街角ステーション
ロジャー大葉のラジオな気分
■9月5日(金)

ラジオカーは女川町を走りました。
女川港近くの「情報交流館」では、震災当時の様子や、これからできる女川駅舎の模型など、女川町のこれまでとこれからを見ることができます。ここで販売されている新名物が「さんまなふせん」その名の通り、さんまの形をしたふせんですが、とってもカワイイ!!生さんまや焼きさんま・・・本にたくさん貼ると、あなたの本が「大漁」になります!こちらの交流館のほかにも主な宿泊施設や商店にもおいてあるそうですので、ぜひ手に取っていただきたい新名物です。
女川町で生まれ育った、女川観光協会の遠藤琢磨局長が「街が変わっていくのか楽しみ」と話すように、来年の3月に完成する予定の女川駅には、震災前に駅のとなりにあった温泉施設が入ったり、駅を降りて海へと続く道のまわりには商店街ができるそうです。
これまでの女川に、そしてこれからの町の姿を知ることができる空間です。


そして、ラジオカーは女川第一小学校の校舎を使って、小中学生の学習指導などを行っている「女川向学館」さんへ・・・。
こちらには小中学生約140名が通い、習熟度別の授業を行っています。大阪で中学教師をしていたという松本裕司さんは、この女川向学館で働き始めて2年目。
今は中学三年生の授業を担当しているとのこと。「受験へ向けて、まだエンジンがかかってない子もいるので、励ましていきたい」と笑顔で語ってくれました。「小学校、中学校との連携もとりながら、女川町としていい教育を作りたい」と意気込む姿はとても頼もしかったです。
現在は通行止めのエリアが多い女川ですが、それだけ未来に向けた準備が始まっている証ともとらえられます。
これまでとこれから、今その中間点にある女川の姿を目に焼き付けるのもいいかもしれません。




《ラジオカーTOP》

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