■水を吸い込むふしぎな山?
福島県田村市にはすき間がたくさんあって、水を吸い込む山が!しかも鍾乳洞(しょうにゅうどう)もありました。鍾乳洞の中は白っぽいつららのようなものやカベにかこまれています。水が頭の上からポタポタ落ち、足元には川のように流れています。この水の成分を調べてみると・・カルシウムがたくさんふくまれていました。実はこの山、ほとんどが石灰岩(せっかいがん)というもので出来ています。
※石灰岩⇒校庭で白い線をひく粉とよく似ていて、カルシウム成分を多く含む
雨水などが山の地面にしみていき石灰岩をとかして混ざります。その水が地面の中で集まって川を作り、まわりを削って洞窟(どうくつ)を作ります。さらに、この洞窟の中で、水にとけていたカルシウムの成分が長い時間をかけてまた少しずつ固まって、ふしぎなカベの色や形の鍾乳洞が出来たのです。つららのようなものは、なんと! 1pのびるのに100年から300年もかかるというからびっくりですよね。
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