■なまはげが作った石段?の巻
なまはげの郷、秋田から「ふしぎな石」。
その昔、ある山になまはげがたった一晩で999段もの石段を造ったという。
本当にそんなことができるのでしょうか。
実は、この山には同じような大きさの岩がたくさん埋まっていたのです。
ですから、他の場所から石を運ぶ必要はなく、近くの丁度よい岩を移動して
造れる、というわけ。
2つ目の不思議な石は、男鹿半島の海岸にある「ゴジラ岩」。
どうやって出来たの?
それはこの岩が、火山灰が固まってできた、比較的柔らかい性質の岩だから。
波が幾度もぶつかり、長い時間かけて削られて偶然できあがった自然の芸術です。
3つ目は、「男鹿の生き石」。火山の噴火で降り積もった岩の粒子が隙間なく
くっついて出来たため、他の石よりも頑丈で熱してもわれにくい。
その性質を利用して、汁に焼いた石を入れて煮る、男鹿名物「石焼鍋」が
誕生したんですね
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