放送日 内 容
11.3.30(水) 季語のおにぎり…山笑う(春)
温かくなり、木々が芽吹き、光を帯びた山は笑っているようにも見えます。春だけではなく、夏は『山滴る』、秋は『山飾る』、冬には『山眠る』という季語があります。自然は移ろい、生きています。故郷の山が変わらずありますように。(猪井操子)
11.3.11(金) なみだのワケ
卒業や進学、異動…旅立ちの季節でもある3月は涙の季節でもあるような気がします。涙ってどうしてでるんでしょうね。喜怒哀楽で流れる涙を「感情の涙」というそうです。悔しい、怒りの涙は心身を緊張させる交感神経が刺激され、ふりしぼるようにでる為、量が少なくしょっぱい味。うれしい、悲しい涙は心身をリラックスさせる副交感神経が刺激されて溢れるように流れる為、水っぽく薄味だそう。悲しい涙が実はリラックスした状態なんて不思議な気もしますが、悲しすぎると涙も出ないと言いますもんね。悲しみを認めて自分なりに受け入れた瞬間、ふっと楽になって…ということなのでしょうか。近年の研究で涙にはストレス物質が含まれ、それらを排出する大切な役割がある事がわかってきました。そう考えると泣きたいときは我慢しなくていいんですね。むしろ、泣くときは、自分を洗い流し整えてくれる、大切なひと時なのかもしれませんね。(須口まき)
11.3.10(木) 『さよなら』の語源から
3月。なじんだ場所を離れる方もいらっしゃるでしょうね。そろそろ「さよなら」があちこちで聞かれる季節。元々『左様ならば』のばが省略され挨拶になった「さよなら」。現代でも「じゃあ、そういうことで」なんていいますよね。同じ別れ際の挨拶でもイタリアでは『チャオ』(おっしゃる通りに致します)、英語圏では『グッバイ』(God be with you:神のご加護があらんことを)、スペインでは『アディオス』(A dieu:神の御許へ)が語源になっているそうです。こうしてみると日本の『さよなら』という言葉には、最後まで言い切らない行間、自由度がありますね。せっかくなら語源通り、『左様ならば、また会いましょう』といった、相手を思いやりながら前向きにこれからを後押ししてくれる、優しい言葉として使えたらいいですね。(須口まき)
11.3.8(火) メッセージ紹介
皆さんからいただいているメッセージを紹介しました。「刺激が強いため、注意してお召し上がりください」というキャンディー、あるんですねぇ。気になります(笑)。(松尾武)
11.3.7(月) 東へ西へ
宮崎でのベガルタキャンプ取材後、おとといは広島でのベガルタ開幕戦、きのうは長崎での楽天オープン戦を取材するという日程でした。従って、間を取って博多に宿泊をしてそれぞれの会場に向かうことにしました。その博多で現在話題となっているのが、JR博多駅の駅ビルです。何しろ、大きい(笑)。そして、魅力的なお店が多く入っているそうです。しかし…私は時間がなくて、改札口周辺を行き来するのみとなりました。(松尾武)
11.3.4(金) そろそろ見つかる?まだ?四葉のクローバー
春の野原でクローバーを見つけると、つい真剣に探しちゃうのが四葉のクローバー。どうして四葉のクローバーが幸せの象徴になってるのでしょうか。そもそも日本には江戸時代に、医療器具などを輸入する際の梱包用の「詰め物」として渡来したそうです。ですから和名が「ツメクサ」…白い花の咲くシロクローバーを「シロツメクサ」というようになったそうです。その愛らしい葉が4枚のものは、なかなか見つからない事や、十字架の形に似ていることから「幸運のシンボル」とされたようです。他にも5つ葉は「経済繁栄」を、6つ葉は「地位・名声」を、7つ葉は「無限」の幸運を得る事を意味するとか。ラッキーを手にできるか?春の散歩、楽しみですね。(須口まき)
11.3.2(水) 季語のおにぎり 雛祭りあれこれ
中春、桃の節句の季語には、様々な意味が込められています。4色のひなあられは四季を表していますし、ひし餅は、3色で桃と残雪と緑の大地を表現。三仕丁は喜怒哀楽を、三人官女は未婚と既婚で人の一生を模していると。知れば知るほど、深い!(猪井操子)
11.3.1(火) メッセージ紹介
オープニングで花粉症の話題に触れ、また「今日のメインディッシュ」で「卒業式の曲特集」をするということで、皆さんからそれぞれにまつわるメッセージをいただきました。(松尾武)
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