安東理紗のアンニョン韓国
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安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


4月8日(火)のお話は・・・「韓国で韓定食を!」

韓定食の歴史
今でこそドラマ「チャングムの誓い」で有名になった韓定食ですが、その元は同ドラマで取り扱った‘宮中料理’が元。宮中料理が元になっているだけあってその盛り付けや使われる食材は究極そのものです。
究極と言われる理由はお盆ではなくテーブルに所狭しとおかずなどを並べることだといわれております。日本の懐石のように1品1品と出てくるのとは違うので文化の違いが垣間見れるかもしれません。
韓国のことわざ「お膳の足が折れるほどたくさん」と表現されるほど、韓定食は韓国人の生活に浸透しています。

韓定食の内容
前菜料理はクジョルパン(九折板)やチュッ(粥) が代表的。九折板といわれる八角形の器の周りにある小皿に八種類の具を入れ、その中心の小皿にある小麦粉を水で溶いて焼いたチョンピョンで具を巻いて食べます。お粥が出てくるのは豪華な食事の前に胃を優しく保護するためです。
メイン料理は肉、海鮮料理のほかにシンソルロ(神仙炉)が代表的。
肉料理ではカルビ料理が主に出てきます。魚料理ではお刺身から焼き魚まで様々です。シンソルロ(神仙炉)は肉、魚から野菜まで色鮮やかにシンソルロ(神仙炉)というしゃぶしゃぶ鍋のような鍋に盛り付け、牛スープで煮込む料理です。食事はご飯とチゲ(汁物)が出てきます。
デザートは季節の果物や韓菓(ハングァ)と伝統茶が出てきます。
正当な韓定食のほかに、アレンジされた韓定食などもあります。

田舎韓定食とは?
正統韓定食とは違うのは素朴な山野菜をふんだんに使った点です。
家庭で出てくるようなおかず類が沢山味わえます。

山菜韓定食とは?
肉料理などはほとんど出てこない野菜メインの韓定食です。
ヘルシーさが売りで仏教料理、お寺でいただける精進料理のような定食です。肉料理などは一切なく、味付けも薄くしてあります。
テンプルステイなどでいただけます。

韓定食の予算は?
手軽な値段でいうと10,000(千円)ウォンからいただけます。素材など高級なものを使っていれば100,000(一万円)ウォンくらいにもなるものもあります。



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