忘れえぬ仙台村 ある満州開拓移民の70年

太平洋戦争中、国策として進められた「満州開拓移民」。仙台開拓団もそのひとつ。
参加したのは主に失業した仙台商人たちだったという。「王道楽土」のスローガンの名の下、彼らは家族を連れて海を渡り、入植した土地は「仙台村」(現黒龍江省)と呼ばれた。「食うものに困らない楽園」と称された満州での暮らしだが、待っていたのは極寒の中での農作業と対ソ連の警備の日々。そのような中、迎えた敗戦、そして反日勢力の襲撃。仙台村でも多くの人々が犠牲になったが、その被害の全容はいまだわかっていない。
番組では仙台村の生存者で50年前に帰国した丹野茂夫さん(82)に密着。
自費で現地に慰霊碑を建立した丹野さんが毎年続けている、旧満州への慰霊の旅を軸に、「仙台村」での体験を後世に伝えたいと願う丹野さんの思いを通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴える。





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