安東理紗のアンニョン韓国
ロジャー大葉のラジオな気分
安東理紗のアンニョン韓国




安東理紗

安東理紗(TBCアナウンサー)
2007年8月、韓国の安東市(アンドン市)と名字が同じ!という縁で韓国観光名誉広報大使に。
韓国観光名誉広報大使安東理紗アナウンサーが、韓国の観光情報から芸能ネタまで旬な話題をお伝えします。


4月2日(月)アンニョンハセヨ〜!チョヌン安東理紗ラゴハムニダ。このアンニョン韓国は毎週月曜日5分間ほど韓国の情報をお伝えします。今年度は週ごとに分けてプログラムを組もうと思っていまして、観光情報のほかに、k−popの週と韓国語の週を作ったりしていこうと思っていますので、どうぞお付き合いくださいませ。

【韓国で野球を見よう!】
さて、今週は観光情報。日本では野球が始まり大変盛り上がっています。韓国の野球もいよいよ今週土曜日に開幕。そこで今日は「韓国で野球を見よう」というテーマでお送りします。韓国の野球は発足したのが1982年と歴史は30年くらい。韓国ではサッカーが盛んなため、野球人気はその次という感じです。当初は6球団でしたが、91年から8球団になり今も8つのチームが1リーグ制で戦っています。1シーズンの試合数は各チーム126試合と日本よりもちょっと少ない感じですが、プレーオフ制度も導入されています。韓国のプレーオフはペナントレースで4位以内に入ったチームに出場権が与えられるしくみになっています。日本とどこが違うかと言えば、まず応援スタイル。韓国では基本的に内野席に設置されたステージを使用し、そこで応援団長が指揮を執って応援します。各球団ともに専属応援団があって、一試合につき4人の女性がセクシーなダンスなどで楽しませてくれるのですが、中には野球よりもこのチアリーダーにばかり声援を送る人もいるくらいみたいですよ。観客はそのリズムに合わせ、2本1組になった縦長のスティックをたたいて応援します。バレーボールの時に持って叩いている風船のようなもので2000Wだから180円ほどです。そのほか、釜山を拠点にしているロッテジャイアンツは新聞紙で作ったボンボンを持ったり、後半になるとオレンジ色のスーパーの袋のようなものが配られるんですが、空気を入れて頭にのせてとさかのようにして応援するんですって!ちょっと面白い光景ですが、グッズとしては安いので旅行客でもすぐ入れる感じがいいですよね。

食べ物は地下鉄の出口でのり巻きキンパを販売していたり、球場内外にもフライドチキンなどがあります。また、荷物の検査がないので球場外で食べ物を購入して持ち込むということも可能でピザ屋さんでピザを買って持ち込む人も多いそうです。パーティ気分ですね。日本と違って生ビールを売りに来ることは殆んどなく、缶ビールを買うようです。さぁ、行ってみようかなと思ってきたかた、実は入場料が日本に比べてかなり安いです。たとえば、平日だと指定席は7000円ほどであまり変わらないのですが、安い指定席は700円ほど、外野自由席だと500円ほどと格安!ただ、週末や休日になると値段が少し高くなります。

チケットは特別な試合でない限り、当日券がなくなるということはないので、通常、窓口で直接購入しても大丈夫だそうです。

韓国の野球は応援をしながら楽しんでください!

ピッチャーが投げるときは「か!か!」いけ〜という応援をします。ファウルでもなんでもかなりの応援になるそうですし、攻撃している、してないにかかわらず声を出すということです。
さすが韓国という空気を肌で感じてください。










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