りさんぽ
安東理紗が県内をお散歩しながら、のんびり各地の魅力を再発見していくコーナーです。
低コストでゆったりした気分になれて、人との触れ合う機会の多いのが散歩。
とはいっても最近健康のため以外に散歩している方も少ないのかもしれません。そこで、少しでも皆さんが参考にしていただける散歩コースを見つけていきたいと思います★




[平成21年7月3日(金)放送]
●第7回 「角田をりさんぽ」

7月3日はごろ合わせで勝手にNA(なな)SA(さん)の日ということで、規模を大きく、宇宙をお散歩してきました。今年は何といっても世界天文年ですもんね!

角田市スペースタワー・コスモハウス
まずは角田のシンボルである、ロケットがそびえるスペースタワーコスモハウスから。
中に入ると、さっそくH2ロケットの実物大のエンジンを見ることができるほか、衛星ひまわりの模型や宇宙のパネルを見て宇宙に思いをはせることができます。また、エレベータに乗り込みロケットを見ながら頂上までたどり着く時はさながら宇宙飛行士気分を味わうことも!
そのほか、適性テストがあったり、宇宙食も販売されていたり大人もわくわくするものがいっぱいです。外には40mの巨大滑り台などの遊具もあり、お子さんは飽きないスペースになっていました。
 ●『角田市スペースタワー・コスモハウス』
    角田市角田字牛舘100 0224−63−4839(休館日火曜日)
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住宅街
ちょっと住宅街を歩いていると、何やらリアカーで野菜を売るおじいちゃんを発見!何と御年87歳!いっぱい積めば120キロはあるというリアカーを押しての販売に頭が下がりました。
さらに進むと、今度はオーダーで車を冷凍者にして、「移動できる鮮魚店」を営むご夫婦に遭遇。店舗を持たないので、いろんな場所のお客さんに会えるほか、お客さんも家の前を通ってくれることで買いに行く距離が短くて済むというメリットがあります。
なぜか角田は移動販売が多いことが歩いてみてわかりました。ちなみに他にも移動式のコロッケ屋・焼鳥屋・ロールケーキ屋などもあるそうです。
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手作り歩道
散歩の楽しみは季節の花を見て、景色を楽しむこと。今回は地面に大勢のイラストや文字が書かれた「手作り歩道」を発見しました。
13年前に道路を舗装するとき、数年後も楽しんでもらえるよう、市民にレンガのイラストを募って、それぞれが思い思いに描きタイムカプセルのように敷き詰めて完成したものです。
手形などもあってハリウッドのように見える?なんて意見もあったりなかったりですが、とにかく歩けば歩くだけ味が出てきます。
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軽食たまや
角田と言ったら「梅」。ちょうどいま、収穫の最盛期を迎えていますが、その地元の梅を使って新たなメニューを考案する「梅料理研究会」というものがあるんです。そのメンバーの一人斎藤さんが経営する喫茶「たまや」にお邪魔して今回は「梅スパゲティー」をいただきました。
懐かしい雰囲気で味わうその味は、梅の酸味をもやわらげてしまうくらいの優しさ。しそと海苔がベストコンビネーションでした。
さらに、ご主人が趣味で作っているという梅酒を特別にいただき、それはそれはもう至福のひとときでした。
10年ものはとろーっと甘くて丸みのある味、3年ものはさわやかな青春の味といったところでしょうか??角田では5割くらいの家で梅酒を作っているというので、今度いろんなお宅のお酒を飲み比べたいです(笑)
 ●『軽食たまや』 角田市角田字町82-2 0224-63-1047
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HANAHANA
最後に行ったのは、少し町の中心部から距離はありますが、国の重要文化財に指定されている高蔵寺。
県内最古の木造建築の阿弥陀堂はかやぶき屋根でおごそかな雰囲気が漂っていました。昔の農耕具なども見られるそうです。
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夢があふれる街角田。7月25日には阿武隈川のいかだ下り大会もおこなわれます。夏休みにぜひ行ってみてください★

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