安東理紗のアンニョン韓国
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安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


7月1日(火)のお話は・・・「参鶏湯(サムゲタン)で元気モリモリ!」

参鶏湯はうなぎ?
○韓国では夏に「伏日(ポンナル)」という最も暑くなる時期を指す言葉があります。

→3段階に分かれて‘初伏(チョボク)’‘中伏(チュンボク)’‘末伏(マルボク)’となります。

※今年は
‘初伏(チョボク)’ 7月19日
‘中伏(チュンボク)’7月29日
‘末伏(マルボク)’ 8月8日

○この時期に暑気払いとして滋養のある食べ物を食べるのが習慣となりました。
→それがすなわち“参鶏湯(サムゲタン)”
⇒日本でいう“土用丑の日”にうなぎを食べるのと一緒!

参鶏湯(サムゲタン)って?
○若鶏のおなかの部分にもち米/栗/なつめ/高麗人参/松の実/にんにくなどの栄養たっぷりの材料をいれ長時間煮込んだ料理。

※相場は7000-12000W

○夏バテや滋養強壮によく効くとされている料理

○煮込んである鶏肉をほぐして、塩につけて食べるほか、スープや中の具在も味わう一品

○この‘伏日(ポンナル)’だけではなく韓国の方が1年中好んで食べる料理でもある。

○この日には日本のうなぎ屋と同様に参鶏湯専門店に行列ができるほどの人気!

韓国人の夏の考え方
○以熱治熱(イヨルチヨル)の考え方
韓国では昔から“以熱治熱(イヨルチヨル)”という四字熟語と考え方があります。 これは「熱を以って熱を治す」ということを表しており、その意味は夏の暑い時期には熱いものを摂取し、夏バテや食欲不振を治そうというものです。美 特に夏は暑いからといって冷たいものをたくさん摂取しがちですが、逆に体を冷やしてしまうので、参鶏湯(サムゲタン)などの温かい料理を食べて体を温めて、新陳代謝を促せば自然と夏バテや食欲不振が回復しているという考えを韓国の人は持っています。 夏に韓国に行かれる方は「郷に入らば郷に従え」の精神で参鶏湯(サムゲタン)を召し上がってはいかがでしょうか?



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