タイトル
話題のオススメの映画やDVDなどをワンポイントと共にご紹介。

2004年10月からはじまったこのコーナーは、これから公開される新作映画は勿論、お薦めの旧作、季節に合わせた素敵な作品など、今話題の映画やDVDを“普通にご紹介する”だけでなく、これから観る人にも、すでに観た!という人にも“ちょっと得した気分?”になって貰えるようなワンポイントをピックアップしながら、映画大好き人間の私:折原聖月がご案内させて頂くコーナーです。
“サロン”というタイトルにふさわしく、ゆったりと、気持ちよく聴いて頂けるよう頑張ってお届けしています!どうぞお立ち寄りください。

●●あなたの好きな映画や、番組の感想など お気軽にこちらまでメールをお寄せ下さい●●

今週のおすすめ!
(11/18放送分)

「火花」 & 「カナザワ映画祭2017」

原作:又吉直樹
監督:板尾創路
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己 他


◆聖月のオススメワンポイント
<300万人が笑って泣いた、アホで愛おしい青春物語>・・・お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの芥川賞受賞作を、菅田将暉さん・桐谷健太さん主演で映画化したドラマ。今回は、まず来週23日(木)から公開予定の【火花】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
芸人の徳永は、若手お笑いコンビ「スパークス」としてデビューするも、全く芽が出ず、売れる気配がなかった。ある日、営業先の熱海の花火大会で、4歳年上の先輩芸人・神谷と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで、型破りなステージを披露。その漫才に衝撃を受け、彼の芸風と人間味に魅了された徳永は、神谷に弟子入りを願い出る。神谷は、それを了承する代わりに「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から、徳永は、神谷との日々を、ノートに書き綴る。
2年後、徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。二人は毎日の様に呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事は、ほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。そして、そんな二人を、神谷の同棲相手・真樹は優しく見守っていた。しかし、いつしか二人の間に、わずかな意識の違いが生まれ始めて・・・

・・・・・・・・・

<作品について>
原作本「火花」は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんの初純文学作品で、漫才の世界に「夢」を持って飛び込んだものの、結果を出せずくすぶっている青年と、強い信念を持った先輩芸人が出会い、厳しいお笑いの世界で切磋琢磨しながら、歩み続ける姿を描いた青春物語です。発表されるや、その掲載誌は、驚異的な売り上げを記録、累計発行部数は300万部を突破!更に<芥川賞>を、芸人が初めて獲得!という快挙を達成する!など、日本中で大きな話題となりました。去年のテレビドラマ化に続き、今回の映画化で、ますます注目を集めています。

メガホンを取るのは、原作者・又吉さんの先輩芸人でもあり、俳優歴も長く、2010年には初長編映画作品として【板尾創路の脱獄王】を、2012年には【月光ノ仮面】でも、監督を務めてきた板尾創路さんです。
その演出力は高く評価され、又吉さんが創造した<芸人>の世界を映像化できるのは、同じ芸人であり、又吉さんからの信頼も厚い板尾監督しかいないとの声に快諾。彼ならではの視点を盛り込みながら、映画としての【火花】を新たに創造しました。

そして徳永と神谷を演じるのは、日本映画界で輝きを放つ、二人の俳優、菅田将暉さんと桐谷健太さんです。共に人気俳優であることに加え、「舞台に立ち、人を笑わせる“漫才師”としての存在感」、「目指した“夢”を前に、惑い、突き進む危うさ」を表現できる稀有な俳優として白羽の矢が立ちました。

ヒロイン:真樹役は、自然体な雰囲気と透明感で、話題作への出演が相次ぐ、木村文乃さん。売れない神谷を支え、徳永にも優しく接しながらも、二人にとって、ある大きな転機となる存在で、切なく美しい女性を演じています。

更に、「ツッコミ役は、ボケ役よりも高度な技術が要求されるため、経験者を入れたい」という監督のこだわりによって、徳永の相方:山下役に、お笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さん、神谷の相方:大林役には、元お笑い芸人で、演技派俳優の三浦誠己さんが、キャスティングされました。

また、主題歌『浅草キッド』は、監督のたっての希望で、ビートたけしさんが作詞・作曲した名曲を、主演の二人がカバーしています。

・・・・・・・・・

<みどころ>
原作者:監督、そして主演の二人、共に大阪出身!特に主演の二人にとっては、お笑い!は小さな頃から身近にあった文化であっただろうし、日常からボケとツッコミというモノが、自然に出てくるような環境だったかもしれません。が、それを、ほんモノの<板>:舞台の上で演じることは、やはり俳優が漫才師の役を演じることとは、ちょっと違った感覚だったのではないでしょうか?実際白熱したお笑いライブのシーンでは、一般のエキストラの方々の間から、自然と笑いが起きてきたそうです。桐谷さんは、お互い関西人で会話の波長が、無理しないで、ボケとツッコミになれたこと。・・・そして、菅田さんも:恋人でも、夫婦でも、友達でもない相方・・という独特な存在を、感じ取ることができたように思う。とお互いのことを語っています。

才能なんて、あってもなくても輝いていた!!
「笑い」に魅せられ、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる二人の10年間の青春物語・・・まずは、来週木曜日23日から公開予定の【火花】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は・・・ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の6箇所で上映中!>

・・・・・・・・・

また、来週23日(木)から26日(日)まで、桜井薬局セントラルホールで開催予定の【カナザワ映画祭2017】について簡単にご紹介いたします。

去年まで10年間金沢で開催され、今年初めて日本再発見!と銘打って、全国巡業:石川、山口、福岡、京都など6ヶ所で、それぞれ、テーマを掲げて開催されてきました。最終地、仙台会場では<あなーきー・いん・ざ・にっぽん>をテーマに、21プログラム、22本の映画を上映予定です。

先日、映画祭の主催者:小野寺生哉さんから、メッセージをいただきました。

・・・・・・・・・

<メッセージ>
小野寺:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!カナザワ映画祭主催の小野寺です。この仙台で初めてカナザワ映画祭を開催するんですけれども、普段観られない様なアナーキーで破天荒な作品ばかりを集め、連日ゲストの方もいらっしゃいますので、是非いらして頂けると、はい、楽しんで頂けると思いますので、よろしくお願いいたします。

軽いコメディの作品で【気仙沼伝説】という映画も上映するんですけれども、これは2006年に気仙沼で撮影された映画で、ちょっと事情は私もちょっと知らないんですけれども、なぜかお蔵入りになり、本当に、映画が完成した直後の、まあお披露目上映で、気仙沼で上映したぐらいしか、ほとんど上映の機会がなかった作品らしくて、監督は小林政広さんという今、巨匠の方で、出演も、鈴木京香さんに杉本哲太さんに、岸部一徳さんに、倍賞美津子さんに、國村隼さんと。すごい超豪華キャストなんですね。これがまた、この、豪華キャストに加えて、気仙沼の地元の方も沢山映ってますし、仙台の街並みも、アーケード街も出てきますので、ちょっと、これは地元の方は、観て頂きたいですね。最後に、エンドクレジットに、地元の協力者のお名前、沢山出てくるんですけれども、お知り合いの名前とかも出てくるかもしれないので、ちょっと、この【気仙沼伝説】は、11月25日(土)の夜からなんですけれども是非、観にきていただきたいですね。あの、監督の小林政広監督も、いらっしゃって上映後にトークもありますので是非いらしてください。宜しくお願いします。


・・・・・・・・・

今回は、来週23日(木)から公開予定の【火花】と、23日〜4日間開催予定の【カナザワ映画祭2017】についてご紹介いたしました。

尚、スタッフ・キャストのほとんどが、まだ、この映画を観ていない!という、まさに幻の作品【気仙沼伝説】の上映は、来週25日(土)の午後6時20分からで、終了後に、小林監督のトークショーが予定されています。詳しくは上映館:桜井薬局セントラルホールまでお尋ねください。


今週のおすすめ!
(11/11放送分)

ミックス。

監督:石川淳一
出演:新垣結衣、瑛太、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁 他


◆聖月のオススメワンポイント
ここのところ、楽しく、笑えて、元気が出る作品を紹介してください!というメールが相次いで届いていました・・・そこで疲れた心をホッとさせてくれるような映画を選んでみました!

<その球技は、人生におけるいくつかの真理を私に教えてくれた!新垣結衣さん・瑛太さん主演のロマンティック・コメディ。>

これは笑えて、泣けて、切なくキュンとさせられる、大人も楽しめる作品!今回は、現在好評公開中の【ミックス。】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
母のスパルタ教育により、かつては“天才卓球少女”として将来を期待された多満子だが、母の死後は、普通に青春を謳歌し、普通に就職する平凡な日々を送っていた。しかし、ある日、会社の卓球部にイケメンエース:江島がやってきて付き合うことに・・・。ついにバラ色の人生が!と思いきや、新入社員の美人卓球選手:愛莉に、彼を取られてしまう。
逃げるように田舎に戻った多満子には、かつて母が経営していたフラワー卓球クラブがあった。だが自分が青春を捧げた活気ある練習風景は、そこにはなく、メンバーといえば、妻と娘に見捨てられた新入部員の萩原をはじめ、冴えない面々ばかり。しかし、かつての恋人:江島と愛莉が幸せそうに試合に臨む姿を目にした多満子は、二人のミックス・ペア打倒とクラブの再建を目標に、全日本卓球選手権・男女混合(ミックス)ダブルス部門への出場を決意するのだった。
戸惑いながらも、大会へ向け猛練習を開始する部員たち。果たして、フラワー卓球クラブは、奇蹟の全日本選手権出場を叶えることができるのか?そしてがけっぷち女子・多満子の恋の行方は?・・・

・・・・・・・・・

<作品について>
ミックスとは?・・・卓球の男女混合ダブルスのこと。
まさに、いろんなもの・・・リアルと、フィクションがミックスされた映画。大爆笑ではなく、ずっとニヤニヤ観ていられるものになったかな、と語るのはドラマ『ココだけの話』や『メイちゃんの執事』『リーガルハイ』シリーズ等多くのヒット作を演出し、映画【エイプリルフールズ】に続き、本作が映画:2作目となる石川淳一監督です。

脚本を担当したのは、【ALWAYS三丁目の夕日】【探偵はBARにいる】シリーズ【寄生獣】などのヒットメーカー・古沢良太さん。

恋と仕事に疲れ、元カレを見返すため?、トラウマだった卓球を再び始めるヒロイン:多満子を新垣結衣さん。夢と家族に見放された元プロボクサー萩原を、瑛太さんという実力派に加え・・・多満子のかつての卓球仲間で元ヤンキー、今はセレブ妻の弥生に広末涼子さん、クラブのメンバーで、プチトマト農園の落合夫婦に遠藤憲一さん・田中美佐子さん、卓球マニアで引きこもりの高校生に佐野勇斗さん、多満子の両親には、小日向文世さんと、真木よう子さん、そして、多満子の元カレと、ミックス・ペアを組むのは、瀬戸康史さんと、永野芽郁さんです。

他にも、蒼井優さん、山口紗弥加さん、鈴木福くん、谷花音ちゃん、中村アンさん、吉田鋼太郎さん、生瀬勝久さん等、超豪華なメンバーがコーチや、対戦相手、修行相手、元奥さんとして登場しています。中には、どこに出ていた?と思えるほど、扮装が、もの凄い事になってる人もいますが・・・(笑)

また、水谷隼選手や、石川佳純選手など現役で活躍中の卓球選手も大勢ゲスト出演して華を添えてくれています!試合会場以外でも、どういうシーンで登場しているのかもお楽しみに。

そして、主題歌「ほら、笑ってる」、挿入歌「サボテン」を担当したのは、今注目のアーティスト、SHISHAMOです。

映画のために曲を作るというのは、今回が初めての経験で、オファーを受けた時は、びっくりしましたが、とても楽しんで臨むことができました。挿入歌は、多満子が走っているシーンをイメージし、疾走感を大事に作った曲。
主題歌は、映画で描かれている“生きていて、良いことばかりじゃない、上手くいかないこともある”というテーマにスポットを当てて、映画を見終わった皆さんに、あたたかい気持ちになってもらえたらいいな、という思いを持って作りました!
』と語っています。

実は、映画館に入るまで、ちょっとザワザワした気持ちだったのですが、私も見終わった時に、とてもホッとして、あたたかい気持ちで家路につくことができました。

・・・・・・・・・

<みどころ>
卓球をするメンバー、それぞれの人生に、いろいろな深い思いがあって・・・いわゆる、“胸キュン”だけではなく、恋と人生の再生の物語として、大人に突き刺さる“大人キュン”が詰まっているところが、ラブコメディではなくて、ロマンティック・コメディであるというのが【ミックス。】ならでは!との事。(あの【愛と青春の旅立ち】的なシーン?もあったり・・・?)

身近なスポーツでありながら、かなりマイナーなイメージだった卓球も、福原愛ちゃんを筆頭に、オリンピックでの選手の皆さんの活躍などで、メジャーになりました。ただ、まだまだ知られていない基礎知識や、技術(テクニック)用語、そして様々なプレースタイルも、映画を通して知ることができるので、そのあたりにも、注目していただければと思います。

実は、ラスト近くのシーンで、ガッキー演じるヒロイン多満子の卓球のプレースタイルが、ピッチの速さで勝負するシェークハンドの前陣速攻型というのがわかり、かつて卓球少女だった?自分と同じだったところも、かなり個人的に心に突き刺さった部分でした。

偶然の出会いが、私の人生を変えた・・・今回は、現在好評公開中の【ミックス。】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は・・・ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の6箇所で上映中!>


今週のおすすめ!
(11/4放送分)

夜間もやってる保育園

監督:大宮浩一

◆聖月のオススメワンポイント
“保育が変われば社会が変わる・・・笑顔も寝顔も泣き顔も、ここにあるのは未来です!” 今回は、全国の許可夜間保育園を取材し、その知られざる現場の実態に迫ったドキュメンタリー、現在フォーラム仙台で公開中の【夜間もやってる保育園】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<作品について>
みなさんは、「夜間保育園」を知っていますか?夕方には仕事を終えて、家族揃って食卓を囲みたい。けれど、なかなかそうもいきません。家庭の事情も様々・・・核家族化、共働き、夜遅くまでの仕事もあれば、一人で家事や育児もこなす親御さんも、少なくありません。

そういう中、夜に働く人が子供を預けるための施設、それが夜間保育園です。注目を集めるのは難しいけれど、今や社会的なインフラととらえるべき!といっても過言ではない!という声もあるのです。

この作品は、24時間保育を実施する新宿の「エイビイシイ保育園」等、全国の認可夜間保育園を取材し、その知られざる現場の実態に迫ったドキュメンタリーです。

少子化が進む一方で、大きな社会問題になっている待機児童。国と自治体にとって、差し迫った大事な課題ではありますが、多様な働き方や家庭の事情に対応した認可夜間保育園が、全国で約80か所、園児は約2500人という事はあまり知られておらず、夜間に、子どもを預けて働く親と、夜間保育園への偏見や批判が多くあるのも現状です。

例えば…新宿歌舞伎町に隣接する大久保で、24時間保育を行う「エイビイシイ保育園」では完全オーガニックの給食:お昼と夜、おやつも、管理栄養士による旬の野菜を使った手作りという“食育”や、多動的な子供たちへの療育プログラム、卒園後の学童保育など、独自の試行錯誤をつづけていました。さらに、北海道、新潟、沖縄の保育現場も取材しています。その中で、映画が映し出すのは、制度や数字からだけでは知ることのできない現実なのです。

製作・監督したのは【ただいま それぞれの居場所】で、介護福祉現場の実状と、自らの理想とする介護を実現するための施設を立ち上げた若きスタッフたちの取り組みを鮮やかに描き、平成22年度の文化庁映画賞:文化記録映画大賞を受賞した大宮浩一さんです。山形県出身の監督で、東日本大震災で津波被害を受けた土地の風景と、そこで出逢った人々の声を記録した【無常素描】を企画・制作した監督でもあります。

・・・・・・・・・

<みどころ>
登場するエイビイシイ保育園では、24時間体制で0歳児〜就学前までの園児、90人を、35人の保育士と2人の看護師が4交代シフトで保育しています。これが、どれほど大変なことか・・・

映画には、中央省庁に努める人、共働き、ダブルワークの人も登場・・・産休明けから働くお母さんにとっての負担は大きく、眠る、休む、ご飯をゆっくり食べるなど、自分の時間も取りたい!・・・という思いが、罪悪感や負の連鎖にならないように、話を聞いたり、声がけをする大切さは、肉体的には勿論、精神的に、大きな支えになっているのも事実です。

お風呂、歯磨き、関わる時間が多いぶん、やりがいを感じる!と語る保育士。よる一人で過ごしている子がいるかも・・・と考えると、ここは子供のためにあるんだ・・・そういって園で働く人にも、同じように子供がいて親であり失敗することもあるけれど、親も子供と一緒に育つもの。

さまざまな事情で子どもを預ける親や保育士たちの葛藤やよろこび。すくすくと育つ子どもたちの笑顔や寝顔・寝息や泣き顔などなど。知られざる夜間保育の現場から見えてくる、家族のありかた、働きかた、又、いま私たちが暮らしている、この社会のかたちまでもが照らし出されていきます。

そう、夜間保育園は、子どもたちが、夜「も」安心して過ごせる場所なのです。子どもたちの幸せを考え続けてつくられた場所・・・。療育教室や有機食材を使った食育まで、知られざる保育園の挑戦について・・・今、私たちも一緒に考えてみませんか?

今回は、現在フォーラム仙台で上映中の【夜間もやってる保育園】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(10/28放送分)

望郷

原作:湊かなえ
監督:菊地健雄
出演:貫地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人、森岡龍 他


◆聖月のオススメワンポイント
<ずっと、伝えたかった・・・ある島で起こる2組の親子の過去と未来をつなぐ、湊かなえ原作の感動のミステリー>、待望の映画化です。今回は、28日からフォーラム仙台で公開となる【望郷】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
古いしきたりを重んじる地主の家庭に育った夢都子(むつこ)は、故郷に縛られた生活をしていた。彼女にとって、幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴だったが、それは、祖母や母のもとで暮らす彼女には決して叶わない“自由”夢の象徴であった。月日は流れ結婚をして幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になる!という話を耳にする夢都子。憧れの場所がなくなる前に、彼女は、ずっと抱えてきた想いを語り始める。
一方、転任の為、9年ぶりに本土から故郷に戻った航(わたる)のもとに、ある日、亡き父の教え子と名乗る畑野と出あう。彼は、航が知らなかった“教師として”の父の姿を語り出し、自分が父親のことを誤解していたと知るのだが・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
原作は、『告白』『白ゆき姫殺人事件』「リバース」など、数々のヒット作を生み出すミステリー作家・湊かなえさんのベストセラー「望郷」。
これは2013年に全6編で構成される連作短篇集として発売された作品で、その中から、ある島を舞台にした「夢の国」と「光の航路」を今回映画化しました。

メガホンを取ったのは、2015年【ディアーディアー】でデビューし、【ハローグッバイ】などを手掛けた菊地健雄監督です。本作が長編監督作3作目となりました。
全編、因島を中心とした瀬戸内地方で撮影された映像には、原作者:湊かなえさんも「直接見るよりも、カメラ越しに見た海の方がハッとさせられる景色」と、その監督の手腕に唸るほどだったという事です。

主演を務めるのは、家や古いしきたりに縛られた窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう娘:夢都子を、高い演技力に定評のある貫地谷しほりさん。【スウィングガールズ】で注目を集めた後、朝ドラの主演、また【くちづけ】以来、4年ぶりの映画主演となりました。

そして、故郷の島で、中学校の教師を務め、クラスのいじめ問題に悩む間に、確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知ることになる息子:航を、大東駿介さんが演じています。

この主演2人を支えるキャストには、夢都子の母を木村多江さん、航の父を、緒形直人さんという実力派俳優が名を連ね、他にも、片岡礼子さん、相島一之さん、白川和子さんなど、豪華な顔ぶれが揃いました。

主題歌『光の影』を歌うのはmoumoonさんです。

・・・・・・・・・

<みどころ>
印象的に撮られた瀬戸内の海を背景に“家に縛られた娘”と“亡き父に後悔を持つ息子”の想いが、過去と現在を繋ぐ親子の物語として綴られ、これまでの湊かなえ作品とは一線を画す、親子の感動ミステリーとなっている本作は、原作者:湊さんご自身の故郷をモデルに書かれた特別な作品ということで、故郷を舞台にした映画でデビューした菊地監督にとっても特別であり、新たな挑戦だったようです。

誰もが持っている故郷に対する複雑で、様々な感情を描いた作品を見ることで、観る人が、それぞれに自分の故郷や家族に思いを馳せることができるのでは・・・そして、はるか昔の、おぼろげな記憶に、もし縛られているのならば、勇気を持って誰かに話を聞いてもらっては、どうでしょうか?解決の糸口が見つかるかもしれません。

今回は、今日からフォーラム仙台で上映の映画【望郷】をご紹介いたしました。

そして、もう一本!
27日から公開となっている【ブレードランナー2049】を簡単にご紹介!!

・・・・・・・・・

<作品について>
人間と、人間の奴隷として製造された人造人間「レプリカント」の攻防を描いたSF映画の金字塔:1982年公開の【ブレードランナー】の続編がついに実現。前作から30年後、より荒廃が進んだ地球で、捜査官のKは、30年間行方をくらましている元ブレードランナーのデッカードを訪ねる。Kの目的は何?人間の本質とは?人間とレプリカントの深い溝を埋めることはできるのか?

主人公のKには映画【ラ・ラ・ランド】のライアン・ゴズリングが抜擢され、デッカード役は前作から、ハリソン・フォードが続投です。製作総指揮のリドリー・スコットほか、脚本などには、前作に携わった顔ぶれが揃いました。
そして【メッセージ】【プリズナーズ】【ボーダーライン】等、まだ傑作しか撮ったことがない!?という、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、想像を絶する精緻さで未来世界を創造しました。その映像に、音響に、物語に、ただただ圧倒される2時間43分です。

(こちらの作品は、昨日から、フォーラム仙台や、ムービックス仙台と利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取と石巻、TOHOシネマズ仙台、宮城県内:8箇所の劇場で公開となっています。)


今週のおすすめ!
(10/21放送分)

50年後のボクたちは

原作:ボルフガング・ヘルンドルフ
監督:ファティ・アキン
出演:トリスタン・ゲーベル、アナンド・バトビレグ・チョローンバータル、メルセデス・ミュラー、アニャ・シュナイダー、ウーベ・ボーム 他


◆聖月のオススメワンポイント
<あの夏の日を、大人になってもずっと忘れない。疾走感と切なさが詰まったロードムービー!>今回は、現在、桜井薬局セントラルホールで公開中の【50年後のボクたちは】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
14歳のマイクはクラスのはみ出し者。同級生からは変人扱い。しかも母親はアルコール中毒で、父親は浮気中という家庭環境だ!そんなある日、チックという、ちょっと風変わりな転校生がやって来る。夏休み、2人は無断で借用した青いオンボロディーゼル車「ラーダ・ニーヴァ」に乗って南へと走り出す。
窮屈な毎日を飛び出して、全く違う景色を目にしていく2人。やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって、一生忘れることのできないものになっていく。

・・・・・・・・・

<作品について>
不器用で、まっすぐで、どこまでも走り続けられると思っていたあの頃・・・誰もが通過する、永遠には続かない14歳という一瞬のきらめきを、瑞々しくとらえ、かつての自分を思い出させてくれる爽やかで、切ないロードムービー。

原作は、世界中で愛される児童小説「14歳、ぼくらの疾走」。これは、48歳の若さで亡くなったドイツの作家:ヴォルフガング・ヘルンドルフが、闘病生活の中で、強く死を意識しながら自分自身を主人公のマイクとチックに重ね、全エネルギーを注いで書き上げた青春小説です。 出版されるや、瞬く間にドイツでは220万部を超える大ベストセラーとなり、26カ国で翻訳されて、児童文学賞ほか、多くの賞を受賞しました。更に舞台版も大ヒットし、日本でも、映画の原題でもある「チック」というタイトルで、柄本時生さんらが好演しています。

メガホンを取ったのは【愛より強く】【ソウル・キッチン】他、多くの作品で、世界三大映画祭を制覇、日本での公開は2018年という最新作【In the Fade】では、カンヌ国際映画祭で主演女優賞をもたらす等、常に、注目を集めているファティ・アキン監督です。原作の大ファンだったという監督が共同で脚本も担当し、原作の魅力に、更に新しい光を与え、スクリーン上に描き上げました。

主演を務めるのは、マイク役に、ドイツの新進気鋭の注目俳優トリスタン・ゲーベル、15歳。旅の終わりには、すっかり大人になっているマイクの表情や雰囲気の変化にも注目です。そして、チック役は、オーディションを経て、本作でスクリーン・デビューを果たしたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルです。
息のあった二人が、思春期の少年の成長を爽やかに演じています。(他に、メルセデス・ミュラー、アニャ・シュナイダー、ウーベ・ボームなど)

また、時代が違うだろう!と思われるかもしれませんが、たまたま車にあったカセットテープから流れてくる、懐かしいリチャード・クレイダーマンの楽曲が、車窓に広がる景色と重なり、少年たちと一緒の旅を盛り上げてくれます。

・・・・・・・・・

<みどころ>
ロード・ムービーとか少年たちの冒険!と聞くと、1986公開の【スタンド・バイ・ミー】や、1997年公開【ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア】。もっと遡ると1969年公開の【イージー・ライダー】。又落ちこぼれ家族の旅を描いた2006年【リトル・ミス・サンシャイン】等を思い浮かべるかもしれません。
盗んだバイクで走り出す・・・という日本の歌がありますが、この映画では14歳にも関わらず、大胆に車を盗んでは乗り継ぎ、高速道路にまで侵入して、警察にも追われながら・・・という、危険な大冒険が繰り広げられますが、無鉄砲で、無計画な冒険の旅は、必ず新しい自分を発見し、成長させてくれるモノ!ということを、見事に証明してくれるのです。

さて、映画のタイトルにある、50年後って・・・14歳にとっては夢のある数字なのかもしれません。・・・でも今の自分にとっては?…10年先すら想像できないというのに(笑)・・・ただ、途中から一緒に旅をした美少女も含め、「50年後に、ここで会おう!」という彼らの途方も無い約束を、訳もなく信じて応援してみたくなる純粋な自分をも発見することになる、素敵な作品です。

色々な方からメッセージが寄せられていて、それがとても面白い作品でもありますが、あえて最後に、こちらの一言を・・・

「人が旅をするのは到着するためではなく、旅をするためである・・・ゲーテ」

今回は、タイムカプセルのような、まぶしくてノスタルジックなひと夏の冒険!かつて14歳だった、すべての大人達へ贈るロードムービー・・・現在、桜井薬局セントラルホールで好評上映中のドイツ映画【50年後のボクたちは】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(10/14放送分)

ドリーム

監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー、キルステン・ダンスト 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、“信じる力が、不可能を可能に!全ての働く人に贈る、勇気と感動の実話”現在好評公開中の映画【ドリーム】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
1960年代の初め、ソ連との熾烈な宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画<マーキュリー計画>に乗り出すことに・・・
1961年、米ヴァージニア州ハンプトン。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに必要不可欠な“計算”を行う黒人女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者:キャサリンは、宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢されるが、白人男性だけのオフィス環境は、劣悪そのもの。
同僚のドロシーとメアリーも、理不尽な障害に、キャリアアップを阻まれてしまう。それでも仕事と家庭を両立させ、ひたむきに夢を追い続けた3人は、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士:ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるために奔走する!という、NASAの歴史的な偉業に携わり自らの手で新たな扉を開いていくのだった。

・・・・・・・・・

<作品について>
人種差別などが、まだ色濃く残っていた1960年代初頭のアメリカで、そのハードルを乗り越え、NASAの有人宇宙飛行計画を陰で支えながら、多大な貢献をした、多くの女性スタッフがいた。映画【ドリーム】(原題:『Hidden Figures』=隠された人たち)は、マーゴット・リー・シェタリーのノンフィクション小説『Hidden Figures』を原作に、宇宙開発史に実在した“知られざるヒロインたち"の功績と人生を伝えるエンターテインメントです

監督・脚本は【ヴィンセントが教えてくれたこと】などのセオドア・メルフィ。最近では【ジーサンズ はじめての強盗】の脚本も手がけています。

NASAの頭脳として尽力した女性たち:3人・・・まず、宇宙特別研究本部のメンバーに抜擢される天才的な数学者:キャサリン・G・ジョンソンを演じたのは、【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】などの、タラジ・P・ヘンソン、同僚のドロシー・ヴォーンを、【ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜】などのオクタヴィア・スペンサー、同じく同僚のメアリー・ジャクソンを、【ムーンライト】などのジャネール・モネイが演じています。

また、気難しいけれど、キャサリンの類いまれな能力を一番に認め、理解者となる上司には、名優ケビン・コスナーが、他に【スパイダーマン】シリーズのキルスティン・ダンストや、ジム・パーソンズ、素敵な宇宙飛行士役にグレン・パウエルなどが出演しています。

そして、アルバム『GIRL』では彼ならではの“ハッピー"かつ“ポジティヴ"な手法で「全ての女性への感謝」と「現代社会における女性の平等化」を表現したミュージシャン(グラミー賞11冠のスーパーマルチ・アーティスト)のファレル・ウィリアムスが、ソウルとゴスペルが融合した音楽を担当しました。

更に撮影方法ですが、宇宙計画でさえ、まだ紙の上での計算であった手作りの時代に相応しいよう、デジタルではなくセルロイドのフィルムを使って行われ、作品は温かいコントラストで表現されています。

・・・・・・・・・

<みどころ>
アカデミー賞の「作品賞」「脚本賞」「助演女優賞」/ゴールデングローブ賞の「助演女優賞」「作曲賞」でノミネートされ、全米興行収入チャートでは1位!!あの【ラ・ラ・ランド】を超える11週連続トップ10入りの、大ヒット上映中の本作では、卓越した知性と、たゆまぬ努力、不屈の精神で、立ちはだかる困難を乗り越えていく彼女たちの姿が描かれているのですが・・・タイトスカートで、ヒールを履き、書類を抱えて、雨の中、トイレに行くためだけに、800メートルも走らなければならない姿が象徴するように、上司に聞かれるまでは、声を上げることすらできなかった彼女たちの置かれた環境を、一つの目標を成し遂げるため、NASAの人々は、少しずつではありますが、撤廃していってくれたわけです・・・

また、いつでも、どこでも、最初になる人が必ずいる!!だから、とにかく、本人も周りも、その才能を認め、パイオニアになることを信じ、パイオニアになるための努力を惜しまない!そして周りの人も、たとえ自分が追い抜かれ、悔しくても『天才を育て、その力を遺憾なく発揮させることも、重要な仕事・使命なのだ!』と感じる。そうすることで『権利は平等、色は関係ないの!』と彼女たちが叫んだように、黒人も白人も、男性も女性も関係なく、一緒に立ち上がり、団結・協力し合うことで、最終的に、素晴らしい夢を実現させることができるのです。

エンディングには、実際の写真と、その後の功績も描かれていますが・・・ドロシーは、NASAに初の電子コンピューターが導入されると人間コンピューターとしての役目がなくなることを見越し、いち早くIBMのプログラムを学んで、コンピュータープログラミング言語を熟達しました。
メアリーはNASA初の、黒人女性の航空宇宙エンジニア、更には、アメリカ合衆国初の、黒人エンジニアとなりました。
1969年、月へのアポロ飛行の計算も手がけたキャサリンは、2015年、当時のオバマ大統領から、大統領自由勲章を授与されています。

NASAの歴史的偉業を支えた“知られざるヒロイン”たちの、驚きと感動に満ちたサクセス・ストーリー・・・今回は、現在好評上映中の映画【ドリーム】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品、現在上映中なのは・・・ムービックス仙台、そして、今日、14日からは、109シネマズ富谷でも、上映開始です!!>


今週のおすすめ!
(10/7放送分)

僕のワンダフル・ライフ

原作:W・ブルース・キャメロン
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:デニス・クエイド、ペギー・リプトン、ブライス・ゲイザー、K・J・アパ、ブリット・ロバートソン 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は<僕の愛は不死身なのだ!…すべての人を笑顔に変える、犬と人間の極上のラブストーリー!>現在好評公開中の映画【僕のワンダフルライフ】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
僕の名前は、ベイリー!ゴールデン・レトリバーの子犬だ。ある夏の暑い日、車に閉じ込められて苦しんでいたところを、8歳の少年イーサンと彼の母親に助けられ、命を救われる。感激した僕は「この子から離れない」と小さな胸に誓った。イーサンのママが、渋るパパを説得し、僕は晴れてイーサンの家族の一員に!それからというもの、イーサンが学校へ行く以外は、遊ぶ時も、寝る時も、僕とイーサンは、いつも一緒に過ごし、強い絆を育んだ。
夏休みには、イーサンの祖父母の農場へ泊まりにいき、美しい自然の中、毎日のようにアメフトのボールで遊んだ。特別なフォーメーションで、イーサンが投げたボールを、僕がキャッチする!僕たちだけの得意技も開発したのさ!!
やがて時が流れ、青年に成長したイーサンは、大学入学で故郷を離れ、僕は、年老いて死を迎え、別れの時が訪れる…はずだった?のだが、イーサンに会いたい一心で、それから何度も姿を変えて生まれ変わることに・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
犬を飼うことのいちばんの幸せ・・・それは犬たちがくれる無償の愛。子犬のベイリーが、その愛を捧げた相手は、命を救ってくれた、イーサン少年だった。喜びも悲しみも分かち合い、固い絆で結ばれていく1人と1匹。しかし、犬の寿命は、人間よりも、うんと短い・・・。が、ベイリーの愛は不死身!
イーサンに会いたい一心で、何度も生まれ変わり・・・勿論、そう簡単には、イーサンと遭遇できないが、ようやく再会を果たした、その時、初めて自らに与えられた"重要な使命"に気付くのだった・・・最愛の飼い主に会うために、50年で3回も生まれ変わった犬のベイリーの、人生ならぬ、犬生を描いた、この【僕のワンダフルライフ】

原作は、ベストセラー作家:W・ブルース・キャメロンが、愛犬を亡くした試練を乗り越えようとしていた恋人のために書いた小説「野良犬トビーの愛すべき転生」原題は、「A DOG'S PURPOSE」=いぬの目的。 2010年にアメリカで出版された、この小説は、世界29カ国20の言語に翻訳されています。

これを映像化したのは、アカデミー賞にノミネートされた【マイライフ・アズ・ア・ドッグ】や、日本の感動の実話【ハチ公物語】をリチャード・ギア主演で映画化した【HACHI 約束の犬】、また【ショコラ】などのヒット作で知られるラッセ・ハルストレム監督で、これは監督にとって、3本目の犬の映画となりました。

主人公の犬の声:全てを担当したのは【アナと雪の女王】でオラフを演じる等ユーモアと温かさ溢れる声で人気のジョシュ・ギャッド。

大人のイーサンを演じたのは【ラストスタッフ】【エデンより彼方に】など演技派の名優:デニス・クエイド。また日本語吹き替え版では、ベテランの大塚明夫さんが担当しています。

そして、何より主役の犬たちを紹介しなければいけませんね。

ベイリーの気持ちを持って!・・50年で3回も生まれ変わった!とありますが、ベイリーとして最初に登場しているゴールデン・レトリバー、続いて、ジャーマン・シェパードのエリー、コーギーのティノ、最後は、セント・バーナードと、オーストラリアン・シェパードのミックス犬、バディでした。

監督は、彼らに、決して急かさないことを大切に撮影した(アドリブをやらせた)ことで、良い役者がそうであるように監督やトレーナーが期待しなかったようなことをやってくれたそうです。

・・・・・・・・・

<みどころ>
勿論、映像的にも、視点の多くが犬!視野が犬目線であったり、ストーリーの語りや思いが犬の立場で描かれていて・・・例えば、人間と遊んであげているんだよ!・・・みたいな楽しい表現もあります。

輪廻転生:生まれ変わりを扱った作品は、色々あります。長年、読み継がれている絵本では:真実の愛に出会うまで・・・「100万回生きたねこ」・・・去年公開の映画では、思いを告白していなかった、【TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ】ずっと、ずっと遡れば映画【天国から来たチャンピオン】も本人たちは気づかないけれど、再び出会って、惹かれ合う・・・という作品でした。

大好きだった人に、生まれ変わっても、また会いたい!!と願うのは、いつの時代も、どこの世界も(例え、犬の世界でも)一緒!と実感します。逆に、この子は、もしかしたら、あの子(人)の生まれ変わりかも?と感じることはありませんか?いずれも、そこに深い愛情があるからこそ感じる気持ちに他なりません。

誰にでも、めぐりあうと約束された相手がいる!という希望が見えてくる、心が揺さぶられるラストシーンには、犬好き動物好きな方はもちろん、好きな相手がいる方ならば、思わずウルっと、そしてクスッと笑顔になれる作品です。
原作者のキャメロンは、この物語について、こう付け加えています。「真の友人は姿を変えて戻ってくるんだ!」・・・今回は、涙と笑いと感動の物語!現在公開中の映画【僕のワンダフルライフ】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は・・・ムービックス仙台、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の5箇所で日本語吹替え版のみで上映中!!>


今週のおすすめ!
(9/30放送分)

米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー

監督:佐古忠彦
出演:瀬長亀次郎


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、<占領下の沖縄で米軍の圧政と闘ったある男の生き様を、貴重な映像資料などで描くドキュメンタリー作品>現在フォーラム仙台で公開中の映画【米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー】をご紹介致します。

・・・・・・・・・

<作品について>
27年間に渡ったアメリカの軍事占領を経て、日本復帰後、45年が経ってもなお、基地が集中する中、沖縄の人が声をあげ続ける、その原点とは・・・この作品は、第二次大戦後アメリカ統治下の沖縄で米軍に「NO」を叫び続けた政治家:瀬長亀次郎の知られざる実像と抵抗の人生を、関係者の証言をもとに紐解いてゆくドキュメンタリーです。

「筑紫哲也 NEWS23」のキャスターをつとめる等、長年、政治・報道番組を担当してきているTBSテレビ報道局の 佐古忠彦さんが監督し、JNNに保存されていた貴重な未公開映像やインタビュー、アメリカ取材等を交えて、真の沖縄の戦後史に迫りました。

テーマ音楽『Sacoo(サクー)』は、作品の主旨に共感した坂本龍一さんが書き下ろしたオリジナル曲。作品の中にはネーネーズが亀次郎さんのことを歌った「おしえてよ亀次郎」も登場します。そして語りには、大杉漣さん、山根基世さんが、あたりました。

先日、このTBCの第8スタジオで、佐古監督に、じっくりお話を伺いました。

・・・・・・・・・

<インタビュー>
監督:佐古監督去年8月にですね、この瀬長カメジローさんを主人公にドキュメンタリー番組を作ったんですね、49分の番組だったんですけれども普段はドキュメンタリー番組というのは、夜中に放送しているもんですから、そうそう視聴者の方からの反応というのは、そんなにある訳ではないんですけど、このカメジローさんをやった時だけは驚くほどの感想が届きまして、こんな人物が沖縄にいたのか!とか、沖縄の人々が、今も声をあげ続けている理由がわかった!とかですね・・・であるならば、もっと広い範囲で、多くの方に見ていただける方法はないものかと思いまして。ですから、このカメジローさんを通して見る戦後史・・・そうすると、どうしても基地の話をする時にですね、なかなか全体像がニュースの中で、伝わっていないなあという思いがずっと、あったものですから。

基地のニュースをやるたびにですね、また沖縄の人が反対している!っていう、その一面的な部分を見ただけで批判の声が上がる・・・ここは、どうしたものか?と思った時に、本土の人の認識から、その戦後史というものが、スッポリ抜け落ちているのではないか?という思いがずっとありまして、ですね、そこに、まあ焦点を当ててみると、もっと問題の核心部分に近づけるんではないかっていうのが、そもそもの動機だったんですね。

今回のドキュメンタリー映画の中では、カメジローさんが残した日記と、それから、アメリカ軍の機密資料を一つの背骨にして、ずっと紡いでいますけれども、カメジローさんはですね、200冊に及ぶ日記を残してるんですね。で、投獄された間に始めるんですけれども、日記を書くことを・・それはもう、そのままですね、戦後史が、そこに、つまっているんですよね。

カメジローさんの次女の内村ちひろさんという方がいらっしゃるんですけれども、このちひろさんが、お父様が亡くなられてから初めて、この日記の存在に気づいて、2年間、一人で、ずっと読み続けていたという事なんですね。で、これは、自分一人で楽しんでいてはいけない!という事でハタと気づかれたという事で、そこから一部は、ですね、書籍化されてる部分もありますので、そういったモノをヒントに!という所もあったんですが、今回は、書籍になっていない部分もありましたので、ほんと、ちひろさんと、私とで、ココにはどういう事が書いてある!?っていう様な事をですね、相談しながら探し続けたという時間もありました。

沖縄の方は瀬長さんとか、カメジローさん、じゃないんですって・・カメジロー!ってみんなが、子供でも呼び捨てにしちゃう、っていうぐらいの存在だと・・・それだけ一人の政治家と、市民の間の距離感が近い、そこには、やはり信頼関係があるからだと、思うんですよね。あの当時ですね、カメジローさんが、1950年代、演説会を開くといえば、あの家族が揃ってですね、早く晩御飯を食べて、演説会場に、家族揃って出かけていった!っていうんですね。そこには、アメリカ軍の弾圧が怖くて、自由にモノが言えない時代に、この人がキチっとモノを言ってくれると、そこに胸をスッキリさせてみんな帰っていったというんですけれども、ある種、自分達の、市民たちの戦後の初めての政治参加というか、自分たちの気持ちを表現する場でもあったと思うんです。

そうですね。やはり沖縄の戦後史というのは本土に、なかなか伝えられていなかったと思うんですね。本土は、その戦争が終わった後、平和憲法がすぐできて、そして、どんどん経済的にも復興して、今の私たちが暮らしている平和な国にどんどん近づいていった。だけど沖縄だけは戦争が終わっても、平和がこなかった。そして民主主義もなかったんですよね。

だからこそ、それを求め続けていたのが、このカメジローさんであり民衆たちだったと思うんですけれども、今もほんとの意味で、民主主義を求め続けているのが、ひょっとしたら沖縄なんじゃないかなっていう思いは、どんどんどんどん強くなりますねえ。


・・・・・・・・・

<メッセージ>
監督:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん! 映画【米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー】監督をつとめました佐古忠彦です。

この映画はですね、瀬長カメジローさんという、戦後沖縄で、占領された、その沖縄で、占領したアメリカ軍と真っ向から立ち向かっていって戦い続けた一人の政治家の物語です。ただ、そのカメジローさんを通して見る戦後史にですね、今の沖縄を包む問題の、ある種、核心部分が見えてくるという思いで、この映画を製作しました。

なぜ今があるのか?ということを考えた時に、必ず、そこには理由があり、歴史があるからです。一つ、一つ、点はあるんですけれども、それを結ぶ作業をしてみるとですね、ああ、あの歴史があったから、今に結びついている、今があるんだと、いうところを一つ、一つ発見していく思いでした。

様々なエピソードを、この映画には盛り込んでありますけれども、一つ一つは、昔話のようでいて、実は、そこからは、今が見えてきます。
どうか皆さん、本土にあまり伝えられていなかった、沖縄の戦後史を見る事で、それは、つまりは、私たちの国の戦後の成り立ちをも知ることができる!そういう風に私は思っております。ちょっと大げさなようですけれども、これからの私たちの国のアリ様のようなものも考える良いきっかけになるんではないか、そんな思いも、ますます最近強くなっております。

どうか、あの仙台の皆さんも、このアーリーバードをお聴きの皆さんも是非とも劇場にお運び頂いて、この魅力的な一人の人物、瀬長亀次郎に、是非とも会いにきて頂けたらなあという風に思います。どうぞ、皆さん、宜しくお願い致します。


・・・・・・・・・

<みどころ>
昨日も劇場で、佐古監督によるティーチイン(質疑応答)付きトークショーが行われたのですが「沖縄に対する考え方」や、「ジャーナリズムのあり方」といった大変深く真剣なお話が、沢山出ていました。戦後史として知らなかったこと、伝えられてこなかった事実を、今回知ることで、同時に、自分たちは、これを知って、今何ができるのかを考える時なのではということも感じました。

全編から、カメジローさんの人柄が感じられ、何にも屈することなく、信念を持ってあたった政治家・・・民主主義というのは本来キラキラした言葉なんだ!という内容も、とても印象的でした。
政治とは、政治家とは?・・・今まさに、ご覧頂きたいドキュメンタリー作品・・・ 今回は、現在フォーラム仙台で好評公開中の映画【米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(9/23放送分)

ナミヤ雑貨店の奇蹟

原作:東野圭吾
監督:廣木隆一
出演:山田涼介、村上虹郎、寛一郎、成海璃子、門脇麦 ほか


◆聖月のオススメワンポイント
“それは手紙がつなぐ、たった一夜の優しい奇蹟”・・・山田涼介さん・西田敏行さん主演のファンタジードラマ、今回は、今日23日から公開の映画【ナミヤ雑貨店の奇蹟】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
2012年:幼馴染みの敦也、翔太、幸平の3人は、悪事をしたある日、夜を明かすため1軒の廃屋に忍び込み、身を隠す。
そこは、かつて、店主が手紙で悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しており、自分たち以外、誰もいないはず。
・・・だが店内のシャッターの郵便受けから、突然、手紙が落ちてくる。見れば何と、その手紙は32年前に書かれた悩み相談。つまり、その郵便受けは1980年につながっていたのだ。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちとの不思議な共通点。彼らが、この雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのか?・・そして、ある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命は一変するのだった。・・・

・・・・・・・・・

<作品について>
現在と過去が手紙でつながる不思議な雑貨店を舞台に、養護施設育ちの若者と、町の人の悩み相談を聞く店主の、時を超えた交流を描いたこの作品は・・・累計900万部突破の大ベストセラー!かつて舞台化もされた人気作家・東野圭吾さんの同名長編小説を実写映画化しました。
メガホンをとったのは、【やわらかい生活】【余命1ヶ月の花嫁】【PとJK】などの廣木隆一監督です。

32年前から届く悩み相談の手紙に触れるうちに、人を思いやる気持ちを抱く主人公:敦也を演じるのは【暗殺教室】シリーズや【グラスホッパー】などのHey!Say! JUNP 山田涼介さん。雑貨店店主を演じるのは、ベテラン西田敏行さんです。

他に、村上虹郎さん、寛一郎さん、成海璃子さん、門脇麦さん、林遣都さん等今注目の若手実力派が・・・そして萩原聖人さん、小林薫さん、吉行和子さん、尾野真千子さんなど、本格実力派が脇を固めています。

又、主題歌『REBORN』を書き下ろしたのは山下達郎さんです。この歌は、劇中でもキーとなっている曲で、門脇さん演じるセリの、女性ボーカルでも歌われています。

山下達郎さんのコメントです。 「映画の主題歌の仕事は、これまで何度も担当させていただきましたが今回は、その中でも、一・二を争う難しい注文でした。東野圭吾さんの原作において、すでに「再生」・・・映画では「REBORN」・・・とタイトルが定められている曲を、劇中に具現化し、さらに、それを、エンドロールで私自身が歌うという、虚実ないまぜの世界が求められました。そのため、どの場面にも違和感のない曲調を実現するために、かなりの模索と推敲を要しました。
そのおかげで、今までの自分の作品とは、ひと味違った、新たな作風が提示できたと思います。歌のテーマは「死生観」です。人はどこから来てどこへ行くのかという、根源的な問いに思いをはせていただくことで、映画のストーリーと併走し、盛り立てることができるのではと思っています。」確かに劇中で最初に聞いた時の(林さんのハミングのような)曲調は、何とも不思議な感じだったのですが、そこに歌詞がついて歌われると、印象がガラリと変わり、更にエンディングで山下達郎さんの声で聞くと、また一段と違って聞こえるという、不思議な感覚の曲でした。

また、廣木監督はこの曲について・・・「映画の主題をすくい取った、静かで、力強く、そして優しく、見つめてくれた名曲だと思いました」と語っています。

・・・・・・・・・

<みどころ>
そこは「宇宙飛行士が夢!」といった子供達の無邪気な姿や懐かしい牛乳箱があった時代・・・まるで時空を飛び越えて文通をする様な不思議な体験によって、彼らは自分の心の傷を客観視できたのではないでしょうか?・・・

そして、例え、どんな境遇にあったとしても、誰かの相談にのることで自分も何かの役に立っている!という実感をもち、生きていくことの意味を見出していけたのかもしれない・・・そんなことを、ふと考えさせられました。

とにかく、伏線が色々なところに張り巡らされているので、人間関係や時代を整理し、考えながら、観ていただきたい映画です。

どんな相談にも真剣に答えてくれる雑貨店で交わされた、時を超えた手紙のやりとりが、彼らの未来をかえた・・・その謎が明らかとなる時、思いもよらない感動と驚きのラストが待ち受けています。・・・

今回は、23日から公開の【ナミヤ雑貨店の奇蹟】をご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品は・・・ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の7箇所で上映!>


今週のおすすめ!
(9/16放送分)

ケアニン 〜あなたでよかった〜

監督:鈴木浩介
出演:戸塚純貴、藤原令子、山崎一、水野久美、松本若菜 他


◆聖月のオススメワンポイント
“認知症で人生終わりになんて、僕がさせない”・・・人生に前向きになれる心温まる感動のストーリー・・・今回は現在、仙台市内の桜井薬局セントラルホールで公開中の映画【ケアニン 〜あなたでよかった〜】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
大森圭は、新人の介護福祉士。高校卒業後、これといってやりたいことがなかった圭は、漠然とした理由で、介護の専門学校へ入学。
研修や実習を経て卒業後に働くことになったのは、郊外にある小規模介護施設だった。認知症の高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れず悩む日々が続くなか、圭が初めてメインで担当をすることになったのは、認知症の星川敬子79歳。試行錯誤しながらも、先輩スタッフたちの協力もあり、少しずつ敬子との関係性を深めていく。「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合うようになっていく圭だったのだが・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
『介護福祉士って言うと堅苦しい、ケアする人間。』『現場で経験を積み、人間と向き合えるようになったら、一人前のケアニンだ』とのセリフ・・・そう、ケアニンとは・・・介護・看護・医療・リハビリなど、人の『ケア』に関わり、自らの仕事に誇りと愛情・情熱を持って働いている全ての人・・・

この作品は、神奈川県藤沢市に実在する、小規模で家庭的な雰囲気の中でケアを行う介護施設『おたがいさん』をはじめ、30ヶ所もの介護福祉施設や専門学校、関連団体への取材と協力によって、実際の現場からとった生きた言葉でシナリオが書かれました。

監督は、バラエティ番組などの演出を経て、97年に【HAPPY PEOPLE】で劇場監督デビューした鈴木浩介さん。現在も数多くのテレビドラマの演出を手掛け、今年は、この作品のほか、映画【コスメティックウォーズ】も公開されました。

主人公の大森圭役には『仮面ライダーウィザード』への出演で一躍人気を博し、【けんじ君の春】では主演を務めた他、結婚情報誌のCMやバラエティ番組でも活躍、次世代のカメレオン俳優として、注目を浴びている、戸塚純貴さん。介護の仕事を通して、働くことの意味や、人と人、地域との繋がりの尊さを感じていきます。

そして、優しく声をかけながら見守る施設長には、映画やドラマ、CMなどへの出演が後をたたない小市慢太郎さん。先輩ケアニンの夏海役には【無伴奏】【愚行録】等の松本若菜さん。そして大森が初めて担当する星川敬子役をベテランの水野久美さんが、その息子役を、山崎一さんが演じています。他に藤原令子さん、菜菜菜さん等です。又、エンドロールに流れる主題歌『星降る夜に』を優しい声と豊かな表現力で歌うのは香川裕光さん。自らも福祉医療施設で介護職員として働いていた経験があり、映画のテーマを最も理解して楽曲を書いてもらえるのでは!と、声をかけられました。作品を観て書き下ろした歌詞には、介護に対する思いが綴られています。

・・・・・・・・・

<みどころ>
厚生労働省の調べでは、高齢化がピークを迎える2025年(今から8年後!)には、介護職員が30万人不足する!?と言われています。

漠然とした知識はあっても、いざ家族が・・・自分が認知症・・となった時、どう対応したら?・・どこに相談したら?いや、その前に、どう受け止めたらいいのか、すら、わかっていないかもしれない。
まだまだ、それを公にすることを恥ずかしいと思ってしまう心があって、ケアできること、見守り、助け合って、生きていける部分を自ら狭くしてしまっているのでは?・・・そういった疑問も、堅苦しくなく投げかけてくれています。

実は、鈴木監督自らの、亡き母への思いも反映され、打合わせを重ねていく中で、認知症の母と息子:親子のシーンがどんどん増えていったそうです。その親子のシーンが充実したことで、介護の現場だけではなく、多くの家族が、他人事ではない、自分ごと!と感じてもらえるのでは・・・とも語っていらっしゃいます。
(エンドロールには実在の介護職員とお年寄りたち、養成校の学生、教職員の写真も出てきますが、これは、映画とリアルな現場を繋げる役割とともに、本作品の制作側から、介護職の皆さんへのリスペクトを伝えているそうです。)

介護に直面した時の家族の戸惑いと辛さ・・・ケアニンは、家族とは又違った視点で観ることができ、客観的にみられるからこそ、わかることもあります。

自分なら、どうしたいか、どうして欲しいか。100人いれば、100通りのケアが必要。そこでプロの技術と経験が生かされていく・・・しかし、本当の意味でのマニュアルがあるわけではなく、とにかく、ちゃんと、しっかり向き合う事が大切。作品の中のセリフにも『介護は特別な事じゃなく、笑顔でいてくれるだけで幸せと思えること!』確かにそうかもしれないと、心にしみいる作品でした。エンドロールの言葉にありました。 “この映画を世界中の心優しきケアニンに贈ります。”・・・今回は、桜井薬局セントラルホールで現在好評公開中の【ケアニン 〜あなたでよかった〜】をご紹介いたしました。

★尚、こちらの作品は、22日金曜日までの上映ですが、11時の上映終了後のみ、日によって、認知症に関する特別トークショー(15分程)を予定しています。
先日(私が伺った日)は、認知症の人と家族の会:宮城県支部の方のお話を伺うことができました。今週も、地域包括支援センターの方や、福祉大学の方のお話などが予定されています。認知症について知りたい、また介護の課題解決や相談について、知りたい!という方は、ぜひ、映画鑑賞とともに、参加されて見てはいかがでしょうか?詳しくは上映館:桜井薬局セントラルホール迄お尋ねください。


今週のおすすめ!
(9/9放送分)

三度目の殺人

監督:是枝裕和
出演:福山雅治、役所広司、広瀬すず、満島真之介、市川実日子 他


◆聖月のオススメワンポイント
<二度の殺人をおかした男の深い闇。その先に待ち受ける三度目の殺人とは?・・・あなたも翻弄される究極の心理サスペンス!>今回は、今日9日から公開の映画【三度目の殺人】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
勝つことを第一目標に掲げ、裁判をビジネスと割り切る弁護士の重盛にとって、それは、ありふれた裁判のはずだった・・・。
30年前にも殺人の前科がある三隅(みすみ)が、解雇された工場の社長を殺し、さらに死体に火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。 しかし、やむをえず弁護を担当することになり何とか無期懲役に持ち込む為に調査を始める重盛。ただ、三隅と顔を合わせるうちに彼の考えは変化していく。“何かがおかしい”調査を進めるにつれ、重盛の中で、違和感が生まれていく。“なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?”三隅の犯行動機への疑念を一つ一つひもとく重盛だったが、得体の知れない三隅の闇に呑み込まれていく・・・

・・・・・・・・・

<作品について>
これは映画【そして父になる】で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した福山雅治さんと是枝裕和監督が再びタッグを組んだ法廷サスペンスです。

弁護に真実など必要ない!と信じ、ただ勝ちにこだわる弁護士が、死刑が確実視されている殺人犯と接するうちに、真実を知ろうとするさまを描いています。

そして父になる、の後、次は何を一緒にやろうか?と話していたと是枝監督と福山さん。今回は、初めから重盛役は、福山さんの当て書きだったそうですが、弁護士や検事への取材に加え、作品の設定通りに実施した模擬裁判で出てきたリアルな反応や言動などを脚本に反映させています。
また主人公が弁護を担当する殺人犯を、今回、是枝監督作品に初めて参加する役所広司さんが演じています。

福山さん演じる重盛を、どうゆさぶり、苦しめ、人殺しにも善人にも、裁いたようにも、救ったようにも見える役者さん!という事で胸を借りる気持ちで役所さんに、お声がけをしました!という是枝裕和監督、原案・脚本・編集の全てを担当しています。

また秘密を抱える被害者の娘に広瀬すずさん、更に、吉田鋼太郎さん、斉藤由貴さん、満島真之介さん、松岡依都美さん、市川実日子さん、橋爪功さん等、豪華なメンバーが揃いました。
そして冒頭から、この作品の世界へと誘い包み込む、心にしみる音楽。是枝監の熱いラブコールを受けて実現したのは、世界的な大ヒット作【最強のふたり】など、映画やCMなどへの楽曲提供も多いイタリアの巨匠:ルドヴィコ・エイナウディのサウンドトラックです。日本映画に携わったのは今回が初めてだそうです。

公開を前に、是枝監督が仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

・・・・・・・・・

<インタビュー>
監督:是枝監督実際の法廷というのは、まあ当たり前ですけども、タイムマシンがある訳ではないので、本当に何が起きたかは推測でしかないですよね? ただ多くの法廷モノというのは、大体最後には、神様の目線で、真実が明らかになっていくことに、ある種のカタルシスが、ある様な構造のものが多いと思うんですけれども今回は、その弁護士さんから見た世界っていうんですか?弁護士さんから見た真実を超えない!というのを、一つ自分の中のルールにしていたので、最後まで、主人公にどう見えたのか、主人公が、どう思いたかったのか?という所から外へは出ない!っていう、そういうルール、そういう縛りの中で作ったので、その辺りが、かなり、普通の法廷劇とは違う見え方というか、着地の仕方をしたのかな?という風には、思います。

日本の法廷、もうほぼ答えが見えてる状況でしか動かないので多分、ドラマにならないと思いますよって、言っていた弁護士さんたちが話をしていて、どこが面白いのかって言ったら、その事前の調整と、裁判の途中で裏に呼ばれて色々言われたりするっていう、そこが実は一番、いろんなことが動くし決まるっていう、非常に日本的な部分が面白いんだ!というお話を聴いたもんですから、じゃあ、そこを僕らもみたことがないから、実際にちょっと、どんなやりとりになるのか書いてみてもらえますか?っていうことで、ほぼ、あそこは弁護士さんに書いてもらって現場も立ち会っていただいて、リアルだね、リアルだねって言いながらOKをして頂いたので、かなり…見たことはないですけども、実際の法廷の裏で何が起きているのかっていうのはリアルに描写出来たかなと思ってます。
出来レースと言っちゃうと言い過ぎですけれども、やはり立場は違いますけれど司法というシステムを三者で維持していくっていうのが、今の司法の形でしょうし、そういうシステムを私たちが受け入れていて、私たちの社会が・・・で、そのことに、あまり気にかけることもなく、責任を感じることもなく、人が裁かれていくっていう、そのことに観た人がある種の怖さを感じて頂く様な、何か、そういう形が取れたらいいなと思いました。

今回みたいに、その、いわゆる結論が出ない話、まあゴールが見えない中で、どうエンターテイメントとして、みてもらえるものに作っていくのか、というあたりが、かなり自分の中でも暗中模索というかですねえ、分かんなくなっちゃったんですよね、途中でね。それはホームドラマだと、自分の世界観の中で、この人間がどういう人間かというのがわかった上で、動かしていくってことが多いんですけども、今回、役所さん演じた三隅という殺人犯を、その自分の理解の半歩外に置こうと思ったので、自分でも理解できない人間に、主人公の目線で向き合って、どう理解しようとするのか、理解できないのかっていう、そういうスタンスで映画を作ったもんですから、ジャンルとか、ストーリーよりは、そういう人物を自分の映画の中に、登場させるということが、やっぱり一番のチャレンジだったかなと思います。


・・・・・・・・・

<メッセージ>
監督:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん、映画【三度目の殺人】の監督をしました是枝裕和です。人は人を裁けるのか!?という答えのない問いを考えながら作った映画ですが、出来上がった映画は、福山雅治さんと役所広司さんの二人の男の対決が、とても見どころに仕上がったと思っております。ぜひ、劇場でご覧ください。

・・・・・・・・・

<みどころ>
ガラス板一枚で向き合ってる二人の距離の変化や、二人の心理を描いたように顔がオーバーラップした接見室での画作り、雪の中での幻想的なシーンなど、印象的な映像が続きます・・・

サスペンスだから、あまりお話できない!という理由だけではありませんが、とにかく観て欲しい!と思う作品です。自分も、一度観ただけでは全然たどり着けていない!感じがして、できることなら脚本を読ませて欲しい!と思ったほど、奥が深く・・・そういうお話を監督にしたら、「いや〜脚本には色々と書き込んでいるからねえ」と、本気でお答えいただけて、ちょっと嬉しかったです。
そのように、いっぱい書き込むほど監督の演出は、どんどん現場でも変わっていくことがあるそうですが・・・最後の最後まで、この着地点で良かったのかどうか迷った!と監督ご自身もおっしゃっていたラストシーン。どうぞ、ご自身の目で、心で、受け止めてください。

今回は、今日9日から公開の【三度目の殺人】について、ご紹介いたしました。

<尚、こちらの作品、宮城県内では、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、TOHOシネマズ仙台の7箇所での上映です。なお、バリアフリー上映、対応作品でもあります。>


今週のおすすめ!
(9/2放送分)

ショートピース!仙台短篇映画祭2017

◆聖月のオススメワンポイント
今年も、この季節になりました!今回は、今月16(土)17(日)18(月)の3日間、仙台市内で開催予定の【ショートピース!仙台短篇映画祭2017】のご紹介です。

・・・・・・・・・

<ショートピース!仙台短篇映画祭とは?>
毎年この時期、恒例行事として、ご紹介している、ショートピース!仙台短篇映画祭!!実行委員会は、仙台市内の社会人・学生を中心とした有志によって構成された団体で、仙台市内ではスクリーン上映される機会の少ない国内外の「短篇映画」を、ぜひ多くの人たちに観てもらいたい!との思いから2001年11月から開催されています。そして17回目の今年2017年のテーマは『さあ、映画を観に、いこう!』…ということで今年の映画祭実行委員:油井哲史さん・加藤健太郎さんに今年の映画祭の見所等について伺いました。

・・・・・・・・・

<映画祭実行委員:油井さん・加藤さん インタビュー>
今年の特徴は?・・・

Q)まず、今年のテーマ・特徴について、加藤さんからお願いします!

加藤:はい!今年は、さあ映画を観に行こう!ということで、映画を見せる事にこだわりました。そして仙台だからこそ!できることにも、こだわりました。三日間で、16プログラムあるんですけども、仙台在住、もしくは仙台出身の仙台に関わる方をゲストにお招きしたり、その方に関わる映画を上映したいと思っています。

Q)たくさんのプロクラムの中でも特に注目の作品、個人的に楽しみにしている作品は?・・・

油井:プログラムの中で『祝!国産アニメーション生誕100年』というプログラムがございまして、これは、大変貴重な日本初期のアニメーションを、35ミリフィルムで観る!という企画がございます。普段の映画の中では、なかなか見ることができないものになっておりますし、このプログラムで、特別に映写技師をおよびして流す!という企画ですので、これを非常に私は楽しみにしております。

加藤:はい、私のオススメのプログラムは、9月16日(土)13時30分から上映される【居酒屋ばあば】です。こちらの作品は【人生フルーツ】のスピンオフの作品となっています。この作品は、以前、東海テレビで一度だけ放送されたテレビ番組なんですけれども、そちらを今回の映画祭用に、特別に編集して頂いて、東北で初めての上映となります。

Q)映画祭ならでは!の作品を観られる!ということ。・・・3日間の楽しみ方のアドバイスなどありましたら・・・

油井:はい、今回の映画祭のコンセプトに『映画を通して、作品と、作り手と観客を継なげる!』というものがございます。非常に日本の中で活躍をしている映画監督と実際に話ができたり、また、その映画に対する想いとかを、直接、同じ空間で聴く事ができる!ということができますので、なかなか監督とこの様に直に接する機会というのはないと思います。それができるというのは、非常に貴重な機会だなという風に思っております。

Q)歴史ある短篇映画祭ならではの、良さもあるかと・・・

加藤:例えば9月17日(日)11時から上映される【イノセント15】。こちらの甲斐監督はですね、2011年にこちらの映画祭に作品を公募して頂いた監督でして、【イノセント15】は、その甲斐監督の長篇デビュー作となります。この作品を映画祭で上映できるのは、今迄やってきた実績であるとか、今迄のご縁!それらが今年の映画祭では、今までやってきたことが実ってきたのではないかなと思っています。

お二人:アーリーバードをお聴きの皆さん。ぜひ、会場でお待ちしています!

実行委員の加藤さん、油井さんに伺いました。

・・・・・・・・・

先日、試写会で拝見した海外の短篇映画(当日は字幕付きです)も、こちらも、なかなか面白かったですし、フィルムフェスティバル出身で映画【ウォーターボーイズ】【ロボジー】【WOODJOB!〜神去なあなあ日常〜】【サバイバルファミリー】等で有名な矢口史靖監督の、ライフワークでもあり約4半世紀にも渡って制作されてきた映画祭オリジナル作品もラインナップされていて、興味深いです。

そして更に『全ての人が映画を楽しめるように!』ということで、音声解説と日本語字幕付きで上映される『バリアフリー上映作品』、今年は、以前このシネマサロンのコーナーでもご紹介したドキュメンタリー映画【人生フルーツ】です。

高蔵寺ニュータウンに50年間暮らす夫婦を通して理想的な生き方を探る作品で、全国でも、大きな話題を呼び、つい先日まで、劇場公開されていました。 仙台でも大好評で、3月4日〜先月中旬までの、かなりのロングランとなっていましたから、既に、ご覧になった方も多いかもしれません。 今回は、せんだいメディアテークが独自につけた音声ガイドが、とてもクオリティーの高いモノと評価されて上映されることになりましたので、また違った見方ができると思います

こちらは、16日(土)11時からの上映です。(なお、受信機を使用の場合は、事前に申し込みが必要です)その日の午後は、先程、お話のあったスピンオフ作品のプログラムとなります。

他にも、映像表現を行なっている、中・高校生のオリジナル映画や地元で活躍する表現者の作品紹介、日替わりの映像、トークライブ、仙台ゆかりのゲストを迎えての上映会などもあります。

・・・・・・・・・

17年目となる今年は、今月9月16日(土)〜18日(月・祝)の3日間、せんだいメディアテーク(7階スタジオシアター/1階オープンスクエア)を会場に開催されます。映画祭でしか出会えない作品や、観るだけでは終わらないトークプログラム等盛り沢山の3日間を、どうぞお楽しみください。

今年も、今まで出会ったことのない様な、気鋭の新作、往年の秀作などが、スクリーンに集いますので、どれか一本でも心に残る映画を見つけて貰えたら・・・というのが、実行委員の皆さんの思いです。

限定のフリーパスや、回数券などの前売りチケット、また事前申し込み制の託児情報などもあり、既にネットでの売れ行きも好調な人気のプログラム等もあるそうです。詳しくは、仙台短篇映画祭のウェブサイトやチラシなどで、ご確認ください!

今回は、今月、仙台市内で開催される【ショートピース!仙台短篇映画祭2017】について、ご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(8/26放送分)

きみの声をとどけたい

監督:伊藤尚往
出演:片平美那、田中有紀、岩淵桃音、神戸光歩、鈴木陽斗実 他


◆聖月のオススメワンポイント
“本気のコドバは・・・本気のネガイは・・・いつか現実になるんだよ。”今朝は、昨日から公開のアニメーション映画【きみの声をとどけたい】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
海の見える日ノ坂町に暮らす女子高生の行合(ゆきあい)なぎさは将来の夢が見つからず、ちょっと焦っている16才の少女。
「言葉にはね、タマシイが宿っているんだよ。コトダマって言ってね。」小さいころ祖母から聴かされたコトダマの話を、なぎさは今も信じていた。ある日、使われていない喫茶店:アクアマリンに迷い込んでしまう、なぎさ。その一角にあったのは、古びたミニFMステーションの設備だった。その場所で、なぎさは出来心からDJの真似事をしてしまう。ほんの遊び心だったが偶然にも、なぎさの“声”は放送され、思いがけない人に届いていたのだった。

・・・・・・・・・

<作品について>
“声”の力を信じたい!・・・“声”には、メールやSNSなどにはない力があります。今の時代だからこそ、そんな“声”の力をもう一度伝えたい・・この映画は、そういう強い想いから誕生した長編アニメーションです。

作品では、なぎさたち女子高校生の悩みや喜び、憧れや夢を、かけがえのない日々を通して描き出していきます。

なぎさには、3人の幼馴染がいます。ラクロス部仲間のかえで。お菓子作りが得意な雫。別の高校に通うお嬢様の夕。また、同じ高校で、ラジオに詳しいあやめ。作曲ができる乙葉。そして偶然、なぎさの放送を聞いていた紫音。

これら、なぎさを始めとするメインキャラクター7人の女子高生たちの“声”を担当したのは、去年8月に開催された第一回 新世代声優発掘・育成プロジェクト『キミコエ・オーディション』で選ばれた6人の新人声優と、映画【ラブライブ!】などで人気の三森すずこさん(矢沢紫音役)。皆で、ピュアで初々しい女子高生を演じています。他に、ベテラン声優の野沢雅子さんなどが脇を固めています。

更にオーディション出身の新人声優6人は、ユニット『NOW ON AIR』としてデビューを果たし、映画の中でも、とても爽やかで魅力的な歌声を聞かせてくれています。

監督は【ONE PIECE】などで演出を担当し、【劇場版総集編 オーバーロード】につぐ、2作目の劇場監督作品がこの映画となる伊藤尚往さん。

制作は、映画【時をかける少女】【ちはやふる】シリーズのマッドハウス。実力派スタッフならではの美しい映像は、若い世代にとどまらず、幅広い世代に、訴える力を持っています。

普通の女の子からプロの声優へと成長を遂げる新人声優6人ユニット「NOW ON AIR」が公開前に仙台にいらっしゃいました。皆さんからのメッセージです。お聴きください。

・・・・・・・・・

<メッセージ>
アーリーバードをお聴きの皆さん!私たち「NOW ON AIR」です!!

片平:映画【きみの声をとどけたい】、行合なぎさ役の片平美那です。今届けたい言葉は・・コトダマってあるんだよ!です。

岩淵:土橋雫役の岩淵桃音です。今届けたい言葉は・・・感謝です。

神戸:中原あやめ役の神戸光歩です。今届けたい言葉は・・・映画を観たら、沢山の人に広めてね!です。

鈴木:琵琶小路乙葉役の鈴木陽斗実です。今届けたい言葉は…みんな、それぞれに個性がある!です。

田中:龍ノ口かえで役の田中有紀です。今届けたい言葉は・・・強く信じていれば、必ず届く!です。

飯野:浜須賀 夕役の飯野美紗子です。今届けたい言葉は・・・最大の敵は、自分です!

こちらの作品は7人の女子高生を中心に、声の力でキセキをおこす、ひと夏の物語です。皆さん、是非劇場で、ご覧ください!


・・・・・・・・・

なぎさ役の片平美那さんと、雫役の岩淵桃音さんは、宮城出身ということで「キラキラしていて、どの年代の方が見ても、とても楽しめる作品なので、是非、宮城の方にも観て頂いて宮城の中で語り継がれる様な名作になれば!」とも語ってくれました。

・・・・・・・・・

<みどころ>
情緒豊かな音楽と劇中歌も印象的です。また映画の舞台となったのは、鎌倉・湘南の街をモデルに描いた架空の街:日ノ坂町で、作品中には湘南地区特有の風光明媚な場所がたくさん登場しているところも注目です。

“声の力”は人と人を繋ぎ想いを届ける…心に爽やかな風が吹くフレッシュな青春映画。この夏、彼女達は“声”を通じて、小さなキセキを起こせるのか?

今回は、25日から公開の【きみの声をとどけたい】をご紹介いたしました。なお、こちらの作品は、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台のみで、上映中です。


今週のおすすめ!
(8/19放送分)

ベイビー・ドライバー

監督:エドガー・ライト
出演:アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケビン・スペイシー、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム 他


◆聖月のオススメワンポイント
<監督の長年の思いが実現!!音楽を原動力とするカーアクション・エンタテインメント映画!>今回は、今日19日からフォーラム仙台で公開の【ベイビー・ドライバー】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
完璧で、こだわりのプレイリストが揃っているiPodで音楽を聴きながら、運転席に座っている若者。童顔で、あどけない、その姿は、どこにでもいる、ごく普通の青年。しかし、この青年“ベイビー”は抜群のドライビング・センスを持つ、若き天才ドライバー。
音楽にノって、外界から完璧に遮断されてさえいれば、誰も止められない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する。

実は、子供の頃、両親とともに交通事故にあい、その後遺症で耳鳴りが止まらない彼にとって、音楽は、それを忘れさせてくれる必需品なのだ。

一方、大物犯罪者ドクへの借りを返す為、銀行や現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」“逃がし屋”として、犯罪組織に加わっていた。

しかし、ある日、運命の女性:デボラと出会った彼は、犯罪現場から足を洗うことを決意。ただ、組織はそれを許そうとせず、逃走担当としてこれまで何度も『伝説』を築いてきた彼の才能を惜しむボスが、デボラの存在を嗅ぎ付け、半ば強制的に、新たな仕事を持ちかけてきた。嫌々ながら“ベイビー”は最後のミッションとして、なんとも無謀な強盗に手を貸すことになるのだが・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
名前はベイビー、組織のドライバーで運転の天才。音楽を聴くことで、事故の後遺症の耳鳴りが消え、その才能が覚醒する!!・・・

イギリスが誇る21世紀の才能!と言われるエドガー・ライト監督がいよいよハリウッドへ本格進出!その最新作は、ハイセンスな映像と音楽が、全編ノンストップで躍動するロックンロール・カーチェイス・ムービーです。

【ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスマン!】【ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!】などでは、エッジの効いた語り口や、絶妙なユーモアに、現代人のリアリティも盛り込んで、タランティーノ監督を熱狂させ、スピルバーグを唸らせるなど、世界の注目を集めてきました。その彼が、長年の企画を実現させた注目の一作が、この【ベイビー・ドライバー】なのです。

そして、仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきた、ナイーブさと、大胆さを併せ持つベイビー役を【きっと、星のせいじゃない。】で大ブレイクした若手注目株のアンセル・エルゴートが・・・、その彼に、クレイジーな環境から抜け出す決意をさせる恋人:ウエイトレスのデボラ役を、ディズニー映画の実写版【シンデレラ】で主役をつとめた、リリー・ジェームズが。どちらも活躍目覚ましい新世代のスターです。

また、凶暴すぎる夫婦:バディとダーリンには、ジョン・ハムと、エイザ・ゴンザレスが・・・ほかに、組織のボスで作戦担当のドクを、ケヴィン・スペイシー、すぐにブチ切れ、銃をブッ放すバッツを、ジェイミー・フォックスといった、どちらも、実力派重量級のベテラン・オスカー俳優が共演するなど最高のキャスト陣があたっています。

そして、ジョン・スペンサーや、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの人気ミュージシャンも出演しているので、音楽ファンも楽しめそうです!!

さらに、リアリティーに基づいてキャスティングられたのが、一台一台明確な役割があったという、実用的な150台以上の『車たち』です。 日本車も、たくさん出てきますので、車好きの方も、きっと楽しめますよ!

・・・・・・・・・

<みどころ>
スリル満点のカーチェイスに、ちょっとしたゴッドファーザー的な、銃撃戦もあり、お子様には、かなり刺激的?かもしれませんが、30曲以上使用されているノリノリの音楽を聴きながらのドライビング・シーンなどは、『これぞ、カーチェイス版【ラ・ラ・ランド!】』と言われていますが、ミュージカルとも少し違うけれど、躍動感満載の作品です。

また、そういった中、切ない生い立ちのベイビーですが、里親ジョーとのやりとりに、彼本来の優しさが垣間見られたり、ちょっとユーモラスな会話もあったり、そして個性的なキャラクターたちの味わい深いドラマや、ロマンス、更には、温情溢れるハッピーエンディングも、これは誰もがきっと気持ちよく映画館をあとにできる作品に仕上がっています。

今回は、今日19日からフォーラム仙台で公開の【ベイビー・ドライバー】をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(8/12放送分)

スパイダーマン ホームカミング

監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、マイケル・キートン、ジョン・ファブロー、ゼンデイヤ、マリサ・トメイ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、“見せてやる、僕の力を…”昨日11日(金)から公開のヒーロー・アクション超大作!【スパイダーマン ホームカミング】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
大惨事になりかけたNYの街に現れたヒーローがいる。スパイダーマン。その正体は部活のノリで街を救うヒーロー気取りの高校生ピーター・パーカー。アイアンマンこと、トニー・スタークは、まだ若いが、そんなピーターの能力を見出し、真のヒーローとして導こうとする。 憧れのトニー・スターク(=アイアンマン)に新しいスーツまで作ってもらい、興奮したピーターは、自分の力を認めてもらおうと、意気揚々と街へ飛び出し、平和のために悪を裁く!・・・といきたいところだが、理想のヒーロー像には、まだまだ遠い。 そんなある日、大富豪トニー・スタークに、恨みを持つ不穏な影がNYを危機に陥れる。スタークは「アベンジャーズに任せておけ」とピーターを止めるのだが、彼は子ども扱いに我慢ならずスタークの忠告を振り切って戦おうとするのだった。

・・・・・・・・・

<作品について>
今回のスパイダーマンは、アベンジャーズでおなじみの、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦したスパイダーマン待望の新シリーズ第一弾ということで、憧れのアイアンマンに導かれ、新たなスーツを貰った高校生のピーターが、突然出現した巨大な怪物を前に、ヒーロー気取りから、真のヒーローへと目覚めてゆくまでの葛藤と成長と奮闘の日々を描いています。 監督は、ホラー映画【クラウン】や、スリラー映画で注目された新鋭ジョン・ワッツ。昼間は普通の高校生として過ごしながら、放課後は特製スーツに身を包み、NYの街を救うべく、ご近所パトロールでヒーロー活動を行う、という血気盛んなスパイダーマンを演じるのは、【シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ】で新生スパイダーマンとして世界中にお披露目され、今、ハリウッドでも注目の若手俳優:トム・ホランドです。 そして、実業家にして天才発明家。アベンジャーズの中心的存在でピーターの成長を見守りバックアップするのは、アイアンマンとして数々のマーベル作品に出演してきたロバート・ダウニー・Jr。 またアイアンマンに恨みを抱く敵・バルチャーには、【バッドマン】シリーズや【バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)】などのマイケル・キートンが演じています。 他に、甥のピーターを一人で育てているおばさんに、マルサ・トメイ。唯一秘密を知る親友ネッドにジェイコブ・バタロン。ピーターが思いを寄せる美少女リズには、ローラ・ハリアーがあたっています。 因みに、ホームカミングとは、文字どおり、帰省・帰郷などという意味ですがホームカミング・デイといって、アメリカの高校や大学では、文化祭・体育祭などと一緒に同窓会があり、在校生や卒業生も参加し、最終日の夜にはダンスパーティーが開かれる!・・というものです。

・・・・・・・・・

<みどころ>
戦いのシーンは勿論のこと、自由の女神のそばで真っ二つに割れるフェリーや摩天楼の上空で今にも落ちて行きそうなジェット機など、とんでもないことになったり、ダイナミックなシーンが続くかと思うと、一方で、一人の高校生、一人の親など、人間としての心の有り様をじっくり描いていたり、目を見張る新人ヒーローの成長ぶりや、スパイダーマンの秘密を知ってしまった親友の大活躍ぶりなども見どころになっています。 マーベル・ヒーローの中でも、ダントツの人気を誇るのがスパイダーマン。これ迄の歴史の中には、色んなストーリーがあって、その全てを知っていれば、また楽しみ方も違うと思うのですが、私も含め、そうでない方も多いかと・・・でも、敵にも悪いことをする理由があった?という社会の構図や問題を提議してくれている冒頭シーンや、エンディングロール中には2箇所、敵ながらあっぱれ!な部分と、夏休みに合わせたかのような?学生さんたちへ!とも思える『あるヒーロー』からのメッセージも含まれているので、2時間13分と、ちょっと長めの作品ではありますが、最後までキッチリと観てくださいね。圧倒的なスケールのアクションとともに、高校生としての青春・恋愛・友情ドラマも瑞々しく描かれている、この夏注目のヒーロー・アクション超大作! まずは、昨日11日(金)から公開の【スパイダーマン ホームカミング】をご紹介いたしました。

<尚こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の7箇所で上映。2D・3D・IMAX・字幕・吹替など劇場によって・・・お選びください。>

・・・・・・・・・

そして先週このコーナーでも、ご紹介し、現在好評公開中の映画【ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章】、仙台の街ではジョジョ展も始まっているわけですが、その映画で、主演のジョジョこと東方仗助を演じている山﨑賢人さんが、昨日TBCに来てくださいました。番組へのメッセージをいただきましたので、ご紹介しました。

・・・・・・・・・

<メッセージ>
山﨑賢人さんラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん! 現在、絶賛公開中の映画【ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない 第一章】ジョジョこと、東方仗助役の山﨑賢人です。 スタンドと呼ばれる超能力で闘う映像は、ジョジョにしかないものなので、ぜひ劇場の大きなスクリーンで迫力のある映像を楽しんで頂きたいですし、その中にある、親子愛だったり、兄弟愛だったり、人間の愛も、沢山詰まっていますので、ぜひ劇場で観て貰いたいと思います。宜しくお願いします!!

山﨑さん、大変、好青年で、仙台をイメージした色のスーツ?(衣装)を着て来てくださいまして、「ジョジョ立ち」ではないですけれど、カッコイイ姿を写真に納めましたので、ぜひ、こちらも、ご覧になってくださいね。


今週のおすすめ!
(8/5放送分)

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

原作:荒木飛呂彦
監督:三池崇史
出演:山﨑賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑 他


◆聖月のオススメワンポイント
<豪華キャストとともに贈る、最高にクールで、どこか奇妙なサスペンス・エンターテイメント>今回は、昨日4日(金)から公開の話題の作品【ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
美しい海沿いの町、杜王町(もりおうちょう)。ここで暮らす、ジョジョと呼ばれる東方仗助(ひがしかた じょうすけ)は、見た目は不良だが、心根の優しい高校生だった。 彼は、スタンドという特殊能力を持っていて、仗助のスタンドは触れただけで、他人のケガや、壊れたものを治すことができるというもの。

最近、彼の住む杜王町では、変死事件をはじめとする奇怪な出来事が続発するようになっていた。実は、それら一連の事件が凶悪な連続殺人犯:アンジェロこと片桐安十郎ら、ほかの、スタンドを使う者たちの仕業だと知った仗助だが、偶然アンジェロの犯行を邪魔してしまったことから、次の標的にされてしまう。

愛する家族と町を守るために立ち上がり、自らのスタンドを駆使して彼らとの戦いに挑むことを決意した仗助。果たして仗助と町の運命は・・・?

・・・・・・・・・

<作品について>
山﨑賢人さん累計発行部数1億部越え!という記録を打ち立てた世界的な人気を誇る原作は、宮城県仙台市出身の荒木飛呂彦さんのコミックシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」。(一度は耳にしたことが?特に仙台の人は!)1987年、週刊少年ジャンプで連載を開始するやいなや、独創的な世界観で読者を魅了し、熱狂的なファンを生み出しました。

原作では、高校生のジョジョと呼ばれる主人公を核に、彼に関わる人々の数奇な運命を壮大なスケールで描き、現在、第8部まで発展していますが、この作品は、その第4部「ダイヤモンドは砕けない」を実写映画化したものです。

そして何と言っても宮城県仙台市がモデルである、日本M県S市社王町を舞台に、ジョジョやその友人たちが、様々なスタンド使いとの戦いや交流を通じて町を守り、成長していく姿を描いています。

メガホンを取るのは、【ヤッターマン】【忍たま乱太郎】など、数々のアニメ作品の実写化にも携わってきた三池崇史監督。 そして、ジョジョこと、東方仗助を演じるのは【orange−オレンジ−】などの山﨑賢人さん、同級生には【3月のライオン】シリーズ等の神木隆之介さん、小松菜奈さん、また、スタンド使いとして、岡田将生さん、新田真剣佑さん、山田孝之さん、伊勢谷友介さん、さらに、仗助の家族として観月ありささん、國村隼さんら豪華俳優陣が出演しています。

・・・・・・・・・

<みどころ>
仙台市がモデルなので撮影は?というと、仙台ではなくスペインのシッチェスという街を使っているんですね。漫画そのままに、キャラクターの奇抜な風貌や、特殊能力がさく裂するバトルにも注目の作品となっています。私の様にジョジョのことをよく知らなくても、十分ついていけていた!と思われますし。実は、まだ原作を読んでいないのですが個人的には【ゴーストバスターズ】的なノリを感じたり【トイストーリー】に出てくるおもちゃの兵隊さんが出てきて戦うシーンなどと被って、思いの外、とても楽しめました。ちょっと、ハマっちゃうのでは?と感じています。(ただし大きなスクリーンで観る際は、ホラー的に少々グロテスクなシーンもありますので、覚悟してご覧いただきたいと思います。)

原作漫画ファンの皆さんにとって実写映画というのは、どのように映るのか?と感想をぜひ、お聴きしてみたいなと思います!

それにしても、ジョジョ人気の凄さは、・・・ファッションや、アート分野にも展開され、とどまることを知らない!という感じで生誕30周年記念のビッグプロジェクトとして初の映画化!となったわけです。

これまでも、ジョジョ展が開かれるたびに、仙台の街のあちこちに人だかりができるのを目の当たりにして、その人気を実感していましたが・・・例えば、ジョジョ仕様のコンビニエンスストア:オーソンや、キャラクターの名前の由来になった?モデルになったであろうお店や、郵便局界隈など・・・ジョジョラーと呼ばれるファンの方々が、ジョジョ化された仙台の街を、聖地巡礼に訪れているのだそうです。

今回は映画の公開もあいまって今月8月12日からのジョジョ展開催に合わせ、様々なイベントやキャンペーンも予定されています。
マップが配られ、ゆかりのある町のあちこちではマンホールもジョジョ仕様になっていたり!!映画のエンディングからは、続編もありそうな?・・・

今回は、昨日4日(金)から公開の話題の作品。【ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章】をご紹介いたしました。

<尚こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の7箇所で上映>


今週のおすすめ!
(7/29放送分)

君の膵臓をたべたい

原作:住野よる
監督:月川翔
出演:浜辺美波、北村匠海、大友花恋、矢本悠馬、桜田通 他


◆聖月のオススメワンポイント
<ラスト、きっと、このタイトルに涙する>
今回は、昨日28日(金)から公開の映画【君の膵臓をたべたい】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった『僕』。彼は、教え子と話すうちに、12年前、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。膵臓の病を患い、余命わずかという桜良がひそかにつづる闘病日記「共病文庫」を偶然見つけたことから、『僕』と桜良は、次第に一緒に過ごす様になる。だが、まばゆいまでに懸命に生きる彼女との日々は、やがて、終わりを告げる。
一方、結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子もまた、『僕』と同様に、桜良と過ごした日々を思い返していた。そして、ある事をきっかけに、12年の時を超え、桜良が伝えたかった本当の想いを知る2人だった。

・・・・・・・・・

<作品について>
この作品は住野よるさんのヒット小説を映画化したもので、膵臓の病を抱えた高校生の桜良と、彼女の同級生『僕』との交流を中心に、桜良の死から12年が経過し『僕』が母校の教師となった現在と、桜良と一緒に過ごした学生時代の過去:この2つの時間軸を交差させながらストーリーが紡がれていきます。

監督は、【黒崎くんの言いなりになんてならない】などの月川翔さん。脚本は【ホットロード】【アオハライド】等の吉田智子さんが手がけました。

ヒロイン:山内桜倉役を【映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン】【咲〜Saki〜】等の浜辺美波さん、桜倉の病気を唯一知ることになるクラスメイトの『僕』役を、ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーで【陽だまりの彼女】【信長協奏曲】などの北村匠海さんといった、17歳・19歳で、これからの活動にも目が離せないフレッシュな二人がダブル主演を務めました。 また、12年後:現在の『僕』を小栗旬さん、ヒロイン桜良の親友:恭子を北川景子さんが演じています。他に、大友花恋さん、森下大地さん、上地雄輔さんらが出演しています。さらに、主題歌「himawari」を歌うのは、Mr.Childrenです。
ダブル主演の浜辺美波さんと、北村匠海さんの二人が、公開前に仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

・・・・・・・・・

<インタビュー>
美波:浜辺美波さんと北村匠海さん透き通った物語というか、ほんと澄んだ気がして、日常とか、日々というものが丁寧に描かれていて、すごく、時の流れを感じるような脚本で、儚さだったりも感じたなって思いました。

匠海:難病ものではありますが重くない、物語が終わった後に、少し、今まで何ともなかった毎日を思い返して、ちょっと前を向いてみようかなと思える、何かそんな魅力はすごく感じて、当たり前の日常の中の、生きてるっていう美しさだったり憂いだったりそれがこのタイトルに逆に詰まっている気がして・・・だから観た後に心あらわれるというか、なんか、そんな感じもありましたね。
監督からの役についての手紙を読んだ時に、何か自分が思い描いている役のイメージ像と凄いリンクしている部分があったので、何か、迷いなくというか、本当に役者である僕らが起こすアクションに、凄くレスポンスをくれて、僕たち役者との距離が近くて、撮影もすごく楽しく進んでました。


美波:私も同じで、監督の指示が凄く的確で、細かいところまで教えて指導してくださるので、現場に行って、お芝居するのが楽しくなる様な監督さんでした。
私は、桜良ちゃんとは真逆なところがホント多くて、桜良ちゃんは辛い時こそ、笑顔を作る女の子で、もう、そこは私自身も心がけている所ではあったので共感できましたね。辛い時こそ、口角をあげると何か幸せになる!みたいな、そういう、考え方、私は凄く好きで・・・はい。


匠海:僕は役に対して、一番なんか自分に似てるからこそ、好きになるのも難しくて、でも、一番、魅力的だなと思ったのは、桜良に対して、当たり前の日常をこの状況で与えてあげられるっていうのが僕っていう人間の魅力だと思うし、サクラも多分そこが魅力的だなと思って『仲良し君!』という関係になったのだと思うので、そこは脚本を読んでいても、この人、凄い、不器用な魅力さがあるなっていうのは、感じましたね。

・・・・・・・・・

<メッセージ>
浜辺美波さんと北村匠海さんラジオマガジン アーリーバードをお聴きの皆さん!映画【君の膵臓をたべたい】山内桜倉役の浜辺美波です。僕役の北村匠海です。

美波:想いあいの夏に、胸が暖かくなるような作品です。ぜひ、大切な人と一緒に劇場に観に行っていただけたら嬉しいです。

匠海:生きていることの素晴らしさや、過ぎていく毎日を少し見返せる、そんな温かい作品に、なっております。ぜひとも、劇場に足を運んでください。よろしくお願いします!

美波:よろしくお願いいたします!!

・・・・・・・・・

<みどころ>
桜良演じる、美波さんの静かな、でも力強い(日記)ナレーションも、また、とてもいいんです。共病文庫=闘病日記の中に、思いを吐き出している、包み隠さず感情を声に出すように演じたとのこと。撮影も時間をかけて行われ、とても良い経験になったと話してくれました。(浜辺美波さんは、今ちょうど流れている有名な清涼飲料水のCMで、大きくなった魔女の宅急便のキキの声優をしていたりする。)

かなり刺激的なタイトルからは、想像もできない、物語の美しさとその展開に、若い女性層を中心に“泣ける小説”として口コミで広がって、ベストセラーとなった原作ですが・・・実際、まだ映画の話がでる前に、私が遭遇したのは、女子高生がバスの中で“ねえ、「キミスイ」(セカチュウと同じ感覚)読んだ?”と、あのセカチューブームの時の様に、話題にしていた場面でした・・・

若者に人気の原作本で、漫画にもなっていて、さらに映画では、原作にはない、オリジナルの結末が用意されているので、本を読んだ方も、そうでない方も楽しめると思います。

病気モノは、かわいそうで涙が・・・と思われがちですが、ただ涙だけでなく人は強くないけど、人のことを思うことで、強く行動できたり、笑えたりする。
照れくさくて、うまく好きな相手の名前を呼べなかったりする。など、年齢に関係なく、共感できるところも沢山あるのではないでしょうか?・・・

今回は、昨日から公開の【君の膵臓をたべたい】をご紹介しました。

<尚こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台の7箇所で上映>


今週のおすすめ!
(7/22放送分)

ジーサンズ はじめての強盗

監督:ザック・ブラフ
出演:モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン、アン=マーグレット、ピーター・セラフィノウィッツ 他


◆聖月のオススメワンポイント
<未来はいらない、年金を返せ!最後に輝くのはシルバーだ>・・・モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン!主演は全員オスカー俳優!今回は現在好評公開中の【ジーサンズ はじめての強盗】をご紹介します。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
離婚して戻ってきた娘と、その孫と一緒に暮らすジョーは、親友のウィリー、アルバートの3人で、昼下がりに、のんびりと公園で過ごすのが日課。定年後は、悠々自適な年金生活を送るはずだった。しかし、ある日、住宅ローンについての相談に出かけた銀行で、強盗に出くわしてしまう!!そんな矢先、会社の所有者が変わったことで、彼らの年金は突然、打ち切られることに・・・。40年以上、真面目に働いた会社から見放された挙句、問題だらけの住宅ローンや、高齢による身体の不調と、トラブルばかりで平均年齢80歳以上の彼らの生活は、お先真っ暗の状態に。
愛する家族や仲間と幸せに余生を過ごしたい!デザートには、甘いパイくらい食べたい!・・・そんなささやかな生活を叶えるために、ジョーはウィリーとアルに「俺たちの年金を取り戻そう!」と、銀行強盗を持ちかける。追い詰められた彼らは、はじめて真面目な生き方を捨て、全てを失うかもしれない人生最大の勝負に挑むことになるのだが・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
ジーサンたちを年寄り扱いするのは、まだ早い!80歳オーバーの3人の仲間 たち。人生最後の賭けは・・・なんと銀行強盗!?ひたむきに働きながら、権利を得た年金を打ち切られた高齢の男性3人が銀行強盗に及ぶ姿を生き生きと描いた、このコメディ。

「ジーサンズ」というタイトルは、どうなのかな?とも思うのですが・・・原題の「Going In Style」は、『スタイルのあるやり方でやる!』という感じで『銀行強盗をする』やり方が自分たちの年金を取り戻すスタイルだった!という意味でしょうか?映画評論家の石津文子(あやこ)さんの解釈では・・・颯爽と押し入ろう!というような意味で、3人は自分たちの流儀:スタイルでカッコよく決めようとする!・・・と。確かに!最初の強盗のリハーサルでは、ちょっと失敗してしまうけど、結構、かっこよく決まっている三人なのです。

さて、メガホンを取るのは【終わりで始まりの4日間】【WISH I WAS HERE/僕らのいる場所】で監督・脚本・そして主演をこなした、俳優としても活動しているザック・ブラフ。
製作総指揮には、本作のオリジナル版である1979年の【お達者コメディ/シルバー・ギャング】で製作を担当した、トニー・ビルなどがあたっています。

そして、ぶっ飛んだ行動が見どころの主人公たちを演じるのは、名優中の名優!モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンというオスカー俳優たち。

孫にメロメロ、近ごろ体の不調が気になる実直なウィリーを演じるのは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であり、アカデミー賞助演男優賞を受賞した【ミリオンダラー・ベイビー】【ショーシャンクの空に】【インビクタス/負けざる者たち】などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。世界中で高収益を上げた俳優の中で歴代2位にランクインしている彼は、人生に疲れながらも洞察力に富んだ心をもつ人物など、演じる役に要求されるものを見抜き、キャラクターを深く掘り下げ、その中に人間の尊厳を注ぎ込む!という才能によって記憶に残る多くのキャラクターを生み出してきました。

また、銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジョーを演じるのは【ハンナとその姉妹】(86)【サイダーハウス・ルール】で2度のアカデミー賞に輝き、【ダークナイト】シリーズの執事アルフレッド役や【キングスマン】のアーサー役でも知られるマイケル・ケイン。60年以上にわたって映画界で活躍し続けるレジェンドです。

さらに、長年にわたり、舞台とスクリーンの両分野で最も尊敬されるアーティストのひとりでヒット作【リトル・ミス・サンシャイン】(06)のでのおじいちゃん役が絶賛され、米アカデミー賞最優秀助演男優賞や英国アカデミー賞を受賞、【アルゴ】でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキンが、サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサン、アルこと、アルバートを演じています。

そして、現在17歳ですが、すでに10年以上、演劇業界で活躍する人気と実力を兼ね備えた女優(愛嬌のある笑顔が印象的なチャーミングな女優さん)【ホワイトハウス・ダウン】などのジョーイ・キング。

ほか、アカデミー賞ノミネート経験者のマット・ディロン(【クラッシュ】)や、アン=マーグレット(【愛の狩人】【Tommy/トミー】)、更に、これまでに90本以上の映画やTV作品に出演してきたクリストファー・ロイド:日本では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作のドク役が有名な名優も出演しています。 とにかく出演者の紹介だけで、このコーナーいっぱい・・・時間足りない程の名優揃いです!

・・・・・・・・・

<みどころ>
コメディの一言では収まらない、老後の年金や、住宅ローン、病気といった、現代社会が抱える身近な問題を含んだこの作品。リタイア後の生活など等、誰もが共感する“今”の社会問題を軽妙に描きつつ、愛する家族と大切な仲間への愛を描いた、後期高齢者への応援ムービー!となっています!

こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!犯罪者なのに応援したくなる!と言われる程。体力以外は誰にも負けない最強の3人のジーサンたちを演じるのが、全員ハリウッドのレジェンドたちというのも、安心して観ていられます。強盗は、やはり悪いこと。・・だから最後には、かわいそうな結果が待っているのか!?と思わせるシーンに、ああ、やられた・・・・という感じ・・・この暑い時期に、後味のいい、清涼感さえ感じるラストです。

元気と勇気をもらえる気分爽快な一発逆転、感動の痛快コメディ。今回は、現在好評公開中【ジーサンズ はじめての強盗】をご紹介しました。

<尚こちらの作品今日からは、ムービックス仙台のみでの上映となります>


今週のおすすめ!
(7/15放送分)

ハクソー・リッジ

監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィービング 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は“戦争は命を奪うが、僕は、命を救う”実話から生まれた一人の男の衝撃の物語を描いた現在公開中の【ハクソー・リッジ】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
第二次世界大戦中、デズモンド・ドスは、軍に志願したにも関わらず、上官の大尉や軍曹たちの命令に反して、銃を持つことを拒否する。それは子供時代の苦い経験と宗教の教えから、人を殺してはいけないという信念を持っていた為で、軍隊に入っても、その意思を決して変えようとはしなかった。更に、毎週土曜の安息日を主張したこともあって、上官や同僚は彼につらく当たり、遂には軍法会議にかけられてしまう。その後、妻と父の尽力により、デズモンドは武器の携行なしに戦場に向かうことを許可されるのだが。

・・・・・・・・・

<作品について>
“命を奪う戦場で、命を救おうとした”1人の男の葛藤と強い信念を浮き彫りにしていく・・・これは実話から生まれた衝撃の物語です。

タイトルの【ハクソー・リッジ】とは・・・第2次世界大戦の激戦地:沖縄の中でも、多くの死者を出した壮絶な戦いの場として知られている、前田高地のこと。ハクソーとは、ノコギリ。リッジとは崖の意味で、アメリカ軍が苦戦を強いられた約150メートルの、のこぎりのように険しい断崖絶壁をハクソー・リッジと呼んだのです。

その〈ハクソー・リッジ〉を、銃も手榴弾もナイフさえも、武器と言われるものは何一つ持たずに駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男:それが、デズモンド・ドス。彼は、重傷を負って倒れている、敵の兵士にさえ手当てを施したといい、終戦後、実際には「変わり者」、「臆病者扱い」をされていた『良心的兵役拒否者』としては、アメリカ史上、初めて名誉勲章が授与された人物です。
軍は、『良心的兵役拒否者』と言う言葉を使用していましたが、彼自身は、決してそう呼ぶことはなく、自らを『良心的協力者』と表現していたそうです。

メガホンを取ったのは、俳優として数々の話題作に出演し【ブレイブハート】では、監督として、オスカーも手にしたメル・ギブソン。10年ぶりの監督作となる本作が、アカデミー賞、6部門にノミネート、2部門(編集・録音)で受賞など、世界の映画祭でも認められる感動作となっています。

そして、自身の信念に基づき、勇気ある行動をとった衛生兵:主人公のドスを大ヒット作【アメージング・スパイダーマン】シリーズや【沈黙−サイレンス】などで高く評価されたアンドリュー・ガーフィールドが熱演しています。他に、恋人ドロシーには、注目の新鋭女優テリーサ・パーマー、大尉役には【タイタンの戦い】などのサム・ワーシントンといった実力派が、顔を揃えました。

・・・・・・・・・

<みどころ>
『神様、どうか、あと、もう一人だけ助けさせてください!もう一人だけ!』・・・敵に囲まれた暗闇の中で、ドスは、そう繰り返し、心から祈ります。
なぜドスは、武器を持つことを拒んだのか?何のために、命を救い続けたのか?そして、生き残っていたこと自体、信じられない状況なのに、一体どうやって、この奇跡を成し遂げたのか?・・・この139分間の作品で、それらが解き明かされていきます。

降りしきる砲弾や鉄砲の弾、手榴弾、火炎放射、絶え間ない攻撃〈ハクソー・リッジ〉での真に迫る戦闘シーンには、歴戦の兵士でさえ、ひと目見て言葉を失ったといいます。 これは沖縄戦線の話をアメリカ側から描いているものではありますが、戦いにどちら側もなく、全てが悲惨で、目を覆いたくなるシーンの連続です。大災害などと同じように、もし、自分が戦争を知っていて、体験していたら、決して普通には見られない、正視できない映像かもしれません。しかし、その中に、家族や仲間との確執や和解、妻との出会いや愛も描かれ、胸に迫ります。エンディングには、本人や当時の上官、彼に助けられた人々のインタビューも残されています。

クリミア戦争で、ナイチンゲールが、人々を救ったように、そしてドスがそうだったように、たとえ銃を待つことはなくとも、戦争という不毛な戦いの中、一人でも多くの命を救おうと尽力した人たち・・・名もなき人たちが、いつの時代も、どの戦地にもいたことを覚えておきたいと思います。

今回は、実在の人物をモデルにした奇跡の逸話:現在公開中【ハクソー・リッジ】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ石巻、TOHOシネマズ仙台、フォーラム仙台の6箇所で、上映中です!>


今週のおすすめ!
(7/8放送分)

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
出演:ジョニー・デップ、ハビエル・バルデム、ブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラーリオ、ケビン・R・マクナリー 他
日本語吹替版:栗山千明、中川大志 他


◆聖月のオススメワンポイント
世界中で愛される、孤高の海賊ジャック・スパロウが最大の危機を迎えます!!今回は、ジョニー・デップ演じる孤高の海賊:ジャック・スパロウが最大の危機を迎えます!大ヒット・アクション・アドベンチャー。現在好評公開中の【パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊】をご紹介いたします。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
かつて、海賊撲滅に情熱を捧げるスペイン将校がいた。彼の名はサラザール。若き日のジャック・スパロウにハメられ“魔の三角海域(トライアングル)”に封じ込められていた彼だが、ついに“海の死神”として解き放たれジャックへの復讐に燃えていた。ジャックは、自分の過去を知る、海賊史上最恐の敵:サラザールに対抗するため、どんな呪いも解くという伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を探す航海に出ることに…。一方、かつて冒険の旅を共にしたウィル・ターナーの息子:ヘンリーも、父の呪いを解く方法を求めてジャックと行動を共にするのだが…彼らは<最後の海賊>のみが見つけ出せるという伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れることができるのか・・・。

・・・・・・・・・

<作品について>
かつて、ジャックとともに冒険を繰り広げたウィル、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、最後に宝を手に入れるのは誰か? そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方は?すべての謎が明かされる<最後の冒険>が、ついに幕を開ける!・・・この、大人気アクション・アドベンチャーシリーズ『ハ゜イレーツ・オフ゛・カリビアン』は、全世界総興行収入約43億ドル超え!という驚異的ヒットを誇る、史上空前のエンターテインメントです。
(今月1日に日本公開され、その週末2日間の動員数は77万人超え!2017年洋画No.1というモンスター級の大ヒット・スタートを切っているそうです)

さて、ジャック・スパロウが、全ての海賊の滅亡をもくろむ“海の死神”サラザールとの闘いを繰り広げる今作・・・原案は、ディズニーの「カリブの海賊たち」。製作はハリウッド屈指のヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー。監督は、海洋アドベンチャー【コン・ティキ】で注目のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリが務めました。

先日、来日を果たして話題を集めた、伝説の海賊:ジャック・スパロウ演じるジョニー・デップをはじめ、過去のシリーズにも出演してきたウィル・ターナー役のオーランド・ブルーム、エリザベス役のキーラ・ナイトレイ、そしてジャックの宿敵バルボッサ役のジェフリー・ラッシュら、おなじみのキャストが再結集している他悪役の中でも、最恐の敵"海の死神"サラザールには【ノーカントリー】【007スカイフォール】等のオスカー俳優:ハビエル・バルデムがふんしています。また、次世代のスターたち:ウィル・ターナーの息子:ヘンリーを【キング・オブ・エジプト】等のブレントン・スウェイツ、手がかりを握る孤独な女性天文学者カリーナを、本作で大ブレイク必至カヤ・スコデラリオが演じています。

日本語吹替版声優としては、ヘンリー役を中川大志さん、カリーナ役を栗山千明さんが演じました。

公開前に、中川大志さんが仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。

・・・・・・・・・

<インタビュー>
中川:一番最初に聞いた時に、中川大志さん【パイレーツ・オブ・カリビアン】って、あの【パイレーツ・オブ・カリビアン】ですか?みたいな、僕自身すごく大好きな作品で、1ファンとして、ただ、それが自分自身の活動と結びついて考えた事は全くなかった、別次元にある、ホントに作品だったので、そこに自分が今回、こうやって関わることになるとは考えたこともなかったので、まず驚きが強かったですね。そこから、こう事態を飲み込むのに、だんだんとまあ実感してきて・・・はい。

ウィル・ターナーの息子に当たるのがヘンリーなんですけど、そのウィル・ターナーは、呪いで囚われの身となってしまっているので、そのお父さんを幼い頃から救いたいなあという思いで、成長して来た青年なので、芯の強さとか、行動力のある勇敢さとか、若さ、エネルギッシュさ、で、そこに誠実で、こう知性のあるようなところもあって、そこを声でしっかりとイメージにちゃんと寄り添えるように、そこは表現したいなと思いましたし、やっぱり、パイレーツ?の魅力といったら、やっぱり、ちょっとコミカルなシーンもありますので、そこはヘンリーの、ちょっとこうお茶目な一面も表現できたらいいなと思って演じました。

とにかく、そのパイレーツ・オブ・カリビアンの世界の中に、自分の一部が存在してる!っていう事を改めて凄く、不思議だなあとも思ったし凄く嬉しいなあとも思いましたしでも楽しかった点で言うと、とにかく、まあ僕自身もお芝居しながらも、実際に画面の向こうにいるキャラクターたちと一緒に、その空間で共演したとか、その空間で一緒にお芝居をした、掛け合いをした、と言うような何か擬似体験ができたので、それは凄く楽しかったですね。


・・・・・・・・・

<メッセージ>
中川大志さん中川:ラジオマガジン アーリーバードをお聴きの皆さん。 パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊、ヘンリー・ターナー役、日本語吹替え版声優を担当しました、中川大志です。
この夏、大興奮、間違いなしの最高のエンターテインメント作品、それが【パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊】だと思います。ぜひ、劇場で、壮大な冒険を体感していただきたいと思います。宜しくお願いします!


・・・・・・・・・

<みどころ>
映画のプロモーションで本場アメリカのDランドには突然ジョニー・デップが、ジャック・スパロウ船長に扮して登場し、話題にもなりましたが・・・年代だなあと思ったのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』と言えばランドの中のアトラクションである『カリブの海賊』であり、繰り返し、何度乗ってもワクワクして楽しかった記憶・・・これが我々のイメージですが・・・

でも中川さんの年代:イマドキ10代の若者たちになると『カリブの海賊』は、映画から生まれたアトラクション!だと思っていらしたそうなんですね・・・

尚、余談ですが、Dラント゛て゛は、映画の公開を記念して、その世界観を楽しめるスヘ゜シャルフ゜ロク゛ラムを8月いっぱい展開中。更に、Dシーて゛は、来週 11 日(火)から「テ゛ィス゛ニー・ハ゜イレーツ・サマー」か゛初登場。シ゛ャック・スハ゜ロウたちか゛繰り広け゛るショーをお楽しみいただけるそうです!

さて映画の話に戻りまして、海でのアクションシーン満載の本作品、アトラクションムービーとしてもお楽しみいただける【パイレーツ】初の、4D上映もあるという事で、風とか水しぶきとか炎など、まるでジャックと一緒に自分も冒険の旅に出て、船の上で戦っている!その臨場感を、アトラクションの様に体感しながら鑑賞できる!と人気です。因みに私は、吹替版と字幕版、IMAXで観たのですが・・・いずれも大興奮!大感動!でした。

独創的な映像は、海のダイナミックさを壮大なスケールで描き、心躍るテーマ曲が怒涛のアクションを彩ります。また、たくさんの呪いが出てきますが、そこはディズニー作品!呪いは魔法であり、ワクワクする宝探しが、本当に大切な、本物の宝を見つけさせてくれる感動につながっている!!・・・そして、ラストは・・・いえません。
冒険とバトル!交差する彼等の運命やいかに!・・・今回は、現在好評公開中の【パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、チネ・ラヴィータ、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、シネマリオーネ古川、TOHOシネマズ仙台の8箇所で、上映中です!字幕版・吹替版・2D・3D・4DX他での上映ですので、劇場によってお選びください。>


今週のおすすめ!
(7/1放送分)

「兄に愛されすぎて困ってます」 & 「忍びの国」

「兄に愛されすぎて困ってます」
原作:夜神里奈
監督:河合勇人
出演:土屋太鳳、片寄涼太、千葉雄大、草川拓弥、杉野遥亮 他

「忍びの国」
原作:和田竜
監督:中村義洋
出演:大野智、石原さとみ、鈴木亮平、知念侑李、マキタスポーツ 他


◆聖月のオススメワンポイント
侍VS忍び、逆転劇の幕が開く!・・・ 今回は“歴史に秘められた謎が、ついに解き明かされる!”今日7月1日から公開の【忍びの国】と昨日から公開【兄に愛されすぎて困ってます】の2本をご紹介いたします。まずは、【兄こま】・・・から

・・・・・・・・・

<ストーリー>
恋に恋するところが災いし、12回も告白して、ふられ続けているモテない女子高校生せとか。玉砕しては、しょげる彼女を、ヤンキー系だが実は妹想いイケメンの兄・はるかが見守っていた。2人は血がつながっていないけれど、その事実を知っているのは、はるかだけ。兄の気持ちも全く知らずにいた せとかだったが、ある日、同級生・国光の兄で、初恋の相手:研修医の高嶺が数年ぶりに現れていい雰囲気に。更に、いつも お姫様扱いしてくれる年上の先輩・千秋らが、いきなり せとかに急接近!一気に、人生初のモテ期へと突入したせとかは、次々とイケメンたちから注目され戸惑いを隠せない!?・・・

・・・・・・・・・

<作品について>
この作品は夜神里奈さんの人気コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。突然、モテ期が到来した女子高生に対し、血のつながらない兄をはじめ、イケメン男子たちが、恋の駆け引きを繰り広げます。
千葉雄大さんメガホンを取るのは【俺物語!!】【チア・ダン】等の河合勇人監督。恋に恋するモテない女子高生ヒロインせとかを演じるのは【orange−オレンジ−】などの土屋太鳳さん。人生初のモテキに戸惑いを隠せない様子をキラキラと表現しています。ヤンキー系でツンデレな兄はるかを演じるのは人気グループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太さん。又、せとかの初恋の人で、超!ドSキャラのセレブ研修医・芹川高嶺には、【黒崎くんの言いなりになんてならない】【リライフ】などの千葉雄大さんが。他に、大野いとさん、YOUさんらが、共演しています。
主題歌『空』を歌うのは、GENERATIONS from EXILE TRIBEです。

公開前に、芹川高嶺役を演じた宮城出身の千葉雄大さんが仙台にいらっしゃいましたので、コメントを頂きました。

・・・・・・・・・

<インタビュー>
千葉:ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!おはようございます!千葉雄大です。この映画はですね、笑って、泣けて、キュンキュンして頂ける映画だと思うんですけど、あの大人の人が見ても、ちょっと切なさを感じたりとか、楽しんで頂ける映画だと思うので、幅広い世代の方に楽しんで頂けると思います。ぜひ劇場でご覧ください。宜しくお願いします!

・・・・・・・・・

お肌が綺麗!イケメンキャラのため、肌荒れを気にしたり、外見から自信をつけて輝かないと!と努力されている様子や、学園モノなどでは(そうは見えないけれど)最年長!となることが多くなってきて、これ迄のイメージとは違う挑戦という意味で、やりがいがあったそうです。映画出演がデビューのきっかけという千葉さん大の映画館好き!作品を提げて舞台挨拶などで帰ってこられるのは、とても嬉しいとも話してくれました。

・・・・・・・・・

<みどころ>
素直で切ない物語に青春時代を思い出して、引き込まれていく大人の方も・・・YOUさん演じる、せとかと、はるか、二人のお母さんがお土産に仙台ゆかりのモノを買ってくる等、仙台人としてはかなり嬉しい演出も登場しています!
まずは、昨日から公開の、【兄に愛されすぎて困ってます】をご紹介しました。

<尚、こちらの作品は、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、シネマリオーネ古川、TOHOシネマズ仙台の7箇所で、昨日から上映中です!>

そして、もう一本は・・・・嵐の大野智さん主演でおくる伊賀の国を舞台にしたアクション時代劇:今日7月1日から公開【忍びの国】のご紹介です。

・・・・・・・・・

<ストーリー>
時は戦国・・・織田信長は諸国を次々と攻め落とし、天下統一に向けて、ひた走っていた。しかし、その信長でさえ、攻め入ることができなかった、たった一つの国・・・それが「忍びの国」として名高い伊賀。小国だが、そこに棲むのは超人的な戦闘能力を誇り、虎狼の族(ころうのやから)と呼ばれる忍者衆だった。中でも、特に腕の立つという、神出鬼没な無門は、どんな堅牢な門も彼の前では意味をなさない、と称されるほど。だが普段は無類の怠け者で妻のお国に稼ぎのなさを叱責されていた。ある日、ついに織田軍が伊賀討伐の兵を挙げ、圧倒的な戦力で攻め込んできた。忍びの軍団は、武力・兵力では、到底、かなうはずもないが、秘策を用意して織田軍に抗戦するのだった!

・・・・・・・・・

<作品について>
我が名は無門(むもん)。嫁さん以外、怖いもん無し!・・・
伊賀忍者最強とされる男が、織田(信長の次男・信雄)の軍勢と伊賀の国との戦いに身を投じる姿を追う、この映画は『のぼうの城』『村上海賊の娘』等の作家:和田竜(りょう)さんの小説を実写化したモノです。
メガホンを取るのは【予告犯】【殿、利息でござる!】などの中村義洋監督。そして、中村監督作品である【映画 怪物くん】で主演した嵐の大野智さんが、時代劇映画 初主演で怠け者ながら腕は確かな主人公の忍者:無門を演じます。他に石原さとみさん、鈴木亮平さん、立川談春さん、伊勢谷友介さん、知念侑李さん、平祐奈さん、マキタスポーツさん、國村隼さんら豪華キャストが集結!しています。主題歌は、嵐の歌う『つなぐ』です。

・・・・・・・・・

<みどころ>
復讐を果たそうとする者や、伊賀の重鎮たちの思惑や野望も入り乱れる戦いに、いつしか無門も、のみ込まれていく・・・大野さんの体を張ったアクションや、武力だけに頼らず知略を駆使した戦いの行方にも目を奪われます。
最初は、本当に、小競り合い?今でいう、サバイバルゲーム的な感覚なのかと思いきや、侍とは違って、お金(その金額)によって、相手の命を奪う事など造作もない・・・人を人とも思わぬ、人でなし、そんな輩が忍者なのだと説明しているのですが、本当にそうなのでしょうか?最後に無門の秘密が明かされ、彼の思いが伝わってくる・・・・そこに流れる山崎努さんの語りが、なんとも重厚で、さらに、アクションや映像がスゴいだけではなく、さすが中村監督!笑いもふんだんに盛り込まれた時代モノになっています。

<尚【忍びの国】は、今日から、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、109シネマズ富谷、イオンシネマ名取・石巻、シネマリオーネ古川の7箇所での上映です!>


【バックナンバー】