■ふしぎな食べ物 納豆
全国の県庁所在地で一番納豆が食べられているという福島市。
その「納豆」はどのようにして誕生したのか。
昔、わらで作った“つと”という入れ物がありました。
煮豆を入れて、背中に背負って運んでいる時に、偶然出来たのではないかと
いわれています。実は、“わら”には、納豆作りに欠かせない“納豆菌”という
微生物がたくさんついているんです。
一方、納豆の原料・大豆にはタンパク質がたくさん含まれています。これが、
納豆菌の大好物。納豆菌がタンパク質を分解し、増えることを“発酵”と言います。
なんと、出来あがった納豆の約2粒には納豆菌が10億個もいるとか!
そして、あの納豆特有のねばねばの糸は、発酵で納豆菌が増えていく時にできるものだそうです。
おいしい納豆は、微生物の発酵の力が作り出していたんですね。
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