放送日 内 容
12.4.30(月) こんなに混むんですね(汗)
GWまっただなかですね。家を出たとたん、車の列が…。街中も交通量多くなってます。丁度いい気温に、柔らかい風。はあ〜気持ちいい。いま一番いいシーズンに、大型連休があるんですもんねえ…、なぞとウキウキしてたら、八木山の渋滞に思いっきりハマってしまいました。バス停3つ分くらいを進むのに1時間ほど…(汗)こんなに混むんですねえ。動物園に遊園地と、お出かけスポットが集まってますもんね、覚悟はしておりましたが、これほどとは。おみそれ致しました。『ど〜お?』と、心配して八木山の坂を徒歩で降りて来てくれたディレクター門パパが車を引き受けてくれ、『ごめんなさ〜い!』と坂をダッシュ(気持ちですが)、絆スタジオに入ったのが20分前でした。は〜色んな汗をかいてしまいました。
そんな私を待っててくれたのが皆さんからのメッセージです。
「仙南の桜めぐりしてきました。今は、長年お世話になった実家のお隣さんの引越しをお手伝い中です」「今、旅行の写真の整理中です。白川郷に金沢、三日間のスナップでアルバム2冊分になりましたが、大好きな時間です。」「自宅でデスクワーク中です。家族は蔵王の農家さんから買い求めたキュウリとトマトの苗を植える庭仕事に一生懸です。野菜は難しいですが、収穫、期待してしまいます。」「仕事中ですが、途中、道の駅でひと休み。せめてソフトクリームでも並んで買って観光客気分にひたろうかな。」「妻が手術を終えて、退院。やっと、うちにも春が来ました。先月の子供の誕生日には妻がいなかったので、昨夜、再度妻を入れて誕生会をしました。子供たちの笑顔は今まで見た事のないほど素敵な笑顔でした。」
ああ、今日も皆さんの色んなお話…。さっきまでの汗がすうっとひいて、やわらかな風がふいてきたような、そんな気持ちにさせていただきました。(須口まき)
12.4.27(金) 各地の桜情報
きのうは野球中継担当のためKスタ宮城にいました。球場外周の桜は、満開を少し過ぎたかなという感じでした。緑の葉が目立ってきています。県内の桜も、場所によって開花状況が様々のようですね。石巻の方は、「これから桜を見に行きます」ということですし、大河原の方は「散り始め」、福島・新地の方は「(花びらが散って)地面がピンク色」、名取の方は「八重桜が四分咲き」、栗原の方は満開の桜の写真を送ってくれました。花見がなかなかできない私ですが…チャンスがあれば行きたいです。(松尾武)
12.4.26(木) 週末・GWの予定
気付けばもう、今週末から大型連休!お出掛けしたりのんびりしたりの予定がある方も、いつも通りお仕事やお勉強という方もいらっしゃるでしょう。メッセージの中には、日曜大工が趣味でウッドデッキを作るという方や、家や車の掃除に精を出すという方、実家に帰られる方など様々…来週半ばまではお天気が良さそうなので、それぞれの予定がスムーズにいく後押しをしてくれるかな!(名久井麻利)
12.4.25(水) 兜やこいのぼりを…
今日も番組前から色々なメッセージが届いて楽しいです。「兜やこいのぼりを遅ればせながら、やっと出しました!スーパーで買った小さめのこいのぼりですが、風になびいてなかなか良い感じです」ああ、うちまだ出してませんでした。うちもとっても小さいもので、兜はガラス作家さんの、カラフルで小さなものです。出す手間もさほどでもないのに、うっかり。皆さんから季節や行事をよく教えて頂きます(笑)。「隣の幼稚園、満開の桜をバックにこいのぼりが元気に泳いでます。耳を澄ますと『ホ〜ホケキョ』と可愛い鳴き声が。良く聞いてたら、新入園のお子さんがお母さんとの帰り道、ウグイスの鳴き声を真似してたんです。本物よりなんだか可愛くて、和みました」うふふ、ホント可愛い、目に浮かんできそうです。新しい幼稚園でのぴかぴかな気分、鼻歌がわりに、ウグイスと歌っちゃったんでしょうねえ。また満開の桜へのお便りや写真も続々と届きました。この先の花見日和は?天気は?というご質問もちらほら。「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」…この世に桜というものがなかったら、春を過ごす人の心はさぞのんびりと落ち着いたものであったろうに。…と詠んだ在原業平さんの気分を現代の私達も皆で味わってますね。それほどの心待ちにしてしまう桜の咲き姿、ゆっくり見られるといいですね。GWはまずまずのお天気のようです。(須口まき)
12.4.24(火) 花見で、ずびずび〜
今日は…いいですねえええ〜。花見にぴったり。暑い位に感じる陽気です。番組前から「大河原、一目千本桜の辺りは、にぎわってますよ〜」「満開の桜の下でお弁当食べてます」「石巻も桜、はじまりましたよ〜」などのお話しが続々届いてます。ああ〜っどこでもドアがあれば、今!今そこに行って混ざってみたいものです。はふう。「船岡城址公園で花見です。昨年来なかったツバメが帰ってきました。おかえりなさい。昨年はどこに行ってたのと聞きたいよ」「仕事でトラックを運転中です。道行く先で、様々な桜を見ますが、どこの桜も満開でワクワクします」「三神峰公園で花見を、と思ってます。しかし花粉症なので完全防備で行かねば。。花見で鼻がずびずび〜、になりそう」ああ、晴れてると、花粉も飛びますしねえ。マスクやメガネで身体はきっちりガードして、心はゆったりお花見できるといいですね。皆さんからのお便りでスタジオは桜色です。他に、「アオガエルを見かけました。」「ポピーや芝桜も、満開。桜に負けてませんよ」などなど季節のお便りも届いてます。上も下も、遠くも近くも。春の気で満ち満ちてますねえ。(須口まき)
12.4.23(月) 桜も踊る?
今日は、ディスコミュージックのリクエストも届き、曇り空ではありますが、人も、桜も踊り出しそう?もう県内は満開のところも出てきてるようですし、つぼみがにっこり開くスピードは加速してますねえ。明日あたり、お天気にも恵まれ、いよいよ!お花見日和のようです。番組スタート前からも、皆さんから続々と桜の写真や、ここ数日の花の開き具合の楽しげなメッセージ等、本当に沢山届きました。「船岡に来て、桜に酔ってます。雨やんで、よかったです。」「満開の桜と、列車のコラボがもうすぐです。楽しみ〜」「三分咲き、くらいですが、やっとうちの桜も春を告げましたよ」皆さんからのメッセージをプリントアウトした真っ白い紙から、淡いピンクや、かぐわしい甘やかな香りが漂ってきそう。昨年は見上げる余裕もなかった、ひたすらな時期でした。今年見上げる桜はまた、ひとしおですね。
また、足元の花々も美しい季節、すみれの砂糖漬けの作り方をご紹介しました。かのオーストリア皇妃エリザベートの愛したという可憐なお菓子です。最近はエディブルフラワー、食べられる花の種類も増え、楽しいですね。すみれは昔から食べられる花としても愛されてきましたが、押し花やアクセサリーでも作るように、可憐なスイーツを作ってみませんか?花を洗って70度位のお湯にさっとくぐらせ、水気を切ります。溶いた卵白を花びらに塗り、グラニュー糖をまぶし、キッチンペーパーの上で2日ほど乾かしたら出来上がり。ブランデーに漬けて砂糖をまぶしたものならケーキの飾りや、紅茶にふわりと浮かべてもいいですね。スミレご飯も良かったらお試しください。昆布と日本酒を入れてご飯を炊いたところに、茎をさっくり混ぜ、花を散らせば出来上がり。目でも、春をいただきましょうか。(須口まき)
12.4.20(金) 街中で…
ここ2週間ほどの間に、何度か街中へ食事に出る機会がありました。その中のひとコマです。エレベーターに乗る際、なかなかいいタイミング…乗れそう!でももう閉まるかなぁという所で、既に中に乗っていた男性が私が乗りそうな雰囲気を出しているのを察知して、ボタンを操作していました。てっきり「開」のボタンを押しているものと思いましたし、男性もそのつもりだったはずです。ところが、実際に押されていたのは「閉」のボタン。脇腹付近に思い切りドアがぶつかってしまいました。「閉まるかも」という意識が微塵もなかったので、ショックがより大きかったです(笑)。ボタン操作をした男性も動揺している様子でした。古いタイプのエレベーターは特にそうですが、「開」「閉」と漢字で標記されている場合は見間違いやすいですよね。さらに、何回も押されたことによって表示が擦り減っていると見分けるのはますます困難です。急ぐ気持ちをぐっと抑えて、よく確認!…が、大事ですかね。(松尾武)
12.4.19(木) お弁当にたとえると…
須口さん、松尾さん、私をお弁当の中身に例えたお便りが届きました。須口さんは「桜でんぶ」。うんうん、柔らかな語り口が桜色にぴったり!松尾さんは「のり弁」。どっしりと構えた何事にも動じない風格、のり弁のような落ち着きがあるかも!そして私は「卵焼き」でした。お砂糖多めの甘い卵焼きが個人的に好みです。(名久井麻利)
12.4.18(水) 秒読み?開花宣言 そして漱石さん
連日まだかまだかと楽しく気をもむ方も多いかと思います、桜の開花宣言。なかなかアナウンスされません。お昼のお天気のコーナーでは「気象台の桜の標本木の一輪だけ咲いて、他の数輪はまだ、開ききっていない状態」だそうです…。開花宣言は『標本木で、5〜6輪の花が開ききった状態になったら』という事だそうで、もうちょっと、なんですね。ガンバレガンバレ標本木〜!!しかし、早生の木はもうあちこちでつぼみをほころばせ、楽しませてくれてるようで、「近所の桜、咲き始めました」「名取川沿いの桜のつぼみ、開いてました!」と嬉しさいっぱいのメッセージも頂けました。お天気の良い来週火曜水曜辺りが、お花見を、気持ちよく楽しめそうとの事です。待ち遠しいですね。番組に、時折お葉書も頂きます。読書好きのななちゃんママさんからは、以前猫の話題をお送りした際の、漱石さんの猫に関するお話を書いて下さって、嬉しく読ませていただきました。そこで思い出したのが、文豪、夏目漱石さんの春の俳句です。『春雨や 寝ながら横に 梅を見る』『耳の穴 掘ってもらいぬ 春の風』『木蓮に 夢のやうなる 小雨かな』…生涯に作られた数は、2400とも2600ともいわれている素晴らしい作品の中、私が知ってるのはその中のほんの一握りですが、ふと口ずさんだだけで、春の息吹のひと刹那を切り取った、その彩りと温度、手触りの豊かな世界にふっとすべりおちたような、漱石さんの目に自分の目がぴたりと重なったような、そんな不思議な感覚に陥ります。無心と清潔を尊んだ、最も漱石さんらしいと言われてる句も、春のうたでした。『菫ほどな 小さき人に 生まれたし』文豪は、小さな菫の花の中に、どんなことをみたのでしょうか。時代の流れ、自身の立場上様々な懊悩があったであろう漱石さんが、菫という自然の妙なる生の循環を、ただじっと見つめている、ひとりの小さな男の子に、思えてきます。(須口まき)
12.4.17(火) あやしい雲に雷 そしてヒョウにあられ…
今日は午前中は良い感じなのですが、午後からはなんだかアヤシイお天気になりそうとの事。番組中盤あたりには皆さんから続々と、「西の空にアヤシイ雲が!」「雷です!今通過しました、びっくり!」「ひょう?あられ?が降ってきました〜、なんだろこの天気」「布団を取り込みに戻りました!あとちょっと遅かったらやばかったです」などなど、リアルタイムのご報告がたくさん、皆さんの息遣いが聞こえてきそうです。ランチボックスをお送りしてる絆スタジオは外気温が伝わりにくいので、皆さんのメッセージは外の空気をいつも鮮やかに運んで来てくれるのですが、今日はその臨場感がさらに高まりました。急いで帰宅した方、出先の方、作業中だった方、大変でしたね。そんな中、メッセージを届けて下さってありがとうございました。(須口まき)
12.4.16(月) つぼみがはじけそう!…ですが
今年の桜はのんびりやさんですねえ。近所の桜も、つぼみはパッツパツに膨らんで今にもボタンがはじけそう!…なんですが、なかなかほころんではくれません。皆さんからも「週末桜を見ようと出かけましたが、やっぱりまだ早かったようです、残念!(笑)」などのお便りとともに、つぼみが鈴なりの桜の写真も届きました。この時期の桜の木もまた、えもいわれぬ気品があって美しいですね。花びらが開く直前のつぼみの濃い紅色は、樹全体を点描画の様に淡く彩って、どこか幻想的ですらあります。開花、待ち遠しいですね。でも、確実に暖かくなってきてるのを肌で感じられるからでしょうか、こんなお便りも。「近頃、立ち話の時間が長くなっちゃいます。息子を園バスに乗せた後二時間、ママ達で子供話から夫や姑のプチ暴露大会でした(笑)。足腰痛いですが、スッキリ」。また、「ふきのとうで『ばっけ味噌』作りました。頭上には燕が。春を感じましたよ〜」「ハクモクレンのつぼみが美味しそう…(笑)茹で卵みたい」「レンギョウ、スイセンの花が満開です。モンシロチョウが花の周りを飛んでます」など、季節のお便りも沢山頂きました。「子供のころ、父がゴムの伸びたパンツをはいてて嫌だったのに、50過ぎたらゴムの伸びたゆるゆる感が良くて…。ゴムのキツいパンツをはいてたあの頃は青春だったなあ、と。」…。春はどんな素材でも、モノ想う気持ちにさせてくれるようです。ゆるゆる。(須口まき)
12.4.13(金) 頭がいっぱい!
15日(日)に、女子サッカー・チャレンジリーグのベガルタ仙台レディースvs常盤木学園高校がユアテックスタジアム仙台で行われます。TBCテレビではこの試合を生中継します。今週はその事前準備で、常盤木学園の試合とベガルタレディースの練習を取材しました。現在は少しずつ知識をためている状況で、女子サッカーで頭がいっぱいの状態です(笑)。共に仙台を拠点としているチームですし、特徴のあるチームなので、公式戦で対戦したらどういう戦いになるのか非常に楽しみです。ぜひスタジアムで、テレビでご覧下さい!(松尾武)
12.4.12(木) 車はカッコイイ!
先日、取材で初めて菅生のサーキットに行きました。免許を持たずバス通勤している私は、これまで「車」に興味を持ったことがありませんでしたが…目の前で迫力あるプロのドリフトを見て、大興奮!思わず何枚も写真を撮りました。もっと勉強して「開拓」したら面白いジャンルって沢山あるなぁと思います。(名久井麻利)
12.4.11(水) 啄木さんの歌 思い出させてくれたのは
今日は午後から雨になるそうです。少し、モノ想いにふけってしまう、そんな時間が訪れるかもしれませんね。皆さんから頂く日々のメッセージに「わあ」とか「そうなんだ」とか色々ひとりごちているワタクシですが、目を通した瞬間に、ふっとどこかへ連れだされた様な気持になる事が、ときどきあります。先月頂いた夢子猫さんのお便り。「朝、色々な音が聞こえてきます。だれかが階段を上がる音。何かを刻む音。みそ汁の匂い。夏は、電話の鳴る音が聞こえてきます。窓を開けているからだと思います。」何気ない、朝のひとコマを切り取ったような短いメッセージですが、情景が浮かんできます。人の気配が感じられる心地よい距離感も。何かを思いだしそうになって、つかめずにいたものを、昨日ふっと、思い出しました。『ある朝の かなしき夢のさめぎはに 鼻に入り来し 味噌を煮る香よ』…岩手出身の歌人、石川啄木さんの歌でした。ある朝、悲しい夢のただ中に生きている、その覚め際に、ふっと運ばれてきたなつかしい匂い。ああ、お母さんの、みそ汁の匂いだ、朝だ…。夢、だったんだ。…と言ったところでしょうか。とても印象的なこの歌は『一握の砂』の『我を愛する歌』におさめられているものです。布団を敷いて寝ているそのすぐ隣が茶の間なのか、お勝手なのか…。悲しい夢だった、夢だったのだと安堵させてくれた、いつもの変わらぬ、ねぎを刻む音、みそ汁の香り。子供時代のどこか果てない世界を冒険してきた後の様な、実に甘く、切ないロマンティシズムがあります。夢を見て泣くような事があると、いったい自分にどんな悲しみがあったのか、どこか遠い国を想うような、不思議な気分になりますね。
夢子猫さんの窓からの音の情景。匂い。今日は、窓を開けたら、雨の匂いがするのでしょうか。(須口まき)
12.4.10(火) 春です 記念植樹はいかがでしょう
友人が、お子さんが生まれたのを機に、オリーブの木を植えたそうです。いいですよね。好きな木を植えて、一緒に成長を楽しんでいく。新しい楽しみというか、励ましというか、時には慰めてくれる存在にもなるんでしょうね。実がなる樹木も、花から果実へ、の移り変わりで目にも楽しいし、美味しく味わえたらまた楽しみが増えそうです。私も、オリーブ大好きなので、いいなあと思い、調べてみたら、東北の太平洋側はまさに今が植え付けにいい時期でした。庭植えでも、鉢植えでも、充分に果実が楽しめるとか。オリーブはほかの品種の花粉でないと受粉しにくいという注意書きがありました。よって、2品種以上を選んで植えるのが良いのだそうです。種類も色々、可愛いハート形の実がなるミッション、小さなリンゴのような丸い実のマンザニロ、質の高いオイルが取れるフラントイオや、完熟すると光沢のある黒が美しいピクアル等など…、選ぶのも楽しそうです。いずれ実がなったら、ラ・マンチャスタイルのオリーブの塩漬けでもしてみたいなあ…などと、とらぬ狸の皮算用ならぬ、植えてもいない、ならぬオリーブのアンティパストを夢見て…。妄想の春です。この時期、自分や家族の新しい一歩に、個人での記念植樹はいかがでしょう。(須口まき)
12.4.9(月) 桜を楽しみに 日本古来の味 桜煎りを
あちこちから桜の便りが届くと、こちらはいつ?と気になりますね。まもなく満開の美しい姿を夢見つつ、日本古来の、桜をモチーフにしたお料理を楽しむのはいかがでしょう。最も古い日本の料理書と言われる寛永20年(1643年)の書物『調理物語』に記載されているもっとも古い調味料(文献上ですが)として紹介されてるのが『煎り酒』です。戦国時代には陣中食としても多く作られた梅干しを、古酒と鰹節で煮たものです。梅干しの塩気、酒の甘み、鰹節の旨みとあいまって、非常にバランスのいい調味料として多くの料理に登場しています。味加減を程良く整えることを「塩梅」と言いますが、その語源にもなっています。この煎り酒を使った春の料理が、『桜煎り』『桜煮』『桜なます』。サクラというと、馬肉?と思ってしまいましたが、これらはいずれもたこを使ったお料理だそうです。たこの足を薄く小口に切って茹でると、ひらひらと軽くちぢれて、桜の花に似ている事からその名が付けられたようです。たこを使った『桜煎り』は、次の様な手順です。鍋に出汁と煎り酒を入れ、軽く沸かしたところに、たこの足を薄く小口に切って入れ、軽く縮れたら取り出します。皿に盛り、茹でた卵黄を裏ごししてその上にふわりと乗せて、青ネギをぱっと散らせば出来上がり。お好みで煎り酒をひとまわしかけて、頂きましょう。梅から作る桜煎りは梅も桜もそろう、まさに春満載のひと品ですね。おうちで、一足早く、味のお花見はいかがでしょう。早く、本当の桜も見たいですねえ。(須口まき)
12.4.6(金) 気にしない
プロ野球では、各球場でホームチームの選手が打席に登場する際に、選手自らが選んだ曲の一部分が流れます。中日ドラゴンズの和田選手がナゴヤドームで打席に立つ際は、トータス松本さんの「みいつけた!」が流れるのですが…。使われている部分が「気にしない 気にしない」という歌詞の所からなのです(笑)。従って、前の打者が三振してうつむいたり、腹がたったりしている時に「気にしない 気にしない」と流れてくるわけですよ。前の打者の心境はいかに(笑)。意外と前向きになるのでしょうかねぇ?(松尾武)
12.4.5(木) 私の音楽ルーツ
名久井のランチボックス初回ということで、自己紹介を兼ねて…音楽大好きになったルーツの邦楽ロックをお届け。スパイラルライフに始まり、スパイラル解散後メンバーそれぞれが紡いだ音を紹介しました。「マニアックかな?」と心配しましたが、リスナーさんから反応があって嬉しかったです!(名久井麻利)
12.4.4(水) 非常に強い風と雨、大変でしたね
今日は、昨日から全国的に台風の様な強い風と雨に見舞われ、空の便や、JR、在来線、高速道路と、次々沢山の最新情報が入り、随時お知らせを入れてお送りしました。「昨夜からの強い風の音、なんだか不気味で寝付けなくて…」「今、トラックの中で、待機中ですが、ものすご〜い風!倒れないかとヒヤヒヤです」「ハンドルが取られそうです。びっくりです」等など、次々皆さんからのつぶやきや、リアルタイムのお話しが届きました。春休み中、お出かけの方も各地で足止めを食ったかた、多かったでしょうね。また、今日は入学式、入社式のところも多く、時間の変更などで対応されたところが多かったようです。晴れの門出、到着まで大変でしたでしょうね。でも、晴れやかな気持ち、緊張感、ワクワクする心は、きっと天候に負けず、輝いてたことでしょうね。新しい春を迎えた皆様、おめでとうございます。そんな中、週末お出かけした楽しそうなお便りも届きました。「山形の河北町の、谷内ひな祭りを見てきました。享保雛、古今雛など着物が豪華で、美しく、寒い中でしたが行って良かったです」美しいものを見て、心に春、ですね。また「神戸の六甲山牧場へ行ってきました。羊がベビーラッシュを迎えてます。今は70頭位。親羊の周りで小さな羊が元気よく跳ねて、なんとも可愛らしかったです」新しい季節、新しい命。牧場の草の青さに対比して、子羊の無垢な白さが輝いて跳ねまわって…。なんて美しい景色でしょうね。おかげさまで、お出かけ気分になれました☆(須口まき)
12.4.2(火) 春は 楽しい? 物憂い?
先日いわきに行ってきました。もう菜の花や、梅が咲き誇って、色鮮やかな春を堪能しました。梅を見てたご家族連れの中の、小さな男の子が『ポップコーンみたい」って真剣に家族に教えてて、周りにいたみんな、なごんじゃいました。ポップコーンが弾けた感じ、確かに似てるかも?梅の花が美味しそうに見えてきちゃいましたよ。
さて、頂くメッセージの中に「春になると、なんとなく、さみしいような、不安なような気分になります」というお話しが届きました。花粉症もありますが、木の芽時に憂鬱になる方は、多いですよね。寒い間、身体に脂肪とともにため込んできた老廃物を体の外に出そうとする働きが活発になり、ホルモンバランスもかわってくる時期で、なんとなくだるかったり、ちょっと体の均衡が取りにくいのかもしれませんね。そんな時に、カラフルなホットフルーツサンドなどはいかがですか?『朝のリンゴは金の価値』などという言葉がありますが、果物は体を浄化する酵素が多く含まれ、生で食べるのが一番のようです。が、生食は身体を冷やしやすいということも考えると、いいとこ取りで、フルーツを温めて食すホットフルーツサンドが、身体を元気にしてくれる食事として、この時期、ちょっとおススメしてみたいです。黄金の組み合わせは、全粒粉パンに、クリームチーズを塗り、バナナや、リンゴ、イチジクなど好きなフルーツを薄切りにして乗せ、ナッツ類をパラリと振り、蜂蜜をかけてトーストする、という食べ方です。チーズは体を温め、ナッツは血行を促進させるビタミンEが豊富。これにジンナーティーや、ショウガドレッシングのサラダなど添えればもう、ばっちりです。和食で見られない甘さや、カラフルな色合いに少し、気分転換。身体が軽く、気持ちもちょっと楽になれたら、いいですね。よかったら、お試しくださいませ。(須口まき)
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