放送日 内 容
11.8.31(水) 明日から九月 楽しみは何でしょう
暑さも遠のきつつあるこの頃、明日からもう九月なんですね。『震災以後、閉店してた行きつけのお店がやっとオープン!嬉しくてさっそく行ってきました』と弾むようなメッセージも届きました。そうですよね、震災以降、時に心折れつつも続けてきた何かのカタチが、夏以降、次々現れ始めてるような気がします。定禅寺ストリートジャズフェスティバルももうすぐ!楽しみです。他にも元気度アップのイベントも目白押しです。ほんの一部ですが、この秋の気になる催しをご紹介しました。明日からスタート、阿武隈ライン舟下り『芋煮舟』。秋の紅葉を船で遊覧しつつの芋煮会、見応え、食べ応えありそうですね。今週末3日4日、鳴子小学校では『食の祭典2011』が全国こけし祭り特別イベントとして開催されます。青森の『黒石つゆ焼きそば』や、石巻のソウルフード『石巻焼きそば』、大崎、玉造(岩出山・鳴子)の新名物、『凍みっぱなし丼』など、美味しいご当地グルメが集合するそうです。また、硬くなった感性をときほぐしてくれそうな美しい色彩の宮城県美術館の『フェルメールからのラブレター展』も楽しみです。フェルメールの傑作の一つと言われる『手紙を読む青衣の女』は、日本初出品であると同時に、今回修復を終え、世界に先駆けての初公開となります。そして演劇人も東北から発信していこうと次々立ちあがり、公演を行ってます。明日からはSENDAI座『12人の怒れる男』がスタート。昨年の公演で再演を望むファンの声にこたえ、また、応援して下さる全国の演劇人たちの後押しにもこたえ、旅公演も含むツアーの皮きり、まずは仙台での11日間のロングランです。「仙台のど真ん中に小劇場を!」とスタートしたSENDAI座の次の一歩をぜひ観に行きたいと思ってます。明日から9月、あなたの気持ちを軽やかにしてくれる楽しみは、ありますか。(須口まき)
11.8.30(火) 虫の音と秋の果物 牧水さんの詩から
夜中に、ふと喉が渇いて目が覚め、ああ、冷蔵庫に梨があったなあ…。水ですまそうか、梨をむこうか、と考えて、確かこんな秋の夜の果物の詩があったなと、結局梨をかじりながら夜中に調べてみました。ありました。戦前の歌人、若山牧水さんの詩。『こほろぎの しとどに鳴ける 真夜中に 喰ふ 梨の実の つゆはたりつつ』…真夜中にひっそりと梨をかじる。果汁が滴る。そのしゃりりとした歯触りが耳に響き、それと呼応するかのように、こおろぎの鳴く音が静かに響いてくる。そんな感じでしょうか。まさに今頃、夏から秋にかけての刹那を愛でるような詩ですね。この歌を詠んだ牧水さんは大の酒好き、そして旅をこよなく愛した方でした。1928年にこの世を去るまで、43年の生涯で沢山の作品を残し、また旅先で詠んだ作品が日本各地に歌碑として残されてます。息子さんも歌人になられましたが、お名前を旅人さんとおっしゃるそうです。情熱的な恋愛もした牧水さん、生きること一瞬一瞬が『旅である』と伝えたかったのでしょうか。日に一升飲んでいたという牧水さん、没後彼の誕生日8月24日は、彼の酒好きにちなんで『愛酒の日』とされたそうです。『夜仕事の あとの机に 置きてつぐ ウイスキィのコプに 蚊を入るなかれ』…こんな、しんとした時間のひそやかな物語も歌われています。夏から秋へ、少しだけ長くなる夜のひととき、なんだか牧水さんの息遣いまで聞こえてきそうです。(須口まき)
11.8.26(金) 楽天5連勝♪
このところすっきりしない空模様が続いていてなんとなく身体も重い私ですが・・・楽天が5連勝です!何だか気分が良いですね!順位も3位に浮上して、クライマックスシリーズがぐっと近づきました。一昨年のクライマックスシリーズも観戦に出かけて、心に残る良い思い出となりました。今年もぜひ観戦しに行きたいです。引き続き応援を頑張りましょうね。(川尻友紀子)
11.8.25(木) お味噌
先日、仙台味噌醤油工業協同組合の主催する講演会へ出かけてきました。渡邊敦光広島大学名誉教授が「仙台味噌と放射線防御」をテーマにわかりやすくお話をして下さいました。意見は様々だと思いますが・・・渡邊先生は「微量の放射線は必ずしも悪ではない」と説明された後「1日2杯のお味噌汁が放射線防御につながる」という非常に興味深いお話をされていました。さっそく私もお味噌汁を飲んだりして・・・。お味噌ってやっぱり健康に良いんだなぁと改めて実感した一日でした。興味のある方は渡辺先生の著書などもありますので、読んでみてくださいね。(川尻友紀子)
11.8.24(水) 遠くても近くても…ラジオの前のあなたから
「今日は結婚記念日、30回目のパール婚です」と、記念日のご報告が届きました。ラジコで聴いて頂けてるおかげで、遠くの方からの嬉しいつぶやきもご紹介できます。「結婚式では、友人たちにてんとうむしのサンバで盛り上げてもらい、最後の最後に胴上げを!しかし、なんと着地に失敗、新婚旅行はお預けになってしまいました。キャンセルはもったいないので、かわりに両親に行ってもらいました。両親は新婚旅行に行ってなかったので、一石二鳥、親孝行になりましたよ(笑)。なつかしい思い出です」…とっても前向き、きっと笑顔いっぱいの日々を送ってこられたのでしょうね。今日はさぞ、楽しい記念日になるんでしょうねえ。おめでとうございます。他にも、義理のお母様の介護中です、という仙台市内の主婦の方から、「時々疲れてしまうけれど、やっぱり笑顔で接したい、大事な夫を生んでくれたひとですもの。がんばりま〜す」とのメッセージ。なんだかぐっとくる優しいメッセージに、ラジオの前の笑顔が見えたような気がします。用意してきたお話はまた今度。ほっこりするお話しを、ありがとうございました。(須口まき)
11.8.19(金) あなたの健康法は?
お盆休みも一段落して皆さんお疲れではありませんか?私は普段階段をゆっくり昇ったり、ヨガをしたりと自分なりの健康法をあれこれ試しています。皆さんからも色んなプチ健康法を聞きました。音楽を聴いたりお花を見たりするのも健康法のひとつなんですね。今日も皆さんから沢山教わりました。暦ではもう秋ですが、まだ暑い日が続きそうです。体調管理をしっかりして乗り切りましょう♪(川尻友紀子)
11.8.18(木) バーゲンで・・・
TBCテレビ朝の情報番組ウォッチンみやぎのロケで泉にあるアウトレットモールへ出かけてきました。震災復興支援の意味合いもあるということでかなり安かったです。バーゲンはいつもの値段でいくつも購入できるから嬉しいですね。皆さんから買って良かったもの・失敗したものなどメールをいただきました。中にはテレビショッピングで何でも買ってくる!という方のお話もあり、とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。また明日もお付き合いください。(川尻友紀子)
11.8.17(水) 今日も遠くからのメッセージに感謝です〜
ラジコで聴いてくださってる遠方のかたがメッセージを寄せて下さいました。「徳島県鳴門市の配送ドライバーの仕事してます」という20代の男性のかた。昨日の島根の小学生の男の子からのメッセージを番組でご紹介したのを聴いて下さって、思い切ってメッセージを送って下さったそう。「遠方からもどかしい思いで被災地のニュースを見、聞いてやきもきしてましたが、やっと遅い夏休みが取れますので、南三陸町に仕事仲間とボランティアに行ってきます。毎週火曜水曜休みなので、まきさんの時間はラジコでじっくり聴いてますよ〜」なんと嬉しいメッセージでしょう。遠くから、わがことのように心を痛め、貴重なお休みに来て下さる…。ホントに頭が下がります。ぜひ、復活をはかって奮闘中の地元の皆さんと沢山お話しして、宮城の美味しい味も味わってくださいね。(須口まき)
11.8.16(火) 何色に見えますか…宇宙からの答え
先日親戚のいる女川へ行ってきました。水族館があった港の近くは、がれきも以前よりだいぶ撤去され、そのあとに青々と夏草が覆いかぶさるように生い茂っていました。強烈な日差しの中、失われた風景と、そこに芽吹く新しい息吹との強烈なコントラストにしばし言葉が見つからず、ただただ、蝉しぐれを聞きつつ、眺めてまいりました。先日女川の中学生と国際宇宙ステーションの古川宇宙飛行士との交信がありましたが、その中で『被災地は何色に見えますか』という問いがありました。投げかけたのは女川一中の神田七海さんという生徒さん。がれきだらけで草一本なかった女川が宇宙からどう見えるのか知りたかったという気持ちから生まれた問いに、古川さんは「海岸線が少し変わったように見えるけれど、昼は緑が美しく、夜は町の灯りに活気を感じます。力強く復興してると感じます」と。古川さんの宇宙からの真摯な優しいまなざしの言葉にほっとしたのは、質問者の神田さんだけではないでしょうね。地上400キロを回る国際宇宙ステーション(ISS)に乗り込んではや70日余りの古川さん。今日も実験棟きぼうでの作業など忙しく任務に励んでいらっしゃるんでしょうね。この国際宇宙ステーションは大きいので、実は肉眼でも見ることができるそうです。一日に地球を16周する中、日没後と日の出前の2時間位がチャンスとか。ちなみに今日なら仙台で19:01、仰角35度で見つけやすいみたいです。南西から北東へ流れる明るい光が見えたら、宇宙からの優しい励ましのアイコンタクト、かもしれません。(須口まき)
11.8.15(月) 宮城を離れても
宮城県にお住まいの方がお盆で県外に出て、パソコンでTBCラジオを聴いているというメッセージをいただきました。「radiko.jp復興支援プロジェクト」を通して、TBCラジオがパソコンを使って全国で聴くことができます。お盆で帰省して久々にTBCラジオを聴いた方、長距離移動中の宮城県内で偶然TBCラジオを聴いた方、ぜひお試しください。(松尾武)
11.8.12(金) 余震・・・
深夜の地震で、今朝は寝不足です。いやな長い横揺れ・・・。津波が来るのではと思わせるような地震で、とても怖かったです。沿岸部の方はずっと怖い思いをされたのではないでしょうか?震災から5カ月という節目の時にまた余震があるというのは気持ちが落ち込みますが、負けずに余震に備えたいものですね。(川尻友紀子)
11.8.11(木) 震災から5カ月
東日本大震災から5カ月。あのころは雪がちらついていて、本当に寒い日が続きました。今はこんなにも暑いのに・・・。早かったのか長かったのかはわかりません。ただ、色々なことが変わってしまいました。時間が経つほど悲しみが深くなっている人もいます。皆で支えあって前へ進んで行きましょう。皆さんからも色んな思いのメッセージをいただきました。絆を大切に・・・日々生きていることに感謝しながら過ごしたいです。(川尻友紀子)
11.8.10(水) 今日はゆずのお二人が!
番組に遊びに来て下さいます。5月3日以来、二度目のご登場です。前回は仙台でのライブが震災による会場の破損の為中止。しかしどうにかして歌を届けられないかという思いで当日来仙、ランチボックスに出演して、想いを、そして歌を、短い時間にギュッと凝縮し、生放送で、涙が出るようなアツいライブをオンエアさせて頂くことができました。今日は、昨日Zepp仙台で東北ツアーの最終日を迎えたお二人をお迎えします。ワタクシも昨日ライブに参戦してまいりましたが、泣いて笑って、歌って踊ってもう大変(笑)、ゆずっこの皆さんとアリーナにて跳ねさせていただきました。会場内をずっと照らして沢山の観客の顔が見えるようにしつつ大合唱したり、仙台のローカル名産品やCMなどををフィーチャアした凝ったメンバー紹介、こんなに演ってぶっ倒れないかしらと心配になるほどの曲数を、新曲のダンスのレクチャーも交えつつ、涙涙のアンコール。終演と思ったら、また2曲という素晴らしいサプライズもあり、怒涛のゆずワールドに身をゆだねたのでありました。いよいよ続いてのメインディッシュのコーナーでは、どんなオハナシが聞けるのでしょうか。(須口まき)
11.8.9(火) 夏時間あれこれ
今日も沢山の皆さんからの「夏の日のつぶやき」が届きました。「甲子園からただいま〜!古川工業がんばりましたよ」と、甲子園でのスタンド席からの青空をバックに応援する高校生たちの写真や、暑い中お散歩をねだる愛犬の可愛い舌出し写真、のけぞったまま熟睡の愛犬、愛猫のお写真も。「いとこ宅の犬が震災後1週間飲まず食わずで、子犬だけなんとか生き延びました。昨日はひんやりマットやひんやりポンチョなどをプレゼント。親の分まで生きてね」…優しい目線にぐっとくるものがあります。他に「バスの運転手さん、ぎりぎりまで待って乗せてくれてありがとう!」「七夕終わってお盆準備、過密スケジュール〜」「スイカ売りのトラックで思わず味見、うまい!しかしデカイ!…どうしよう〜と思ってたら、知らない奥様が『半分こします?』て!ラッキー!」「にわか雨は、天然の打ち水みたいですねえ」などなど、沢山のツブヤキをご紹介しました。(須口まき)
11.8.8(月) 斎藤佑樹投手
今晩の楽天vs日本ハム(Kスタ宮城)は、予告先発が楽天・塩見貴洋投手、日本ハム・斎藤佑樹投手です。皆さんから「斎藤佑樹投手についてこう思う」というテーマでメッセージをいただきました。「1年を通して投げられるか」「こういう息子がいたらいいな」「さっぱり派でいいのでは」などといった内容でした。中には「日本ハムは世代交代をスムーズに進めていていいですね」といった意見もあって、なるほどと思いました。(松尾武)
11.8.5(金) いよいよ仙台七夕!
仙台は霧雨ですが・・・今夜は花火大会が開催されますね。無事きれいに見えると良いのですが。明日からは仙台七夕まつりが始まります。私の大好きな各地の商店街の七夕飾りを今年も見ることができて嬉しいです。震災から5カ月が経とうとしていますが、皆さんの様々な想いが天に届きますように。(川尻友紀子)
11.8.4(木) 気分転換!
8月に入りました!なんとなく気分転換したいと思い・・・私が変えたのは髪の毛の「わけめ」地味ですみません。普段は部屋の模様替えをすることで、部屋の掃除も兼ねて気分転換をしていたのですが、妊婦は重いものを持てないのでせめて分け目を変えようと思いついたのです。侮るなかれ!分け目が変わると身体の軸が変わるため、誰かと話すときに向きが変わったりして、かなり心境は変わるものです。皆さんからも変わったことや気分転換の方法についてメッセージをいただきました。今日も沢山のメッセージをありがとうございました♪また明日です!(川尻友紀子)
11.8.3(水) 今日は蜂蜜の日だそう
8と3で、今日は、蜂蜜の日、だそうです。ミツバチは1匹の女王蜂に数万匹の働き蜂、2〜3千匹の雄蜂がいて、それぞれ自分の役割を担当し、それはそれは立派な社会生活を営んでます。働き蜂は本来メスだそうですが、生殖器官が退化して中性となり専らたくましい労働者として活躍。一方巣の中では幼蜂がこれまた重要な働き手として、働き蜂が持ち帰った花の蜜を口移しで受け取り、巣に蓄えます。他に乳液を分泌したり、育児をしたり、巣の中を掃除したり…。幼いのになんて立派な。お母さんみたいですね。花の蜜は主成分は蔗糖ですが、ミツバチの消化酵素で転化し蜜になり、更に、巣の中でミツバチの羽根の振動によって花の蜜の水分が蒸発し、凝縮されて出来たのが、蜂蜜なんだそうです。実に長い行程があるんですね。4500年前の古代エジプト文明の壁画にも養蜂の様子が描かれているそうです。古くから珍重されてきた蜂蜜。働き者の蜂達からのありがたい贈り物として、夏の滋養補給に大切に味わってみましょうか。(須口まき)
11.8.2(火) もう8月ですね
このところ、天気の悪い日が続いてますね〜。なんとなく肌寒かったり、スッキリしません。そんな気候のせいか、昔観た映画や、映画館の思い出のメッセージがちらほら届いてます。確かにこんな涼しい、ミルク色の空の日は、昔通った古い映画館の匂いがふっと、よみがえってきそうです。私が毎年8月になると必ず思い出す映画に『8月の鯨』という作品があります。主演のリリアン・ギッシュさんは当時90歳、ベティ・デイビスさん76歳。トーキー時代からの名女優の共演です。小さな島で過ごす老いた姉妹のつつましい日常を丁寧に追ってゆきますが、ゆったりたゆたう小舟のようにどのシーンも優雅で可愛らしさもあって、ため息が出ました。リリアン・ギッシュの庭いじりの時の麦わら帽子の赤いリボン。もう亡くなった夫との結婚記念日にはバラを飾り、ワインを開け、ドレスアップするその横顔。今年もすっかり、というか、いつも以上に映画等のちょっとした楽しみを忘れてしまう日々を送ってましたが、皆さんからのメッセージと、このミルク色の空に、ふっと、記憶の扉を開けてもらったような気がします。今はもうない、あの頃の映画館で飲んだ、自販機のカップのコーヒーの香りがよみがえってきそう…。(須口まき)
11.8.1(月) うっかり
番組冒頭で、私が週末にコインパーキングの駐車券を紛失してしまった話をしました。皆さんからも「広い駐車場で、自分がどこに車を止めたか分からなくなって、汗だくになって探し回った」「たくさん買い物をしたら、持ち帰る時に2袋になった。どこかに袋を置いた拍子に、そのうちの1袋の存在をすっかり忘れて帰宅してしまった」など、うっかりミスにまつわる話をたくさんいただきました。(松尾武)
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