ふしぎのトビラ

2010年8月14日(土)放送 〔第53回〕
これまでの放送一覧|TOPへもどる
岩手ミステリーツアー

夏休みなのでスタジオを飛び出して岩手県へ!まずは、平泉(ひらいずみ)・中尊寺へ。
ここにある“中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)”は12世紀に建てられたもの。
内にも外にも金箔がはられており、覆堂(おおいどう)という建物に囲われて大切にされています。


この金色堂の境内にハスの実(種)が納められていたのだそう。
約800年前のものだそうですが、なんと発芽したということ。植物の力にはしのさんもびっくりです。

岩手ミステリーツアー

岩手ミステリーツアー
空からフナやナマズが降ってきた!?

 岩手の有名な童話作家・宮沢賢治。「風の又三郎」という作品の中にでてくるフレーズとそっくりな現象が、紫波(しわ)町で起きました。何匹ものオタマジャクシが、水辺でもないところに落ちてきていたというのです。しかも、岩手だけでなく全国各地で起きていました。それには2つの説が…

@サギのしわざ
サギは、巣のヒナのために小魚をたくさんのどにためて帰り、吐き出してえさを与えます。運ぶ途中の空中で、あやまって吐き出してしまったのではないかという説。 しかし、落とした場面を誰も見ていないのです…。

A突風(つむじ風)のしわざ
石川県の七尾市では“突風”という説。現場は、近くに風力発電の風車もあり、風のとおり道でした。しかも、建物や山に囲まれて上昇気流がおこりやすい地形。その気流に空気がひきこまれて突風がふいた時、田んぼの中からからだの軽いオタマジャクシも巻き上げられ、落ちてきたのでは…。

岩手ミステリーツアー

岩手ミステリーツアー


かっぱと出逢う!?遠野市

遠野に伝わる民話を集めた「遠野物語」。中でも有名なのは「かっぱ」伝説。 “かっぱ淵”と呼ばれる小川では、かっぱとの出逢いにわくわくしながら、きゅうりをえさにかっぱ釣りをしていました。それを見ていたミッキー先生が出張実験、その様子は実験のページを見てね


おかいこ様

遠野には“南部曲り家”という古い民家が残されている。ここでは母屋と馬屋はつながっており、人と馬が同じ屋根の下で暮していたそうです。また、“絹糸”をつむぐために蚕(かいこ)も飼っていました。当時の収入源となっていたので「おかいこ様」と呼び、大切にされていたそうです。1つのまゆからは1200mもの長さの糸がとれると聞いて深沢さんも驚きました。

岩手ミステリーツアー


サラブレッドよりも早く走る!?

馬屋を見学したミッキー先生が「馬と競走して勝つ!」と言い出しました。遠野馬の里で、なんとも奇妙なチャレンジ。白衣姿のミッキー先生とサラブレッドのチビQちゃんの10m競走!…ま、まさかの勝利。
それを見ていた深沢さんが20m競走に挑戦!結果は…残念!負けてしまいました。 実はミッキー先生、結果がわかっていました。ひみつは「体重差」と「距離」。 軽いと、早くスピードが出ます。重いと、スピードが出るまでがかかるのですがどんどん加速していくのです。
人は10mまでは速かったのですが、それ以上スピードはあがりません。一方サラブレッドは10m以上でスピードが出て加速していき、20mに到達するころには余裕で人を抜いてしまったというわけなんです。

岩手ミステリーツアー


これまでの放送一覧|TOPへもどる