タイトル
話題のオススメの映画やDVDなどをワンポイントと共にご紹介。

2004年10月からはじまったこのコーナーは、これから公開される新作映画は勿論、お薦めの旧作、季節に合わせた素敵な作品など、今話題の映画やDVDを“普通にご紹介する”だけでなく、これから観る人にも、すでに観た!という人にも“ちょっと得した気分?”になって貰えるようなワンポイントをピックアップしながら、映画大好き人間の私:折原聖月がご案内させて頂くコーナーです。
“サロン”というタイトルにふさわしく、ゆったりと、気持ちよく聴いて頂けるよう頑張ってお届けしています!どうぞお立ち寄りください。

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今週のおすすめ!
(5/20放送分)

ピーチガール

原作:上田美和
監督:神徳幸治
出演:山本美月、伊野尾、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ 他


◆聖月のオススメワンポイント
予測不能な大波乱の恋が幕をあける!・・・人気コミックを実写映画化です。今回は、“5分に一度、恋の事件が巻き起こる!”急展開ラブストーリー!!今日20日から公開の【ピーチガール】をご紹介します。

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<ストーリー>
以前水泳部に所属していた高校生の安達ももは、日焼けした肌に、色が抜けた赤い髪!という派手な見た目、ギャルのような雰囲気が原因で、周囲からは「遊んでそう」と誤解されてしまうけれど、中身は超ピュアな女子高生。真面目で硬派なさわやか男子・とーじに中学時代から片想いしていた。
ところが、入学早々、学年一のモテ王子・カイリに、ある勘違いから一方的にキスをされ、学校中の噂に。一方、クラスメイトの沙絵は、色白で男子ウケが抜群。でも本性は、最強最悪の小悪魔で、ももが欲しいものを何でも欲しがる友人。ももが中学時代から、ずっと、とーじを好きだったことを知ると、さまざまな手段を駆使して横取りしようと、彼女を罠にかける。そんなももの絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、彼女のピュアな内面を好きになったカイリだった。全くタイプの違うとーじとカイリ。2人の間で心が激しく揺れ動くもも。果たして彼女が最後に選ぶのは?

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<作品について>
見た目は派手だが、内面は超ピュアなヒロインを中心に、高校生4人が巻き起こす恋模様を描いた、このラブストーリーは、1997年10月〜2004年1月にかけて連載され、女子中高生を中心に一大ブームを巻き起こした、累計発行部数1300万部を超える、上田美和さんの同名ウルトラヒットコミックを原作に実写映画化したものです。

真剣佑さん恋に一喜一憂するヒロイン:ももを演じるのは【東京PRウーマン】【少女】などの山本美月さん、山本さんとダブル主演となるのは、一見チャらくてお調子者:浬(カイリ)に扮する、映画初出演にして初主演:Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さん。カイリとライバル関係になる真面目で爽やか男子:とーじには、【ちはやふる】【少女】【チア☆ダン】など話題作への出演が続く注目度急上昇中の真剣佑さん。そして、ももの友達で宿敵、謀略家でもある沙絵を【繕い裁つ人】【俺物語!!】や、またCMでも話題の、永野芽郁さんが演じています。
ほかに、本仮屋ユイカさん、水上剣星さん、升毅さん、菊池桃子さんといった実力派がスクリーンに華を添えています。

メガホンを取ったのは、多くのテレビドラマや舞台を手がけてきた、神徳幸治監督。本作で映画監督デビューを飾りました。

主題歌には、日本でも大人気のシンガー・ソング・ライター、カーリー・レイ・ジェプセンの世界的大ヒット曲『コール・ミー・メイビー』が恋する女の子の気持ちを、等身大に歌い上げ、映画の世界観を一層カラフルに彩っています。

さて、野球一筋の、真面目で硬派な爽やか男子:トージこと、東寺ヶ森 一矢(とうじがもり かずや)を演じた、真剣佑さんが先日、仙台にいらっしゃいましたので、その役柄などについて、お話を伺いました。

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<インタビュー>
真剣佑:トージは、結構ストレートで素直な子なので、そのトージの良さを出して行けるように頑張らないといけないなあ、とは思いましたけど漫画と映画の世界は全く違うと思っているので、その僕が演じられる、僕しか演じられないトージをどう表現して、どうやって演じるかっていうことを考えていましたし、僕なりのトージを作っていければいいなと思っていました
共感できるところは、たくさんあると思っていて、なので、モモの目線、カイリの目線トージの目線、さやの目線というのがたくさんあるし、そのほかにも、カイリの親の目線とか、夢に向かって頑張っている目線であったり、たくさんあるので、色々、どなたでも共感できる所がたくさんあるので、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。


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<メッセージ>
真剣佑:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん、おはようございます。
映画「ピーチガール」でトージ役を演じました真剣佑です。今日5月20日ピーチガールが公開になりました。より多くの方に観て頂きたいですし、山本美月さん演じるモモという役、伊野尾慧さん演じる、カイリという役、そして僕が演じるトージという役の三角関係をぜひ観ていただきたいですし、またプラス、永野芽郁ちゃん演じるさえという役が、この小悪魔的な子がいるんですけど、プラス1で4角関係を、ぜひ、ハラハラドキドキしながら、キュンキュンしながら観ていただきたいです。 ぜひ、劇場でごらんください。


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<みどころ>
出演者の皆さんが、撮影中にスマホで自撮りした膨大な写真が、エンディングロールに出てくる!といった撮影秘話などもお話くださいました。 スピーディーで、大波乱の展開。胸きゅんも、笑いも切なさも、全てが目一杯詰め込まれた、一瞬たりとも目が離せない・・・
今回は、ハラハラドキドキ・キュンキュン!の青春・恋愛映画、今日20日から公開【ピーチガール】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品、宮城県内では、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、TOHOシネマズ仙台の6箇所での上映です> 


今週のおすすめ!
(5/13放送分)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス

監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、ビン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、アイツらが帰ってきた!!最強に笑えるアクション・アドベンチャー超大作!昨日から上映となっている【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】をご紹介します。

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<ストーリー>
"スター・ロード"ことピーター・クイルは、凶暴なアライグマのロケットや、ロケットが世話をしている超絶カワイイ小さい相棒:ベビー・グルート、マッチョな破壊王ドラックス、緑色の肌を持つ、美しいツンデレ暗殺者ガモーラ等、たまたま刑務所で出会ったクセ者たちと、ノリで結成した宇宙の"はみ出し者"チーム<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>のリーダーだ。
ブツブツ文句を言いながらも、彼らとともに銀河の平和を守るために奮闘している。

小遣い稼ぎのつもりで請け負った仕事をきっかけに、"黄金の惑星"の艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船:ミラノ号は壊滅寸前。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親"と名乗る謎の男:エゴと、触れただけで感情が読み取れる:マンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が入っていくのだが・・・。

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<作品について>
銀河の運命は、彼らのノリに託された!!【アベンジャーズ】のマーベル・スタジオ最新作!アイアンマン、スパイダーマンなど数々のヒーローを誇るマーベル・スタジオの中でも、最もユニークで、最もありえない?最強チーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、プレイボーイの元お宝ハンターや、宇宙一荒っぽいアライグマなど、まったくヒーローらしくない宇宙の落ちこぼれたち=負け組チームである彼らが、見た目はキュートな“木”なのに、実はヤバすぎる最強兵“木”のベビー・グルートに振り回されながら、なぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望となっている?・・・というSFアクション映画です。
第2弾の今回も1970年代を中心とした数々のヒットナンバーに乗せて、異色の個性派ヒーロー集団が大暴れしながら、銀河の平和に尽力する、その活躍の様子を描いています。

メガホンを取ったのは、コメディや、ホラーのジャンルで、映画の脚本やTVシリーズの脚本・監督、短編作品などを手がけてきたジェームズ・ガン監督。

トレジャーハンターで永遠の思春期リーダー:ピーター・クイル役を、前作と同じく【マグニフィセント・セブン】【パッセンジャー】などの クリス・プラットが好演。 セクシーなツンデレ暗殺者:ガモーラ役には【アバター】のヒロイン役で注目され、【スター・トレック】シリーズ等のゾーイ・サルダナが当たっています。 他に、毒舌アライグマ:ロケットには、ブラッドリー・クーパーが声を、また実力派のカート・ラッセルや、シルベスター・スタローンも出演しています。

日本語版で、ピーター・クイルを演じた、TBCで、アルバイトもしていらしたという、声優の山寺宏一さんに、今週お話を伺いました。

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<インタビュー>
山寺:こんだけノリが良くて、うん、スケール感があって、それでいて感動できる様な作品は他にないんじゃないかと思ったんですね。一生懸命、地球を守ってますが、こっちは銀河を守るというね、スケールが大きい割に、セコイ事で揉めてるというですね、そのギャップ、振り幅が、何と言っても一番大きいんじゃないかと思いますね。

でも、SFアドベンチャー・アクションとかで、こんなに何か笑える?というか、小気味いい作品って、そうそうないと、僕は思うんです。
この作品の魅力の大きな要素の一つは、音楽!60年代から70年代のヒット曲を集めたモノなんですけども、ただ何となく、それが流れているのではなく母の形見であるカセットテープにそれが入っているというシチュエーションがまず良いなと思って・・ジェームス・ガン監督、俺のために作ったのか?と、この映画を!と思って、いろんな所がハマるハマると思って、今、遡って、その辺りのアーティスト、全部、聞き直してます!

何となく観ていたら、こんなこと、ありえねえし〜、俺たち別に地球から出てねえし、とかね。そんないる訳のない、自分たちが経験するべくもないようなことだらけですし、今回とにかく話が父親の存在のおかげで広がるので、現実とシンクロして考える事は無理なのかなと思いながらも、いやいや、ちょっと考え方を変えてみると、何かを選ばなくてはいけない時って、人間、必ずしもあると思うんですよね。
そうやってみるとね、意外とそんな絵空事じゃないっていう風に思えて・・・うん。深いなっていう風に思います。



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<メッセージ>
山寺:ラジオマガジン アーリーバードをお聴きの皆さん!宮城県出身、声優の山寺宏一です!どうも〜、いやいや、このね映画【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】。おどげでねく、面白い作品だからっしゃ〜。ほんとにねえ、あの宮城のみんなにも観てもらいたいと思ってるんだけども、あの何つ〜かねえ、これ知らないとね、おしょすいよ。映画ファンとは言えませんね。これ観とかないと、これから、ますます、このガーディアンズ・ブーム、世界中にきますので、もう皆さん!慌てて観てください。
とにかく面白い作品です。あのね、もし観て面白くないと思ったら、責任取りますから、まあ、どう責任とるか具体的な内容は決まってないんですけども、山ちゃん、おだずなよ〜って言ってくれてオッケーですよ。そう言える位に楽しい作品です。アニメしか最近観てないなという、そういう若い人たちから、最近、映画行ってないなという熟年の方々まで、皆さんに楽しんでいただける作品だと思いますので、大スクリーンで、この映画をご覧になってください!お願いします!



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<みどころ>
もちろん、山寺さん演じる、このピーター・クイルも魅力的なんですけれど・・・ あまりにも可愛らしく女性一番人気のキャラクターは、ベビー・グルートかな?という話題に、納得しながらも、ちょっとした嫉妬の眼差し?羨ましさ全開?の、ピーター役の山寺さんでした・・・でも、そのグルート君が、色々揉めながらの仲間達みんなをつないでくれている愛されキャラなのかな・・・そんなことにも気づかされるよ、と語ってくれました。

その、つぶらな瞳の“ベビー・グルート”をはじめ、クセ者ぞろいのユーモアあふれるキャラクターたちの活躍や、圧倒的なスケールで描かれるキレのある激しいアクションにも注目です。

唯一無二のユニークな世界観と、懐かしくもゴキゲンなヒット曲に彩られた、最強のアドベンチャー超大作!エンドロールの最後の最後まで、監督のサービス精神=最後まで皆さんを楽しませるぞ!という気持ちが凄い!と、山寺さんも絶賛していらっしゃいました。

ノリが良くて笑えて、それでいて感動できて、泣ける?スキッと爽快感のある極上のエンターテインメント!(だと保証して頂いた?)

放送では、山寺さんも大好きな青春の思い出の楽曲!
 ♪ スイートの「フォックス・オン・ザ・ラン」
 ♪ エレクトリック・ライト・オーケストラの「ミスター・ブルー・スカイ」
 ♪ フリートウッド・マックの「ザ・チェイン」 にのせて・・

今回は、12日から公開となっている【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(5/6放送分)

ぼくと魔法の言葉たち

監督:ロジャー・ロス・ウィリアムズ
出演:オーウェン・サスカインド、ロン・サスカインド、コーネリア・サスカインド、ウォルト・サスカインド 他


◆聖月のオススメワンポイント
「GW何か、映画、ご覧になりましたか?」
先日このコーナーで「美女と野獣」をご紹介した際にもディズニー映画との思い出等、リスナーの皆さんから本当にたくさん、番組にお寄せ頂きました。
タイトルだけでも、美女と野獣は勿論のこと、ダンボ、ピノキオ、アナ雪、シンデレラ、くまのプー、魔法にかけられて、ニモ、等など、タイトルだけでも、ご紹介しきれないほどでした。ありがとうございました!!

・・そのディズニー・アニメーションが、ある家族に起こした奇跡の実話:子供を愛し抜く親の姿とアニメの力に思わず涙する、信じることの大切さを教えてくれる、心温まる愛と希望のハートフル・ドキュメンタリー。今回は、現在フォーラム仙台で好評上映中の【ぼくと魔法の言葉たち】をご紹介します。

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<作品について(1)>
自閉症によって、突然、言葉を失い、孤独な世界に閉じ込められてしまったサスカインド家の次男オーウェン。失意に暮れる家族は、ある時、彼の発するモゴモゴとした意味をなさない?と思っていた言葉が、実は彼のお気に入りで、毎日、擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメーション『リトル・マーメイド』に登場するキャラクターのセリフだと気づく。

意を決した父が、オーウェンの大好きなディズニー・キャラクター『アラジン』に出てくるオウムのイアーゴになりきって話しかけた。「君でいるって、どんな気持ち?」すると、「ぼくは、ハッピーじゃない。友達がいないから」と、まるで魔法のように言葉を返した。実に、数年ぶりに耳にした息子の言葉に、こみ上げる涙をこらえ、イアーゴとして会話を続ける父。
こうして、数々の名作ディズニー・アニメーションが橋渡しとなり、やがてオーウェンと家族は、再び絆を取り戻していくことに・・・

これは、障害を抱えながらも、底抜けに明るく、前向きに社会と向き合う少年オーウェンの姿と、“信じること”を諦めず、愛を注ぐ家族が起こした奇跡の記録です。・・・

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<作品について(2)>
“信じて!きっとできる。何が起きても、あなたを愛し抜いて、守ってみせる”

言葉をなくした少年:オーウェンの中では、父ロンは『王様の剣』の魔法使いマーリン。母・コーネリアは『きつねと猟犬』に登場するフクロウのビッグママ。兄・ウォルトは『ジャングル・ブック』の頼もしい相棒、熊のバルー。

嬉しい時、悲しい時、辛い時、オーウェンはディズニーのキャラクターたちの気持ちになって、現実に適応しながら、いよいよ社会への旅立ちの時を迎えるのです。・・・・

原作は、オーウェンの父親、ジャーナリストで作家の:ロン・サスカインドさんが書いた『ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと』。
メガホンを取ったのは、人気TVシリーズのプロデューサーや、演出家として、放送局で15年以上にわたって活動し、初監督した短編ドキュメンタリーが、アフリカ系アメリカ人監督として、初めてオスカーを受賞した経歴をもつロジャー・ロス・ウィリアムズです。

この映画を観ると、撮影にあたって、監督とスタッフが、サスカインド家の皆と素晴らしい信頼関係を作り上げ、制約なしに、その様子を記録していった姿を感じ取ることができます。

サスカインド家のホームビデオには、ピーターパンになりきって、父親と戦う幼い日のオーウェンの姿が残っています。その彼が、突然、言葉を失うと、誰が想像できたでしょうか?・・その動揺や苦しみを乗り越え、オーウェンが23歳で学校を卒業し、家族から独立して生活するようになる迄、どのように守り、支え合い、一緒に歩んできたのか・・・何事も恐れず果敢にチャレンジし続ける等、ご両親や兄弟が注ぐ深い愛情と献身ぶりが記録されている本作。

劇中には、この映画に感動したディズニー社から、異例の使用許諾を受けて、ディズニー・アニメーションの名作たちが数多く登場しています。

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<みどころ>
気持ちを言葉として上手く発することができず、もどかしかった時は、人間になるのと引き換えに、声を取られてしまった『リトル・マーメイド』を。卒業や引越しの不安やワクワク感を『ピーターパン』や『ダンボ』で。大切な人との別れに際しては、『バンビ』強い意思を持って、独立していかなければいけない、新しい事に一歩踏み出すぞ・・・と感じた時には、『ライオン・キング』他にも『アラジン』『ヘラクレス』『ピノキオ』『美女と野獣』『ノートルダムの鐘』などなど家族に自分の気持ちを伝えた時もそうだったように、自分が置かれた境遇に合わせるように、その日、その日で、オーウェンは観る作品、繰り返し見るシーンを、自分で選んでいます。

しかし映画には『人生はディズニー・アニメーションとは違う』という言葉も出てきます。 勿論、現実世界では、オーウェンが自立していくに従って、より多くの困難に直面し、アニメに当てはめて、全てを解決できるわけではないのです。

ただ、私たちの中にも、有名な作家や詩人の言葉、本の一節、金言・格言から教えられることや、そういう堅苦しい、格式張ったものだけでなく、日本が誇るコミック、大好きな漫画やアニメのセリフやシーンを、人生(自分)の座右の銘にしていることもありますよね。それがオーウェンの場合は、沢山のディズニー・アニメーション作品のセリフだった!ということでは、ないでしょうか?

彼は、語っています・・・僕は、脇役だ。脇役は愉快で、風変わりで陽気で、人懐っこい。そしてヒーローが宿命を果たせるよう手伝う。・・・んだと。

(実は学生の時、発達心理を学ぶ中で、日本の有名なアニメーションを使った事がありました。育児について悩んだり、或いは人生の岐路に立った時など、大好きなモノ:ここでは、映画のセリフですが・・・の中に何か大事なモノを見いだすことができるかもしれない、何か気づきがあるかもしれない!!そういう思いで、この作品をご覧頂けたら、と思っています。)

言葉を失った少年を救ったのは家族の愛とディズニー映画の脇役たちだった!今回は現在フォーラム仙台で好評公開中の【ぼくと魔法の言葉たち】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(4/29放送分)

「LION ライオン 25年目のただいま」&「人生フルーツ」

「LION ライオン 25年目のただいま」
監督:ガース・デイビス
出演:デブ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマン、デビッド・ウェンハム、サニー・パワール 他

「人生フルーツ」
監督:伏原健之
出演:津端修一、津端英子


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在、フォーラム仙台で好評上映中の2本【LION ライオン 25年目のただいま】【人生フルーツ】をご紹介します。まずは、失われた人生探しの先に、彼が目にしたものとは?・・・圧巻の感動実話【LION ライオン 25年目のただいま】からご紹介しましょう。

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<ストーリー>
1986年インド。5歳のサルーは、兄と一緒に仕事を探しにでかけた先で、迷子になる。以来、家族と生き別れたままオーストラリアに養子にだされ、成長する。自分が幸せな生活を送れば送るほど募るのは、インドの家族への想い。彼らは今でも自分を探しているのではないだろうか?
人生を取り戻し未来への一歩を踏み出す為、そして母と兄に、あの日言えなかったただいま″を伝えるため、彼は遂に決意する。 幼い頃のおぼろげな記憶と、GoogleEarthを頼りに、故郷の、あの場所を探し出すのだと・・・

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<作品について>
2012年、驚愕のニュースが世界を駆け廻りました。5歳の時にインドで迷子になり、養子としてオーストラリアで育った青年が、「地図の旅」を通して、25年ぶりに生まれ育った場所に立ち戻ったというのです。この、まさに映画の様な、あまりにも数奇な人生を歩んだサルー・ブライアリーさんの実話を元に、アカデミー賞作品【英国王のスピーチ】の製作陣が、ついに映画化を実現させました。

現代のおとぎ話の様な物語に心を打たれメガホンを取ったのは、TV界やCM界で活躍する気鋭の新人監督:ガース・デイヴィスです。監督は撮影にあたり、サルーの現実に極力触れることが大事だと考え、彼が歩んだ道を実際に出来る限りたどって、サルーの産みの親と育ての親が初めて会った瞬間にも立ち会いました。また5歳の子供が1人で、言葉もわからず、そこにいる姿を想像した時、この映画がとても力強いものになると確信した!とも語っています。 そして自らの手で奇跡を引き寄せた男:主人公のサルーには【スラムドッグ$ミリオネア】のデヴ・パテル。彼を養子に迎えた母親役には、オスカー女優のニコール・キッドマン。サルーの恋人:ルーシーには【キャロル】でアカデミー賞にノミネートの、ルーニー・マーラです。

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<みどころ>
迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth!サルー自身も大人になって初めて知った、自分が辿った人生の道筋とは・・・一体どの様なものだったのでしょうか?

きっと自分を探していた母親も兄も、新聞に載っていた迷子のお知らせなどの、文字を読むことができなかったはず。自分も、住んでいた街や、迷子になった駅の名前は、うる覚えで、大人になった今でも、なかなか見つけられない。 ただ、あの頃の、思い出の景色だけは確かな記憶。だから目に焼き付いているあの街を、鳥の様に空からながめれば、見つけられるのでは?・・・で、 GoogleEarthの登場となったわけです。ただローカル線の旅ではありませんが、わずかなヒントを頼りに、膨大な数の駅周辺を探していくのですから、その苦労は想像を遥かに超えるものだったはずです。

しかし5歳の時の、曖昧なはずの思い出や記憶を諦めずに信じることで、彼は、いかに自分が多くの深い愛に包まれていたかを知ることができ、希望や夢をより大きく持って、これからの人生を心豊かに生きていけるのだと思います。 ラストには、映画のタイトルが、なぜライオンなのか?が明らかになるエピソードも語られています。壮大な“探し物”の果てに彼が見つけたものとは?まずは、好評公開中の【LION ライオン 25年目のただいま】をご紹介しました。

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もう一本は、終了間際だけれど、口コミで大人気となっていると伺い、是非、ぜひ、観ておきたい!と今週、劇場に駆け込んだ作品です。上映しているフォーラム仙台の橋村支配人から、好評につき、更に上映延長となりました!!と伺ったので、絶対ご紹介したい!と思ったのが・・・Life is fruity ・・・【人生フルーツ】です。

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<作品について>
これは、さまざまな社会問題を取り上げ、世に送り出している名古屋のテレビ局(東海テレビ)制作による劇場公開作品の第10弾。2016年3月にTV放送されたドキュメンタリー番組を、劇場版として再編集したものです。
名古屋近郊のベッドタウン:高蔵寺ニュータウンに暮らしている・・津端夫妻。この街の設計を任された建築家:90歳の夫・修一さんと、敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理を手がける87歳の妻・英子(ひでこ)さん。 設計するだけでなく、自分が生活してみなくては!という修一さんの考えで、ご夫婦はニュータウンの一角にある、平屋で50年間暮らしています。
“物事を悪くとらえないで”・・・どんな辛い時も、いつもニコニコしている英子さん。敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでのお二人の生活から、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめなおしていきます。
ナレーションを担当するのは、樹木希林さん。「風が吹けば、枯葉が落ちる。枯葉が落ちれば、土が肥える。土が肥えれば、果実が実る。こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ」繰り返されるこのフレーズが、心地よく響きます。

スローライフという言葉が流行っているいまの世の中で、人生において本当に大切なものとは。お二人の笑顔と、言葉と、生き方に、大きな教えを感じる 素晴らしい作品です。

今回は、自分の生き方を見つめ直す機会を与えてくれる2作品、現在フォーラム仙台で好評公開中の【LION ライオン 25年目のただいま】【人生フルーツ】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(4/22放送分)

美女と野獣

監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ケビン・クライン、ルーク・エバンス、ジョシュ・ギャッド 他


◆聖月のオススメワンポイント
ディズニー・アニメーションの中でも歴代最高の一本!と呼び声の高い不朽の名作を、エマ・ワトソン主演で完全実写化です!最新技術で贈るファンタジーロマンス・・・今回は21日から全国ロードショーとなっている【美女と野獣】<2D・3D・字幕版・吹替版・IMAX>をご紹介します。

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<ストーリー>
ひとりの美しい王子が、魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。呪いを解く鍵は、魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散ってしまう前に、誰かを心から愛し、そして愛されること。それができなければ、永遠に、元の姿・・・つまり人間には戻れない。
だが恐ろしい姿となった彼を愛する者などいるはずもなく、独り心を閉ざして暮らす野獣。しかし呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘:ベルだった。

聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、自分らしく生きながらも閉鎖的な村人たちになじめず、傷つき、悩むこともあった。周囲からは「変わり者」と呼ばれ、心に孤独を抱えていた彼女が“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じることで、“人と違う”外見に縛られて、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣を少しずつ変えていく・・・恐ろしい外見にたじろぎながらも、そんな野獣に心惹かれていくベル。
はたして、二人の出会いは、奇跡を生み、王子の運命を変えることができるのか?

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<作品について>
ディズニーの大ヒットアニメーションの中でも、不朽の名作『美女と野獣』をディズニー自身が、完全実写化し、真実の愛を描いたこの作品。

“人と違う”事を自分だけの輝きに変えるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣─ベルはなぜ、そんな野獣を愛したのか?知られざる真実が、いま明かされます。

監督は【ドリームガールズ】【シカゴ】【トワイライト】シリーズなどを手がけたビル・コンドン。また、楽曲は、アニメーション版の【美女と野獣】や、【リトル・マーメイド】【アラジン】等、数々のディズニー音楽をうみだし、アカデミー賞を8回も受賞した天才作曲家:アラン・メンケンです。あの懐かしい名曲に加え、今作では、3つの新曲も誕生しています。

魔女の呪いを解く運命の人:ヒロイン:ベルを演じるのは、監督に彼女以外の選択肢は考えられなかった!と言わしめた、【ハリー・ポッター】シリーズの、エマ・ワトソン。野獣には【クリミナル・ミッション】のダン・スティーヴンス、他に【五線譜のラブレター】のケヴィン・クライン、【ドラキュラZERO】のルーク・エヴァンス、【スターウォーズ】のユワン・マクレガー、【ロード・オブ・ザ・リング】のイアン・マッケラン、【ウォルト・ディズニーの約束】エマ・トンプソン、ら豪華キャストが顔をそろえています。

そして、引けを取らないプレミアム吹替版キャストには、ベル役に昆夏美さん、野獣役:山崎育三郎さんといった注目の若手スターをはじめ、村井國夫さん、島田歌穂さん、岩崎宏美さん、小倉久寛さん等、一流の美声と演技力で魅せる、こちらも贅沢な顔ぶれです。

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<みどころ>
ディズニー・プリンセスの中でも、女性たちに絶大な人気を誇るベル!彼女の魅力は、勇気と信念を持って自分から行動ができる、新しい時代の女性の姿をしているところ!ではないでしょうか。

だから・・・賢く、美しく、勇敢、好奇心も旺盛で恐れを知らない!考え方も進歩的!というベルを、あのハリーポッターのハーマイオニー役で世界を魅了した、エマ・ワトソンが演じることで、古典でありながら、モダンで現実味のある、しっかりとした女性として描かれ、とても、しっくりくるのです。

そして・・・ 美女と野獣といえば、魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子は勿論のこと、置き時計のコグスワース、燭台のルミエール、ポット夫人やティーカップのチップなど、家具や調度品に変えられてしまった城の住人達の姿がどう表現されているのかも、気になるところですが、最新技術によってスクリーンで躍動する彼らは、私たちの心の中にあるイメージ、そのままです!

二人の気持ちが近づくきっかけの一つ、あの書庫?というか図書室?、書籍の間?も圧巻です。この実写版ではベルと野獣ともに、本が大好きという設定ですが、演じている二人も、同時に何冊も読み進めるほどの、物凄い読書家なんだそうです。

ご主人様を、見た目で判断しないで!!目に見えない真実を心が教えてくれるから・・・城の住人達が 祈りを込めて、ベルに語りかけます。

王子は迫りくる期限までに“真実の愛”を見つけ、魔女の呪いを解くことができるのか?・・・内容も、エンディングも、もう分かっているはずなのに、とても切なくて涙が出てしまうシーンや、素晴らしい歌声に彩られ、幻想的で壮大な映像に、胸が踊る、ミュージカル・シーン。

そして、今までは描かれなかった登場人物たちの人生の一片、愛の物語が、更なる感動を生み出します。 それは、あらゆる予想や期待を超えたバラに秘められたファンタジーロマンスであり、100年語り継がれるエンターテイメント。

今回は、昨日21日から公開の【美女と野獣】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、シネマリオーネ古川、チネ・ラヴィータ、TOHOシネマズ仙台の8箇所で上映中。それぞれ2D・3D・字幕版・吹替版・IMAXがありますので、お調べの上、お出かけください!>


今週のおすすめ!
(4/15放送分)

ReLIFE リライフ

原作:夜宵草
監督:古澤健
出演:中川大志、平祐奈、高杉真宙、池田エライザ、岡崎紗絵 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、“人生、やり直してみませんか?・・・2度目の17歳。想定外のキミとの出会いが、俺の運命を変えていく”今日15日から公開の【ReLIFE リライフ】をご紹介します。

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<ストーリー>
中川大志さんと平祐奈さん 海崎新太(かいざき あらた)は、ある事件をきっかけに、勤めていた会社を辞め、気づけば27歳のニートになっていた。ある日、彼は、リライフ研究所の夜明了(よあけりょう)という男に「人生、やり直してみませんか?」と、この研究所が行う社会復帰プログラム“リライフ”の被験者にスカウトされる。

その内容は、外見が10歳若返る薬を飲み、1年間限定で高校生活をやり直すというもの。ただし、このことはゼッタイ秘密。更に、1年後には周囲の人々から海崎に関する記憶は消えるという、現実が待ち構えている。

半ば自暴自棄で、二度目の学園生活に飛び込んだ海崎は、成績はトップだが、極度にコミュニケーションが苦手な日代千鶴(ひしろちづる)等、個性豊かなクラスメイトたちと出会い、いつしか、かけがえのない仲間となっていく。
そして、友達ゼロから変わろうと懸命にもがく日代に、恋心を抱くように・・・。だが、相手は10歳も年下の女子高生。さらに実験が終了すれば、彼の存在は彼女の記憶から消え、二度と会えなくなるかも・・・。一方、日代にも、実は誰にも言えない秘密があった。

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<作品について>
27歳:ニートの青年が、高校生として社会復帰。恋と青春を謳歌!?そして1年後、驚きの未来が胸を打つ・・・という、この青春ラブストーリーは、10代だけでなく、幅広い年代にも共感を呼んでいる人気No.1漫画アプリcomicoで連載中、TVアニメ化や舞台化、単行本化もされた夜宵草さんの同名大ヒットコミックを原作に、旬のキャストで実写映画化した作品です。

メガホンを取るのは【今日、恋をはじめます】【ルームメイト】【クローバー】などの古澤健監督。

海崎新太役で、27歳と17歳を演じ分けるのは、去年は、大河ドラマや映画【四月は君の嘘】等で注目を集めた、中川大志さん。また、海崎が心惹かれる、コミュニケーションが苦手な同級生の日代千鶴に【青空エール】【キセキ−あの日のソビト−】等の平祐奈さん。

他に、仙台出身の千葉雄大さん、高杉真宙さん、池田エライザさん、岡崎紗絵さんなど、瑞々しさと演技力を兼ね備えた、フレッシュな役者さんたちが集結しています。

実は、宮城県内数カ所でも撮影が行われていましたので、あれココは?というシーンも登場しています。主題歌『メッセージ』や、エンディングテーマ『さくら』を歌っているのは、井上苑子さんです。

公開を前に、主演の中川大志さんと、平祐奈さんが仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

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<インタビュー>
中川:若い世代のお客さんも勿論なんですけど、やっぱり大人の方に観ていただけるのが一番嬉しいです。それこそ海崎と同じ様な目線で、リライフをするような気持ちで、映画を観てもらえると思いますし、なんかこの自分の学生時代とかを思い出して、あの頃、こうだったなとか、忘れかけていたことを思い出せると言うか、過去を振り返って、それで終わりじゃなくて、過去を振り返って最終的にはすごく前を向ける、そんな映画だなって思っているので、大人の方にも楽しんでいただきたいですね。

Q. いいセリフが、沢山ありましたけど・・・

平:海崎新太が言う、今を大切に!って言う言葉があるんですけど、本当に、その通りだなって、明日何が起きるかわからないし、自分も高校卒業して、そういう、本当に、この今っていう時間を大切にしなきゃいけないなっていうのは、リライフの撮影を通しても改めて思いましたし、あとは一人一人の個性がいっぱい詰まって、みんなの温かい現場の雰囲気が凄い沢山画面に出ていると思うので、そういうところにも注目して貰いたいなと思います。

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<メッセージ>
中川大志さんと平祐奈さん ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!おはようございます! 映画「リライフ」で、海崎新太役を演じています、中川大志です。日代千鶴役の平祐奈です。
僕たちが出演しています、映画「リライフ」が、本日から公開になりました! イエイ!(パチパチ)この映画はですね。主人公の27歳のニート海崎新太が、一年間限定で、17歳の姿に若返り、高校生活をやり直す実験に参加する物語になっています。 そして、その海崎新太が、高校に戻って出会った仲間との熱い絆や、熱い友情、そして切ない恋模様などにも注目していただきたいと思います。
ぜひ劇場に、来てくださ〜い。宜しくお願いします。


(感想)19歳、同い年で、子役の頃からお互い頑張って来た二人、仲良しで、お互い役作りに懸命な姿を見ながら、凄いなあと、尊敬し合っている様子が伝わってくるインタビューでした。

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<みどころ>
10年先、って想像できますか?また、10年前って、覚えていますか?・・・27歳・無職・独身・後悔の日々を過ごす青年が・・・17歳・学生・青春・希望いっぱいの一年をやり直す!・・・

この実験に誘われる海崎は、薬を飲んで“体だけ”を若返らせて、もう一度、高校生活を送る訳ですが、そのプログラムを提案するミステリアスな研究所の職員役:千葉雄大くんは、海崎とは逆に、27歳なのに17歳に見える可愛い顔立ちで、ちょっと怖い雰囲気の“喪黒福造”のような?登場の仕方だったり、など、笑いとキュンポイントも満載の映画となっています。

そして彼らの、かけがえの仲間との出会いや、恋心を経て変わってゆく様子は、個人的には、少々年齢の離れてしまった自分にとっては、かなり照れ臭い青春ラブストーリーかと思っていたのですが、とても清々しいファンタジーであり、年齢や世代に関係なく、再び高校生になった海崎が、人生に前向きになっていくのと同じように、幾つになっても頑張ることを諦めない!という、永遠のメッセージを、様々な視点から受け取れる素敵な物語となっています。

また、コミックからのファンという皆さんには、原作者:夜宵草さんの希望によって生まれた映画オリジナルの結末にも注目して頂けるのではないでしょうか?

一年後、オトナに戻るとき、俺の人生は、きっと変わる・・・熱い友情・絆・恋模様・・・と沢山の青春が詰まった作品、今回は、今日15日から公開の【ReLIFE リライフ】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取、TOHOシネマズ仙台の4箇所で上映>


今週のおすすめ!
(4/8放送分)

わたしは、ダニエル・ブレイク

監督:ケン・ローチ
出演:デイブ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・フィリップ・マキアナン、ブリアナ・シャン、ケイト・ラッター 他


◆聖月のオススメワンポイント
新年度に入り、様々な手続きで役場などにお出かけの方も多いかと思いますが、実際に、こんな場面に出会って辛かった・・・そんな状況も登場するお話です。
今回は、“最後まで諦めない!”という気持ちが伝わってくる作品・・・今だからこそ、全世界に伝えたいメッセージ・・・現在、フォーラム仙台で、好評公開中の【わたしは、ダニエル・ブレイク】をご紹介します。

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<ストーリー>
59歳のダニエルは、イギリス北部の工業都市ニューカッスルで大工の仕事に就いていたが、心臓の病で、ドクターストップがかかる。職を失った彼は、国からの援助を求め、手続きを進めようとするが、あまりにもややこしい制度を前に途方に暮れる。そんな時、ダニエルは、二人の子供を持つシングルマザーのケイティと出会う。初めての土地で、彼女もまた、公的支援を求めていた。
困っているにもかかわらず、制度が複雑すぎて国からの支援も十分に受けられない・・・同じ様な境遇にあったケイティ一家を助け、厳しい現実にさらされながらも、寄り添うように絆を深めていくダニエルだったのだが・・・

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<作品について>
病気で働けなくなった主人公が、煩雑な制度に振り回されながらも人との結び付きを通して前進しようとする姿を描きながら、世界に向けて渾身のメッセージを込めた、この作品で、メガホンを取ったのは、長編映画監督デビューから50年。まもなく80歳を迎え【麦の穂をゆらす風】等、社会派人間ドラマの名手と言われるイギリスを代表する巨匠:ケン・ローチ監督です。

実は前作の【ジミー、野を駆ける伝説】(14)を最後に映画界からの引退を表明していたケン・ローチ監督が、その引退を撤回してまで、本作【わたしは、ダニエル・ブレイク】を通して、今どうしても伝えたかったこと・・・それは現在のイギリス、そして世界中で急速に拡大しつつある格差や不寛容に対して、又、目の当たりにする、貧困にあえぐ人々の現状について、助け合うことで、何かを変えられるのではないかという、普遍的なメッセージだったのです。

複雑な制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ貧困に苦しみながらも、助け合って、生きていこうとするダニエルとケイティ親子の心の交流が世界中を感動と涙で包み込み、2016年:第69回カンヌ国際映画祭で、監督としては、2度目のパルムドール(最高賞)を受賞しました。 労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも今日を懸命に生きようとする人間たちを描き続けてきたケン・ローチ監督らしい、社会派映画の集大成であり、最高傑作と絶賛されています。

そして、何よりも、リアリティを優先させる監督が、社会の片隅で必死に生きようと奮闘する男:ダニエルに選んだのは、映画初出演、コメディアンとして活動しているデイヴ・ジョーンズでした。建具工の父を持ち、労働者階級出身の彼が、日々の暮らしの苦悩を抱えながら、煩雑な制度に振り回されながらも、人との結び付きを通して前進しようとする姿を見事に、そして自然に、演じています。
また、ケイティ役のヘイリー・スクワイアーズは、これまで役者の他に脚本の執筆なども行い、今作では、デイヴとともにオーディションで選ばれています。

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<みどころ>
心臓の病気で仕事を続けられなくなったダニエルと、たまたま知り合ったシングルマザーのケイティー。国の援助を必要としているにも拘らず、お役所的な対応や、複雑なシステムが彼らの前に立ちはだかります。このままでは、これまでの生活が維持できない。それどころか、いよいよギリギリの生活が迫ってくる。正直で優しい人間が、まともに生きられない社会とは、一体何なのか?・・とにかく理不尽!!とまず、この言葉しか浮かんで来ない役場でのやり取りや、何でもかんでもパソコンで、というイマドキのシステム。コンピューター等、使ったこともないダニエルがパソコンを前に、必死にマウスを動かすシーンや、何度チャレンジしても、最後にエラー!の赤文字が出てしまう様子とか。

本来なら、心地良いはず(ご指摘を覚悟して、敢えて『耳“触り”の良い』と表現した程)の音楽(劇中では、ビバルディの四季から:春)・・・なのに、「このままお持ちください!」のメッセージとともに、もう、うんざりする程聞かされる、役所への電話の保留音だったり(映画の中では実に1時間40分以上待たされていた!)まあ、こんなのよくある?!という日常のシチュエーションに共感し、ドンドンと映画の中に引き込まれていきます。と同時に、そんな諸々に対する煮えたぎるような怒りを爆発させるダニエルの様子に、苦笑いをしながら、心が痛くなるのです。

もし、一人きりになったり病気で働けなくなったり、いきなり家を追い出されたり、子供を一人で育てなければならなくなったら?全く他人事ではない!と感じるのは、実際、大勢の人にリサーチをした!という説得力に満ちた脚本によるところも多いと思います。 ただ・・・そんなに世の中、捨てたもんじゃないかも?!と救いに感じるのは、上司に叱られながら、二人を気遣う役場の職員や、毎日の様にダニエルに注意されても何かと心配してくれる、隣の不良少年なども登場している事です。

とても悲しいシーンもありますが、スクリーンの前で、一緒に怒って、泣いて、諦めかけても、やっぱり戦う・立ち向かう心を持ち続ける!!
最後に、監督のパルムドール受賞スピーチから抜粋して、ご紹介を・・・『映画には、たくさんの伝統がある。その一つは、強大な権力を持ったものに立ち向かう、人々に代わって声をあげることだ。そして、これこそが私の映画で守り続けたいものだ。』・・・ケン・ローチ。
“人生は変えられる、隣りの誰かを助けるだけで・・・”これこそが、今、世界が最も必要とする映画。イギリス・フランス・ベルギー合作の100分間。

今回は、現在フォーラム仙台で好評公開中の【わたしは、ダニエル・ブレイク】ご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(4/1放送分)

SING シング

監督:ガース・ジェニングス
出演(日本語吹き替え):内村光良、長澤まさみ、大橋卓弥、斎藤司、山寺宏一 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、いろんなことにチャレンジする新年度、楽しく迎えてもらえたら!とこちらの作品をピックアップしてみました。
“それは、人生を変えるステージ”愛とユーモアたっぷりのエナジームービー!現在、好評公開中の【SING シング】<字幕版・吹替版>をご紹介します。

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<ストーリー>
ここは、人間社会とよく似た、動物だけが暮らす世界・・・以前は活気があったものの、今や客足は途絶え、落ちぶれた、取り壊し寸前のある劇場の支配人:コアラのバスター・ムーンは、劇場にかつての輝きを取り戻すため、再起を賭けて、最後のチャンスである世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。
オーディション開催当日、集まったのは、内気で極度のアガリ症ゾウのミーナ、ギャングの世界から足を洗いたい、ナイーブなゴリラのジョニー、25匹の子どもの世話と家事とに追われる主婦ブタのロジータ。ビックマウスで世界最小ジャズシンガー、ハツカネズミのマイク、パンクロッカーなティーンエイジャーのヤマアラシ、アッシュ:等々、個性豊かな動物たち。それぞれが、人生を変えるチャンスを掴むため自慢の歌を披露する!
大行列となったオーディションの中から、まず選ばれた主要候補は6人?だがステージに上がった彼らもまた、いろいろな事情を抱えていた。
果たして無事に再起をかけた劇場の幕は上がるのか?

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<作品について>
舞台は、人間界によく似た、動物だけの世界!?という設定で、ユニバーサル・スタジオが贈る【ミニオンズ】【ペット】のスタッフによる最新作は・・・歌の力で元気になれるエナジームービーです。

倒産寸前のオンボロ劇場の支配人:コアラのバスター・ムーンは、根っからの楽天家で、・・・少しろくでなしなところもありますが・・・、自分の劇場を誰よりも愛し、劇場を守る為なら何でもやろう!と決心したところから物語は始まり、ノリノリで、おなじみのナンバーが、シャワーのようにふりそそぐ?素敵なステージ演出へ・・・となっているのが、この作品なのです。

監督・脚本は、【リトル・ランボーズ】や、【銀河ヒッチハイク・ガイド】等個性的で想像力豊かな視点を持ち、多彩なメディアやジャンルを網羅しながら活動している、ガース・ジェニングス。ミュージックビデオ監督としても知られています。

声の担当は、劇場支配人:コアラのバスター・ムーンを、今や俳優だけでなくプロデューサーや監督業もこなすマシュー・マコノヒー。
育児に追われる母親ブタのロジータを、【キューティ・ブロンド】シリーズや【ウォーク・ザ・ライン 君につづく道】などの、リース・ウィザースプーン。
我が道を貫くパンクロック少女:ヤマアラシのアッシュを、【ルーシー】や、【キャプテン・アメリカ】シリーズなどのスカーレット・ヨハンソンが演じる他、高慢なハツカネズミのマイク役で参加しているのは、【テッド】シリーズでは、監督兼、テッドの声も担当していたセス・マクファーレンです。

また日本語版で吹き替えを担当しているのは、内村光良さん、長澤まさみさん、歌手のMISIAさん、スキマスイッチの大橋卓弥さん、トレンディ・エンジェル斎藤司さん、大地真央さん、そして実力派声優:山寺宏一さん等々、こちらも個性的なメンバーばかりです。

さらに・・・
劇場の活気を取り戻すために開かれた歌唱コンテストで、個性的な動物たちが思い思いの歌を披露するわけですが・・・本編に流れるのは、フランク・シナトラや、テイラー・スウィフト、ビヨンセ、レディー・ガガ、ケイティ・ペリー、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、ザ・ビートルズ、など、誰もが、どこかで耳にしたことのある往年の名曲から、最新のヒットソングまで、実に60曲以上が登場いたします!!

例えば・・・
金色に光り輝くパーカーを身にまといレディー・ガガの♪「バッド・ロマンス」を熱唱するハイテンションなブタのグンター。日本語版ではトレンディ・エンジェルの斎藤さんが演じています。

ウサギの三人組は、ニッキー・ミナージュの♪「アナコンダ」をセクシーに!

ロボットダンスが得意なワニは、デジタル・アンダーグラウンドの♪「ハンプティ・ダンス」をノリノリに!

さらには、カタツムリのレイが、クリストファー・クロスの♪「風立ちぬ」で美声を披露!

そして、ギャング一家の息子:ゴリラのジョニーがピアノを弾きながら歌い上げるのは、エルトン・ジョンの♪「アイム・スティル・スタンディング」・・・

高慢自己チューなハツカネズミのマイクがビング・クロスビーの♪「ペニーズ・フロム・ヘブン」や、シナトラの♪「マイ・ウェイ」を・・・

そして大忙しの母ブタのロジータは、ケイティ・ペリーの♪「ファイヤーワーク」で見事な歌声を披露しています。

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<みどころ>
もう、思わず口ずさんでしまうような、大人から子供まで、誰もが楽しめる、なじみ深いヒット曲の数々に、気持ちもぐっと盛り上がり、映画館というよりまさに目の前で開幕する歌の祭典を、自分も客席で見ているような感じです。

そして、そこには日々の小さな悩みから、人生の大きな悩みまで、歌を通して、それぞれの人生模様が見えてくるようで、誰かに自分を重ね合わせることができそうな、ユニークなオールスターキャスト、愛すべきキャラクターたちなのです。

字幕版も、吹き替え版も、どちらも超豪華キャストが結集した熱唱!&大迫力ステージで、思わず、体が動いてしまう、ノリノリで踊りたくなる!との声も聞かれます。実際、私も両方観ましたが、どちらも素晴らしく、スクリーンに拍手を送り、ステップを踏みたくなってしまいました。足元は、完全に拍子をとってましたし、タイトルどうり、歌い出したくなる!!方も多いのでは?

楽観的なコアラのバスターは、オーディションの舞台をキラキラした目で眺めながら、審査をしているのですが、これがホントに閉館寸前の劇場支配人かという位、凄く楽しんでいて・・・どんなことがあっても夢を諦めない、その姿を見ていると、観客も一緒に、何もかも忘れて、素直に心から楽しい気分になれるステージです。

とにかく素晴らしい歌声と、細部にまで行き渡る、こだわりの映像。 全ての人の中にある、輝ける部分を見いだすことをテーマに、動物たちが、大奮闘する姿を、ヒットソングに乗せて描く、ミュージカル・アニメーション!

今回は、現在好評公開中の【SING シング】<字幕版・吹替版>をご紹介いたしました。 ・・・春休みということで、日本語版には、親子連れも多かったです!!

<尚こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマリオーネ古川、TOHOシネマズ仙台、チネ・ラヴィータ、イオンシネマ名取・石巻、の8箇所で上映中!スクリーンによって、字幕・吹替があります!>


今週のおすすめ!
(3/25放送分)

PとJK

原作:三次マキ
監督:廣木隆一
出演:亀梨和也、土屋太鳳、高杉真宙、玉城ティナ、西畑大吾 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、“結婚からはじまるピュア・ラブ・ストーリー!!”今日25日から公開の【PとJK】をご紹介します。

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<ストーリー>
女子高生で恋愛初心者の歌子(カコ)は、ある日大学生と偽って合コンに参加!男らしい功太と出会う。互いに好印象を抱き、ふたりの恋がスタートするかに思えたが、カコが実は女子高生だと知り、戸惑う功太。警察官という職務上、軽々しく付き合うことはできない。そこで功太は、いきなり「結婚しよう」とプロポーズ!!突然のことに、カコはビックリしたが、嬉しくて結婚を決める。 そして、ふたりの内緒の結婚生活が始まった。楽しくてラブラブな新婚生活を夢見るカコは、大人な功太に、ドキドキさせられっぱなし。しかし、警察官と女子高生という立場の違いから、気持ちのすれ違いも出てきてしまう。 そんな中、ハッピーなふたりを巻き込む大事件が発生することになるのだが・・・

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<作品について>
この作品は、イケメン警察官(Police):功太と、ピュアな女子高生(JK):カコ、つまり『PとJK』の、秘密の結婚生活を描く、三次(みよし)マキさんの同名人気コミックを実写映画化したものです。

メガホンを取るのは【さよなら歌舞伎町】【ストロボ・エッジ】などの廣木隆一監督。結婚するカップルには【バンクーバーの朝日】等の亀梨和也さんと、【orange-オレンジ-】などの土屋太鳳さんという、映画やテレビドラマなどで幅広く活躍する二人が、扮しています。

他に、同級生として、高杉真宙さん、玉城ティナさん、関西ジャニーズJrの西畑大吾さんといった勢いのある若手が、また村上淳さん、ともさかりえさん、大政絢さん、田口トモロヲさんなどの実力派が、脇を固めています。

そして『これはラブストーリーだから!』という監督の強い思いから選ばれたサウンドは、緊迫したシーンでも優しく包み込むような大橋トリオの大橋好規さんの楽曲です。廣木監督とは【余命1ヶ月の花嫁】【雷桜】に続く3本目のタッグとなりました。

また、函館の美しい街並みをバックに流れるのは、フリッパーズ・ギターの、透明感のある軽やかでチャーミングな歌声です。胸踊る秘密の新婚生活を送るシーンでは<フレンズ・アゲイン>が、文化祭で盛り上がる高校のシーンでは<ピクニックには早すぎる>が、ポップでキュートに彩ります。

更には人気シンガー:ブルーノ・マーズの「Marry You」という世界的に有名なウエディング・ソングが、歌子と功太:二人の未来を描く、大切な場面を締めくくるなど、映像とマッチした、豪華な劇中曲ばかりです。

公開前に、ヒロインの土屋太鳳さんと、廣木監督が仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

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<インタビュー>
土屋:やっぱり結婚生活から始まるラブストーリーっていうのは、なかなかないのではないかなあって思って、そこは魅力の一つだなって思います。 原作を扉にして、映画だからこそ伝えられる『PとJK』の良さであったり、後は今回、すごい函館の街が凄く綺麗なので、そこも、スゴく是非観て頂きたいです。

監督:土屋太鳳さんと、廣木監督本当に、でも原作の持ってるものを大切にしようというのは凄い感じますし、やっぱり絵があるんで、そのキャラクター含め、その絵の世界観に、なんとなく近づけられたらなあというのは、いつも考えますね。
いや、もうホントにまっすぐな所ですね、太鳳ちゃんは・・・いろんな役をやっぱり、今やってるんで、それの向き合い方が、そこに自分でドップリじゃなくて、自分に近づけるのか、近づくのか・・どちらかというと近づいていってやるっていうタイプなので、いろんな役をやれる女優さんだなという気はしますね。


土屋:今回はホント、ご一緒させて頂けると聞いた時は、すごく嬉しかったですし、それと同時に緊張しました!
自分の演技にクセがついてきたんじゃないかな?とか思っていた時期だったので、何かこう、役と向き合うってどういう事なのかとか、あの土屋太鳳としても、歌子ちゃんとしても、凄く呼吸をする、カメラの前でしっかり生きる事を教えて貰った撮影でした。 1カ月間、函館にいたんですけども、その歌子ちゃんが、功太君に家に行って、家事をする事と同じ様に、私も少しでも気持ちが近づけたらなあと思って、ウィークリーマンションを借りて自炊する様にしてました。


監督:高校時代って、本当にその時しか、おそらくないんだろうし、僕らの映画も、なんかこの現場にいって、その時にしか生まれてないんで、そういうのがなんか上手くシンクロするとJKっていいなと思いましたけどね。

土屋:スゴくキュンキュンする場面もたくさんあるんですけれども、友情の大切さとか家族のことであったりとか、深い人間ドラマも描かれているので、そこも是非みて頂きたいなと思いますし、なんとも、廣木監督だからこそ出せる、エンディング、是非、注目して頂きたいなと思います。

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!映画【PとJK】で 本谷歌子役を演じました 土屋太鳳です。監督しました廣木隆一です。

土屋:春らしく、とてもあたたかい、ピュアなラブストーリーになりました!ぜひ、功太君と歌子ちゃんたちと一緒に、素敵な時間を過ごして頂ければと思います。心からお待ちしております!!

監督:僕も、あの、一応、東北出身ではあるんですが、まあ、ほんとに、いろいろあるとは思いますが、【PとJK】、その時間でも、ちょっと映画の中で笑顔になってくれればいいなと思います。

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<みどころ>
警官という立場上、未成年者との交際の唯一の解決策!として結婚することにした二人が、さまざまな困難に立ち向かいながら絆を深めていく様子が描かれている、この作品は、おとぎ話のようでありながら、リアリティーをもった、カラフルな恋愛映画です!

函館の街を、二人が手を繋いで全力疾走するシーンや、市電が走る街並み、学園祭で、スカイランタンを飛ばす様子・・・など、美しく印象的なシーンで盛り上げてくれています。

今回は、“結婚・・・そして恋がはじまる”25日から公開の【PとJK】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、TOHO シネマズ仙台、イオンシネマ名取・石巻、で上映!>


今週のおすすめ!
(3/18放送分)

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話

監督:河合勇人
出演:広瀬すず、中条あやみ、富田望生、福原遥 他


◆聖月のオススメワンポイント
実は、今回ご紹介の映画のチラシの持っていたら、あ?!と若い店員さんに声をかけられました!やっぱり若い子の間で話題なんだわ!と思っていたのですが・・・劇場では、年配のご婦人が、久々に泣いちゃったわ!と、感動されていたり・・・私も思わずホロリときたのですが、若い人達だけでなく、あらゆる年代に元気をくれる、その作品。
“明るく・素直に・美しく”・・・キラキラ笑顔が眩しい、事実に基づく物語!!
今回は、笑った!泣いた!!ぶったまげた!!!広瀬すずさん主演で現在好評公開中の感動エンターテインメント!【チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話】をご紹介します。

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<ストーリー>
県立福井中央高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生でサッカー部の孝介を応援したいためだけにチアダンス部へ入部する。しかし彼女を待ち受けていたのは、顧問の女教師・早乙女薫子による「目標は全米大会制覇!おでこ全開!前髪とネイルと恋愛は禁止!」という超厳しいスパルタ指導!!早々に周りが退部していく中、チームメイトで部長の彩乃の存在もあって、何とかチアダンスを続けていく決意をするひかりだった。切磋琢磨しながらチアダンスに打ち込むひかりたち。チームは一丸となってトップを目指していくが……。
“全米大会制覇”に向かって走り出す!フツーの女子高生たちの夢への挑戦が今、始まる。

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<作品について>
正式タイトル「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」が、もう、ほぼほぼ、この映画の中身をご紹介しているわけですが・・・福井県の高校チアリーダー部を舞台に、軽い気持ちでチアダンス部に入部した、ごくごく普通の日本の女子高校生が、厳しい顧問や個性豊かな部員たちと一緒に、2009年本場アメリカのチアダンス全国大会で優勝した!という、もうこれは、そんな奇跡のような実話をベースに実写化した青春ムービーです!

監督は、相米さんや、堤さん、本広さん、崔さん等、名だたる監督のもと、数多くの作品で助監督を務め【映画鈴木先生】【俺物語!!】等で、メガホンを握った河合勇人さん。
また軽〜い気持ちでチアリーダー部に入る高校1年生のヒロイン:ひかり役を映画【海街diary】【ちはやふる】シリーズ【怒り】等の広瀬すずさんが演じています。そして地獄先生と言われ、辞めてしまう部員も続出!スパルタ指導で、全米大会制覇に燃えるチアの顧問・鬼コーチの早乙女先生役には、天海祐希さんが、ハマっています。
更に、ひかりと一丸となって目標に向かって突き進んでいくチームメイトにはトップモデルとして活躍しながら、ハーゲンダッツやNTTドコモなど多数のCMに出演中、【劇場版 零〜ゼロ〜】等の中条あやみさんや【orange−オレンジ−】【MARS〜ただ、君を愛してる〜】【金メダル男】などの山崎紘菜さん。

ひかりの憧れの同級生・孝介役には、【ちはやふる】上の句・下の句、【にがくてあまい】などの真剣佑さん、といった伸び盛りの若手キャストが、熱く、さわやかに競演しています。他に、ひかりの父にTKOの木下隆行さん、校長先生をきたろうさんなどがつとめています。

また、主題歌『ひらり』、挿入歌『青い季節』を歌うのは大原櫻子さん。他、劇中には、「GONNA MAKE YOU SWEAT/ EVERYBODY DANCE NOW」等、思わず体が動き出すような、おなじみのダンスミュージックがたくさん登場しています。

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<みどころ>
広瀬さんや中条さんらが繰り出す圧巻のダンスは、およそ半年にわたる特訓を経た賜物!!とか。
また舞台となっている北陸地方の福井県は、幸福度:総合ランキング1位!、社長の輩出数・ナンバー1!などを誇る、魅力たっぷりの地域・・・なのに、もしも福井県民だったら、そこまでいわなくても〜ちょっとココは、怒ってもいいですかあ?と突っ込みたくなる位、映画の中では、とても田舎扱いされてしまっています。

しかし、すずちゃんたちの話す福井弁が、すごくカワイくて…ほやの…やよ…あの大ヒットドラマ「あまちゃん」ばりに流行るかもしれない!と個人的には密かに思っていたりもします。それに何と言ってもチアに大切な笑顔が最強!
他にも、チアダンス競技について、知らなかったことがいっぱい!

チア・リーディングの中の、ダンス部門を独立させた競技部門の一つ。アクロバティックなものはなく、ポン・ジャズ・ヒップホップ・ラインダンスで構成。
ダンスの技術や振り付け構成は勿論ですが、チームとしての一体感や表現力等が採点の対象。そして、笑顔や迫力のある演技で、見るものを元気づけ、競技者自身も元気になれることが大切!ということです。

彼女たちが、『今の自分を越えるため!』と実践していた、一人一人、自分の“夢ノート”をつけることも素敵でした。自分が一生懸命打ち込めるものは何?これから、やってみたくなりました。
そして、いわゆる「スポ根モノ!」と思いきや、それだけに留まらず、例えば矢口史靖監督の【スィングガールズ】が、山形を舞台に、山形弁を使った映画だったように・・・【ウォーターボーイズ】が、埼玉県の男子校の水泳部をモデルにした作品だったように・・・又、土井裕泰監督の【ビリギャル】が、名古屋の女子高生のリアル受験を描いていたように・・・など、地方を舞台に、ご当地の言葉を全面に押し出し、あるいは実話に基づいて作られている作品ならでは・・・の良さや、夢を持って、努力することの厳しさと大切さが、現実味を持って、気持ちよく伝わってくる作品です。・・・

モデルになった福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部JETS(ジェッツ)は、創部わずか3年の2009年から去年までの間に、5回も全米選手権大会の、チームパフォーマンス部門で世界のトップに立つという強豪校になっているそうです。

『とんでもないところまで、たどり着こう!』
今朝は「夢に向かって一歩踏み出すきっかけになりそうな」現在好評公開中の青春ミラクル・ストーリー!!【チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、TOHOシネマズ仙台、チネ・ラヴィータ、イオンシネマ名取・石巻、で上映中!>


今週のおすすめ!
(3/11放送分)

モアナと伝説の海

監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
出演(日本語吹き替え):屋比久知奈、夏木マリ、尾上松也、ROLLY 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、今月10日から公開されているディズニー・アニメーション映画の最新作【モアナと伝説の海】をご紹介します。

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<ストーリー>
数々の伝説が残る島で生まれ育った16歳の美しい少女モアナ。誰よりも海を愛し、海が大好きな彼女は、幼い頃の“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれ、いつしか“海に愛される”という特別なチカラを持つようになり、外の世界へ憧れていた。
しかし、掟はそれを許さなかった。だが、島に危険がせまる時、祖母タラは命をひきかえに、自分の心の声に従うようにとモアナをうながす。それは、道なき海に自分の道を切り開く、あまりにも困難な旅だが、伝説の英雄マウイと出会い、自分の進むべき道を見つけながら、いまモアナの冒険がはじまる。

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<作品について>
海の命を司る女神ティ・フィティの<心>が奪われ、闇が生まれた世界・・・かつては海を自由に旅したことを忘れ、外の世界に出ることが禁じられた島に、海と強い絆で結ばれたひとりの少女がいた。・・・

南太平洋に伝わる不思議な伝説を基に【アラジン】【ヘラクレス】などのロン・クレメンツとジョン・マスカー監督が再びタッグを組み、16歳のヒロインが、世界をひとつにつなぐ、神秘の大海原へと飛び出す大冒険を描いています。
アメリカ版では、新人のアウリイ・クラヴァーリョがヒロイン:モアナ役に抜てきされていますし、日本版声優も、ディズニー・ヒロイン史上 最大級のオーディションで期待の新人:沖縄出身の屋比久知奈(やひく ともな)さんが選ばれています。

又、風と海の守り神にして伝説の英雄:マウイ役には、歌舞伎俳優で、ミュージカルなどの舞台等にも立つ、尾上松也さん、モアナを見守り、運命へと導く、タラおばあちゃんは、夏木マリさんが・・・他にキラキラ輝くものが大好きな海底のモンスターを、ROLLYさんが演じています。

そして、セリフはないのですが、マウイの心の声を表現し、体に自然に現れるミニマウイや、冒険の旅を共にするニワトリのヘイヘイ、可愛い子豚のプア、ココナッツの海賊 カカモラ等など、愛すべきキャラクターも登場しています。

モアナ役の、日本版声優:屋比久 知奈さんが仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

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<インタビュー>
屋比久:屋比久 知奈さん本当に育った環境がモアナと一緒で海に囲まれて育っているので、そういった意味では、こう海に対する感覚?当たり前にある、日常の中に海があるという感覚は、同じものを共有しているのかな?と思いましたし、性格も似てるところがあって、あの家族・動物が大好きなところだったり、又、おばあちゃん子だったり負けず嫌いという所もスゴく似ているので、共感できるところは多かったです!

また今回、海がキャラクターとして描かれているので、顔は全然、海なのでないんですけど表情が見えてくるっていう、それぐらいキュートなキャラクターになっているので、そこも、注目していただけるのではないかと思います。

私自身、海という場所は、落ち着ける場所でもあるので・・・ ほんとに、海は身近な存在で、また生活の一部であって、私自身、こう特別なものとして感じていなくて、ずっと一緒に育ってきたので、海のそばで・・・なので、改めて今回この作品を通して、海という存在を意識しましたし、また私にとって、沖縄の人にとって、海というのは、きっと大切で、何か潜在的につながりを感じているような存在なのかなというのは、このモアナの暮らす島でもそうだったように沖縄にもあるのかなというのは感じました。

私のおばあちゃんも、このモアナに出てくる、タラおばあちゃんにもちょっと似ていて、すごく懐かしい思いを感じながら、タラおばあちゃんとのシーンを演じていたんですけれど、生きていく上での強さというのが、あったおばあちゃんだったので、それは、私自身も、それを受け継いで、強く進んでいきたい!生きていきたい!とは思いましたね。

モアナが、悩みながらも、進んでいく、自分の心の声というものを信じて、強く進んでいく姿っていうのは私自身も凄く勇気をもらいましたし、また、この作品に声優として参加するという事で、凄く不安もあって、プレッシャーもあったんですけど、モアナという少女を演じていくことで、私は、選んで頂けたんだということにも自信を持って、何か理由があって選ばれたんだという所も、モアナのセリフを通して自分に言い聞かせることができて、勇気をもらいましたし、なので、今後も、モアナという、この少女の強さは私自身も見習って、自分の道を自分で決めるという所は、モアナに負けない様に強く進んでいきたいなとは、思いました。


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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!【モアナと伝説の海】でモアナ役の日本版声優を務めさせて頂いております屋比久知奈です。
この作品は、ホントに音楽・映像、とても壮大で綺麗ですし、又キャラクターも個性的なキャラクターばかりで、多くの方々に愛して頂けるような、そんな作品だと思います。 またモアナの一歩一歩、強く進んでいく姿に、勇気だったり、パワー・エネルギーをもらって頂けたらと思います。是非、劇場で、大きなスクリーンで、ご覧ください!


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<みどころ>
物語の舞台となるのは、神秘的な伝説が息づく南の島と生命の源である海・・・その海は、島と島を隔てるものではなく、世界を繋ぐもの!として描かれていますが、作品の中では、見たこともないような青さ、美しさ!アニメーションとは、とても信じられない程の、映像のような波や、煌めき、そして、擬人化された、豊かな表情を持っていることに驚かされます。

また海は、命を育み、恵みを与えてくれる 偉大なものとして、崇められるとともに、行く手を阻む、簡単には乗り越えられない脅威として太古から人々に恐れられてもいたのです。だからこそ、この物語のテーマである、海と生きる!というモアナたちの精神世界は、海とともに生きる日本の人々にとっても共感 できる部分が多いのではないでしょうか?

実は、ディズニーの日本の担当者が心配していらしたのは、東日本大震災で津波の被害を受けた方々にとって、海がテーマになっている作品や、リアルな映像というのは、どうなのだろうか?とくに、この時期、精神的に受け入れてもらえるのだろうかということでした。

例え、本物ではなくても、二度と海を見ることができない、見たくないという方も、また、海に対して、特別な思いを抱く方もいらっしゃると思いますので、ここで、ありのままに、ご紹介をさせて頂きました。決して美しいだけ、穏やかなだけではない海です。ただ、そこには脈々と神が与えてくれた命も生まれ、育まれ続けています。
勿論、南の島を舞台に綴られる少女のアドベンチャーとして、その素晴らしい歌声にも魅了される作品です。

今回は10日から公開のディズニー・アニメーション【モアナと伝説の海】をご紹介しました。同時上映は、短編アニメーション映画【インナー・ワーキング】です。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、TOHOシネマズ仙台で上映中!劇場によって、2D、3D、英語版・吹き替え版となっています。>


今週のおすすめ!
(3/4放送分)

天使にショパンの歌声を

監督:レア・プール
出演:セリーヌ・ボニアー、ライサンダー・メナード、ディアーヌ・ラバリー、バレリー・ブレイズ、ピエレット・ロビタイユ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は・・・少女が奏でたのは、未来の音色!爽やかな感動を呼ぶ音楽ドラマ。現在フォーラム仙台で好評公開中のカナダ映画【天使にショパンの歌声を】をご紹介します。

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<ストーリー>
ケベックの広大な地:白銀の世界にポツンと佇む小さな寄宿学校。そこは音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出するという、修道院の経営による名門女子校だった。しかし本部修道院によって運営が見直され採算の合わない、この学校は閉鎖の危機に直面していた。そこで校長のオーギュスティーヌは、自分たちで学校を守ることを決意、音楽の力で世論を味方につけようと、あるイベントの開催を計画する。そんな中、校長の姪のアリスが転校してくる。
彼女に、ピアニストとしての才能を見出した校長は、学校存続の鍵になる!と期待するが、孤独で、心を閉ざしたアリスは、誰の言うことも聞かない問題児だった。やがて、様々な困難を乗り越え、イベント当日がやってくる。

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<作品について>
ショパンやリストなど、クラシックの調べにのせて、さわやかな感動を呼ぶ、この音楽ドラマは、国を挙げて近代化が推進された1960年代のカナダ・ケベックを舞台に、財政難のため閉鎖に追いこまれた音楽学校で、強く明るく人生を切り開こうと奮闘する女性教師と生徒たちの姿を描いています。

メガホンを取ったのは、カナダを代表する映像作家:レア・プールさん。
奇跡の実話【天国の青い蝶】や、異色の青春映画【翼をください】など、繊細かつ、温かな人間ドラマの名手として知られる女性監督です。

この作品では、女性の権利や自由、社会進出が、まだまだ認められていなかった時代に、音楽の力を信じて、古い考え方や大きな権力に立ち向かう女性たちの生き方が深い共感を呼び、カナダのケベック映画賞では、作品賞を含む最多6部門を受賞しました。
更に、自ら人生を切り開くという、現代にも通じる普遍的なテーマが絶賛され、アジア、アメリカ、ヨーロッパ各国の映画祭でも注目される等、国境を越えて熱く支持される音楽エンターテイメントとなっています。

そして・・・ 校長:オーギュスティーヌ役を演じたのは【愛の叫び〜運命の100日】のセリーヌ・ボニアー。カナダでは、テレビ・映画・舞台と幅広く活躍している演技派女優です。

又、アリス役には、モントリオール音楽院に在学中のライサンダー・メナード。5歳からピアノを始め、数々のコンテストで優勝。新進気鋭のピアニストで、劇中では、心の奥そこまで届くような、演奏を披露しています。

さらには、冬の白銀の世界から、鮮やかな緑へと変わっていくカナダの美しく豊かな自然と、全編を彩るショパンやモーツァルト、ベートーヴェン、リスト、バッハ、ヴィヴァルディ、ドビュッシー、ラヴェルなどなど、偉大な作曲家の名曲の数々も、見どころ、聴きどころとなっています。

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<みどころ>
映画では、修道会という、ちょっと世俗とは、かけ離れているのでは?という世界が描かれていますが、実は、トップが変わると体制がかわるのは世の常、作品の中では、教会本部の方針が変わり、音楽教育に力を入れている学校に風当たりが強くなって・・・という様子が見られます。

この時期、職場の移動によって、引越しによって、あるいは、クラス替えで、先生が変わる!?等など、規模の大小はあるにしても、それまで良しとされていたモノが、そうで無くなるとか、その生活環境の変化によって人間関係さえ、ガラリと変わってしまうこともあり・・・この理不尽さは、どこの世界でも一緒なのでは?と感じるかもしれません。

そして例え、答えが変わることはなかったとしても、どうにもならない運命に涙する事があったとしても、その辛い状況に向かって、最後まで戦うことを忘れない心の強さ!諦めない、たくましさ!に、生きる勇気をもらうことができるかもしれないのです。

あることをきっかけに、シスターの制服が変わるシーンがあるのですが・・・その時の表情は、一人一人、誰にも言えない心の闇、葛藤するものを抱えながらも、前に進もう!という、心の変化を表現しているようです。

音楽の力を信じ、自分たちの人生を、自らの力で切り開いて生きていこう!とする女性たち。明るく希望に満ちた彼女たちの心が、いま一つになる…今朝はフォーラム仙台で公開中の音楽エンタテインメント【天使にショパンの歌声を】をご紹介しました。


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