ふしぎのトビラ

2006年12月9日(土)放送 〔第9回〕
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自然が天気を教えてくれる!

天気って、どうやったらわかるの? 昔は山や空を見て、風を感じて予想をする「観天望気」で判断していました。 現在はコンピューターなどの様々なデータを駆使しています。そこで、対決! 絶対当たるという白石市の和紙職人・遠藤まし子さんが自宅の大黒柱の湿り具合と 観天望気で、TBCの自称カリスマ気象予報士の斎藤さんがコンピューターで 予想しました。その結果は・・・

お見事!遠藤さんの勝利! 観天望気には、ちゃんと科学的根拠がありました。 「遠くの山がぼやけて見える翌日は曇りか雨」を検証してみると、 ぼやけて見える時は湿度が高い、はっきり見えると湿度が低いのです。 このように、コンピューターのない時代の人たちも、自然現象をよく見て感じ、 天気予報をしていたのですね。
自然が天気を教えてくれる!

自然が天気を教えてくれる!
リンゴの色はなぜ赤い!?

りんごの産地・青森県。さて、りんごの色はなぜ赤いのでしょうか。 りんごを赤くしているのは、果物や野菜に含まれている「アントシアニン」 という赤や紫色を作る色素。 秋に木々が赤や黄色に紅葉するのも、葉の中に出来た糖分からアントシアニンが 作られるからなんです。

では、りんごなどの果物が鮮やかな色になる理由は?
@動物の目につきやすいように。
熟す前は葉と似た色で目立たず、熟すと色づいて目立つようになります。 それを見つけた動物が実を食べて、移動して糞と一緒に別の場所へ種子を落としてもらうため。
A紫外線を防ぐ日焼け止めクリームの役目で、果肉を守る
あのおいしそうな赤い色にはちゃんと理由があったんですね。
リンゴの色はなぜ赤い!?

リンゴの色はなぜ赤い!?


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