りさんぽ
安東理紗が県内をお散歩しながら、のんびり各地の魅力を再発見していくコーナーです。
低コストでゆったりした気分になれて、人との触れ合う機会の多いのが散歩。
とはいっても最近健康のため以外に散歩している方も少ないのかもしれません。そこで、少しでも皆さんが参考にしていただける散歩コースを見つけていきたいと思います★




[平成22年7月2日(金)放送]
●第28回 「多賀城をりさんぽ」

東北歴史博物館
あついあつい撮影でした。今回は歴史の町多賀城を歩きました。
国府多賀城駅を出発して1分ほど、広い敷地に茅葺き屋根の家から近代的な建物まで、 幅広く存在している「東北歴史博物館」。歴史の資料が展示されているのはもちろんなのですが、私が気になったのは丸木舟。なんと、縄文時代の生活が再現されていて、一本の木をくりぬいた丸木舟に乗って博物館のまわりの池をゆったりと進むことができるんです。
本当は数人で楽しむ船なのですが、カメラさんや音声さんも合わせて7人も乗っていたので、ここだけの話最初はかなりゆれてこわかったですが、それでも安定感は抜群★
乗っているうちに水面が近いせいか風があるからか涼しくなってきて楽しかったです! 物資の運搬は狩りなど生活のあらゆるシーンで活躍していた舟が当時へタイムスリップさせてくれました。
 ●『東北歴史博物館』 多賀城市高崎1-22-1 022-368-0106
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多賀城跡あやめ園
続いて向かったのは、アヤメ園。およそ250種類もあるアヤメや花菖蒲は、風に揺られてとても優雅。紫だけではなくて、薄紫、水色、桃色、黄色までグラデーションしている様子はとても繊細で美しかったです。思わず絵を描きたくなる光景でしたよ〜!
今年は生育が遅れているため、お祭り後もアヤメが楽しめるようです★
 ●『多賀城跡あやめ園』 問合:史都多賀城観光案内所 022-364-5901
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ぱぴハウス3号店
何と今回は車で移動して、多賀城駅近くの「ぱぴハウス」へ。
ここはパスタとピザから頭文字をとっていることもあり、本格石窯ピザが味わえるのです。しかも、私がいただいたのは多賀城でとれた野菜にこだわっているもの。トマトの味を生かすようにソースはかけずにつくられているシンプルなピザは、トマトの甘みを感じました。シンプルであるからこそ難しいんですよね〜。
また、多賀城で作られた古代米を使ったアイスも食感がユニークでした。小豆のような見た目なのに、甘さが控えめなお米。口の中に入れていると最初は芯があるような硬さのお米がどんどん柔らかくなっていき、ココナッツのよう。まだ、発売されたばかりのその味をぜひ体験してみてくださいね♪
 ●『ぱぴハウス3号店』 多賀城市八幡3-6-12 都ビル1F 022-366-5115
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洋菓子の店 ティファニー
さて、もうひとつ多賀城のおいしいスイーツのお店にもいってきました。
駅前にある洋菓子店「ティファニー」。変わらぬ味が長年の人気というロールケーキは大きさにびっくり!
切るサイズによって何人でも食べられることから、お土産にも注目されているロールケーキはふわふわしながら存在感があり、やさしく懐かしい味でした。
 ●『洋菓子の店 ティファニー』 多賀城市東田中2-40-1 022-365-5566
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思わくの橋
おなかが満たされて、思わくの橋に行くとそこには作られた綺麗な川沿いの遊歩道があり、散歩コースとしては素晴らしい景色が広がっていました。
平安時代の武将・安部貞任が恋人と待ち合わせしたという場所なのだそう。きっと今でも誰かがここで待ち合わせするんだろうなぁなんてことを考えながら、暑い暑い多賀城散歩の幕を閉じたのでした・・(あ、そんなこと考えてるからあつくなったのかな?)
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