安東理紗のアンニョン韓国
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安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


6月1日(月)のお話は・・・「韓国人もタコが大好き!?」

韓国でも「タコ料理」はおかずやおつまみでは定番。食べ方も韓国ならではのものもあります!今回は「タコ料理」を特集!

<韓国の「タコ料理」の定番 ナクチポックム&チュクミポックム>
○ナクチは「テナガダコ」、ポックムは「炒める」。テナガダコの切り身を唐辛子とコチュジャン(唐辛子味噌)、さまざまなヤンニョムを混ぜ合わせて炒めた料理。プルダクと並び、韓国激辛料理の代表。食事として食べれば食欲増進に、お酒のおつまみにもピッタリ。シメは残った汁と具を使ってポックンパッ(チャーハン)をオススメしたい。また、豆もやしも入ったメニューもあります。
○チュクミポックムは、チュクミ(イイダコ)をコチュジャン(唐辛子味噌)、おろしにんにく、おろし生姜、ゴマ油、などと一緒に炒めた料理。ネギやタマネギなどの野菜や、きのこ類を一緒に炒める場合も。種類が違うだけでタコを辛く炒めるという点では、ナッチポックムと同じ。やはりチュクミポックムもシメはポックンパッ(チャーハン)で。
→ 辛さは辛め。
→ 価格帯/10,000〜13,000ウォン

<スリル満点!? サンナクチ>
○サン(生きた)という韓国語がつく通り、カットしたものをゴマ油と塩あるいはチョコチュジャン(酢コチュジャン)につけて食べます。うにょうにょと動くタコを口に運ぶのは勇気が要りますが、口に吸いつく食感がはまります!辛くはないです。20,000〜30,000ウォン程度

<おいしい出汁が出る一品 ナクチチョンゴル>
○タコの寄せ鍋。タコをヤンニョムであえて、玉ねぎなどの野菜類や牛肉などを入れて煮込む。出汁は入らないのでタコの味が思う存分楽しめる一品。仕上げに入れる春菊の風味がたまらない…。
→ 辛さはやや辛い(お店によって異なります)
→ 20,000〜35,000ウォン

<アツアツを召し上がれ! 鉄板 ナクチ&チュクミ>
○ポックムと違って皿ではなく、ヤンニョムにあえたものを鉄板で炒めた一品。アツアツを食べられるのがうれしい一品。最近ではチーズなどを入れているものを提供するお店も登場!
→ だいぶ辛い!
→ 10,000ウォン〜

「どこで食べるのが美味しいの?」
○おすすめはなんといっても港町。1番は全羅道の木浦をはじめ全羅道の群山(グンサン)や忠清道の舒川(ソチョン)、京畿道の金浦(キンポ)などでイベントが開かれるほど。
○ソウル市内なら鷺粱津(ノリャンジン)水産市場や武橋洞(ムギョドン)がおすすめ!東京で言うところの築地のような市場。毎日、たくさんの魚がセリに出されている。一般客は魚を買ったら、魚屋と契約している食堂で食べるのが一般的。食事する場所にこだわりがあるのであれば食堂をまず、見てから魚屋さんを見ることをおすすめ。一方、清渓川に近い位置にある武橋洞(ムギョドン)でもナクチ専門店が多いことで有名!
ソウルでも気軽にタコ料理を楽しんでみましょう!
→ 地下鉄1号線 鷺粱津(ノリャンジン)駅下車、1番出口から100m。駅から市場まで歩道橋になっています。



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