ふしぎのトビラ

2006年7月8日(土)放送 〔第4回〕
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ホタテはおしゃべり?

動物の言葉がわかったらいいな、と思ったことありませんか。 少し前には猫や犬の言葉を教えてくれるおもちゃが話題になりましたが、 今回はなんと「貝」の言葉がわかるというのです。その名も「貝(カイ)リンガル」。 それは、養殖ホタテ生産日本一の青森県平内町の研究所にありました。

もともとアコヤ貝養殖のために研究開発した機器を応用したもので、 センサーがホタテの動きをキャッチし、パソコンに知らせます。 ホタテは、天敵のヒトデが近づいてくるのを臭いで察知、そして海水温にも敏感。 危険を感じたり不快な状態になると泳いで回避しようとします。 その動きを監視することで、ピンチがいち早くわかるというわけ。 貝リンガルはこの程陸奥湾で実用化、より良い環境でのホタテの養殖の 強い味方となりそうです。
ホタテはおしゃべり?

ホタテはおしゃべり?
サメは海のハンター?

怖くて強いというイメージの海のハンター「サメ」。 サメの歯は生涯で3万本も生えかわるって知っていましたか。 その他にもサメの生態には不思議がいっぱいありました。 なぜ早く泳げるの?フカヒレはどうしておいしいの?

サメの体の表面はサメ肌といって、葉の様な形のザラザラした 小さいウロコに覆われています。それが早さの秘密。 ウロコの隙間に水を含むことで水の抵抗を減らしているのです。 その原理を利用した水着も開発されています。  フカヒレのおいしさの秘密は、サメが骨のない「軟骨魚類」だから。 通常の魚のヒレには骨がありますが、サメのヒレはたんぱく質で出来た繊維 ですから独特の柔らかい食感で、おいしく食べられるのです。
サメは海のハンター?

サメは海のハンター?


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