マリがくまなくいく

県内35の市町村を、名久井がくまなくいって各地の魅力を
再発見していくコーナーです♪

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「栗駒」


雪深い『栗駒』をくまなく♪

まず向かったのは『くりこま自然学校』です。
自然と共生する人づくりと社会づくりを目指しているこちらでは、季節ごとに地域の大きな自然と一体となれる体験プログラムを実施しています。

今は、雪で作ったドーム型の建物・イグルーの中でピザやコーヒーを楽しめたり、自分の想像力を生かして雪で好きな物を作ったり、動物の足跡を辿りながら散策をしたりと、出来ることが盛りだくさん。

雪というとマイナスなイメージを持ってしまうこともありますが、美しくて楽しいものなのだという自然を愛する気持ちが生まれます。
思い切り雪と自然と一体になって遊べるなんて、子供の頃に戻った様な気がしました!

外でたっぷり遊んだあとは、温かい食事で力をつけましょう♪

旧栗駒駅前の食堂『狩人』へ。
ご主人は70歳を過ぎた今も現役のマタギで、ご自分で獲ってきた熊を使った“熊そば”が名物です。

私は初めて熊の肉を食べたのですが、臭みや固さは一切無く、歯ごたえの良さと、あとからあとから出てくる油の旨味がとっても美味しかったです!
熊のお刺身という、これまた貴重なものもいただきました。脂がトロッと溶けて感激しましたよ。

続いては、岩ヶ崎商店街を歩きました。

今月22日から『くりこま商家のひな祭り』が行われ、各店舗に代々伝わる雛人形や、つるし雛が飾られます。

地元の奥様方がつるし雛作りの真っ最中という会場にお邪魔したところ、自慢の藍染めの生地や桜の木で染めた生地で、愛らしく華やかな飾り達が並んでいました。
宮城岩手内陸地震と東日本大震災の復興を願い、女性たちが優しい気持ちで作り上げるものです。
多くの人の目を楽しませ、心を和ませることでしょう。


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