りさんぽ
安東理紗が県内をお散歩しながら、のんびり各地の魅力を再発見していくコーナーです。
低コストでゆったりした気分になれて、人との触れ合う機会の多いのが散歩。
とはいっても最近健康のため以外に散歩している方も少ないのかもしれません。そこで、少しでも皆さんが参考にしていただける散歩コースを見つけていきたいと思います★




[平成21年5月22日(金)放送]
●第4回 「村田町をりさんぽ」

三方向を山に囲まれ、川もあるという地形と、蔵が多いことから「宮城の小京都」といわれる村田町。
新緑の時期ならではのきれいな景色を求めてお散歩してきました。

白鳥神社
今回の出発地点は白鳥神社。
大きな幹、倒れ掛かっている上に弦が巻きついていて、雄大さを醸し出している枝、これは「奥州の蛇藤」と呼ばれる樹齢800年の木です。その昔、源義家が戦で敵に包囲されてしまったときにこの枝が蛇のように巻きついて、義家を守ったという伝説が残されているのです。
ちょうど藤は終わってしまった後でしたが、やさしい緑色が安らぎを与えてくれました。
 ●『白鳥神社』 村田町大字村田字七小路3-3 0224-83-2727
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 ↓ (徒歩1分)
荒川
橋を渡ると、そこには水道水に使われるという水のきれいな荒川が。
この時期はウグイがとれるということ。ウグイはこの時期産卵のためにやってきて、おなかの部分が赤くなっているのが特徴です。唐揚げなどにして食べるとおいしいんですって★
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 ↓ (徒歩10分)
龍島院
京都のきれいな庭園「詩仙堂」の美しさを手本にしたというこちらの庭園はつつじやさつきの刈り込み方、滝とのバランスすべてが素晴らしく、本当に落ち着く空間でした。太陽にあたってキラキラと輝く葉が美しく、癒しを与えてくれました。
さらに6月上旬には赤や白、ピンクのサツキが満開になり、ますますいい景色が広がるのだといいます。楽しみ。上に登って、自然いっぱいの村田を一望することができます。
 ●『龍島院』 村田町大字村田字大槻下92 拝観料100円 0224-83-2160
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 ↓ (徒歩10分)
蔵の町並み
村田が京都といわれる所以になった蔵が今も多く残っているのがこの道です。
仙台・山形から集めた米・紅花を京都や上方に輸送する際にいったん保管する場所になったのが、村田だったのです。
そんな商人の町では今も蔵を店舗として使っていたり、住んでいる方もいるのがまた珍しい。いくつか連なる蔵の道を通っているとタイムスリップしたような気分になりますよ♪
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 ↓ (徒歩20分)
ぎんざ食堂
蔵の町並みを大河原方面にずんずん進んでいくと、左手に「ぎんざ食堂」の文字が。村田なのに銀座?と思って入ってみると、現在のご主人のお父様が銀座で修業をしていたんだとか。
これからの時期お勧めなのが「冷たいらーめん」(550円)。鶏がらの透き通ったあっさりしたスープに、自家製のコシの強い麺、そして鶏肉のチャーシューのバランスが何とも絶妙。さっぱりしているので、つるつるいけちゃいます!
実はオールシーズンやっているんだとか★昔から変わらず愛されている理由がわかりました。
 ●『ぎんざ食堂』 村田町大字村田町字町8 0224-83-2009
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町並みから味も人のやさしさも何もかも昔から変わらない村田町。蔵王に行く時などに通ることはあってもじっくり遊んだことがなかったので、あたらしい魅力が見つかりました。
6月はそら豆まつりも開催されますし、ますますいい時期になりそうですね♪

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