■石を割るど根性サクラ
岩手県盛岡市。町の中心部、地方裁判所の前にあるふしぎな桜「石割桜」。天然記
念物にも指定されているこの桜、その名の通り巨大な石を割って伸び続け、今年も見事な桜を咲かせました。でもなぜこんな形で桜の木が育ったんだろう。?
岩の割れ目は平均すると毎年1ミリづつ広がっています。岩の割れ目を少しづつ広げながら400年近くも成長を続けた「石割桜」この桜ができた説としては@桜の種がすでにあった割れ目の下の地面に落ちて成長した説。A岩のヒビに種が入り込み、桜の成長とともに 岩を割っていったという説。結局のところ、石割桜の成り立ちはいろんな力が複雑にかかわっているみたい。でもアスファルトを突き破るど根性大根や、石を持ち上げるもやしのパワーなど、植物には驚くべきパワーを持っている事は事実。「石割桜」は「ど根性系植物」の元祖とも言えるのでは?
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