安東理紗（TBCアナウンサー）
2007年8月、韓国の安東市（アンドン市）と名字が同じ！という縁で韓国観光名誉広報大使に。
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韓国観光名誉広報大使の安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。
7月26日（月）のお話は・・・夏に行きたいおすすめの地方
夏休みなどでちょっと長い期間をとって韓国旅行を楽しまれる方がいらっしゃると思います。ソウルだけで回るのもいいですが、時間があるのであればちょっと足を延ばして、新しい韓国を見てみてはいかがでしょうか？
今回はそんな夏にお勧めの地方をご紹介します！
【忠清訪問の年】
今年からは「2010-2012 韓国訪問の年」だということはご案内しましたが、さらに毎年、指定されている地方訪問の年があります。今年は「忠清道訪問の年」でもあるんです。
○忠清道って…？
忠清北道と忠清南道、大田広域市があるエリアが忠清道と呼ばれます。忠清北道は韓半島（朝鮮半島）中央部に位置し韓国内で唯一に海と接しなかった内陸地。地理的な条件により交通の要衝地となり、文字通り中心的な役割を果たしてきた地域です。ここには俗離山（ソンニサン）、小白山（ソベクサン）、月岳山（ウォラクサン）の3大国立公園を始め大清湖（デチョンホ）と忠州湖(チュンジュホ)という美しい湖もあり、天然の観光資源と文化遺産が数多くあります。また、韓国の中心部にある忠清南道は全体的に平野が多い地域で、鉄道や高速道路が交差する交通の要衝地としての役割を果たしてきました。韓国の名山・鶏竜山（ケリョンサン）と錦江（クムガン）、953kmのリアス式海岸も美しく、獨立記念館や顕忠祠、また有名な温泉など、見所の多い地域です。
【忠清道の夏のおすすめエリア】
①山派の方には子供連れでも楽しめる国立公園へ
自然あふれる忠清北道には子供連れに安心の国立公園があります！特にお勧めなのが「俗離山（ソンニサン）国立公園」。雄大な風景の俗離山のふもとには子供が安心して遊べる水遊び場があります。公園の奥には韓国でも有数のお寺である“法住寺（ポプチュサ）”があり、地元の人でにぎわっています。また、山の幸がふんだんなので山菜ビビンバなども味わうことができます。
②山より海派の方には「保寧」へ
山より海が好き！という方には大川海水浴場(テチョンヘスヨッチャン)がおすすめ！毎年恒例の保寧マッド・フェスティバルが開かれる西海岸最大規模の海水浴場です。幅100m、水深1.5mで、3.5kmの海岸線に沿って、貝殻の入った白い砂浜が広がります。保寧マッド・フェスティバルのおかげで最近では周辺施設が充実しており、リゾート化が進められています。また、モーターボートなどのレジャー体験も充実。グルメでは豊富な黄海でとれる海の幸をつかった刺身やメウンタン（魚を煮込んだスープ）が味わえます。
【秋には大イベントが】
忠清道のお楽しみは夏だけではありません！
秋からは約1ヶ月間にわたる大イベントである「2010世界大百済典」が忠清道の主要エリアである公州（コンジュ）・扶余（プヨ）で開かれます！
韓国の三国時代のうちの1つであり、様々な歴史遺産を生み出し大韓民国の礎を築いた百済。その文化を紹介するために開かれるのが「2010 世界大百済典」です。水上公演などで再現される百済時代の一大絵巻や扶余に新設された百済歴史再現団地などがこのイベントの魅力です。また、歴史ドラマの俳優を出演させての“黄山原（ファンサンボル）の戦い”の再現なども歴史マニアにはたまらないイベントです。
☞ 期間：9月18日～10月17日（30日間）
☞ 場所：公州・扶余一帯
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