安東理紗（TBCアナウンサー） 2007年8月、韓国の安東市（アンドン市）と名字が同じ！という縁で韓国観光名誉広報大使に。 韓国観光名誉広報大使の安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。 5月6日（火）のお話は・・・「一足お先に冷麺はいかがですか？」 ●冷麺のルーツとは？ 今でこそ、夏の風物詩として冷麺ですが、実はそのルーツは北朝鮮の冬の寒い日に暖かい部屋で食べる食べ物でした。 冷麺には2種類あります。 ・平壌冷麺（ピョンヤンネンミョン：スープで頂く） → 通称　水冷麺（ムルレンミョン）といわれる。 ・咸興冷麺（ハムフンネンミョン：タレに絡めて頂く） → 通称　ビビン冷麺（ビビンネンミョン）といわれる。 ●水冷麺とは？？ 麺 → そば粉や緑豆粉が主体、若干麺が黒く太いが噛み切れるほどの麺。 スープ → 牛骨や鶏肉などのダシとトンチミといわれる水キムチの汁を合わせて作る。 具 → 味付けした肉、錦糸卵（ゆで卵もあり）、きゅうり、ナシといたってシンプルなラインナップ。 食べ方 → そのままでも、酢やカラシなどの調味料を入れて自分なりにアレンジしてもOK。 ●ビビン冷麺とは？？ 麺 → ジャガイモなどのでんぷんが主体、噛み切れないほどのコシがある。 スープ → スープはなく、その代わりにコチュジャンベースのタレを絡めて頂く。 具 → 水冷麺と同様にキュウリ、卵などのシンプルな具材。 → アレンジされたものとして刺身を具材としたフェ(刺身）ビビンミョンも絶品。 食べ方 → 全体に絡まるように一生懸命に絡めると一層、美味しくなります。 ●いつごろから食べられるの？ 年中出しているお店もありますが、大体は5月くらいから出るようになります。 これまでの放送はこちら 安東理紗のアンニョン韓国スーパー 韓国観光公社WEBサイト