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『旨い屋 楓』
11月13日にオープンしたばかりの居酒屋。
味と素材にこだわり、おしゃれな雰囲気ながら、とてもリーズナブルなお店。
ランチメニューにも力を入れています。
ランチメニューは6種類。
鶏唐定食、鶏照焼き丼、焼塩サバ定食、海鮮丼がいずれも650円、お刺身定食が800円、日替わり定食が600円。
店長おススメは「海鮮丼」。
毎朝、仙台市中央卸売市場から仕入れている海の幸が7,8品ものっています。
「とにかく新鮮なネタを食べてもらいたい」と菅野(すがの)店長。儲け度外視で夜用に仕入れたネタを惜しげもなく投入。
参考までに取材した当日のネタはスルメイカ、タコ、マアジ、メバチマグロ、トリガイ、ホタテ、ブリ、自家製しめサバの8品。豪華。
日替わり定食は豚丼、チャーシュー丼など、店長がその日その日でメニューを考えます。 これもとっても美味しい、その上600円とお得。
「てまひま」をかけるのがモットーの店長。
「手作り」にこだわっていて、自家製ものがどれも秀逸。牛すじの塩煮込み、さつま揚げ、庄内豚の自家製ベーコンなど。
牛すじの塩煮込みは、およそ72時間かけて2キロの牛すじ肉を煮込む。
長く煮込むことで脂が落ちるとともに、肉は崩れるほどとろとろに。口の中でとろけるような食感です。 コラーゲンたっぷりで女性にもおススメ。
そして、何といってもさつま揚げ。
野菜をたくさん使って甘みを引き出しています。
それでいながら水分を絶妙に管理しているため、白身の弾力も残っていて、味にうるさいカメラマンも「これは絶品だよ」と漏らしていました。
3つ目は庄内豚の自家製ベーコン。
宮町の兄弟店に強力なダクトがあり、そこで仕込む燻製物も店の「売り」。
いぶすことでしか出ない香りや食感が良い。
パック詰めなどの燻製物ではまねできない手作りの良さがここにも。「たらこスモーク」なんかもありますよ。
とにかくどの料理も、ひと工夫している。簡単な料理でも肉をひとあぶりしたり、調味料をひと味加えたりしています。
場所は、藤崎さんの「一番町館」隣のビルで、ショッピングゾーンからも近い。
買い物の途中で寄ったり、女性のランチ会なんかで使うのもおススメです。
お昼から、全てのメニューが注文できます。
もちろんお酒も。お酒は日本酒を20種類ほか、ワイン、焼酎などもそろえています。
店内はおしゃれで落ち着く雰囲気ですが、それだけではなく料理を出す器もセンスが良い。 よくお客さんから「どこの器を使ってるんですか?」といったことを聞かれるそう。
見て、味わって楽しめるお店でもあります。 定休日は日曜日。土曜日もランチ営業しています。
【旨い屋 楓】
仙台市青葉区一番町3-4-3
TEL:022-797-1787
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