タイトル
話題のオススメの映画やDVDなどをワンポイントと共にご紹介。

2004年10月からはじまったこのコーナーは、これから公開される新作映画は勿論、お薦めの旧作、季節に合わせた素敵な作品など、今話題の映画やDVDを“普通にご紹介する”だけでなく、これから観る人にも、すでに観た!という人にも“ちょっと得した気分?”になって貰えるようなワンポイントをピックアップしながら、映画大好き人間の私:折原聖月がご案内させて頂くコーナーです。
“サロン”というタイトルにふさわしく、ゆったりと、気持ちよく聴いて頂けるよう頑張ってお届けしています!どうぞお立ち寄りください。

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【バックナンバー】
今週のおすすめ!
(10/5放送分)

「カツベン!」と日本の映画について

周防正行監督
監督:周防正行
出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真 他


◆聖月のオススメワンポイント
普段色々、このコーナーにシネマについての感想や質問など、メッセージをお送りくださっている皆さん、有難うございます。なかなか番組内でご紹介できませんので、何通か、ご紹介させていただきました。

中でも『原作を随分前に読んだが、映画の解説を聴いても、ちょっと、ピンとこなくて・・・』という内容もいただきました。

ご紹介の作品は原作本の中のいくつかの短編を一つの映画にしたものでしたが、原作が同じでも、脚本や監督の演出によって、もちろん、出演者によって全く印象の違った作品になることもありますし、リメイク作品等は、そこが面白いところでもあります。

さて、そういう意味で今回ご紹介する【カツベン!】で描かれている、かつて日本映画の世界に、なくてはならない存在だった<活動弁士>も、落語家や、人形浄瑠璃の太夫の語りのように、同じ作品を上演しても、その人の個性で、作品が変わって観えてくる大切な存在だった訳なのです。

このコーナーが始まって丸15年を迎えた10月ですので・・・今回は日本の初期の映画について描いている周防正行監督最新作!【カツベン!】に触れてみながら(公開は12月なので少し早めですが…)日本の映画と、映画作りについて語ってくださった監督のお話も一緒に、ご紹介いたします。

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<作品について>
今から、およそ100年前『映画(活動写真)』が、まだサイレントで、モノクロだった頃・・・海外では、オーケストラなどの音楽伴奏とともに上映され、スクリーンの中で表情と動作で登場人物の感情や笑いを表現するチャップリンやバスター・キートンなどの俳優たちが人々から絶大な人気を誇っていました。

一方、日本では、楽士の奏でる音楽とともに、独自の『しゃべり』で物語を作り上げ、観客たちを映画の世界に誘い、そして、熱狂させる『活動弁士』通称“活弁(カツベン)”が大活躍し、日本独自の文化が花開いていました。 当時は、映画を観に行くというよりも活動弁士のしゃべりを聞きにいくことが主流で、活動弁士は、俳優よりも監督よりも人気のある大スターとなっていた時代です。

今で言う、アニメーションに命を吹き込む声優のパイオニアのような存在でもあり、声優一人一人に大勢のファンがいるように、活動弁士にも、それぞれにファンがついていました。つまり、人気の活動弁士と契約を結ぶことが、興行成績に直結する為、映画館どうしによる引きぬき合戦も勃発するほどであったといいます。

さて、映画【カツベン!】では、その日本映画の始まりの時代を舞台にして、アクションや、恋や、笑いの要素も織り交ぜた物語を、ノンストップ・エンタテインメントとして描いています。

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周防正行監督作品の監督は【シコふんじゃった。】【Shall we ダンス?】【それでもボクはやってない】【終の信託】などの周防正行さんです。キャンペーンで、先日、仙台にいらした周防監督に日本の映画とその作りについて、お話を伺いました。

<インタビュー>
周防監督:活動写真って、写真が動く!ってことで世界中の人が驚いたんです。だから日本では、活動写真・・・写真が動くという意味合いがあって、そういうネーミングになったんですね。

要するに『ココに音のないお芝居があるんだから、声、つけてあげようよ!』っていう、自然発生的なものだった。誰かがシステムとして、やはり無声映画には、一人一人解説者が立って、説明して上映した方がいいよね!って決めたことではなくて・・僕も驚いたのは、日本で初めて映画が上映された、その日から、人が立って説明していたんです!(そうなんですか?)そうなんです。
一回も、人が立ってないなんてことはなかった。それが驚きで、それが日本の文化で・・・ヨーロッパやアメリカでは、説明する人が全くいなかった訳では、実はないんですが、説明した時期があるんです。でも、定着してないんです。

で、最終的に確立されたのが<生演奏と字幕>・・・要するに、人間や風景が映った後に、黒バックになって白い字でセリフが出る。で、また実写に戻って、しばらくすると、又字幕になるっていう、それで伝えるっていうのがアメリカ、ヨーロッパ・スタイル!・・・なのに日本は30年間本当にずっとスクリーンの前に、人が立っていた!っていうのは、日本の“語りの文化”が生んだものなんだなあって・・・活動弁士も伝統芸能の一つじゃないかって思います。


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<みどころ>
映画【カツベン!】は、12月13日(金)全国ロードショーです!映画の詳細につきましては、また12月に、改めてご紹介いたしますので、どうぞ、お楽しみに。

今回は、日本の映画の成り立ちについて、公開を控えている【カツベン!】の内容と周防監督のお話を交えて、ご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(9/28放送分)

「記憶にございません!」 & 「おいしい家族」

「記憶にございません!」
監督:三谷幸喜
出演:中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市 他

「おいしい家族」
監督:ふくだももこ
出演:松本穂香、笠松将、モトーラ世理奈、三河悠冴、柳俊太郎 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在好評公開中の作品を2本、【記憶にございません!】【おいしい家族】を、ご紹介します。まずは、三谷幸喜監督の最新作、政界コメディ【記憶にございません!】から・・・

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<ストーリー>
病院のベッドで目覚めた男。自分が誰だか、一切の記憶がない。しかし、こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースには自分が映っていた。演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相?そう、なんと自分はこの国の総理大臣だった。それも石を投げつけられるほど、すさまじく嫌われている!

速やかに官邸に連れ戻されるが、国政の混乱を避ける為「総理の記憶喪失は、トップシークレット!」と真実を知るのは、秘書官3人のみ。進めようとしていた政策は勿論、あろうことか自分の家族のことすら分からない。

記憶にない件でゆすられ、記憶にない愛人に迫られながら、なんとか公務をこなすが、よりによってこんな時に、アメリカ大統領が来訪!政界のライバル、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、記憶を失った男が、捨て身で取り戻そうとしたものとは・・・!?

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<作品について>
国民からは嫌われ、史上最低の支持率2.3%を叩き出したダメ総理大臣が、ある日、記憶喪失になってしまうことから起きる大騒動!金と権力に目がない悪徳政治家が、一夜にして善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌してしまったら?という、突拍子も無い、政界コメディであり、又、ある意味、生き返り・生き直しのファンタジーでもあります。

脚本・監督は【ザ・マジックアワー】【ステキな金縛り】など日本中に多くの笑いと感動を届けてきた三谷幸喜さん。映画監督作品8本目の今作は、『もし自分が、ある日突然、総理大臣になったら?』という空想から生まれ、実に構想13年!というオリジナルストーリーです。

主人公の第127代内閣総理大臣:黒田啓介を演じるのは、中井貴一さん。
秘書官には、ディーン・フジオカさん、小池栄子さん、総理夫人を石田ゆり子さん、一人息子に濱田龍臣さん、官房長官を草刈正雄さん、謎のフリーライターを佐藤浩市さん。ほかに、斉藤由貴さん、木村佳乃さん、吉田羊さん、山口崇さん、田中圭さん、梶原善さん、寺島進さん、藤本隆宏さん、迫田孝也さん。

そして、ROLLYさん、ジャルジャルの後藤淳平さん、宮澤エマさん、有働由美子さん、飯尾和樹さん、近藤芳正さん、天海祐希さん、山寺宏一さんなどなど、三谷組の常連さんから、これまでのイメージを覆す様な方まで、今回も素敵なオールスターキャストによる、豪華競演が実現しています。

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<みどころ>
一見、今の世の中や政界を、風刺している様ですが、実は、この作品にはアメリカは出てきますが、国名としての『日本』という言葉は出てきませんし、国や、人物を特定する様なモノも描かれていません。それは、映画作品として、どこで、いつの時代に観ても通じるモノを!という三谷監督の思いからなのだそうです。

また周りの人々の精神状態も、時間経過とともに、服装や様々な小物で変化をつけていますので、その辺りもお楽しみいただけるかと思います。そして、エンドロールに名前が出てきても『えっ?どこに出ていたの??』と実際劇場では、ザワザワするほどだったのですが、新たな魅力満載の役柄で登場される方や、サプライズ・キャストなども、お楽しみに。本当の夢と理想を追い求めたい!そう考えた時、果たして、そのために総理がとった手段は?そして、その先に待っていたものとは?…上映時間は2時間07分(127分)

まずはムービックス仙台・利府、TOHOシネマズ仙台、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原の、県内8箇所で好評上映中の【記憶にございません!】をご紹介いたしました。

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そして、もう一本『フツーとか、ジョーシキとか、会社のデスクにおいてきた。』現在、チネ・ラヴィータで好評公開中の【おいしい家族】です。

<ストーリー>
銀座の化粧品売り場で働く橙花(とうか)は、仕事も夫婦関係も上手くいかず、都会での生活にすっかり疲れを感じていた。ある日、母の三回忌で、故郷の離島に帰ってきたが、実家で待っていたのは、なんと“亡き母の服を着た”父だった!しかも、そこには見知らぬ居候たちもいて、父は「みんなで家族になろうと思う」と言い出すのだが・・・。

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<作品について>
監督・脚本は、2016年、25歳にして、すばる文学賞佳作を受賞し小説家デビュー。映像と文学の両フィールドでの活躍が期待される新鋭作家:ふくだ ももこさん。この【おいしい家族】は、2015年に自らが監督した短編映画『父の結婚』を元に再構築した、長編初監督作品となりました。

ヒロイン橙花を演じるのは、朝ドラ『ひよっこ』などで注目を浴びた松本穂香さん。その父:青治に、板尾創路さん。弟:翠を笠松将さん。ほかに・・・モトーラ世理奈さん、浜野謙太さん等々、超個性派キャストが『好きなものを好きと言える世界を、美味しく、楽しく、カラフルに』演じています。

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<みどころ>
動揺する娘とは裏腹に、一切、気にも留めない様子の弟や、島の人々・・・父が好きな様に生きることを、どうして自分は受け入れられないのか?とヒロインは悩みますが、やがて、自分が感じている素直な思いを台所で、父に打ち明け、一緒に料理を作ります。そこで父が娘に発する言葉に、グッと胸を締め付けられました。

お彼岸は終わってしまいましたが、無性に、おはぎが食べたくなる?作りたくなる!?そして、みんなで食卓を囲みたくなる不思議な魅力の作品です。上映時間は1時間35分(95分)

今回は、好評上映中の【おいしい家族】【記憶にございません!】の2本をご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(9/21放送分)

アイネクライネナハトムジーク

原作:伊坂幸太郎
監督:今泉力哉
出演:三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在好評公開中の作品 “伊坂幸太郎さんの小説を原作としたラブ・ストーリー”オール仙台ロケ作品【アイネクライネナハトムジーク】をご紹介します。

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<ストーリー>
その日、日本人初のボクシング世界ヘビー級王座を賭けた試合が行われていた。大型ビジョンから流れる試合に沸く仙台駅前・・・・マーケティングリサーチ会社で働く佐藤は、道行く人に街頭アンケートを行っていた。ふと立ち止まり、ストリートミュージシャンの歌声に耳を傾けていると、同じようにその歌声に聴き入る女性:紗季に気づく。多くの人が立ち止まってくれない中、彼女は、快くアンケートに答えてくれた。劇的な出会いを待つだけだった佐藤にとって、これは運命の出会いなのか?・・後日、偶然、紗季を見かけた彼は思わず声をかけるのだった。

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<作品について>
アイネクライネナハトムジークとは、ドイツ語で、小さな夜の音楽という意味。
ごく普通のサラリーマン佐藤を中心に、仙台の街で起こる、いくつもの出会いを描いた、この群像劇は『出会いがない!』というすべての人へ贈る10年の時を超えて繋がる<恋>と<出会い>の物語です。

実は、この作品、大人気ベストセラー作家:伊坂幸太郎さんの同名短編小説集が原作なのですが、その執筆は、ミュージシャン斉藤和義さんから、出会いをテーマにしたラブソングアルバムへの作詞依頼を受けたことから始まります。

昔から斉藤さんの大ファンを公言している伊坂さん!作詞はできないが小説になら…と書いた作品から生まれた楽曲が、映画のセリフにも出てくる『ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜』なのです。その伊坂さんから、直々に監督指名を受けたのが【こっぴどい猫】【愛がなんだ】等、鋭い人間洞察をもとに、様々な愛のカタチを魅せる“恋愛群像劇の名手”:今泉力哉監督。伊坂作品ならではの、オール仙台ロケのリアリティにもこだわった演出です。

そして、劇的な出会いを待つ佐藤を演じるのは、活躍目覚ましい三浦春馬さん。そこに偶然現れる紗季を、こちらも、人気実力派の多部未華子さん。3度目の共演となる二人が抜群の安定感で、10年付き合う恋人を好演しています。

二人から繋がる登場人物を、貫地谷しほりさん、MEGUMIさん、原田泰造さん、矢本悠馬さん、恒松祐里さん、濱田マリさん、そして仙台出身の森絵梨佳さんサンドウィッチマンなど、ユニークな俳優陣、豪華キャストが、それぞれに生き生きとした等身大の魅力を放ち、絶妙な掛け合いを魅せています。 また主題歌『小さな夜』を歌うのは、もちろん、斉藤和義さんです。

公開前には、今泉監督と、佐藤役の三浦春馬さんが仙台にいらっしゃいました。お話を伺いましたので、お聴きください!

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<インタビュー>
監督:自分が数沢山、小説を読む側の人間じゃなくて実はだけど伊坂さんの小説は何本も読んでいたので、その伊坂さんの小説を映画化できるっていうか、そのお話をいただけるっていうのは、凄く光栄だったし、実際、映画化された映画も、いくつか観ていたので、嬉しいけど怖いというか、正直な気持ちは、ああ伊坂幸太郎のヤツやるの、怖いなあというか、緊張とかプレッシャーとかあるし、すごい、でも嬉しいなとも思いました。
ずっと自分が恋愛ものを作っていたので、しかも作品を観た上で、オファーをしてくれたという感じだったので凄く、それはじゃあ楽しんでプレッシャーはあるかもしれないけど、楽しんで良い映画にしようと思って作ってみました。


三浦:監督に、ハッとさせられた言葉を貰った事がありまして、ちょうど、多部未華子さんとの重要なシーンで、『春馬くん!相手の芝居を使ってあげてください!』っていう、そういう言葉を貰ったんですね。そこで、ああ確かにそうだと、重要なシーンであればある程、なんかこう自分にとってもそうだしキャラクターにとってもそうかもしれないけど大切な気持ちを届けたい!とか、大切な気持ちを残さなきゃとか言う様に構えたり、準備しちゃうんでしょうね。

ただ、やっぱり、どのカットも、どのシーンも、その一瞬、一瞬を切り取っていくということだから、相手の表情や、こうして対面して話していても、僕の話に対して、うなずいてくれたりとか、何を考えているのかな、どういう意味合いだろうな?とか考える訳じゃないですか。それを何かこう、おろそかにしていたような自分が多分いて、だから、その言葉を貰って、ああ、そうだなあ、多部さんが、今、多部さん演じるサキが、どんなことを今、感じていて、あっ嫌われたかな?ちょっと又、自分よがりかな?とかって思いながら演じるっていうことの大切さをすごく学びました。


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<メッセージ>
二人(監督・三浦):ラジオマガジン アーリーバードをお聴きの皆さん!・映画【アイネクライネナハトムジーク】佐藤役の三浦春馬です。監督の今泉力哉です。

監督:この物語は、小さな、いろんな出会いを通じて、一つの奇跡だったり、凄い不器用な人たちが織りなす映画なんですけど、心温まる物語になっていると思います。是非、あのお楽しみください!

三浦:僕が思う、この映画の魅力は、きっと、奇跡って誰かの思いやりから始まって、その思いやりが行動に繋がり、その行動が結果的に奇跡になるんだろうなという風に思っているんですけど、そんな素敵なものが繋がっていく奇跡の映画になっていると思います。皆さんの、観て頂ける方の日常生活を、より誇らしく思って頂ける様な、そんな映画になっていると思います。是非、劇場に足をお運びください!

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<みどころ>
伊坂さんが初めて手掛けたラブストーリー!・・・ということですが、もちろん伊坂作品ならではの、巧みな伏線と、心に残る名言がちりばめられ、お互いにリスペクトする斉藤和義さんとの特別な絆から生まれた物語だけに、登場人物の全て、劇中で10年間歌い続けている、斉藤さんにそっくりなストリートミュージシャンすら、不器用だけど愛おしく感じられます。

仙台市民にとっては、いつも通るあの道、あの公園を春馬くんが駆け抜けた!と思うだけでも嬉しいかも?しれません!!・・・“出会い”の連鎖が奇跡のような瞬間を呼び起こし、明日がきっと楽しくなる!上映時間は1時間59分(119分)

今回は、ムービックス仙台・利府、フォーラム仙台、TOHOシネマズ仙台、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原の、実に9箇所で好評上映中の【アイネクライネナハトムジーク】を、ご紹介いたしました。


今週のおすすめ!
(9/14放送分)

「引っ越し大名!」&「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」

「引っ越し大名!」
原作:土橋章宏
監督:犬童一心
出演:星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦 他

「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」
原作:赤坂アカ
監督:河合勇人
出演:平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗、池間夏海、浅川梨奈 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在好評公開中の作品から、“○○は戦い!!”という2本!【引っ越し大名!】【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】まずは、引っ越しは、戦でござる!!星野源さん主演【引っ越し大名!】から、ご紹介します。

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<ストーリー>
姫路藩・書庫番の片桐春之介は、いつも書庫に、こもりっきりの本の虫で、人と接するのが苦手なために“かたつむり”とあだ名される、いわゆる“引きこもり侍”。

ある時、藩主の松平直矩(なおのり)は幕府からのお達しで、姫路から九州は大分への国替えを言い渡される。当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と労力が、とてもかかる超難関プロジェクト!更に、度重なる国替えのせいで借金まみれだというのに、またもや国替え!?

しかも今回の行先は、豊後(ぶんご)の国は日田(ひた)という、これまでになかった遠方への引っ越しで、同時に、石高を半分に減俸されるという厳しい仕打ち・・・これは、まさにお国の一大事!この最大のピンチを乗り切るには国替えを仕切る“引っ越し奉行”の手腕にかかってくるが、あいにく前任者は死去していてノウハウもない。

そんな中、書物好きなら博識だろうと“かたつむり”の春之介に白羽の矢が・・・突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門や前任の引っ越し奉行の娘:於蘭(おらん)に助けを借りることになるのだが・・・。

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<作品について>
引っ越し全ての采配を取り仕切ることになってしまう“引っ越し奉行”に任命された春之介は、無事に国替えを完了させることができるのか?・・・・この作品は『超高速!参勤交代』シリーズで原作、脚本を手掛け、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓した土橋章宏さんの傑作時代劇小説「引っ越し大名三千里」を映画化したものです。実在の大名・松平直矩(なおのり)のエピソードを基に、高額な費用のかかる、遠方への引っ越しを、知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩士たちの奮闘を描いています。

メガホンを取ったのは、【のぼうの城】などの犬童一心監督。引きこもり侍:春之介を、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」等の星野源さん。幼馴染で武芸の達人・源右衛門には【blank13】などの高橋一生さん、前任奉行の娘を、ドラマ・映画などで大活躍の高畑充希さんが演じています。

他に飯尾和樹さん、富田靖子さん、中村靖日さん、丘みどりさん、向井理さん、小澤征悦さん、濱田岳さん、西村まさ彦さん、松重豊さん、及川光博さんなど・・・そして、ナレーションは、立川志らくさんが担当するという、豪華キャストが集結しました。

また主題歌は:ユニコーンの「でんでん」。そしてミュージカルの様に劇中に何度も登場し、人々の心を一つにするという「引っ越し唄」の振付・監修には野村萬斎さんがあたりました。

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<みどころ>
そもそも、秀吉が天下統一を果たしてから行われる様になった国替えは、参勤交代と同じ理由=外様大名の勢力を弱める為でしたが、その費用たるや、参勤交代とはケタハズレの当時20000両(現在の15億円)もしたと言われていますから、どれほど負担になったことでしょう。 引っ越しは、戦さでござる!!・・・整理整頓・断捨離のヒントがあるかも?しれません。上映時間は2時間00分(120分)

まずはムービックス仙台・利府、TOHOシネマズ仙台、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマフォルテ宮城大河原の8箇所で上映中の【引っ越し大名!】、ご紹介いたしました。

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続いては、“恋愛は戦(いくさ)!「告白した方が負け」なのである!!”【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】をご紹介します。

<ストーリー>
将来を期待されたエリートたちが集う超名門の私立・秀知院学園高等部。全国模試上位常連の、頭脳明晰な生徒会会長・白銀御行(しろがね みゆき)と、容姿端麗・文武両道な大財閥令嬢の生徒会副会長・四宮(しのみや)かぐやは互いに惹かれ合っていた。

しかし、高すぎるプライドが邪魔して、それぞれに思いを告げることが出来ず、半年が経過・・・素直になれないまま、いつしか自分から告白することが「負け」という謎の呪縛にスライドしてしまった二人は「いかにして相手に告白させるか」だけを考えるように・・・。天才だから・・・天才であるが故に、恋愛に不器用でピュアな二人による、命がけ(!?)の超高度な恋愛頭脳戦が展開する!

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<作品について>
アニメーション化もされ、今、最も売れている、赤坂アカさんの人気ラブコメ漫画を実写映画化。名門私立校を舞台に、互いに惹かれ合う二人が、頭脳戦を繰り広げるこの物語。監督は【映画 鈴木先生】【俺物語!!】【ニセコイ】などの河合勇人さん、脚本は【翔んで埼玉】などの徳永友一さんが務めました。

生徒会会長:白銀御行をKing & Princeの平野紫耀さんが。副会長:四宮かぐやを橋本環奈さんという初共演の二人に加え、佐野勇斗さん、池間夏海さん、浅川梨奈さん、堀田真由さん、ゆうたろうさん、高嶋政宏さん、佐藤二朗さんなどなど。

主題歌は、King & Princeの歌う「koi-wazurai」(Johnnys Universe)です。他に、ソーラン節や、情熱大陸のテーマソングなども登場します!

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<みどころ>
ハスキーボイスな二人が“振り切って演じている!”とある番組で紹介されていましたが、セリフと、心の中の声とが戦っている部分など、いかにも漫画の要素たっぷりで、コミックと実写映画を2倍楽しんでいる気分です!更に主人公を演じているのが漫画キャラそっくりの人気者二人!というところが、漫画の中のヒーロー・ヒロインに恋い焦がれた方々にも、納得の仕上がりなのではないでしょうか?

未だかつてない恋愛頭脳戦!果たして勝敗は!?2人の初恋の行方を是非、劇場で見届けてください!上映時間は1時間53分(113分)

こちらの上映館はTOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、の6箇所です。

今回は、現在好評公開中の【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】そして、【引っ越し大名!】をご紹介しました!


今週のおすすめ!
(9/7放送分)

「仙台短篇映画祭2019」 & 「無限ファンデーション」

「無限ファンデーション」
監督:大崎章
出演:南沙良、原菜乃華、小野花梨、西山小雨、近藤笑菜 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、今年も、恒例のこの季節となりました! 今月14(土)・15日(日)・16(月 敬老の日)の3日間に渡って開催予定の【ショートピース!仙台短篇映画祭2019】と、来週13日から公開予定の【無限ファンデーション】のご紹介です。

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<ショートピース!仙台短篇映画祭とは?>
毎年、ご紹介している、恒例の仙台短篇映画祭!! 実行委員会は、仙台市内の社会人・学生を中心とした有志によって構成された団体で、仙台市内ではスクリーン上映される機会の少ない国内外の「短篇映画」を、是非多くの人たちに観てもらいたい!との思いから開催されています。 映画祭実行委員長:内藤有希さんに、今年の映画祭の見所などについて伺ってきました。

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<インタビュー>
Q. 今年のテーマと映画祭の特徴を教えてください!・・・

内藤さん(映画祭実行委員長):今年は『いくつもの“はじめまして”がここにある』をテーマに映画を通じて大事な時間や瞬間であったり、新たな発見をするような作品を中心に、ピックアップしました。毎年恒例の、全国からの公募作品に加えて、仙台でなかなか上映されない作品を今年も沢山、上映します。また、毎日ゲストトーク付き、プレゼント付きの上映なので、映画祭ならではの映画体験を楽しめると思います。

Q. 今回の見所は?・・・

内藤さん:はい、大きく2つありまして、まず1つ目が、東北らしさ、仙台らしさ満載のプログラムになっているということです。映画祭1日目の14日(土)なんですが、今をときめく41名の映画監督さんによるオムニバスの映画【3・11明日(あした)】という映画がありまして、こちらなんですが、3分11秒であしたをテーマに描かれた作品集になっています。こちらが上映に合わせまして41名分の監督さんと作品の紹介の展示も同時に開催しています。 また2日目、15日(日)は、福島県出身の今泉力哉監督の初期作【nico】という作品を上映いたします。こちらもなかなか仙台では上映がかからない貴重な上映になっています。今泉監督といえば、オール仙台ロケの【アイネクライネナハトムジーク】が、公開を控えている今注目の監督さんです。

Q. 仙台初上映のものがあるそうですね?

内藤さん:はい。こちらも沢山ありまして、映画祭2日目の15日(日)のバリアフリー上映が、樹木希林さんの【ばあばとフルタチさん】というドキュメンタリーがありまして、こちらが、会場のせんだいメディアテークの音声字幕製作のボランティアさんが音声と字幕を作ったバリアフリーの上映になります。こちらも仙台初上映で、あと、昨年亡くなられた樹木希林さんの作品上映ということで、こちらも楽しみです。

Q. 内藤さんが個人的に楽しみにしている企画がありましたら教えてください!

内藤さん:まず映画祭初日14日(土)の【もぎりさん参上!!】というプログラムです。 実際に映画館で、もぎりのアルバイトをしていたという、映画好きで知られている俳優の片桐はいりさんがゲストでいらっしゃいます。ゲストでお話されるだけでなく、実際に、もぎりさんに扮して、お客様のチケットをもぎるところから始まるという、なかなか本当にない、貴重な映画体験になっていると思います。楽しみです。

Q. 他には?

内藤さん:映画祭最終日の16日(月)ですね。【21世紀の女の子】というオムニバス映画を手掛けられた山戸結希(やまとゆうき)監督も、いらっしゃいます。 まだ若いんですけれども、自主映画出身の方で、哲学的な言葉だったり、実験的な映像の撮られ方をされたり、とか、常に、その世代の中でも一歩先を行く作家さんなので、どんなお話が聞けるか、ホントに楽しみです。

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Q. 最後にリスナーの皆さんにメッセージをお願いします。

<メッセージ>
内藤さん(映画祭実行委員長):どの日に来ても、どのプログラムを選んで頂いても、お楽しみ頂けると自信を持って言えます!毎日がゲストトーク付き、プレゼント付きの上映です。映画鑑賞を超えた特別な映画体験ができると思います。ぜひ、皆様お越しください!

ありがとうございました!映画祭実行委員長の内藤有希さんに伺いました。

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映画祭でしか出会えない作品や、観るだけでは終わらないトークプログラム等、今年も盛り沢山の3日間を、お楽しみください。尚、限定のフリーパスや、前売りチケット、また事前申し込み制の託児情報もありますので、詳しくは仙台短篇映画祭公式HPやチラシで、ご確認ください!

まずは、今月14日(土)〜16日(月・祝)の3日間、せんだいメディアテーク7階スタジオシアターと、1階オープンスクエアを会場に開催される【仙台短篇映画祭2019】について、ご紹介いたしました。

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そして、短篇映画祭でもおなじみの映画監督とミュージシャンとのコラボ映画祭『MOOSIC LAB』(ムージックラボ)という<音楽と映画の融合という、枠組みにとらわれず新たなものを作る祭典>で、(映画祭では短篇を上映しますが、)その長編として賞も受けている【無限ファンデーション】という作品が13日(金)から、チネ・ラヴィータで公開となりますので、簡単にご紹介します。

<ストーリー>
人付き合いが苦手な女子高生・未来は、服飾デザイナーになる夢を胸に秘め、誰にも打ち明けることなく退屈な毎日を過ごしていた。そんなある日の帰り道リサイクル施設から聴こえる澄んだ歌声に導かれ、ウクレレを弾きながら歌う不思議な少女・小雨と出会う。更に演劇部のナノカからは舞台の衣装スタッフとして入部を誘われ・・・戸惑いつつも心を開いていく未来だったが・・・彼女たちのひと夏は、やがて思いがけない方向へと走り出していく。

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<作品について>
これは、仙台出身のシンガーソングライター・西山小雨さんの楽曲「未来へ」を原案に【キャッチボール屋】【お盆の弟】などの大崎章(あきら)監督が、<音楽と少女たちの即興劇>として記録し、まぶしいほどのきらめきを焼きつけたスペシャルな青春映画となりました。

主人公・未来を演じた、これまでも数々の賞を受賞している【幼な子われらに生まれ】【志乃ちゃんは自分の名前が言えない】【居眠り磐音】などの南沙良さん。共演の原菜乃華さん、小野花梨さん等、10代の実力派女優による瑞々しくも緊張感あふれるアンサンブルと、それを優しく包み込むまっすぐな西山小雨さんの音楽など、少女たちのかけがえのないひと夏が見事に描かれています。(MOOSIC LAB 2018女優賞:南沙良、ベストミュージシャン賞:西山小雨 受賞)上映時間は1時間42分(102分)

尚14日には、上映館のチネ・ラヴィータで、大崎監督と西山小雨さんの舞台挨拶付き上映があります。今回は、来週13日(金)から公開となる【無限ファンデーション】そして、14・15・16に開催予定の【仙台短篇映画祭】をご紹介しました!


今週のおすすめ!
(8/31放送分)

ロケットマン

監督:デクスター・フレッチャー
出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ジェマ・ジョーンズ、ブライス・ダラス・ハワード 他


◆聖月のオススメワンポイント
“新たな彼の名前はエルトン・ジョンだった”・・・スーパースターの半生を描いたミュージック・エンターテインメント!今回は、現在上映中の伝記ドラマ【ロケットマン】をご紹介します。

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<ストーリー>
イギリス郊外のピナー。家に寄りつかない厳格な父親と、子供に無関心な母親。けんかの絶えない不仲な両親の間で、孤独を感じて育った少年:レジナルド・ドワイト・・・ただ、彼は、神に祝福された才能=天才的な音楽センスを見出され、国立音楽院に入学する。

その後、寂しさを紛らわすようにロックに傾倒する少年は、ミュージシャンになることを夢見て、古くさい自分の名前を捨てることを決意。新たな名前、それは「エルトン・ジョン」。

音楽活動を始めた彼はバーニー・トーピンと運命的な出会いを果たし、二人で作った「Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」など、ヒットナンバーを次々と世に送り出して、世界的な名声を得ることになるのだが…実は、彼が歩んだのは、ただ輝かしいだけではない、波乱の道のりだった。

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<作品について>
グラミー賞を5度受賞。全世界で、3億枚以上のレコードを売り上げ、世界一売れたシングルの記録保持者であり、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や【ライオン・キング】の主題歌「愛を感じて」など、数々の名曲を生み出した“生ける伝説!”・・・ミュージシャンで、唯一無二のスーパー・スター、エルトン・ジョンの半生を描いた、この伝記ドラマ。

メガホンを取ったのは、デクスター・フレッチャー監督です。音楽映画を得意とし、最終監督として【ボヘミアン・ラプソディ】を完成させた彼が、素晴らしい名曲にのせて、天才アーティストの知られざる物語を綴っています。 音楽映画が得意・・というフレッチャー監督、実は・・・・英国アカデミー賞にノミネート経験を持つ、ロンドン出身の俳優でもあり、監督も務めるようになる!という経歴の持ち主なのです。

9歳で【ダウンタウン物語】(76)に出演し、キャリアをスタート。その後40年ほど映画界で仕事を続け、アル・パチーノ、アンソニー・ホプキンス、リーアム・ニーソンら名優たちと共演。デヴィッド・リンチやガイ・リッチーといった優れた監督たちと仕事を共にした経験も、持っています。

2011年、監督デビューの際も、批評家たちから高い評価を得、その後【サンシャイン/歌声が響く街】(13)を監督、そして、世界中で大ヒットしたクイーンの伝記映画【ボヘミアン・ラプソディ】の監督を引き継いでほしい!と打診を受けたのです。

なので、監督としてはクレジットされず、製作総指揮となっていますが、撮影最後の数週間を引き継いだ【ボヘミアン・ラプソディ】は、アカデミー賞5部門にノミネートされ、主演男優賞を含め4つの賞を獲得したのは、記憶に新しいかと思います。

さて、この【ロケットマン】で、主人公エルトン・ジョンを演じているのは、日本でも大ヒットした【キングスマン】シリーズで主役を演じてブレイクしたタロン・エガートンです。

ヒット作アニメ・コメディ【SING/シング】では、ゴリラのジョニーの声を担当しました。今回は、身も心もエルトンに成りきり、全編吹き替えなしで自らの声で歌いあげた、その歌唱力とパフォーマンスは、エルトン自身も絶賛したそうです!

また、エルトンの生涯の友で、作詞家のバーニー・トーピン役には、10代の頃に、【リトル・ダンサー】に主演して、英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞。【キング・コング】【父親たちの星条旗】、70か国以上で上映された【ファンタスティック・フォー】【リヴァプール、最後の恋】などのジェイミー・ベルが。

エルトンのボーイフレンドでもあったマネージャーのジョン・リード役にはスコットランドの俳優で、2015年、全世界で5億ドル以上の興行収入を記録した実写版【シンデレラ】で、王子役として主役を務めたイケメン俳優リチャード・マッデン。

エルトンの母親シーラ役には【ジュラシック・ワールド】シリーズなどに出演する一方で映画製作者としても活動し、監督として長編ドキュメンタリーにも取り組んでいるという、ブライス・ダラス・ハワードなど、バリエーションに富んだ演技派たちが、脇を固めています。

製作陣も豪華で、『キック・アス』や【キングスマン】シリーズなどの鬼才、マシュー・ヴォーンが製作を、【リトル・ダンサー】【戦火の馬】などのリー・ホールが、脚本を、そして、もちろん、エルトン・ジョン自身も、製作総指揮という立場で、映画化に深く関わっています。

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<見どころ>
ミュージック・エンタテインメント超大作!と謳われ、監督の前作【ボヘミアン・ラプソディ】のイメージを強く持たれる方も多いかもしれませんが、冒頭から、いきなりミュージカル!であり、ファンタジーのようにも描かれています。勿論ライブ・シーンをはじめ、どのシーンも、見た目はいうまでもなく、彼の感情や、人生そのものを再現しているかのようです。

更に、こちらは、本人が製作総指揮に加わり、美化しない、ありのままの姿を描いているなと感じました。恥ずかしがり屋のレルトンが、どういう気持ちで、どう変化していったのか。栄光の階段を登る一方で、苦悩する姿、孤独の苦しみから、ドラッグなどに溺れていく様子も、エルトン自身の当時の思いを込めて赤裸々に描かれているのではないでしょうか?

私も、曲は知っていたけれど、彼の壮絶な半生と、その歌詞に込められた真の思いを、今回、改めて、知ることになりました。 英国では、ナイトの称号を贈られるなど、数々の賞や名誉を獲得してきた彼・・愛されたい!と、もがき苦しみ、本当の自分の姿を追い求めた孤高の天才エルトン・ジョン。“魂の叫びは、全世界の心を揺さぶるメロディへと形を変える”上映時間は2時間01分(121分)

今回は、現在、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、チネ・ラヴィータ、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中【ロケットマン】ご紹介しました!


今週のおすすめ!
(8/24放送分)

ダンスウィズミー

原作:矢口史靖
監督:矢口史靖
出演:三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、現在上映中、矢口史靖監督最新作!!かつてないコメディ・ミュージカル映画【ダンスウィズミー】をインタビューとともに、じっくりご紹介します。

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<ストーリー>
一流商社に勤務するOLの鈴木静香は、ミュージカルが大嫌い!なのに、ある日突然、催眠術によって、曲が流れた途端、いつでも、どこでも、歌わずには、踊らずにはいられなくなるという体になってしまった!

テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディ等々、ちまたにあふれる、どんな音楽でも、彼女の意思に反して、体が勝手に反応してしまう。所構わず、歌い踊るせいで、恋も仕事も失ってしまう静香。

なんとか催眠術を解いてもらうため催眠術師のもとへ向かうのだが、そこは既に、もぬけの殻。仕事もお金も失いながら、催眠術師を探して日本中を駆け巡る彼女は果たして元の身体に戻れるのか?そして、歌い、踊り続ける中で、彼女が最後に見つけだした大事なものとは…?

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<作品について>
度重なるトラブル。静香を待ち受ける、ハチャメチャな運命とは・・・キャスト全員が吹替なしで挑んだミュージカルシーンと、誰もが口ずさめる様な懐かしの名曲に彩られたハッピー感満載の笑いに包まれるこの作品・・・【ウォーターボーイズ】【ハッピーフライト】などの矢口史靖さんが、原作・脚本・監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディ映画となりました。

ゆく先々で騒動を起こす、催眠術をかけられたヒロイン:静香を演じるのは、【旅立ちの島唄〜十五の春〜】などの三吉彩花さん。ミラノや、パリコレなど、ファッションショーのランウェイをスイスイ歩くモデルとしても有名ですが、オーディションを勝ち抜いて、今回は、まるでホンモノのミュージカルスターのような華麗な踊りと歌声を披露しています。

更に静香が出会う、裏のありそうな5人のクセ者たちを、お笑い芸人のやしろ優さん、歌手でモデルのchayさん、三浦貴大さん、ムロツヨシさん、宝田明さんら、個性派俳優がユーモア全開で、演じています。

ゴジラの主演から、ミュージカル舞台でもレジェンドである!宝田明さんを、尊敬している!とおっしゃる矢口史靖監督が映画公開前に仙台にいらっしゃいましたので、お話を伺いました。お聴きください。

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<インタビュー>
矢口監督:ミュージカル映画が好きだって言いながらも、ほんとは僕、裏切り者でしてまあホントに好きな映画もあるんですけど、え?!?っていうのも、やっぱり度々出会うんですね。だけど好きだ!この両極端が、本当に相反する気持ちを表現できないかな?と。いっそミュージカル作るんだったら、そういう映画になんないかなと思って出てきたのが、この【ダンスウィズミー】の催眠術にかかってしまうというアイデアでした。このアイデアが浮かばなかったら、多分、作れてなかったと思います。

その、ミュージカルそのもののクオリティーをグっとあげなきゃいけないな!というのは、準備中に、じわじわと感じてました。作ろう!で催眠術っていう手があるじゃないかって思いついた時は、もうそれだけで、よし!やった!!できるぞ!って、なんかワクワクしていたんですが、準備が進めば進むほど、そう簡単じゃないぞ!っていう怖さも、ジワジワ感じてきましたね。

ミュージカルシーンを観た時に、今までハリウッドで、スゴイヤツを観てきたじゃない!もう、その程度のものは、いらないんだよ!って思われない様にしなきゃいけないという・・・まあ何かこう重荷を沢山背負っちゃった感じがして、だから、クランクイン前までの準備で、どうしよう、重たいぞ!大変なことしでかしちゃった、ではなくて、さあお客さん!ホントに観にきて良いですよ。沢山、きてね!って作り手の僕らが、ワクワクできるところまで持っていくっていうのは、非常に大変でしたね。

普通のミュージカルって、やぱりその主人公の感情が、こう燃え上がってきて、情念が吹き出す様に、口から吐露するかの様に、歌に変わるというのが多いと思いますが、この映画は、それとはちょっと違って、音楽が聞こえてくると自分の意思とは反して、歌ったり踊ったりしでかしてしまう主人公なんで・・・ってことは世間で流れている音楽なんですよね。だから、もう既に発売されている、みんなが知ってる曲になります。だから、僕がチョイスした音楽ってちょっと古めの音楽ではあるんですが、でも若い人にとって、それは古臭いかっていうと、完成度が高い曲たちしかないので、きっと新曲として耳新しくて、かっこいい曲というふうに、聞こえちゃうんじゃないかなと、思ってます。

ミュージカル映画を、あえて、避難される題材として使おうと、だから歌えば歌うほど、主人公が困ってしまう。今まで、誰も、気がついてたかもしれないけど、誰もやってないよな?って思ったんですね。だから、そうやって、こう本人はしたくないけど、してしまって、やった瞬間、しまったあ?!って思う前半と、だけど徐々に主人公の気持ちが変わっていって、ミュージカルしても、やっちまった、やらかしちまったとは思わなくなっていく、そういう成長が、映画の中でミュージカルがだんだん楽しくなっていく!というふうに見えたらいいなと思って作りました。


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<メッセージ>
矢口監督:『ラジオマガジン・アーリーバード』をお聴きの皆さん。おはようございます。映画【ダンスウィズミー】原作・脚本・監督の矢口史靖です。

僕、初めてミュージカル映画を作ったんですけれども、実は、ミュージカルの、いっつも、あの急に歌ったり踊ったりするのが変だなあ、とは思ってたんです。
皆さんも、そういう所、ありますよね?それを映画の中ではテーマにしました。主人公は、本当は歌ったり踊ったりしちゃいけないんじゃないかと思いつつも、どうしても体が勝手にやってしまう。そんな楽しいミュージカル映画ができました。ぜひ、ミュージカルが普段好きで見ている人も、普段あんまり好きじゃなくて見られないなっていう人も、いや、それこそ!映画を楽しんでもらえると思います。ぜひ、映画館に来てください。


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<見どころ>
『ミュージカルって・・・』という、あらゆる?に鋭く切り込んだ一作。もうよくぞ作ってくださいました!と感想を申し上げたら監督からは『してやったり、ですね。』と返されました・・・

おヌシ(日本の映画界も)なかなかやるなあ。といわれたとか言われなかったとか?でも日本のミュージカルも、ハリウッドやブロードウェイに迫る勢いで【ラ・ラ・ランド】の、あの冒頭のゴージャスなダンスシーンに負けていないぐらいの素晴らしいシーンが、いくつも登場していますし・・・、夢のように上手くいった!と思いきや、同時に、現実の厳しさが、しっかりと描かれていて、コメディであるけれど、ちょっとリアルで、微笑ましくて、切なくて・・・人間味溢れる作品。そして矢口監督作品らしいウルトラハッピーなエンディングが待っています。上映時間は1時間43分(103分)

今回は、現在、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の7箇所で上映中の【ダンスウィズミー】ご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(8/17放送分)

「ライオン・キング」 & 「E.T.」

「ライオン・キング」
監督:ジョン・ファブロー
出演(声):ドナルド・グローバー、ビヨンセ・ノウルズ=カーター、セス・ローゲン、ビリー・アイクナー、アルフレ・ウッダード 他

「E.T.」
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ 他


◆聖月のオススメワンポイント
前回は、【劇場版ワンピース・スタンピード】【ローマの休日】をご紹介したところ「スゴイ振り幅ですね!」といった感想もいただきました。

そこで・・・今回も“ストーリー知ってるから〜、もう何度もみたし〜”とおっしゃらずに、ぜひ劇場で、世代を超えてご覧頂きたい作品を2本!現在上映中のディズニー映画【ライオン・キング】と不朽の名作映画の中から【E.T.】をご紹介します。 まずは、キング・オブ・エンタテインメントへと進化した“超実写版!”【ライオン・キング】から、ご紹介しましょう・・・

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<ストーリー>
命あふれるアフリカ:サバンナの王国:プライドランド。そこに君臨する偉大なる王:ライオンの〈ムファサ〉に息子〈シンバ〉が誕生し、様々な動物たちが誕生の儀式に集まってくる。だが自分が王になれないことに不満を募らせるムファサの弟:スカーだけは、シンバの誕生を苦々しく感じていた。

やがてシンバは、王座を狙うスカーの企みによって父を失い王国を追放されてしまう。新たな世界へ踏み出した彼は、仲間と出会い“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を見出していく。王となる自らの運命に立ち向かう為に・・。

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<作品について>
アフリカの大地を舞台に、幼いライオンが王へと成長していく姿を、生命をテーマとして描き出す【ライオン・キング】は、1994年ディズニーの傑作長編アニメーションとして誕生し、97年にはブロードウェイ・ミュージカルへと発展を遂げる等、誕生から25年・・・映画・演劇・音楽と頂点を極めた唯一無二のエンターテインメント作品となりました。

この世界のすべての人々に”生きる意味がある”と気づかせてくれる、壮大な感動の物語のテーマは「サークル・オブ・ライフ―命のつながり」誰もが、この世界に生きる誰かを支えている。だからこそ、この世に生きる意味がない人なんていない。・・・とは【アイアンマン】シリーズの大ヒットメーカーにして、【ジャングルブック】では驚異の映像で世界をうならせた、本作の監督:ジョン・ファヴローの言葉です。

そして、シンバ役には、ドラマ『アトランタ』などのドナルド・グローヴァー、シンバの幼なじみナラ役には、【ドリームガールズ】の歌姫:ビヨンセなど、グラミー賞受賞アーティストが、豪華ボイス・キャストとして共演しています。

プレミアム吹替版キャストとしては、賀来賢人さん、門山葉子さん、佐藤二朗さん、亜生さん(ミキ)、江口洋介さん、大和田伸也さんらが、参加。

また、エルトン・ジョン、ティム・ライス、ハンズ・ジマーによる「サークル・オブ・ライフ」「愛を感じて」など、おなじみのオリジナル・ナンバーもお楽しみいただけます。

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<見どころ>
魂を揺さぶる名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた、驚異の“超実写”映像が、私たちを未知の映像体験へと誘います!!とありますが・・・その、あふれる自然の息吹、体温を感じる程の存在感、臨場感、表情の豊かさ・・・全ては、CGで描かれた最先端のVR技術、つまりコンピューターの中で作られている映像なのです。ではその、“超実写!”と表現されているものが、一体どういうものなのかと、勉強してみました!!

・・・が、専門用語や横文字なども多く、この時間内で詳細を上手く説明するには、申し訳ないのですが私は力不足で・・・ただ時間をかけて動物の動きを観察するなど、基本的なことはもちろんですが、例えば、実写で使用する『撮影カメラ本体の動き』などをコンピューター取り込んで、いかにも人が撮影している感覚を醸し出す?方法なども取られているのです。これによって、カメラを人が担いで、動いたり、走ったりした時に出る動きの「重さ」などが表現できるのだそうです。

あくまで個人的感想ですが・・・超!優秀な動物プロダクションの、ベテラン動物俳優さんによるオールスターキャスト作品!かと本当に勘違いしてしまうほど、生きたライオンが演技しているとしか思えない動き・表情・質感など、全てが実写に感じられてしまいます。上映時間は1時間59分(119分)

まずは、現在、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中の【ライオン・キング】ご紹介いたしました!

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そして、今月は、チネ・ラヴィータ15周年記念『真夏の名画座』として・・・宮城県内、仙台駅東口のチネ・ラヴィータが、日頃の感謝をこめて、デジタルリマスターで、美しく甦った不朽の名作を上映しています。その中から、現在公開中の名作中の名作!!スティーブン・スピルバーグ監督作品!【E.T.】をご紹介いたします。

<ストーリー>
10歳の少年エリオットは、森に取り残されていた異星人E.T.と出会い、子供部屋にかくまうことにするが、やがて、政府機関の科学者たちがやって来て・・・という、E.T.とエリオットや、その兄妹との友情と切ない別れなど、少年たちの心の成長を描いた映画【E.T.】は、日本初公開が、1982年12月。

スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒットSFファンタジー作品です。・・・93年に、同じスピルバーグ監督の【ジェラシック・パーク】に破られるまで10年以上、映画史上、世界興行収入第一位の記録を作ったと言われています。心踊る、オリジナル・サウンド・トラック、ジョン・ウィリアムズの名曲など、アカデミー賞では、作曲賞・視覚効果賞・音響賞・そして、音響効果編集賞の4部門を受賞しています。

曲を聴いただけで、涙が出そう!!この後、どうなるか、知っているのに号泣!それほど、感動した名作を、自身も公開直後に映画館で観てからは、TVやDVDでしか観たことがなかったのでスクリーンで観られるのが嬉しくて嬉しくて…もう予告の間は、気もそぞろ・・・早く始まらないかとワクワクしていました。

そして、公開当時は、子供だったからか、漫然としか観ていなかったからか、E.T.が地球に植物採取にやって来た研究者の様?であったり、父親のいない、エリオット少年の家庭の事情?・・・などなど、落ちついて劇場で観ることで、改めてストーリーの細かいプロットに気づく部分が、いくつかありました。

公開当時7歳だった、エリオットの妹役:ドリュー・バリモアがその後大活躍していることは有名ですし、又、E.T.=The Extra Terrestrial 地球外生命体は、キモカワキャラクター人気の走り!?といってもいいかもしれません。

大きな月をバックに、E.T.がカゴに乗った自転車のシルエットが浮かび上がるあの映画史に残る名シーンを含め、とにかく最後の瞬間まで感動の嵐でした。上映時間は1時間55分(115分)8月22日(木)まで上映予定です。

8月2日から始まった、チネ・ラヴィータ15周年記念『真夏の名画座』は、今後9月12日(木)まで【ゴッドファーザー】【JAWSジョーズ】【未知との遭遇 ファイナル・カット版】の3作品を2週間ずつ、お届けする予定です。今後の詳しい上映作品・日程などについては、チネ・ラヴィータのHPを!

今回は、夏休み中に、是非劇場で、親子揃って、ご家族で、世代を超えてご覧いただきたい作品を2本!!現在上映されているディズニー映画【ライオン・キング】と、懐かしの名作から【E.T.】をご紹介しました!


今週のおすすめ!
(8/10放送分)

「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」 & 「ローマの休日」

「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)」
原作:尾田栄一郎
監督:大塚隆史
出演:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江 他

「ローマの休日」
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック 他


◆聖月のオススメワンポイント
今回は、昨日9日から公開の作品を2本!…人気アニメーションの放送20周年を記念した【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)】と、夏休み&お盆休みも近いということで、現在上映されている懐かしの名作映画の中から【ローマの休日】を、こぼれ話と一緒に、ご紹介します。

まずは“立ち上がれ!全勢力。”【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】から・・・

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<ストーリー>
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博!「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭し!と並び、世界中から大勢の海賊たちが群がり、大きな盛り上がりをみせていた。

全員の目的は、ただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ、名を上げたい海賊たちによる、お宝争奪戦の火蓋が切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、海軍が海賊たちを一網打尽にしようと、潜入捜査を開始していた。

更に、そんな“お宝争奪戦”が熱を帯びる中、元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目と呼ばれた男:ダグラス・バレットが乱入し、ルフィたちの前に、恐るべき脅威となって立ちはだかる!

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<作品について>
すべては、仕組まれた恐怖のシナリオ・・・お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥っていく・・・世界中の海賊たちが集う祭典を舞台に、宝をめぐって火花を散らすモンキー・D・ルフィら麦わらの一味や、さまざまな海賊が描かれる本作は、少年ジャンプの連載から始まり、魅力的なキャラクター・躍動感あるアクション・感動的なストーリーなど幅広い層から絶大な支持を集め、世界中にファンが多いという、尾田栄一郎さん原作・監修による人気アニメーション“ONE PIECE (ワンピース)”の放送20周年を記念した劇場版となっています。

監督は、『プリキュア』シリーズなども手掛けている大塚隆史さん、そして声の出演は、ルフィ役の田中真弓さんをはじめ、ロロノア・ゾロ役の中井和哉さん、ナミ役:岡村明美さん、ウソップ役:山口勝平さん、サンジ役:平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、ニコ・ロビン役:山口由里子さん、フランキー役:矢尾一樹さん、ブルック役:チョーさん等、おなじみの豪華声優陣!

またゲスト声優としては、ユースケ・サンタマリアさん、指原莉乃さん、磯部勉さん、山里亮太さん、竹中直人さんらが、参加しています。

先日ウソップ役:山口勝平さんと、ニコ・ロビン役の山口由里子さんが仙台にいらっしゃいましたので、メッセージをいただきました!

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<メッセージ>
ラジオマガジン・アーリーバードをお聴きの皆さん!【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】ウソップ役の山口勝平です!ニコ・ロビン役の山口由里子です!

山口勝平:オウ!8000人の部下たちよ、海賊万博、開催中だあ?!

山口由里子:みなさん!劇場で待ってるわ!ウフフ・・・

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<見どころ>
『スタンピード』というのは“熱狂!”という意味です。観るものを熱狂へと駆り立てる、こちらの映像と世界観!上映時間は1時間41分(101分)

まずは、現在、宮城県内では、TOHOシネマズ仙台、ムービックス仙台・利府、イオンシネマ名取・石巻、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原、109シネマズ富谷の8箇所で、昨日9日から上映の【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE】をご紹介いたしました!すでに初日から、大にぎわいとなっていました!!

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そして往年の名作を上映し続けている『午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作』で昨日8月9日(金)〜22日(木)迄上映予定の【ローマの休日】について、こぼれ話と一緒にご紹介いたします。

1953年ウィリアム・ワイラー監督作品【ローマの休日】・・・このタイトルは勿論、内容も、ほぼ知らない人はいないのでは?と思えるほど、有名な作品ですが・・・ 永遠の都ローマを舞台に、欧州歴訪中の小国の王女:オードリー・ヘプバーン演じる:アンと、グレゴリー・ペック演じるアメリカ人新聞記者:ジョーとのロマンティックで切ない恋を描いたラヴ・ストーリーです。

世界を魅了したオードリーの可憐な美しさは、今なお、全く色褪せていません。アカデミー賞では、オードリーの主演女優賞はじめ、原案賞、そして、モノクロ映画ですが、衣装デザイン賞(白黒)の3部門を受賞しています。

また、原案賞は、先日こちらのコーナーでもご紹介した映画【パピヨン】の脚本を書いたダルトン・トランボが、当時、政治的理由で、本名を出すことができず、友人の脚本家の名前を借りて、受賞しています。

更に本作は、映画の世界では新人のオードリーにとって、初主演作でしたので、新聞記者役のグレゴリー・ペックの方が(ヒッチコック映画【白い恐怖】【子鹿物語】【紳士協定】等)当然、大先輩で有名だった訳ですが、彼は、映画において、とても重要なタイトル・クレジットや宣伝ポスターなどに出るオードリーの名前を、自分と同じ大きさ、同等に扱って欲しい!と言ったという、とても誠実な人柄だったそうです。彼女が亡くなるまで友人として交流が続いたというグレゴリーとの、素敵なエピソードも残っています。

さて、この名画の上映を行なっているのは、『一度、スクリーンで見たかった。もう一度、スクリーンで見たかった。』という思いで10年間実施され続けている企画『午前十時の映画祭』です。特に素晴らしい傑作娯楽映画を選び、全国の映画館で4月から、1年間にわたって連続上映するもので、10年目となる今年は、一応、ファイナルということで、全国58箇所の劇場で、上映されています。宮城県内では、ムービックス利府が会場です。

この10年で映画館を取り巻く環境が大きく変化してきたこともあり、今回の記念すべき10回目をもって一区切りとし、一旦終了となるそうですが、最後の今年は、これまで上映してきた作品の中から、傑作中の傑作を16本、plus本映画祭としては初上映となる11本の合計27本を上映。

来年3月のラスト3週間の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作、連続上映以外、全て2週間ずつの上映で、いずれも初日は金曜日、料金は1100円です。何度見ても素晴らしい傑作映画を、映画館という最良の環境で、心ゆくまで、お楽しみください。 今後の詳しい上映作品などについては、公式HPをご覧ください。ご家族、皆さんで楽しんでいただける作品となっています。

今回は、夏休み中であり、お盆休みも近いということで、昨日から上映のアニメーション【劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (ワンピース スタンピード)】、そして往年の名作を上映し続けている『午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作』から【ローマの休日】こぼれ話と一緒にご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(8/3放送分)

アルキメデスの大戦

原作:三田紀房
監督:山崎貴
出演:菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小林克也 他


◆聖月のオススメワンポイント
戦艦大和の建造をめぐる「机の上の大戦」が始まる!今回は“巨大な権力に立ち向かい、数学で戦争を止めようとした男の物語”・・・菅田将暉さん主演で現在好評公開中の【アルキメデスの大戦】をご紹介します。

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<ストーリー>
1933年、第二次世界大戦前の昭和8年。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省の上層部は、世界に威厳を示すため、超大型戦艦の建造に大きな期待を寄せるものの、省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者もいた。海軍少将の山本五十六は、航空機が主流のこれからの戦いに必要なのは航空母艦の方だとの持論をもち、その計画に待ったをかけたのだ。

だが“世界に誇れる壮大さこそ必要!”という軍上層部の巨大戦艦建造支持は変わらず、山本の進言を無視。そんな動きに危険を感じた山本は、巨大戦艦の建造が、いかに国家予算の無駄遣いかを独自に見積もり、算出して、明白にしようと考えていた。しかし、戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。
必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者だった。

そこで山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直(かいただし)。ところが、この櫂という男は、数学を偏愛する、大の海軍嫌い!という一筋縄ではいかない変わり者だった。
頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつけ、その言葉に意を決した彼は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、飛び込んでいくことになる。

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<作品について>
原作は『ドラゴン桜』『インベスターZ』等ユニークな発想と独自のテーマ性で時代に斬りこんできた稀代のストーリーテラー:三田紀房さんが「週刊ヤングマガジン」に連載中の同名コミック「アルキメデスの大戦」です。
これは1930年代の日本を舞台に、第二次世界大戦について帝国海軍という巨大権力に立ち向かい、戦艦大和の建造計画を食い止めようとした、数学者の視点で描かれた、かつてない歴史ドラマとなっています。

監督・脚本・VFXを担当するのは、【ALWAYS】シリーズや【永遠の0】【DESTINY 鎌倉ものがたり】など、数々のヒット作を手がけた山崎貴監督です。今回も、史上最大にして悲劇の運命をたどった「戦艦大和」建造を巡る頭脳戦を見事に映像化し、更に、あの「戦艦大和の雄姿」を圧巻のVFXでスクリーンに甦らせました。

そして、軍部の陰謀に数学で戦いを挑む主人公:櫂を演じるのは【共喰い】【帝一の國】【あゝ、荒野】シリーズ【火花】など、今、最も注目されている俳優の一人:菅田将暉さん。

櫂を使って大和建造を阻止しようとする海軍少将・山本五十六には、舘ひろしさん。さらに、柄本佑さん、浜辺美波さん、笑福亭鶴瓶さん、小林克也さん、小日向文世さん、國村隼さん、橋爪功さん、田中泯さん等、豪華演技派俳優が勢揃いしています。

また音楽を担当するのは山崎監督作品を多く手がけ【ALWAYS 三丁目の夕日】で日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀さんです。今回も圧巻の映像にのせて流れる壮大な音楽が、観る者の心を熱くします。

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<みどころ>
天才数学者VS海軍という、かつてない「机上」の頭脳戦が始まり、同調圧力と、妨害工作の中、巨大戦艦の秘密に迫っていくという、このエンタテインメント!

“史実に着想を得た、フィクション!”と位置付けられていますが、原作者の三田さん曰く、この作品が書かれた当時、2020年の東京オリンピックの新国立競技場・建設計画が、デザインや建設費などで大騒ぎになっている様子を見て、アイデアが浮かんだ、とのことです。

それにしても、VFXとわかっていても、本当に大和を作ってしまったのでは?と思えるほど、スクリーン上の“その姿”は圧巻で美しいものです。そして史実として私達は沈んでしまったことを知っている「戦艦大和」ですが、映画の冒頭、海上での、大和の戦闘シーンを俯瞰で見ていると、それだけで、当時の戦争そのものの愚かさを見せつけられている様な気持ちになりました。

天才数学者の卓越した能力をもって、「大和」の建造にかかる高額な費用を試算し、計画の裏でうごめく、軍部の不正と陰謀を暴こうとする山本五十六・・・。
当時の日本が、どういう状況にあったのか?・・・それは「軍艦の増強に際限なく金が注がれる中、もし、巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず欧米との戦争を始めてしまう」というものだったのです。

いかに戦争を回避するか・・・いや、もし突入してしまっても、どう戦争を終わらせるのか、と葛藤する人々がいたことも伝わってきました。
主演の菅田将暉さん演じる櫂の言葉は勿論ですが、田中泯さん演じる、櫂と敵対する戦艦大和の設計者の言わんとすることが、最後に重く、重くのしかかってくる物語です。上映時間は2時間10分(130分)

今回は、現在、宮城県内では、ムービックス仙台・利府と、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中の【アルキメデスの大戦】をご紹介いたしました!


今週のおすすめ!
(7/27放送分)

天気の子

原作:新海誠
監督:新海誠
声の出演:醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成 他


◆聖月のオススメワンポイント
“あの光の中に、行ってみたかった”…これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語・・・ あの大ヒット作【君の名は。】の新海誠監督最新作!…現在公開中のアニメーション映画【天気の子】をご紹介いたします。

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<ストーリー>
高校1年生の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高(ほだか)は、すぐ生活に困窮・・・孤独な日々の果て、ようやくたどり着いたのは、小さな編集プロダクションの住み込みの雑用仕事で、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。

そんな彼の、これからを示唆するかのように、連日降り続ける雨・・・。ある日、雑踏ひしめく都会の片隅で、ある事情を抱え、弟とふたり、明るく、たくましく暮らす少女・陽菜(ひな)に出会う。彼女には不思議な能力があった。
「今から晴れるよ」・・・彼女が口にすると、少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み・・・それは祈るだけで空を晴れに出来る力だった・・・。

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<作品について>
天候のバランスが次第に崩れていく現代を舞台に、運命に翻弄され、自らの生き方を『選択』していく少年と少女を映し出している、この作品・・・原作・脚本・監督は【秒速5メンチメートル】など、今や世界的に注目され、国内外問わず多くの人々に支持されるアニメーション監督:新海誠さんです。話題作・・・というより、社会現象を巻き起こした、大ヒットアニメーション【君の名は。】以来、およそ3年ぶりに発表した待望の最新作となりました。

登場人物たちの声を担当したのは・・・主人公の家出少年:帆高を、舞台『弱虫ペダル』で主演に抜擢され、この秋には舞台『ハイキュー!!』での主演や、映画【セブンティーンモータース】の公開が控えている、醍醐虎汰朗(だいご こたろう)さん。

そして・・・100%の晴れ女:ヒロインの陽菜には、ドラマ『イアリー 見えない顔』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、又この秋以降公開の映画が目白押しの森七菜(もり なな)さんです。

2000年、2001年生まれ!!というお二人ですが、2000人を超えるオーディションの中から選ばれた、この若き二人の声に注目が集まっています。

更には本田翼さん、吉柳咲良さん、梶裕貴さん、平泉成さん、倍賞千恵子さん、小栗旬さんら豪華なキャスティングとなっているうえに、実は、野沢雅子さん、柴田秀勝さんといったベテラン声優、そして神木隆之介さん、上白石萌音さん、成田凌さん、谷花音さんらも、“あの役のあの声は、この人だったんだ!”といった感じで登場しています。

キャラクターデザインは【君の名は。】などの田中将賀さんらが。また音楽・・・こちらも【君の名は。】で音楽全般を担当し、高い評価を得た、RADWIMPSです。今回も、引き続き『愛にできることはまだあるかい』『グランドエスケープ』『大丈夫』など、主題歌5曲!をはじめ、劇中の全ての音楽を担当しています。

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<みどころ>
主人公の帆高が、最初の頃よく『東京ってコエ〜(怖い)東京ってスゲ〜』と口にするのが印象的だったのですが・・・実は、オリンピックで、東京が様変わりする前に、東京が変わってしまう話を描きたい!という思いで作った、という新海監督。

美しい色彩と、繊細な言葉で紡ぎ出される叙情的な男女の物語・・・実写かと思うほど、いつも、その映像の迫力と精密さに驚かされる新海ワールドで、今回は、雨・風・霧・窓を流れる雨粒・水溜り・雲間からさす光!等とても難しい『天気』というものが表現されていて・・・世界の中でもトップをいく日本のアニメーション技術は、既に、ここまで来ているのか!!と感動すら覚えました。
(個人的なイメージで恐縮ですが、その昔ディズニー作品で人の髪の毛や、動物の体毛の細やかさに驚いたことが思い出されますが・・・これは更に別の感動モノとなっています。)

そして、家出少年:帆高と、不思議な力を持つ少女:陽菜、二人の恋の物語は、新たな時代を迎える、あらゆる世代、世界へのメッセージとして描かれていて、主題歌の歌詞の中に『愛にできることは、まだあるよ!僕にできることはまだあるよ』と歌われているところが、ラストにも重なり、一層、心に響きました。

『これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語だ・・・』とありますが・・・作品の中には、気象神社なども出てきまして、・・・現代のゲリラ豪雨の様な異常気象なども題材に盛り込みながら、でも、実は、それを異常と思っているのは、今を生きる我々人間だけであって、悠久の地球の歴史の中では、ほんの一時の出来事である・・・とか、大げさに考えてしまうことも、ホントは、チッポケなことなんだよ!?と言われているような気がして・・・

切なくも美しいピュアなラブストーリーであり、ファンタジーでもあり・・・否、ファンタジーと一言で表現するよりも、あえて『日本のおとぎ話』と言いたくなる様な、素敵な物語です。私は、駅前の大きなスクリーンで観てきたのですが、夏休みということもあってか、平日の昼間にも関わらず、ほぼ満席!お隣りの女性は、涙を拭っておられました。上映時間はおよそ1時間50分(110分)

今回は、現在、宮城県内では、ムービックス仙台・利府と、イオンシネマ名取・石巻、TOHOシネマズ仙台、109シネマズ富谷、シネマ・リオーネ古川、ユナイテッド・シネマフォルテ大河原の8箇所で上映中の【天気の子】をご紹介いたしました!

来週、31日(水)には、監督の舞台挨拶付き上映がある劇場も?ある様です。詳しくは公式HPなどをご確認ください。


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