一番町一丁目は、SS30から西に延びた道、柳町通りを中心にした場所で昔は「柳町」と呼ばれていたあたり。今建設中の森トラストタワーがオープンすると、東北1高いビルになるということでますます今後注目される場所です。 柳町通りを入るとすぐに見えるのは、今月頭から掲げられている「初詣は大日如来」の文字。そんな時期になったのか〜と思うと同時に、いかに町の人から愛される神社なのかがわかります。

大日如来：

実際、午前中も大勢の方が、お参りに来てひつじとさるの守り神の頭をなでていました。大日如来はお祭りの時だけでなく、日々の生活に欠かせない存在になっているのですね♪

かしわ湯：

さて大日如来の手前を曲がって一本北に入ってみると、そこは別世界。お豆腐やさんや銭湯、写真館などが軒を連ねるノスタルジックな場所でした。 今や8軒になってしまったという仙台の銭湯の「かしわ湯」はしっかりと富士山がタイルで描かれているし、向かいの丸山商店は90年以上続く魚屋さんで、ご主人が昔の町並みの話をしてくださり、タイムスリップしたような気持ちになりました。 　●『かしわ湯』　022-222-3673　入湯料　400円（大人）

フレッシュショップ小山：

一方柳町通りにもユニークなお店があります。 フレッシュショップ小山は10年ほど前から青果店とクリーニング店が同居していてクリーニングついでに野菜を買うといった「ついで買い」ができるのが魅力です。お母さんの笑い声を聞いていると悩みも吹っ飛びそうでしたよ！ お父さん、おいしいリンゴありがとうございました〜〜♪ 　●『フレッシュショップ小山』　022-225-2298

ピクニカ：

さらに、西に足を進めると、ユニークなカフェとギャラリースペースが一緒になっている「ピクニカ」を発見★ 2週間おきにカフェに飾られるものが変わるので飽きがこないし、2階の「ENOMA」ではあいていれば個展を開くこともできるんです。ちなみに今はクリスマスにちなんだ「星のオブジェさま」だそうです♪ 　●『ピクニカ』　022-721-2181　いちごの綿ぼうし（ドリンク）550円 　　＊Enoma個展を開くときは一週間55000円

つるまんま：

つねに新しい店がオープンする街中にあって12月初めにできたのは、「食堂」の看板が目立つ「つるまんま」です。 ここでは酒田出身の福島さんおすすめの庄内名物麦きりをいただけます。稲庭ののどごしと、さぬきのコシがあるという麦きりはやさしいだしにマッチして、とてもおいしかった〜。

昔から学生通りとして知られる一番町一丁目は昔ながらの店と、学生が好きな古着屋さんや会社員をターゲットにした食事処が、共存し、あたたかい文化を生み出しているところでした。 特に来年はまた発展著しくなる場所でもあるので、これからもますます楽しみな場所の一つですね。