ふしぎのトビラ

2006年4月8日(土)放送 〔第1回〕
これまでの放送一覧|TOPへもどる
鉄を溶かすふしぎな温泉!

秋田県と岩手県の県境(けんざかい)にある玉川温泉(たまがわおんせん)の水は、 なめてみるとスッパイんだ!そして、鉄をとかす不思議な温泉なんだって!新しくて ピカピカの包丁(ほうちょう)を温泉に一晩つけておくと真っ黒になって刃(は)の ぶぶんが、ボロボロになってしまう。なぜなんだろう?

それは酸性が強いから。同じ酸性(さんせい)のサイダーやレモンとくらべると、酸 性の強さでは玉川温泉のお湯がダントツで1位! そんな温泉に人が入っても大丈夫なの?答えは「大丈夫」! 強い酸性のお湯は皮膚(ひふ)などについたばい菌などを倒す力がとても強いんだっ て。なので人の体にはとってもいい効果があるんだ。 皮膚のキズに薬をぬる前に、温泉でばい菌を倒してからくすりをぬると、ききめがい いそうだよ。
鉄を溶かすふしぎな温泉!

鉄を溶かすふしぎな温泉!
サン・ファン・バウティスタ号航海の謎

400年前、伊達政宗(だてまさむね)の命令で支倉常長(はせくらつねなが)が宮 城県の石巻からメキシコへ行きました。サン・ファン・バウティスタ号という大きな帆 船(はんせん)で太平洋を渡ったんだ。なんとその日数は90日間。冷蔵庫がなかっ た時代に、食べ物はどうやって保存していたのだろう?そして、電気もエンジンもな い時代にどうやって風の力だけで目的に着くことができたのだろう?

@船には干したご飯や干した魚や「つけもの」などをつんで行ったんだよ。干した食 べ物やつけものは腐りにくくて、90日くらいは保存(ほぞん)できたんだって。 Aうしろから風が吹いている時はせなかをおしてもらうようにすすみます。向かい風 のときでも、風と船の帆(ほ)の条件によっては、風が吹いてくる方向に船が進むこ とができるんだよ。風に向かって帆を斜めにして、舟が横滑りをしないように工夫す ると、斜め前に進んで行くんだ。
サン・ファン・バウティスタ号航海の謎

サン・ファン・バウティスタ号航海の謎


これまでの放送一覧|TOPへもどる