Ｈ２８．３．１２（土）の放送
〜子供たちを通して震災を見つめる〜
東松島市宮戸・月浜「えんずのわり」
200年以上受け継がれる鳥追いの行事「えんずのわり」。
地区の小学２年生から中学生の男の子が食事も掃除も子供たちだけでやり遂げ、6日間、共同生活を送り、祈りを捧げます。
震災後、地元の漁師たちが海苔養殖を復活させ、自然の中で生きる大人たちの姿を見つめてきた子供たち。
伝統の大切さ、地域・人のために祈ること、人と人の繋がりをこの行事を通して学ぶのです。
石巻北上町・十三浜「大室南部神楽」
震災の津波でほとんどの家屋が流されたこの場所で15年ぶりに復活を遂げた郷土芸能“かぐら”。
大正時代に岩手から伝わり、独自の発展を遂げた「大室神楽」。
子供の頃、神楽を踊っていた浜の若者たちが2013年に復活させたのです。
それを見つめる瞳…地域の子供たちです。
そして、伝統の継承者として歩み始めています。
伝統を知り、芸を磨き、郷土芸能を復活させた大人たちの思いをしっかりと受け止めています。
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