)

今回は、昨日から宮城県内のイオンシネマ石巻とTOHOシネマズ仙台の2箇所の劇場で公開となりました【凪待ち】をご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(6/22放送分)

メン・イン・ブラック インターナショナル

監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、レベッカ・ファーガソン 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、地球に潜む宇宙人を監視するエージェントたちの活躍を描いた人気のSFシリーズ第4弾!!新コンビが活躍する現在好評公開中の【メン・イン・ブラック インターナショナル】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
ニューヨークに本部を置く最高機密機関:MIBことメン・イン・ブラック。その存在は公にされていないが、所属するエージェントはブラック・スーツとサングラスに身を包み、人間に姿を変えて地球に生息するエイリアンが、犯罪や侵略行為を行わないよう、日々監視し、取り締まっている。

MIBの新人女性:エージェントMは、20年前、エイリアンに遭遇しながらも偶然、記憶消去を逃れて以来、MIBに憧れ続け、ついには、自らスカウトを勝ち取ったというエリート新人だ。上司であるエージェントOに対しても、物怖じしない大物ぶりを見せる彼女に、ロンドン行きの初ミッションが下される。

ロンドン支部で待っていたのは、イケメンだが、軽薄な先輩エージェントH。二人の前には、何にでも変身するエイリアンや、3本目の腕を持つ美女など、常識外れのエイリアンたちが次々と現れる。

ロンドンオフィスの上官・ハイTや、パグ犬型エイリアンの協力は得たものの、仲間であるはずのエージェントたちも、一体、誰が敵で、誰が味方なのか分からない・・・。イギリス・フランス・モロッコと世界各国で捜査を進めるが、果たして対照的な男女コンビは、無事にミッションを遂行できるのか?・・・

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<作品について>
地球に潜む宇宙人を監視するエージェントたちの活躍を描いた【メン・イン・ブラック】シリーズ・・・スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、1997年から2012年迄に、ウィル・スミスと、トミー・リー・ジョーンズのタッグで3作品が製作され、いずれも大ヒットを記録しました。このシリーズ待望の最新作が第4弾!7年ぶりに、地球上陸?となりました。 今度のチームは、一見プレイボーイだが実はスゴ腕の先輩男子Hと超エリート新人女子Mのコンビが、増殖・進化するエイリアンに立ち向かい、地球に迫る危機に挑むというストーリーです。

監督は【ストレイト・アウタ・コンプトン】や、【ワイルド・スピード ICE BREAK】などのF・ゲイリー・グレイ。

イケメンチャラ男の敏腕エージェントHを【アベンジャーズ】シリーズなどのマイティ・ソー役でおなじみクリス・ヘムズワースが・・・、新人のエージェントMを【クリード】シリーズや、【マイティ・ソー バトルロイヤル】などのテッサ・トンプソンが演じています。日本語吹き替え版では、女優の今田美桜さんが声を担当しました。

他に、貫禄たっぷりの上司をリーアム・ニーソン、シリーズ3に続いて、エマ・トンプソン、【M:I】シリーズのスパイ役でも見事なアクションを披露したレベッカ・ファーガソンなどが出演しています。

また音楽は、これまでのシリースでもおなじみの、ダニー・エルフマンと、【ミッション:8ミニッツ】のクリス・ベーコンが共同で担当しています。

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<みどころ>
今回は、新コンビが、敵が仕掛けていた裏工作によって仲間のMIBから追われる立場になってしまうのですが・・・これまでのシリーズにも登場した、エイリアンやMIBに遭遇した人間の記憶を消すニューラライザーや、空も疾走する車、そして、そこに装填されたスペースガンなど、多彩な小道具:ガジェットも健在で、これらを駆使しながら、二人は地球の存亡をかけたスケールアップした大事件に挑んでいくわけです。健在といえば、宇宙外交に詳しいパグ犬型エイリアンのフランクは頼れる存在ですし、今回登場の、チェス盤上で暮らす、名前を持たないはず?の歩兵駒の騎士エイリアン:ポーニイなど、個性的なキャラクターも、なかなか良い仕事をしています!

映像的には、スピルバーグのSFアクションならではの要素、007のようなスマートさ?というより、かなりの面白さをプラスした【バック・トゥ・ザ・フューチャー】のデロリアンばり?のカスタマイズ車や(こちら日本車!)、【グレムリン】のモグワイみたいなキモカワ・エイリアン。内容的には、日本昔話的な要素もあり、更に、今回もゲームや、アトラクションを楽しむ感覚もあります。

また毎回ゲストとして、有名人がカメオ出演しているのですが、今回は彼らのスーツをデザインしたポール・スミスも登場していますので、探して観てください。勿論、笑いだけではなく、掛け合いや会話の面白さの中に人生を語っていたりかなり深い話もでてきます!

そして、コロンビアピクチャーの女神像がサングラスをかける、お茶目なオープニングから、しっかり観て欲しいな!と個人的には思っています。ぼーっとしてると、見逃してしまうから、気をつけてくださいね!遊び心満載で、今すぐ、続編を期待したくなったのですが、その前に思わず、1、2、3も(DVDで)改めて楽しみました!上映時間は1時間55分(115分)

今回は、現在宮城県内の、ムービックス仙台と利府、イオンシネマ名取と石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原の8箇所の劇場で好評公開中の【メン・イン・ブラック インターナショナル】2D.3D.4DX・字幕・吹替版ご紹介しました!


今週のおすすめ!
(6/15放送分)

パパは奮闘中!

監督:ギョーム・セネズ
出演:ロマン・デュリス、ロール・カラミー、レティシア・ドッシュ、ルーシー・ドゥベイ、バジル・グランバーガー 他


◆聖月のオススメワンポイント
“ある日突然、妻が家出!”ママ、きっと帰ってくるよね?…明日は父の日!ということで・・・今回は、現在チネ・ラヴィータで公開中のベルギー・フランス合作映画【パパは奮闘中!】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
オンライン販売の倉庫で働くオリヴィエは、妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていた。ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。仕事一筋、家庭のことは、すべて妻に任せきりにしていたオリヴィエには、ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られるという、悪戦苦闘の日々が始まる。

朝は子供たちに着せる服も分からないし、夜は寝かしつけることさえできない。料理もまるでダメで、夕食にシリアルを出す始末。…次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながらも、友人の警察官を頼りにして、ローラを捜し続けるオリヴィエだった。しかし、彼女の行方も、姿を消した理由さえも一向にわからない。そんな折、妻の生まれ故郷から一通のハガキが届き、さらなる騒動が起きるのだった…。

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<作品について>
これは、母親が家族のもとを去り、残された父親が仕事と育児に悪戦苦闘しながらも、初めて子供と向き合い、深い絆を結んでいくまでを描いた物語です。…と、ここまで聞けば、ある年代より上の方は、あの、映画史に輝く傑作【クレイマー、クレイマー】を思い出すのではないでしょうか?まさに“『クレイマー、クレイマー』の感動から今・・・”という映画宣伝の際のキャッチコピーもぴったりの作品です。

家族の愛と葛藤という普遍的なテーマを、その名作から引き継ぎながら、更に今、世界中の人々が抱える未来の見えない、困難な時代を生きる不安と、それでも前を向こうとする親子の勇気と希望を描き出す爽やかなヒューマンドラマになっています。

監督・脚本は、今ヨーロッパで熱い注目を浴びている、ベルギー生まれの新鋭ギヨーム・セネズ。初の長編映画となった【Keeper】で、70を超える映画祭に招待され、20以上の賞を獲得。長編の2作目となる本作も、去年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、その高評価と人気で今後の活躍に注目が集まる逸材です。

そして、仕事一筋でダメなところもあるけれど、心優しい父親:オリヴィエを、【真夜中のピアニスト】や、【ハートブレイカー】大ヒット作【タイピスト!】【ケディ家の身代金】など、フランス映画の“顔”にとどまらず、世界の第一線で活躍しているロマン・デュリスが熱演しています。

オリヴィエの妹には、カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞した【若い女】で主演を務め、フランスの若手女優のトップに躍り出たレティシア・ドッシュ。またオリヴィエの子供たち、エリオットとローズには、監督がオーディションで大勢の子役の中から見出した二人が選ばれました。ママを恋しがる姿が、なんともいじらしいです。

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<みどころ>
早番なのか、家族が寝静まるうちから、一人仕事に出かける父の姿から映画は始まります。勤め先は、今どきの通販の倉庫だけに24時間体制なのでしょう。家族のために頑張っているお父さん!…と、その部分を見れば思うのですが、いざ母親が家出をすると、その理由すら思いつかず、いなくなって初めて妻の大変さに気づく訳です。そして、何とか、現状を打破しようと母親や妹、同僚にも手伝ってもらったり、時々、爆発しながらも頑張ります。

ハリウッド映画【クレイマー、クレイマー】の原題が【クレイマーvsクレイマー】だったのは有名なお話ですが、これは、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ演じる夫婦が法廷でも争うバトル!?になるというタイトルでした。

今回の作品の原題は、フランス語で、【Nos Batailles】私たちの戦いという意味です。職場では、チームリーダーや組合の仕事などを任され、同僚からの信頼も厚いオリヴィエが、妻とのことや、仕事と家のことで自分自身とも戦っているし、子供達は、子供達で、色々な葛藤があるという意味なのかも?しれません。

改めて妻の大切さに気づき、様々な葛藤の中、成長していく父と子供たち・・“ある心”を決めて一歩を踏み出そうとするラストの姿に、勇気や希望を感じます。上映時間は1時間39分(99分)

今回は、現在宮城県内の、チネ・ラヴィータで上映中の【パパは奮闘中!】をご紹介しました!

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ここで、もう一つ… 今月28日(金)から公開となる映画【凪待ち】のサプライズ舞台挨拶が、一昨日13日、撮影の舞台となった県内の塩釜水産物仲卸市場で行われた情報をお伝えします。

何がサプライズか!?と言いますと【凪待ち】の白石和彌監督に加え、当日は急遽!主演の香取慎吾さんも登場し、クランクインの思い出の場所で感慨深げに語ってくださいました。

この映画は監督が待ち望んだ香取さんとの初タッグ作品で、香取さんも笑顔を封印した、かつてない役を、人生の新しい道を歩みはじめた中で、初めて自分の映画として、新しい環境で挑んだ!とお話ししてくださいました。詳しくは、公開後にじっくりご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに。


今週のおすすめ!
(6/8放送分)

アラジン

監督:ガイ・リッチー
出演:ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット、マーワン・ケンザリ、ナビド・ネガーバン 他


◆聖月のオススメワンポイント
“あなたの世界は輝いていますか?”・・・今なお語り継がれるディズニー不朽の名作を壮大なスケールで実写映画化したファンタジー!今回は、昨日7日から公開の【アラジン】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
貧しいながらも“ダイヤモンドの心”を持ち、本当の自分にふさわしい居場所を探す青年:アラジンが巡り合ったのは・・・王宮の外の世界に自由を求めて、お忍び外出中の王女:ジャスミンと、危険を冒して入った魔法の洞窟で手に入れたランプに宿る“3つの願い”を叶えることができるという“ランプの魔人”ジーニーだった。

アラジンとジャスミンは、身分の差がありながらもお互い少しずつ惹かれ合う。二人の心が重なる時、昨日と同じ世界が“新しい世界”となって輝き出し、これまで気づかなかった願いに気づいていく・・・。

この“身分違いの恋”を見守るジーニーもまた、宇宙で最も偉大な力を持ちながら、ランプから自由になること=解放されることを密かに願っていた。
果たして、3人は、この運命の出会いによって、それぞれの"本当の願い"を叶えることができるのだろうか・・・?

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<作品について>
これは、「美女と野獣」をライブ・アクションとして甦らせたディズニーが、世代を超えて愛され続けてきたアニメーション「アラジン」を実写映画化したファンタジーで、人生を変えたいと願っている青年アラジン、自由を求める王女ジャスミン、そして“ランプの魔人”ジーニーの3人の出会いや、胸躍る冒険、真実の愛・友情を描いた究極のエンターテイメントです。

監督・脚本は、【シャーロック・ホームズ】シリーズなど、音楽とスピード感溢れる作品で知られるガイ・リッチー。 主人公:アラジンとジャスミン役に大抜擢されたのは、新星メナ・マスードとナオミ・スコット。

そしてマシンガントークと絶妙なリズム感の持ち主、コミカルなランプの魔人ジーニーを熱演しているのが、【インディペンデンス・デイ】【メン・イン・ブラック】シリーズ等ハリウッドきってのエンターテイナー:ウィル・スミスです。

日本語吹き替え版の声優には、朝の連続テレビ小説「半分、青い」などで話題となった中村倫也さんと「ロミオとジュリエット」などミュージカルの舞台で活躍している木下晴香さん、そして、アニメーション版ジーニー役でも声優をつとめていらした山寺宏一さん、また、邪悪な大臣:ジャファー役には、北村一輝さんら実力派が揃いました。

また夜空や砂漠、雪山等、魔法の絨毯で巡る世界は、まさに「ホール・ニュー・ワールド」。この曲の他にも、「フレンド・ライク・ミー」など、おなじみの名曲のアレンジも素晴らしく、アラビアンナイト調の曲や、新曲も素敵で魅了されます。

更に物語を彩る音楽を手がけたのは【リトル・マーメイド/人魚姫】【美女と野獣】等ディズニー作品でよく知られ、アニメーション版アラジンも手がけた、映画音楽界のレジェンド:アラン・メンケンです。

先週土曜日、実写版で、ウィル・スミスさんが演じるジーニーの日本語吹替版声優となった宮城県塩釜市出身の山寺宏一さんが、仙台にいらっしゃいまして、作品の見どころ等について、お話してくださいました。

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<コメント>
山寺:いやもう、ど頭から、ずっとなんですけどね。ど頭のアラビアンナイトの歌・音楽が流れて、アグラバーの街に海から、わ〜っと行く時に、もうすでに、鳥肌がたったんで、始まって5分でもう見所が始まってますね。そのほかにも沢山ありますねえ。まあアラジンとジャスミンのマジックカーペットのシーンは、やはり大きな見所の一つと言えるんじゃないでしょうか?ジーニーは、全部です!!(笑)はい!

ジャスミンとアラジンのラブロマンスがあり、アラジンとジーニーの絆というものもあり、それと、だから、アレですよね、あの貧しかった青年がランプの魔人、何でもできる奴のおかげで良かった!って、ただ、そういうことじゃないんですよね。人間にとって何が大事かとか、そんなことも教えてくれるし、本当の願いって何?って、そんなことも教えてくれるという・・・そんな全ての要素がバランスよく詰まっているということではないでしょうか。


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<メッセージ>
山寺:ラジオマガジン アーリーバードをお聴きの皆さん!ディズニー映画【アラジン】日本語吹き替え版・声優でジーニーを演じた山寺宏一で〜す!

はい!もうねえ、この実写版の【アラジン】最高のエンターテインメントです。もう、どなたが観ても楽しんでいただけるんじゃないかというふうに思います。まあロマンスあって、そして音楽も素晴らしい!そしてハラハラドキドキして感動もできるという本当に最高の作品!まあ、あのTBCで学生時代バイトをしていた僕がいうんだから、間違い無いです!・・・そこのところ、ちょっと説得力があるかどうかわかりませんが・・・とにかく面白さは、私がホントに保証します!!

ぜひ、劇場の大スクリーンで、できれば、吹き替え版・字幕版、両方観て頂けたら嬉しいです。宜しくお願いしま〜す!!


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<みどころ>
もう山寺さんのオススメ通り!私も両方観て、豪華絢爛な舞台を大スクリーンで楽しませて頂きまして、ホントに感動して・・・しみじみ映画っていいなあ・・・CGとわかっていても久々に興奮した映画です!!

実は、ジーニーの、アニメーション映画にはなかった要素も今回の実写版にはありますので、そこも、楽しみにして頂きたい!とも山寺さん、おっしゃっていました。冒頭からウィル・スミスが登場しているあたりにも注目すると・・・ 一段と面白いかと思います!

ファンタジーであり、ロマンス、ユーモア、そしてインディージョンズ的?なアクション・アドベンチャーもありの、スペクタクル・エンタテインメント!そして何と言っても、ミュージカルとして一級品だということ。インド映画を彷彿とさせるキレッキレのダンスシーンや素晴らしい歌声は、数あるディズニー映画の中でも、個人的にはトップクラスではないかと?

また(美女と野獣もそう)アニメーションの人気が高いだけに、その期待値は上がりっぱなしなのですが、その期待に大いに答えてくれる、イヤそれ以上に素晴らしい作品に仕上がっています!!特に、ディズニー映画のプリンセスは、世界中の女の子の憧れのマトですが、実写版のジャスミンも、本当に可愛くて綺麗で品格も、冒険心もある、新しい時代の王女にピッタリだなと!

TDLアトラクションの様だ!と表現されていた方がいらしたが、確かディズニーシーに、ジャスミンのフライング・カーペットというアトラクションがある?のですが、いつか、このアラジンの、もっと凄いアトラクション?が、夜空を飛ぶようなアトラクションが、できるのじゃないかと、是非、作って欲しい!!と、個人的に思いました。魔法にかけられた上映時間は2時間08分(128分)

今回は、心踊る大冒険と真実の愛に誰もが魅了される・・・現在宮城県内の、ムービックス仙台と利府、イオンシネマ名取と石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原の8箇所で公開となっている【アラジン】2D.3D.4DX字幕・吹替版をご紹介しました!
(絶対、両方:吹き替え版と字幕版、観たくなりますよ!)


今週のおすすめ!
(6/1放送分)

小さな恋のうた

監督:橋本光二郎
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁 他


◆聖月のオススメワンポイント
“やさしい歌が、世界を変える” 友の思いを届けるために・・・2001年に発表したロックバンドMONGOL800の曲から着想されたドラマ!今回は、現在好評公開中の【小さな恋のうた】をご紹介いたします!

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<ストーリー>
沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた二つの「国」が存在する場所。そこでは、高校生の亮多、航太郎、大輝らがバンドを組んでいた。

自作のオリジナル曲で熱い人気を集めていた彼らの実力に、東京のレーベルが注目!スカウトを受け、なんとメジャーデビューが決まったのだ!喜びの絶頂で盛り上がる彼ら・・だが、その矢先、ある出来事で、デビューの機会を失い、バンドは行く先を見失ってしまった。

しかし、アメリカ軍の基地に住む1人の少女と、一曲のデモテープの存在が、彼らの止まった時計の針を進めることに・・・。再び楽器を手にする亮多たち。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるために、彼らは再び立ち上がる。

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<作品について>
この映画は、平成で最も歌われたカラオケランキングの、男性アーティストによる楽曲で第一位に輝き、総勢60以上のアーティストがカバーする等、世代や性別を問わず、今なお歌い継がれる名曲=2001年に沖縄を拠点に活動するロックバンドMONGOL800がリリースした「小さな恋のうた」から着想されたドラマです。完成までには、幾度となく沖縄での取材を重ね、実に、8年にも及ぶ時間をかけたとのことです。

音楽と、若者たちの情緒的なコラボレーションを演出したのは【orange オレンジ】【羊と鋼の森】(18)、【雪の華】(19)など次々と話題作を手がけている橋本光二郎監督です。

主人公の高校生:亮多を演じるのは、【ちはやふる -結び-】【3D彼女 リアルガール】(18)【凜-りん-】(19)等の佐野勇斗さん。多くの作品への出演が続く若手俳優でありながら、ボーカルダンスユニットM!LKとしても活躍中で、本作では、底抜けに明るく能転気だけれど、周囲を巻き込む、積極的なエネルギーに溢れたキャラクターで、自分一人では、どうにもできない現実の試練に立ち向かう姿を熱演しています。

また、亮太のバンド仲間で、ドラム担当の航太郎には、【それでも、僕は夢を見る】などの森永悠希さん。【カノジョは嘘を愛しすぎてる】(13)で習得したドラムの腕に、更に磨きをかけ、バンドと演技の屋台骨を支えています。

亮太の背中を押すきっかけとなる、舞には、【TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ】【ミスミソウ】などの山田杏奈さん。紅一点、新バンドに参加し、ギターを担当するのですが、やはり作品の為に、猛特訓を積んだギタープレイと、伸びやかな女性ボーカルは、注目です。

舞の兄で亮太の親友、バンドでは作曲も行う慎司には、この作品が俳優デビューとなる新鋭の眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)さん。新田真剣佑さんの弟で千葉真一さんの息子さん。初演技とは思えない風格です。

同じくバンド仲間で苦渋の選択を迫られるベース担当の大輝を、メンズノンノのモデルであり、TVドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』にも出演して話題となった鈴木仁さん。

そして、アメリカ軍基地に住むリサ役には、サンフランシスコ出身のトミコクレアさんがオーディションによって抜擢され、映画初出演、日本での本格的映像デビューを飾っています。

こうして集結した、まさに、夢に突き進む若手俳優陣を、役の上でも応援するライブハウスの店長には、自身もロックミュージシャンとして活躍し続ける世良公則さんが・・・彼らを見守る親たちには金山一彦さん、佐藤貢三さん、中島ひろ子さん、清水美砂さんらが揃いました。

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<みどころ>
バンドメンバーを演じる面々は、半年以上トレーニングを重ねた演奏を披露しているということで、作品の中、そして放送時BGMでお聴き頂いた曲も、全て出演者による演奏です。 実際に、主演の佐野勇斗さんは劇中の亮太と同じく、ベースをゼロから練習し、自らのライブ活動で培った圧巻のステージパフォーマンスも披露していますし、とにかく笑顔満開!キラキラと眩しいほどの表情で演奏し歌う彼らの姿が印象的です。

とかく“青春モノ”というと大人には、ちょっと気恥ずかしいかな?と思われるかもしれませんが全く心配はいりません。寧ろ世良さんの立場で応援したくなる程です。 沖縄を舞台に、友情・家族・恋・若者たちの青春、そして更には、我々を取り巻く日本の今なども描かれているこちらの作品。上映時間は2時間03分。

今回は、現在宮城県内、ムービックス仙台と利府、イオンシネマ名取と石巻、TOHOシネマズ仙台の5箇所で公開となっている【小さな恋のうた】をご紹介 いたしました!


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