例年より早く桜の開花したという知らせが届いた今年。
県南の白石市の桜はすでに見ごろを迎え、益岡公園の桜を見に多くの方が訪れていました。淡いピンク色の桜の花が咲き誇る下で、ブランコに乗って楽しそうな子供たち。残り少なくなった春休みを満喫しているようでした。今日は気温も上昇し、天守閣入口付近にある売店では、ソフトクリームがかなり売れたようです。
食べたかったなぁ…。
それから、縁結びのスポットとして有名な「神石白石」にも行ってきました!
それほど広い場所ではなく、ひっそりとしたそこには2本の松に守られるようにして、直径1m、高さ50cmほどの石が置かれていました。この石の根は泉区根白石まで続いているという、白石の地名の由来にもなった石。ベガルタ仙台の練習施設、紫山サッカー場のある根白石までパワーを送れるように祈ってきました。
最後に訪れたのは宮城で最も早く咲くといわれる、常林寺の桜。
白石市の指定天然記念物のエドヒガンは、樹齢350年。350年の時を経ても、新しい枝が出てきて、そこに花を咲かせる。木は生きているということを、強く強く感じました。そして、桜の後ろ側の緑と、常林寺の山門の朱色の色彩がとても美しい景色を生み出していました。
今年の桜の見ごろは間もなく終わってしまうとのことでしたが、また来年も来たいなと思いました。
(伊藤晋平)