安東理紗のアンニョン韓国
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安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


1月26日(月)のお話は・・・「韓国人の旧正月の過ごし方」

お正月は“ソルラル”と呼ばれます。本家や実家に帰る時、この時期、お世話になった人や両親、親戚などに贈り物をする習慣があるため、ソルラル前はデパートを始め大型ディスカウントストアやコンビニにまでソルラル用の進物セットがズラリと並べられます。また、帰省ラッシュも激しくなります。車で普通2時間ほどで行けるソウル〜大田間が4,5時間というから驚きです。茶礼(チャレ)は先祖にお供えものをして、敬う儀式のことをいいます。茶礼を行う前に体をきれいにします。(※韓服(ハンボク)を着る家庭もあります)その後、トックク(日本の雑煮にあたるもの)を食べ、年取りをし、“歳拝(セベ)”といわれる新年の挨拶を兼ねたお年玉を渡すイベントがあります。この時には両親が子供に対し、今年はどのように過ごしてもらいたいかなどの一言を添えてお年玉を渡します。一通り終われば、近隣の親戚への挨拶まわりや親戚同士で家や外で遊びます。大人たちは家で花札やゲームに興じます。また、子供たち同士では映画などを見に行くこともあります。本来はこのような順番で迎えられていたソルラルですが、今は核家族化や家庭の方針などによってバラバラです。しかし、家族をいつも大切にする韓国の人々はソルラルで家族の絆を再確認することが多いようです。



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