安東理紗のアンニョン韓国
ロジャー大葉のラジオな気分
安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


5月3日(月)のお話は・・・ソウルにユッケブーム到来?

日本の焼き肉屋ではレギュラーメニューの「ユッケ」ですが、韓国ではそうでもないメニューの1つ。
その「ユッケ」がじわじわと昨年からチェーン店ができるなど、ちょっとしたブームとなっています。

Q. ユッケって?
ユク(육)が肉、フェ(회)が刺身でお肉の刺身となるユッケ。
新鮮なお肉を使わないといけないために専門店は少なめ。
主に腰からお尻にかけての大きな赤身の部分で旨みが多いランプ肉(우둔살・ウドゥンサル)を使う。韓国では韓牛(ハヌ)を使うことが多いとのこと。
生の牛肉を細かく切ってゴマ油などで味付けしてあるので、そんなに辛くはありません。お子様にもお勧めです!また、焼酎などのお酒のおつまみにもぴったり♪

Q. なぜ、ブーム?
とある記事によると女性の酒の席を避ける理由としてダイエットの敵である高カロリーのおつまみが多いからということが挙げられた。そこで、ユッケが低脂肪、高蛋白質とウェルビーイングの面を持っているため、女性をターゲットとした市場が生まれました。それから、ブームとなりました。今では韓牛業界では“ユッケのブランド化”を推進中です。新たに韓国グルメを楽しみたいときにぜひ、おすすめです。
※ある店舗の1皿分のカロリーは430キロカロリー
※ウェルビンということが見直された点でこのブームはマッコリの時と同じだといえます。

●どこで食べられる?●
最近は専門店なるものが増えてきました。
ユッケ○○や○○ユッケなどが店名ですが…
今日は代表的なお店をご紹介します。
(※この他にもいろいろとあります。)

@ソチョドンヨンガ(서초동연가)
45年前からの伝統の味を守り続けているチェーン店。本店は江南にあり、連日、付近の会社員でにぎわっている。あいにく、明洞店はなく、江南エリアや新村、弘大エリアにはあります。
☞ ユッケ:30,000ウォン(一皿)

Aユッケタリン(육회달인)
最近、出てきたチェーン店。ユッケの達人という意味を持つこのチェーン店は全国的に展開をしているが、明洞店はあいにくないが、弘大、狎鴎亭エリアにあります。
☞ ユッケ:25,000ウォン(一皿)

B広蔵市場(クァンジャンシジャン)の一角のユッケ店通り
もっとリーズナブルにユッケを楽しみたいのであれば、広蔵市場の一角にあるユッケ店通りがおすすめ。5,6店のユッケ専門店が軒を並べ、毎日、市場関係者や近所の会社員などでにぎわっている。
☞ ユッケ:10,000ウォン(一皿)
※ユッケ専門店では他にもレバ刺しやセンマイ刺、牛刺などがラインナップしているので、挑戦してみたいところ!

☆一言韓国語講座☆
イゴ メウォヨ?☞ これ、辛いですか?
基本的に辛くはないユッケ。でも、コチュジャンユッケなるものも登場しているので確認してみましょう♪










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