ミッキー先生の実験コーナー
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2010年10月放送分
ミッキー先生の実験コーナー!

今回のテーマは「気化熱」。
気化熱とは液体が気化する時に熱が奪われ、温度が下がる現象。 お風呂あがりにヒヤッとするのも気化熱のせいなんだ。

用意したのは
わりばし、毛糸、そしてジクロロメタン。

ジクロロメタンはアクリル用接着剤としても使われている、とっても気化しやすい液体。
換気がとても大事なので今回の実験はマネしないでね!

わりばしに毛糸をたいまつ状に巻きつけて 毛糸の部分にジクロロメタンを染み込ませます。
そして50回ほど上下にフリフリ。
そうすると何かが起こっているはずというのだけど、 いったい何が起こるのか!

あれっ!?
黒い毛糸が白くなちゃった!
この白いものはなに!?

さわってみたら
つ、冷たいっ!

白いものの正体はなんと氷!
ジクロロメタンは水と比べて、すごく気化しやすい。 だから温度の下がり方もハンパじゃない!
計ってみたらなんと!マイナス15度! それで空気中の水分まで凍らせてしまったというわけ。

お風呂あがりや汗をかいたときに風に当たると涼しくなったり、暑い日にコンクリートに打ち水をすると涼しくなるのは、ぜんぶ気化熱のしわざ。
わかったかな?
だから!お風呂をあがったらすぐに体をふこう! じゃないと、風邪ひくぞぉ〜!
次回もお楽しみに!



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