■しょっぱい温泉の秘密
福島県の山沿いに位置する会津(あいづ)。「塩」がつく地名が多い!?北塩原村大塩という地区にある温泉に調査にいくと、くみあげられた水はしょっぱい。実は、村ではこの水を利用して「山塩(やまじお)」を作っているのです。山なのに塩がとれる…そのなぞの手がかり化石にありました。海に住んでいた貝の化石が発掘されているからです。太古の昔、この土地が海であったという証拠です。
その海水が地層(ちそう)深くに閉じ込められていて「化石海水(かせきかいすい)」と呼ばれています。これをくみ上げる井戸・塩井があり、“塩”作りが盛んだったことから“塩”のつく地名が多くなったというわけ。
現在は山塩を使ったラーメンやお菓子など、さまざまな商品もでているんですよ。
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