安東理紗のアンニョン韓国
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安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


12月21日(月)のお話は・・・冬の食材 かぼちゃ

●明日は冬至!かぼちゃ特集●
12/22は日本でも韓国でも冬至。日本では冬至に「小豆粥」や「かぼちゃ」を食べる風習がありますが、韓国でも冬至には「小豆粥」を食べるそうです。
☞ 小豆の赤い色は、東洋哲学で「陽(肯定的な色)」の赤い色につながるため、あずき粥は邪気を払ってくれるものと信じられています。
☞ 今日は小豆といいたいところですが…「かぼちゃ」を特集します!!

【韓国のかぼちゃ】
韓国語で「かぼちゃ」は「ホバク」と言われます。これには大きく2種類あります。
○ズッキーニのような緑色の細長い韓国かぼちゃが「ホバク」
○日本で見かけるオレンジ色のカボチャが「タンホバク」
☞「ホバク」は甘くありません。それに甘いという意味の「タン」をつけて「甘いかぼちゃ」としてこう呼ばれることがあるようです。

【韓国でかぼちゃを味わう】
○ホバクチュク(カボチャ粥)
☞ 小豆粥にならぶポピュラーなお粥。ゆでてつぶした「タンホバク」を丁寧にもち米と煮込んでいき、ポタージュ風に仕上がるのが特徴。韓定食屋さんではホバクチュクで食欲を増進する役割があるとして、前菜で出されることが多い。
☞ お粥専門店、韓定食レストランで食べられます。

○ホバクジョン
☞ 普通の韓国かぼちゃを使ったジョン。輪切りにした普通のホバクを小麦粉と卵で焼いて食べる。法事にあたる祭事(チェサ)の時に多く食べる。
☞ 韓定食レストランで食べられます。

○ホバクヨッ(カボチャ飴)
☞ 韓国ではカボチャが飴にもなります。キャラメル風味の中にほんのりカボチャが味わえる飴。公園の中の露店ではおじさんが大きなホバクヨッをハサミで切り売りする場面にも遭遇できます。
☞ 公園やマートで食べられます。

○タンホバクサラダ(カボチャサラダ)
☞ カボチャサラダも韓国で味わえます。サラダバーがあるお店で出会える一品。韓国料理以外のお店に行かれた時に味わってみてください。
☞ ピザ屋やファミリーレストランで食べられます。

日本と韓国、習慣や食文化の共通点と違いが楽しいですよね!

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