りさんぽ
安東理紗が県内をお散歩しながら、のんびり各地の魅力を再発見していくコーナーです。
低コストでゆったりした気分になれて、人との触れ合う機会の多いのが散歩。
とはいっても最近健康のため以外に散歩している方も少ないのかもしれません。そこで、少しでも皆さんが参考にしていただける散歩コースを見つけていきたいと思います★




[平成22年2月12日(金)放送]
●第21回 「女川をりさんぽ」

久々の海です♪
冬の海ってなかなかいかないんですが、それはそれはまた一興でした。

ヤマホン
女川といえば今年は日本で3番目の水揚げ量を誇るサンマが有名ですね★
シーズンも終わりと思いきや、この時期もサンマに出会うことができました。それはもうびっくりする形で!
海沿いを歩いていると、出てくるサンマのツリー・・?「丸干し」といってヤマホンでは、イワシのようにサンマを干すことで一年中食べられるように加工しているのです。手作業で行われ、その数およそ三万から四万!
海沿いなのでかなり風が強いのですが、この女川に吹く北西の乾いた風が干物作りに最適なんだとか。湿度・温度・風などの好条件がそろっても7時間も干さなければならず、手間と時間がかかるんですって。
その手間がかかった分、サンマの黒酢煮は骨までやわらかく、ごはんにもお茶うけにも合う甘さでおいしかった〜〜!!
 ●『ヤマホン』 女川町女川浜字東伊勢2 0225-53-2145
    さんま丸干し10尾セット 500円
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カワムラ釣具店
海沿いをさらに歩いて行くと、ふしぎな穴を発見。どうやらコンクリートで固められた堤防が波により崩れないようにということで、空気を抜くための穴なのだそう。しかし、今はその穴を利用した釣りスポットになっているそう!
それを聞いてカワムラ釣具店にお邪魔すると・・なんとワンコインで体験できるキットが売られていました。
仕組みはとても簡単で、空き缶にテグスを巻きつけて、餌をつけた釣り針を穴に垂らすだけ。魚が引っ掛かると重さで缶が倒れるため、音が鳴り気づくんだそうです。比較的簡単ですね♪
さらに穴の大きさが直径8センチ程度なので、大きいお魚が引っ掛かるとあきらめなければなりませんが、この時期だとカレイやアイナメなど釣れるようです。
私ももう少しでありつけたのかしら・・??
 ●『カワムラ釣具店』 女川町女川浜字大原511-4 0225-54-3189
    ワンコイン穴釣り体験セット 500円
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味の館 金華楼
海岸を臨む中通り商店会にはおいしいものが!2月11日「建国記念の日」にちなんで「女川どんぶり建丼の日」と銘打たれ、町おこし企画が始まったのです。女川の14店舗の中で、審査を通過した21の丼がお店で並ぶようになりました。これには条件がいくつかあり、まずは女川の食材を使っていること、そして、労働者の方も多いということもあって「デカ盛り」であること、海草を使っていることなどです。なぜ海草かというと・・実は女川は養殖ワカメを初めて日本で成功させた場所なんですって!
21作品の中でも800円という安さでおいしい丼を提供している「味の館 金華楼」にお邪魔しました。身が分厚いホタテを4つ使い、塩味のアンをたっぷりかけられた丼は食が進む、進む!大きいのにぺロっといただける味でした!
これからはどんどんお店も増やし、もっともっと女川をどんぶりの町として全国に発信していくということです。和洋中どれにでも合い、一杯で幸せになる丼、何度も通って食べたいですね♪
 ●『味の館 金華楼』 女川町女川浜字大原504-18 0225-53-3366
    ほたてあんかけ丼 800円
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女川温泉ゆぽっぽ
おしまいにむかったのは憩いの場ゆぽっぽ。4年前にオープンした日帰り入浴施設は、この日ちょうど半額ということもあり、大勢の方が詰めかけていました。(ちなみに私が入った外の足湯は無料です!)
駅の横ということもあり、JRから寄付された本物の列車の中でご飯をたべられるお座敷列車もあって、旅の気分を満喫できましたよ!一人3品ずつ持ち寄っている会社の職場のみなさんにまぜてもらい、ご飯をわけてもらいました(笑)。
女川のお刺身やエイの仲間の煮付け、おふくろの味が並び、とても豪華でしたし、バレンタインのお話や韓国スターの話でも盛り上がりとても楽しかったです。本当にごちそうさまでした。
 ●『女川温泉ゆぽっぽ』 女川町女川浜字大原477-59 0225-50-2663
    毎月第2火曜日、26日は半額!
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今週の土日(13,14日)にマリンパル女川シーパル2で「あんこう祭り」も開催されるようです。アンコウ鍋の無料試食や、海産物の格安販売もあるということなので、ぜひいってみてくださいね♪

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