■事故を防ぐ!魔法の粉
新潟県、スリップ事故が発生しやすい冬の道路に「謎の白い粉」をまく車。
追跡取材すると、粉の正体は「塩」。どうして塩をまくのでしょう。
水は通常0度で凍りますが、水に塩を混ぜるとマイナス21度まで凍らないから。
つまり、日中に雨や雪がとけたりして道路が濡れても、あらかじめまいておいた塩が
溶けることによって、夜に気温が0度くらいに下がっても道路が凍らないというわけです。
それでは、もともと冷たい雪や氷の固まりに塩をかけて実験してみましょう。
すると・・・不思議なことに雪をつめた入れ物の中の温度がどんどんさがっていき、この実験ではマイナス20度まで冷えました。
試験管のオレンジジュースもみるみるうちにシャーベットになりましたよ。
つまり、雪や氷を急激に冷たくする力もあるんです。
塩はお料理をおいしくするだけではなく、ふしぎな力をもっているんですね。
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