ふしぎのトビラ

2009年3月14日(土)放送 〔第36回〕
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春の拡大スペシャル!びっくりドキドキ水族館

恒例・深沢さんとミッキー先生のふしぎツアー!日本三景の松島へ。観光もして、おいしい「青葉城政宗膳」を楽しんでいるとミッキーの目がキラリ。出てきたのは63個直列につないだ乾電池(家庭用コンセントと同じくらいの電圧)。タクアンにフォークをさし、+と−をつなぐと!タクアンが光りました。タクアンに無理やり電気を通そうとしたことで、内部で雷のような現象が起きたのだそうです。 ※この実験はおうちではマネしないでください、危険があります。

 続いて一行は水族館へ。そこには飛ぶ虫に水を噴射して落とす、水中のガンマン・テッポウウオが。対抗しタッパーを利用して空気砲の水中版を用意。押し出すように打つと…えさが水中をドーナツ型になって進みます。今回はきれい!かわいい!感動の出張実験でした。

春の拡大スペシャル!びっくりドキドキ水族館

春の拡大スペシャル!びっくりドキドキ水族館
穴のあいたふしぎな水槽(岩手・久慈市「もぐらんぴあ」)

横穴から水槽に手を入れられる!「ふれあい水槽」。なぜ水があふれないのか?ポイントは圧力。水槽では大気圧だけでなく、水が深い分重さで圧力が強くなります。つまり、水槽側の圧力を小さくして、横穴の水面にかかる大気圧と同じくすればあふれないのです。

これは、減圧水槽(げんあつすいそう)というもの。広い水槽の水にかかる圧力をなるべく小さくするため、ふたをして中の空気をポンプで抜き続け、常に真空(=空気が存在しない状態。そのため気圧もなくなる)に近い状態にしているのです。科学の力で実現した生き物たちとのふれあい、ぜひ体感してみてね。

穴のあいたふしぎな水槽

穴のあいたふしぎな水槽

魚にはなぜ赤身と白身があるの?(福島・いわき市 アクアマリンふくしま)

その違いはズバリ!酸素を運ぶヘモグロビン(赤い色素をもつタンパク質)。マグロなどの赤身の魚は長い距離を常に泳ぎまわり、メヒカリやヒラメなどの白身の魚は砂に潜って休むなどして泳ぎ回ることは少ない。長時間運動するほど酸素を多く必要とするため、人間で言うヘモグロビンが豊富になるというわけ。

魚にはなぜ赤身と白身があるの?
びっくりドキドキ水族館

@浅虫水族館(青森市)水中カーリング!?
ストーンの役割はホタテ天敵・ヒトデのエキスを貝のあいた先にたらすと…逃げる為に海水を吸い込み一気に吐き出す力で移動するのです。

A男鹿水族館GAO(秋田・男鹿市)ハタハタ
秋田の県魚。うろこがなく、休むときは砂にもぐる習性が魚ある。

B加茂水族館(山形・鶴岡市)オワンクラゲ
クラゲ展示数が世界一といわれる「クラネタリウム」がある。 オワンクラゲが光らないという悩みを解決したのは、ノーベル化学賞受賞・下村先生(緑色蛍光物質発見)の1本の電話だった。

C松島水族館(宮城・松島町)
ガラ・ルファ…ヒトの古くなった皮ふを食べる習性のある魚
※トルコなど温泉地の温かい水の中で生息
電気うなぎ…体から出す強い電撃でエサをとったり、通常は小さい電力を出してレーダーの役目をします。水族館では電球を光らせる展示がある。

Dマリンピア日本海(新潟市)イルカ
なぜ芸を覚えるか?アメリカの心理学者が発見した「オペラント学習」を利用。
(例)たまたまボールにタッチしたらえさがもらえた等、行動したらどうなったという経験をくりかえし、たまたまではなく、自分からするように学習させる。

びっくりドキドキ水族館

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