→最新版はこちら |
[8月31日(金)放送] 「秋の味覚・梨 いただきます!」
郷楽園では昨日の朝から、ナシの収穫が始まりました!今朝、私もちょっとだけお手伝い。収穫は一個、あとは皮むきと試食専門です(笑)。「早生だからあまり甘くないよ」と言われ頬張ったのが、新水。ジュルっと(この音がたまらない!)汁がたれるほど瑞々しく、さっぱりしてほどよい甘さです。彼岸まで収穫したら、あとは幸水、豊水、秋月、長十郎の収穫が始まります。長十郎は、甘さ第一の人にはたまらない!手がべたつくほど、朝一番に食べると咳き込むくらい甘〜いんです。また収穫のお手伝いに来なきゃ! 多くの梨園では、防風や鳥の被害を避けるため園全体を青いネットで囲みますが、高橋さんは、スズメやひばりのかわいい小鳥は蝶や蛾をやっつけてくれるから、うちでは張らないんだ〜と。彼らも梨作りに一役買っているというわけです。すでに幼稚園児やファミリーからのもぎ取り予約が入っており、そういうお客さんと接すると口調も優しくなるそう。本番後「オレ、訛ってなかったかな」とちょっぴり気にしていましたが「大丈夫!標準語でした」と言うと、「んで、ナシを食べていかいん」と(笑)。そんな高橋さんは現在80才、ナシ栽培のベテランです。 (高橋亜由美)
[8月30日(木)放送] 「宮城のチェンソーアート界のパイオニア 丸太を美しい作品に仕上げます!」
東北最大規模の大会「第2回東日本チェンソーアート競技大会」を今度の日曜に控えている佐藤さんは、これまでチェンソーアートプレ東日本大会で優勝したり、秋田県チェンソーアートコンテストでは秋田県知事賞を受賞するなど、わずか3年で数々の実績を収めている方。今大会には宮城県から佐藤さん含め4人エントリーしていますが、活動歴も実績も佐藤さんが一番ともいわれていて、佐藤さんは自動車部品関連の仕事が終わってから黙々と練習する日々を送っています。 大会では「自然豊かな山里」のテーマに沿い、佐藤さんはふくよかな裸の女性を作る予定です(ワオ!)。今回与えられる丸太は特にダイナミックで、直径・高さともに1m強もあるそうです。制限時間は3時間半、まずはブロックカットしますが、チェンソーだけで腰やお腹の丸みを出すのは大変だろうな…。今朝、フクロウの毛並みを出すのに優しくマッサージするかのようにチェンソーを動かす姿を見て、力加減も重要なんだ、と感じました。イメージ通り削ったのに、ちょっと誤ったかな?と思うこともしばしば。そんな時は、頭を切り換えてそこから何が出来るかを瞬時に判断するそうです。3時間半はとても長い!終えると、脱力感でぐったりしてしまうそうです。でも完成した作品の凝っていること、凝っていること!魚の歯、うろこ、とてもチェンソーだけを使ったとは思えないものばかりだし、佐藤さんが図工が苦手だったということも信じられません!大会の目標は入賞ですが、勝ち負けより感性を評価してもらえるところにチェンソーアートの醍醐味はあります。これからも腕に磨きをかけて下さいね、佐藤さん! (高橋亜由美)
☆☆ 第2回 東日本チェンソーアート競技大会 ☆☆ 〜みんなが森のアーティスト〜
[8月29日(水)放送] 「昭和25年設立! 仙台アマチュア・マジシャンズ・クラブ 発表会に向け稽古中です!」
56年もの長い歴史を持つ仙台アマチュア・マジシャンズ・クラブは、おそらく日本のアマチュアマジシャン界では一番長く活動しているだろうといわれているクラブです。始めは東北大医学部の医師4・5人でスタートしましたが、今は会員は30人に増え、中には50年のキャリアを持つ80才のメンバーもいるんです。 今度の土曜日には、56回目の発表会を行ない、活動歴37年の小野さんも練習、練習の日々。障害科学専門の医学博士の仕事との両立は容易ではありません。でも、皆に楽しんでもらうには、努力を惜しまないことが大切。「マジックは芸術、今の時代をアカデミックに演じなさい」と、かの有名なMr.マリックから教わったように、失敗しないと成長はしないことを肝に銘じステージに立つそうです。例え失敗したとしても、決してそれを顔に出さず、笑顔でそれとなくフォロー、これが一番のマジックよ、と小野さん。これまで、ショー中にハトが卵を産んだり、点くべきところに点火しなかったり…、色んなハプニングがありました。だから、パートナーのハトには小野さんの手に乗せてからエサを与えるなどし、信頼関係を築いてきました。そうしないと、本番中思いもよらないところに飛んでしまうですって(笑)。 継続は力なり−アマチュアマジシャンとして日々心掛けていること。普段の博士とは違う自分がいること、演じることは私の癒しの時間なのよ、と小野さん。なるほど!確かに燕尾服を着たときの小野さんからは、「やるわよ!」という女優のような気合いが伝わってきました。私も失敗を糧にがんばろっと♪ (高橋亜由美)
仙台アマチュア・マジシャンズ・クラブ ☆☆ 第56回 マジック オン ステージショー ☆☆
[8月28日(火)放送] 「復刻版・仙台箪笥がついに完成!」
ピカピカで存在感のある復刻版・仙台箪笥は、仙台箪笥を伝承する会の若手職人たちがロマンを求めて1年がかりで作ったもの。私の腰丈の高さ、横幅は刀が収められるくらい(間口4尺、高さ3尺、奥行き1寸5尺)で、明治から大正にかけて、主に客間に置かれていました。光沢があって存在感のあるこの箪笥は、当時のままスギを用い、接着剤の代わりに糊としてご飯を潰しました。もちろん全て手仕事!だって、ロマンを追求したくて取り組んだのですから。今はスギ製の箪笥が減り、もう一度天然素材を見直そう、何か新しい可能性が見つかるかもしれないから。そんな思いで、通常の作業が終ってから作っていました。 自然の風が吹き抜けるとはいえ、夏に冷房のない工房で作業するのは大変なことだし、ノウハウ本だってない中やり遂げることができたのは、福井さんらベテラン勢の教えがあったからこそです。「昔は接着剤なんてなかったんだ、ご飯粒と膠(にかわ)を使っていたんだよ」。人と人との対話の中で完成した復刻版・仙台箪笥、そのぬくもりが伝わってくるはず。今日からの「仙台箪笥復活祭」で感じとって下さい。 (高橋亜由美)
今ここに我ら郷土の風おこす! ☆☆ 仙台箪笥復活祭 ☆☆
[8月27日(月)放送] 「モンゴル人留学生が祖国のためにコンサート」
なんだべ!などの仙台弁を上手に操り、帰国した途端、納豆が恋しくなるほど仙台を愛するイリナさんは、来仙7年目、宮城教育大学で幼児教育を学ぶ4年生です。7才から歌と踊りを習い、故郷の中国・内モンゴル自治区ではプロの歌手。仙台でも何度もコンサートを開き、その収益金を現地の学校建設費に充ててきましたが、今回は共催でもあるNPO法人フレンズリッチ交流会が障害を持つ方々の働く場として清掃活動事業を計画しているので、その資金にも充てる予定です。もちろん、今、現地で進めている300人入学予定の学校建設費にも充てられますが、これには約600万円という大金がかかるので、自治政府と折半するそうです。政府との交渉もイリナさんがやります。大変なのは言うまでもありませんが、子供たちの笑顔が見たい!その一心で頑張っています。学校に行けない子も多いですし、冬は−40℃まで下がって子供たちは手を真っ赤にしながら授業を受けるそうです。学校に行けば友達に会える!遊べる!この気持ちは万国共通なんですね。 今回のコンサートは見逃せません!イリナさんの考えに賛同してくれた、プロのニ胡、馬頭琴、尺八などの演奏者6人が集い、ここ仙台でシルクロードの風を吹かせます。イリナさんも、学校建設に協力してくれた全ての人たちに感謝の気持ちを込めて歌い、舞います。来年は、モンゴルの子供たちが仙台に来るのでその計画でも忙しい彼女、これからもしびれるほど素敵な歌声を響かせて下さいね♪ (高橋亜由美)
天と地の間 風に吹かれるように時は流れる ☆☆ シルクロードの風 Wind of Silkroad ☆☆ ボルジギン・イリナコンサート
[8月24日(金)放送] 「仙台いのちの電話 開設25周年!」
自殺という言葉の響きがどれだけ強いものか、そのために「自死」という言葉が生まれました。仙台いのちの電話には、一日平均70件もの相談電話がかかってきますが、相談者はさまざま。自死を考えている人、迷いや辛さを打ち明けたくてかけてくる人、そして自死によって家族を失った遺族からなど…。この遺族の集う場所として去年、「藍の会」「わかちあいの会」「グリーフケア」「すみれの会」が発足しました。そして、やりきれない思いを分かち合おうと、明日「みやぎ自殺対策2007シンポジウム〜つながりを信じて〜」が開催されます。遺族の声を届けたり、自死の原因ともわれる多重債務を乗り越える道について考えます。 人それぞれ悩みは違います。しかしどんな相談を受けても、田中さんは、教えてあげようとか助けてあげようなどとは思わず、最終的な決断は相談者に委ねているそうです。時に、電話越しの相手を母親のような気持ちで抱きしめてあげたくなるボランティア相談員もあるでしょう。穏やかな口調ですが、私、家族の前ではプイっとすることもあるのよ、と本音をポロっとおっしゃるところにも田中さんの優しさを感じました。 (高橋亜由美)
☆☆ みやぎ自殺対策2007シンポジウム ☆☆ 〜つながりを信じて〜
仙台いのちの電話 25周年記念チャリティ ☆☆ 川畠成道 ヴァイオリン演奏会 ☆☆
[8月23日(木)放送] 「木箱を破壊! 小玉スイカ!!」
写真からわかるように、三橋さん宅のスイカ・朝顔・いんげんは葉っぱでもじゃもじゃ。しかしそんな中でも、紫やピンクの朝顔は彩りを加え、4コの小玉スイカは蔓に必死にしがみついている様子が、ある意味「オアシス」! いんげんは食卓に上ることもありそうです。 これらは、西日をよけるために植えたもの。去年は朝顔に加えキュウリを植えましたが、あまりにも生い茂ってしまったため、居間が真っ暗に…。ちなみに今年の朝顔は去年、三橋さんが下水道エンジニアとして岡山に出張した際、旅館から種をもらってきたもの。ダイナミックに咲いていてインパクトがあります。またスイカは、遊び心で四角い木箱に入れてみたら、なんとまぁ四角いスイカの出来上がり!しかも、このスイカ、木箱の中が窮屈だったのか木箱を壊してまでも成長を続けているんです。 これらの成長は、近所の人も楽しみにしていて、そんなに栽培が好きなら畑を貸すよと言ってくれる友人もいるほど。でも三橋さんは、これで充分なんですって。出張に行けば真っ先に川を探すほど釣り好きで、先日は匠くんとヘラブナを釣ったばかり。そんな風に、マイペースで育てるところに幸せがあるのです。 (高橋亜由美)
[8月22日(水)放送] 「いま宮城で開催中!全国中学校陸上 明日本番の1500m東北王者を直撃!」
中2で東北チャンピオンなんて快挙です。三宅くんは今月中旬、いわき市で行なわれた東北大会で4分08秒で優勝し、今大会参加選手のタイムランクでもベスト10に入っているどころか、6月の通信陸上では4分05秒というベスト記録を更新していますし、去年の全中東北大会でも中1ながら優勝しているんです。優勝の期待がかかる彼は、明日の予選を前に、今はやや緊張しているのとマスコミからの注目でプレッシャーを感じているそう。でもそんな彼を、ひょうきんな駅伝のチームメイトが支えているようにも見えました。 実は彼、本当は野球部なんです。ピッチャーで巨人が大好き!私の前では「陸上も野球も同じくらい好きです」と言っていましたが、教頭先生によると「野球で上位に進出していれば迷わず野球を選ぶ」と話しているそうです。野球は信頼できる仲間とプレーできますが、陸上はトラックではたった一人、やや心細い心境も隠せません。かつて陸上選手だったお父さん(逢隈中野球部顧問)といつか一緒に走りたい!というのは、その表れかも。ただ、やっぱり今は明日の全国大会のことで頭がいっぱい。3分58秒で走る広島の村松選手に負けたくないという思い、ラスト200mで勝負に出ると心に決めています。今夜はきっとお母さんが験担ぎに、カツを揚げてくれるはず。明日は町の人たちも大勢宮城スタジアムに出向き、三宅くんを応援します。プレッシャーに負けず、がんばって下さいね。 (高橋亜由美)
[8月21日(火)放送] 「長沼はすまつり、満開です!」
風に揺れると、微笑んでいるかのようにも見える蓮の花。私達は、子供の傘くらいの大きさの葉っぱを掻き分けるかのように船に揺られながらベストスポットへ。太陽の光をいっぱい浴びたショッキングピンクの花は、思いっきり咲き誇り、限られた時間を謳歌しているかのようでした。 わずか3日間という時間、朝咲いて昼頃から次第に閉じ始めるのですが、ここ2日間は、夕方まで開花というサービスぶり。船頭の富士原さんも「花が閉じると何て説明しようか悩むけれど、これだと楽だや〜」と言います。富士原さんはとてもユニークな方で、長年バスの運転手を務めたキャリアを活かし、地元の人には方言で!と言葉の使い分けをしているそうです。先日も「ばんつぁん、見らいん!はす(端)からはすまでが蓮の花だよ」と話し、笑いを誘ったとか。90代のおばあさんは見事な蓮を前に「こんなにきれいな花だとは思わなかった。ここで成仏しても心残りはない」と。 200〜300万本もの花は、北風が当たらない、良質な水と土壌から生まれます。恵まれたこれらの条件に、地元の人たちは感謝しているそうです。そして観光客である私も…。身も心も洗われたような気がします。 (高橋亜由美)
☆☆ 長沼はすまつり ☆☆
[8月20日(月)放送] 「ちびっこゴルファーが大集合! −TBCジュニアフェスタ2007−」
風もなく、暑くもない、正にゴルフ日和の今日、TBCジュニアフェスタ2007が開催されています。4才から中3までの58人が参加、スコアにこだわるより選手とその家族に楽しんでもらうのが目的です。午前8時5分、未来のハニカミ王子や宮里藍、横峯さくら選手達は第一打を打つ前に、帽子をとって「よろしくお願いします」と元気に挨拶。子供達はわりとリラックスしているように見えましたよ! 何といっても恰好が決まっています。クラブもシューズも揃えて、お父さんよりいいものなんじゃないの〜?とも思いました。恵美ちゃんは、お父さんと買いに行ったクラブが宝物、汚れたらお父さんと一緒に磨きます。安美ちゃんは、昨日の試合で3位、それを自信に今日も頑張ります。小5からゴルフを始めた山路くんは、今はスウィングの改善が課題ですが、パターが入る時が一番楽しいそう。海生くんはゴルフを始めたきっかけを「1才のとき、お母さんが頑張りなさいと言ったから」と教えてくれました。そして本大会最年少の泰嘉くんは、今日が大会デビュー。1才の頃、台所のお玉で練習し、プラスチック製クラブに切り替えたらそれを壊してしまうほど力強いプレーでした(有望な証拠?)。ゴルフシューズは19cmからしか売っていないので、18cmの泰嘉くんは今日、通園用のズックで挑みます!さぁ、皆さんの結果はいかに?! (高橋亜由美)
[8月17日(金)放送] 「八木山動物公園はイベントがいっぱい!」
今朝の雨で少しは楽に過ごす動物たち。真夏日続きの昨日までゾウのトシコとヨシコは水浴びをしたとはいえ、特にトシコは53才で園では最年長ですから、酷暑が体にこたえたことでしょう。それでも彼らは、夏休みの思い出作りに一役買うべく今日も頑張ります。ニホンザルは、スイカ割りに挑戦!スイカ入り氷のデコレーションアイスをどれだけほじくれるかを競います。多分、真っ先に手を伸ばすのは好奇心旺盛な若いサル。そしてアイスが割れてからが本当の勝負。アイスの奪い合いは力関係が示されること間違いなしですから。 この他、ゾウの巧みな鼻の「操縦」で、スイカや豆を掴めるかを披露する「アフリカゾウの鼻実験」や、来週は夜も開園し、夜間の動物の表情を楽しめるイベントも企画しています。 ここだけの話、動物達は人間の目をかなり意識しています!ライオンもシロクマも、オリから外に出ると先ずは排便し、体を洗ったり一呼吸入れてから、皆の前に登場。きれいな姿を見てもらいたい、サービス精神旺盛な500もの動物が集うのが、ここ八木山動物公園なのです。 (高橋亜由美)
[8月16日(木)放送] 「家族みんなでスイカ割りに挑戦! in エコキャンプみちのく」
夏休みが終わる8月26日まで予約がいっぱいで一日平均200グループ、800人がキャンプを楽しんでいるエコキャンプみちのく。午前8時、広場で遊ぶ子供達がここでの思い出を話してくれました。カブトムシやオニヤンマを捕まえ、また自然に戻してあげたんだ!、昨日の夜は流れ星が見えたけれど流れるのが早くて願い事は唱えられなかったよなど満喫している様子。そんな皆にもっと楽しんでもらおうと私達はスイカ割りを開催!王様ジャンケンの結果、挑戦したのは若林区の渡辺さん一家。まず、チャレンジしたのはスイカ割りは4・5回やったことのある広也くん(小3)。約40人の子供達の「もっと右、もうちょっと左」という声を頼りに前に進み、自信もあったのですが空振りに。次いでお母さん。広也くん同様三回転し、スイカから4m離れた場所からスタート!スイカを目前にエイ!っと竹棒を振ると、見事スイカに命中。直後に皆で食べたスイカがおいしいのなんのって。今日のこと、広也くんは一言日記に「王様ジャンケンで勝ち、スイカ割りをやり楽しかった。割ったのはお母さんでした」と書くのだそうです。参加してくれた皆、楽しい思い出をありがとね♪ (高橋亜由美)
[8月15日(水)放送] 「高校生バンドの熱い夏! ”文化祭前哨戦2007”」
SA-Dのように、高校生がバンド活動をするには多方面からのバックアップや工夫が必要です。楽器購入のためアルバイトもしていますし、CDを作るのにもメンバーがデザインから手掛けますが、制作費は割り勘。練習のためのライブハウス代だって定期的に行なえば結構な金額です。そして何より、勉強との両立をはかってこそ高校生バンド!受験や就職、学生としてやるべきことが目の前に立ちはだかると、やむを得ず解散するバンドだって多いのです。 そんな彼らにエールを送るのが、TAKE UP SEED。仙台から音楽を全国発信したいと2000年に旗揚げされた会社です。若い世代の夢を実現するべく、リハーサルスタジオやインディーレーベルの運営などをしています。今日も高校生にとってはこんな大きな会場で演奏するなんて他にない機会ですし、バンド活動や学校生活で色々な悩みを抱える同世代の交流にはもってこいの場になりそうです。これまで4回、仙台市内のライブハウスで開いていましたが、5回目の今日は会場の規模を拡大し16組がエントリー。午前9時の搬入時には、「おはようございます」と多くの高校生達に声をかけられ、その礼儀正しさが、TAKE UP SEED始め、大人達を「応援しよう!」という気持ちにさせるのだろうな〜と。外の気温は30℃、こんなことで暑いなんて言っていられないほど熱い夏がここにはありました。 (高橋亜由美)
[8月14日(火)放送] 「30年ぶりにタイムカプセルを開封」
何十年会わずとも、再会すれば一瞬にしてあの頃に戻れるのが仲間。不思議なものです、顔や背丈が変わっても表情や呼び名は当時のままなのですから。30年前、現役中学生だった南郷中の卒業生達約300人は今日午前10時、当時埋めたタイムカプセルを開封します。これには、秋の文化祭で同様にタイムカプセルを埋める現役中学生も立ち会います。彼らの中には、卒業生の子供達も多く含まれており、石川同窓会長の娘、美香さんは「20年、30年たっても父譲りのうるさいところは変っていないだろうな」、本間生徒会長も「成績表を埋める予定」と。 一方、今日の主役の皆さんは何を埋めたのかすら覚えていない人が大半。ただ、渡辺委員長は当時生徒会長だったこともあり、「確か、稲穂と、将来蕎麦屋になりたい!という夢を埋めたような…」とかすかな記憶を辿っていました。野球部で汗を流した中学時代のニックネームは「ハゲラくん」。担任の菅井先生に怒られたことは数知れず。あれから30年、色んなことがありました。仙台育英で甲子園に行った高1の夏、銀行員になってからも辛いこともありました。でもいつも心のどこかにタイムカプセルがあり、心の支えになっていたそう。それは約300人の仲間たちもきっと同じはず。開封の瞬間、おそらく全員が当時の表情になることでしょう。渡辺さんも実行委員長から「ハゲラくん」へ。午前10時、すてきな仲間がいたこと、今もいることを改めて感じる瞬間になりそうです。 (高橋亜由美)
[8月13日(月)放送] 「フルスタで夏休み中の子供達がお泊り体験」
初めて踏みしめたフィールドの感触、柔らかくて気持ちいい!昨夜のロッテ戦での勝利の余韻を更に盛り上げたのは、35組109人の親子です。日本プロ野球初の試み「フルスタ宮城フィールドお泊まり会」は、昨日午後10時15分に開会式を行ないました。そこにはさよならヒットを打った憲史選手が飛び入り参加したり、一場選手や鉄平選手など9選手からおやすみメッセージをもらったり、子供達は大興奮。深夜0時就寝だったにもかかわらず、岩越さんがいらした午前6時には、半分以上の子供達がキャッチボールをしたり走り回っていたそうです。 宮城を中心に、北は北海道、南は沖縄から参加した子供達は夢が広がりました。朝から楽天ユニフォームを着る佐々木優一朗くん(小3)は六郷エコーズ所属。吉岡選手のサイン入り野球帽が自慢です。将来は、お父さんのやっているボディビルで体を鍛えてから楽天に入団したいのだそうです。山形の黒沼夢由くん(小2)は昨晩初めてみる野球の試合、今は何もスポーツはやっていませんが、大人になったら野球選手になりたい…。釜石の押切ゆうこちゃん(小5)セイヤくん(小2)姉弟はお盆期間中、花巻や盛岡に行き、新幹線の沿線だからダメもとで申し込んだら当たったの!ですって。楽天ファンのパパが申し込んだ山形の奥山みさきちゃん(小3)ももかちゃん(小1)姉妹。ももかちゃんは昨晩、嬉しくて眠れなかったそうです。朝ごはんは?と聞くと、パン、ソーセージ、卵に葉っぱ!と。葉っぱって??? とにもかくにも今夏一番の思い出になったことは間違いなし!お友達もいっぱいできたことでしょう。みんな、絵日記にはどのように描くのかなぁ? (高橋亜由美)
[8月10日(金)放送] 「野外での映画鑑賞はいかが!」
卸町から文化や芸術を発信していこうと今夜、サンフェスタ駐車場で野外上映会「おろシネマ」が開かれます。バブルが弾けた頃めっきり若い人が減りましたが、音楽スタジオMOXや演劇工房10BOXが出来たことで、徐々に活気付いてきたことは確か。世代間交流も生まれ、4年前、10BOXで働き始めた伊藤さんが仙台卸商センターの理事長に挨拶した折、お互い映画好きということが判明。野外で上映してみたいですよねー、という一言がきっかけでその年の秋に初めて実現しました。 今夜は「THE DAY AFTER TOMORROW」を上映。何が好評かって、作品の内容そのものより観賞の環境です。4階建てのサンフェスタに大きなスクリーンを設置し、客席の駐車場前列にはカーペットに座布団。そこに寝転がって観る、この上ない贅沢ですよ!真っ白な巨大テントも設置しますので雨の心配もなし(もっとも昨晩「お天気まつり」と題した気合入れをしたのでいらぬ心配ではありますが)!笠原さんは小学時代校庭で観た「ノンちゃん雲にのる」を思い出すんですって!団塊の世代の方々にも足を運んで頂きたいです。満点の星空の下、ビールを飲みながら映画を観る、最高ですね!19時、上映開始です。 (高橋亜由美)
卸町野外上映会おろシネマ vol.12 ☆☆ デイ・アフター・トゥモロー ☆☆ −The Day After Tomorrow−
[8月9日(木)放送] 「見頃です。満開の三本木ひまわりまつり」
今年もお見事!ひまわりの丘。ここではどんなに大きな声を出しても花がびくともしないので安心。6ヘクタールの丘は、どこを見てもヒマワリ、ヒマワリ、ヒマワリ…、42万本が満開です。 5月に種を蒔き、先月28日頃から咲き始めましたが、ここ数日の雨で一部の花はおじぎをし始めています。種が詰まってきたので、顔が重いんです。ひまわりは元気!パワフル!はつらつとしたイメージが強く、手がかからないという印象ですが、雑草に弱いのである程度背丈が伸びたら間引きしなくてはなりませんし、カラスやスズメ、ハトが種を狙っているため9月末からの収穫作業も容易ではありません。まつり前の草刈りは、今年から古川のシルバー人材センターの皆さんにお願いしたほどです。ただ手をかけただけあり、今年もぐんぐん背丈を伸ばし、中にはダルビッシュ選手のように長身のひまわりも。 皆さんもここを訪れたら「うわー、きれい」と歓声を上げるはず。ひまわりの黄色が元気づけてくれますから、どうぞまつりに足を運んで下さい。16日(木)までです。 (高橋亜由美)
[8月8日(水)放送] 「大崎の111人の小学生が100km徒歩の旅に挑戦!」
午前8時45分、三度笠をかぶった大崎管内の小4〜6までの111人は元気に有備館の森公園を出発しました。「雨なんか吹き飛ばすぞー!」と気合い入れをしたからか、100kmを歩き抜いてみせる!という強気な表情でしたが、見送るお父さん、お母さんたちは「大丈夫かしら…」と心配そうな様子。お父さん、お母さん、「かわいい子には旅をさせよ」というように4泊5日、彼らはボランティアスタッフに支えられながら苦楽を共にし、仲間を作り、優しさや思いやりを育んでゴールするはず。門脇団長も、途中で様子を覗こうとしないで下さいね、と言っていますよ。 みんなが一番楽しみにしているのは友達をたくさん作ること!4年生から参加しているカナエさん(小6)も、友達がいるからホームシックにならないそうです。初めて参加するりおう君(小4)も、お父さん、お母さんと離れても大丈夫!と自信満々。ホントかな〜???旅の途中、足が痛い、お腹の調子が悪い、時に仮病も続出する中、一番の問題はホームシック。何せ、4泊5日も離れる経験なんて殆どの子はしたことがありません。何としてでも乗り越えさせます!とスタッフ。ここから学ぶものは大きいし、今年から、過去にこの企画に参加したことのある中学生15人も参加しますので、相談にのってくれる先輩がいますからね! 一方で子供達、本当は不安もあるんです…。誠之介くん(小5)は、「僕は自分勝手なところがあるから友達と協力できないかも…」と。それに夏休み中は8時半に起床していたし、朝早く起きられるかも心配なんだそう。大丈夫!それも仲間と一緒に直していこうね。 さぁ、12日は全員でゴールできるか?そしてどんな笑顔を見せてくれるか?旅は始まったばかりです。 (高橋亜由美)
[8月7日(火)放送] 「上海公演に向けて合宿中! 少年少女ヴァイオリニスト」
蒸し風呂状態の集会所の中で奮闘しています、えずこヴァイオリンアカデミーの皆さん! 彼らは仙南に住む小1〜高2までの32人で、学校も年齢も性別も関係ない、同じ奏法を身につけるために全員初心者としてヴァイオリンを始めた全国的にも珍しい弦楽合奏団。何故、彼らがうだるような暑さの中合宿しているのかといいますと、実は今月18・19日「2007上海青少年交流音楽祭」に出演するからなんです。1泊2日、二日目の今日は5時から練習開始、何度も同じフレーズを奏でては「もっと柔らかく!透明感のある音色に!」など菊池先生のアドバイスを受け、殆どの生徒達は辛いです…と。ヴァイオリン歴11年目、リーダー的存在の森竜祐くん(高2)においては「先生が鬼のようです」と。確かに(失礼!)。だって、先生は子供達より声が大きいのですもの…。 現地ではレセプションや学校訪問もするので、昨夜は中国語の勉強もしました。岡崎巧くん(小5)は「こんにちはは、ニーハオって言うんだよ」と教えてくれました。ありがとう! 一に練習、二に練習、今日の午後は弦の張り替え講習を受け、15時に解散。うだるような暑さの中、これだけの練習を重ねたのですから自信を持って!上海で素敵な音色を響かせて下さいね。 (高橋亜由美)
えずこヴァイオリン♪アカデミー ☆☆ 2007上海青少年交流国際音楽祭 ☆☆ 公開リハーサル開催のお知らせ
[8月6日(月)放送] 「アートで仙台七夕を楽しもう!」
リップルロード仙台は、周辺住民と仙台市が相談し合い、イベントも開ける場にしようと開設された長町一丁目商店街とあすと長町を結ぶ歩行者専用道路です。今日午前10時から行なわれる「ながまち・七夕アートフェスティバル2007」の準備で、汗ダクになりながらも関係者の皆さんは慌ただしい様子。会場入り口では、午前5時(!!!)に飾り付け始めた七夕飾りが私たちを迎えてくれました。広告やチラシを使いあくまで手作り重視の飾り。婦人会を始め、高齢者住宅「グッドライフ長町」のおじいちゃん、おばあちゃんたちが一年かけて作った飾りの中には、タコの顔をしたクス玉とニョキニョキの足が吹流しになった作品が。こりゃ、子供達が喜ぶこと間違いなし!白い紙衣には、お花を切り貼りし、そこから作り手の笑顔が見えたような気がします。 また、今年は町内の「仙台美術研究所」の職員や生徒の皆さんと協力して、地域の子供達が自分や家族、友達を描いた絵も展示します。270点以上の作品の中には、楽天Eの選手になった自分、「心の中の自分」と題した絵はアジャ・コングのようなカラフルな顔に様変わりしていましたが、指導した安達純子先生は「リアルでダイナミック」と感心していました。 今日はこの「顔展」の他、陶芸作品の販売、うちわや風鈴の絵付けなどがあり、これを通し商店街に興味を持ってモラエレバ、と甲田理事長。甲田理事長の汗をフキフキ話す姿を見れば、いかに商店街が盛り上がっているかが伝わりますよ! (高橋亜由美)
[8月3日(金)放送] 「明日 有備館まつり開催!」
まるでおばあちゃん家に行った時のような懐かしさを憶える場所、旧有備館。岩出山伊達氏の家臣たちの学問所として、約300年前に建てられました。回遊式池泉庭園が目の前に広がる萱葺き屋根の佇まいは貴重な文化財、陸羽東線の速度がここでの時の流れを表しているかのようです。 明日午前9時からのまつりでは、ふろしきを見直す講演や伊達家に仕えた今はなき染物屋の染型紙の展示など、地元の人はもちろん、観光客で賑わいそうです。まつり準備に一役買ったのは、地元の小1〜3の子供達。夜、庭園に浮かべる絵灯篭を作ったのは彼らなんです。願い事も添えました。「習い事が上達しますように」「緑がいっぱいありますように」など優等生ばかりかと思いきや、「宝くじが当たりますように」とお父さん(?)の願いを叶えようとするおりこうさんも。 風情ある場所ですが、小学生が「えさやるとたちまちコイの運動会」と詠んだように池のコイは元気!元気!そう、俳句を詠むにもぴったりの場所かも?疲れが癒されるひと時です。 (高橋亜由美)
☆☆ 有備館まつり ☆☆
[8月2日(木)放送] 「きょう開催! 第2回全国笹舟大会」
笹舟の全国大会?!そうなんです、小さい頃に慣れ親しんだ手のひらサイズの笹舟ではありますが、今年は84人がエントリーし東京からの参戦者もいます。コースになる200mの緒絶川は一見穏やかに見えますが、舟を流せばへそ曲がり。なかなか真っ直ぐに進ませてはくれませんし、川の中のコイは舟を追いかけようとし、好スタートを切ってもどこで何が起こるかわからない、正に運次第。でも、出場者がわざわざ手作りした笹舟を使うのですから諦めるわけにはいきません! 一方、20チームが出場する創作船の部も見ものです。不用品で作った船を出走させますが、縦、横、高さともに1m以内の船はぶつかり合うことが予想されます。大崎うめえもの市場の松浦店長が半年前からアイディアを浮かべていた「舞」という日本人形を3体乗せた雅な船も、毎朝早く起きて作った甲斐あり、試走では風を感じながらゆっくり進んでいきましたが、レースともなれば他の3隻と衝突し荒々しくなること間違いなし!そこがこの大会のおもしろいところでもあるんですがね! 今年は15時半まで受け付けすれば、飛び入り参加OK!笹を流している間、自分の年齢を忘れちゃうほど子供のように夢中になっていました。 (高橋亜由美)
[8月1日(水)放送] 「仙台の小3サーファー・塩釜の三兄弟サーファーが参戦! 北日本サーフィン選手権」
小3のサーファーは、学校で「くろ助」と呼ばれるほど真っ黒に日焼けした伊藤麻華くん。今大会では、キッズ部門にエントリー、その中でもおそらく最年少ですが、両親の影響でサーフィンを始めた彼は去年、茨城グロメッツで3位に輝いた実力の持ち主です。麻華とはタヒチ語で「太陽」、でも実際はギラギラ太陽よりは陽だまりのような優しい性格。普段から自分のサーフボードは自分で磨き、この夏休みも宿題は済ませ、あとは試合に集中するのみ。殆ど、日本サーフィン連盟の澤地総一さんに教わっています。そして密かに、隣に立つ小島三兄弟にあこがれているんです。 サーフィンスペシャル部門に出場する塩釜在住の小島三兄弟も両親やお兄さん達の背中を見て、サーフィンを始めました。翼さんも海生さんも、今年5月にポルトガルで開催された世界ジュニアの日本代表選手。大地さんは県内の大会では名を馳せていますが、目標がずっと高いところにあるので、大会名は伏せてくださいとのこと…。わざわざバリ島で練習するほど、サーフィンにかける思いは強いんです。家族が毎回、大会の様子をビデオに録画してくれるので、それを見ては反省し、3人とも目標はプロ選手!海生さんはこの夏休み、受験勉強を忘れている様子?!もしかしたら今大会で順調に進めば海生さんと翼さんが対戦することになるかもしれない!ということがわかると、翼さんは「弟が挑戦してくるなら受けて立つ!でも本当は二人で勝ちたいなぁ」と本音をポロリ。小学生の頃に始めた弟たちがこんなに成長したか…、と大地さんもいい刺激を受けているようです。 試合は今週末。個人的には麻華くんがどうやって波の上に立つのか興味がありますが、あこがれの小島三兄弟を前にビシっと決めてくれることでしょう。期待しています! (高橋亜由美)
|