りさんぽ
安東理紗が県内をお散歩しながら、のんびり各地の魅力を再発見していくコーナーです。
低コストでゆったりした気分になれて、人との触れ合う機会の多いのが散歩。
とはいっても最近健康のため以外に散歩している方も少ないのかもしれません。そこで、少しでも皆さんが参考にしていただける散歩コースを見つけていきたいと思います★




[平成23年1月14日(金)放送]

『河原町をりさんぽ』

●旅立稲荷神社
「旅立稲荷神社に初詣でに行ってきました」という視聴者の方からのメールを先週ご紹介しましたが、場所を知らなかったMC陣。そこで今回のりさんぽは旅立稲荷神社からスタートしました。
広瀬橋の近くの土手の横にあるのが、旅立稲荷神社。伊達家代々参勤交代の折に必ず参拝したとされ、今でも海外など旅行の前に参拝する方や交通安全のために訪れるかたが多いということです。土手をマラソンコースにされているお父さんも、ちょうど参拝していらっしゃいましたよ。
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●生鮮専果 庄司
そのまま、仙台市若林区の河原町商店街に。昔から商人職人の町として栄えていたこともあり、今でも商店が並びあたたかい雰囲気に包まれています。
まず最初に訪れたのは、生鮮専果 庄司。ここは私も何度かいったことがあるのですが、毎回驚かせてくれる活気のあるお店です。今回も小正月の「団子飾り」がとても鮮やかに飾り付けられていて、お祭りのような華やかさでした。
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庄司は実は創業111年の老舗なのですが、もともと野菜や果物などの卸しからスタートしたということもあって、業者に出荷した野菜の切れ端などを贅沢に使った惣菜なども魅力なのです。
その中で今回は、京都好きのマネージャーが本場に倣って作ったというオリジナルの「みちのく千枚かぶら」という千枚漬けが大人気ということで試食させていただきました。京都のより分厚く、一枚一枚の間に丁寧にゆず、こんぶ、ニンジンがはさんであるので味がしみこんでいておいしかった〜〜。またアレンジを加えて、ごはんやサーモン、りんごをはさむと、おもてなし料理としても最適です♪
さらに、焼きたてのアップル&スイートポテトパイも絶妙でした!!パイが香ばしくカリカリしていて、酸味が少しあるりんごと、ポテトのしっとりとした甘みがとてもマッチしていて、一つぺろっと食べられちゃいます。315円という八百屋さんならではの価格もうれしいですね♪
 ●『生鮮専果 庄司』 若林区河原町1-1-19 022-223-4823
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●高與商店
たっぷり堪能した後ははす向かいの高與商店さんへ。靴屋さんなのですが、ご主人が26年前から始めたという工芸品がたっくさん並べられているのです。その遊び心のユーモアと完成度の高さといったら!美術館に行っているかのような気分にすらなってしまいますよ。建物の外観から楽しい飾り付けがなされているので、思わず店頭で立ち止まってしまいますよ〜。
さらに、店内にはご主人高橋さんの昔の写真が!アマチュアボーラーとして大会に出た際に300点のパーフェクトゲームを達成したときの写真だったのです。3ゲームで800点という最高のスコアを出したのを最後にボーリングは引退されたそうです。もったいないと思いつつ、その潔さは極めた人の見知るといったところでしょうか。
これからもまだまだ作りたい作品があるということで、ますます商品の数を上回る量のインテリアが飾られることになりそうですね。
 ●『高與商店』 若林区河原町1-4-8 022-222-4619
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商店街を抜けたところの横道には「河原町横丁」という立て札があり、今は住宅街になっているあたりも賑わっていたことが分かります。
さらに、「丁切根跡」という看板があり、よく読んでみると、江戸時代商人の住む町を「町」武家屋敷を「丁」と区別していました。そのため、城下への南の出入り口だった河原町あたりには木の柵で出来た門があったというとで、丁を区切るためのところという意味で「ちょうぎんねあと」というそうです。
看板には今と変わらず「土樋」「長町」といった地名が書かれていてそのあたりも見ていて興味深かったです。
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●Nail&Cafe 陽時計
最後は、「ネイル&カフェ 陽時計」サイフォン式で入れるコーヒーが売りのお店ですが、そのコーヒーもセットについた日替わりランチをいただきました。
プレートの上に、この日のメイン「コールスローかつ」や煮物、きんぴらごぼうといった家庭料理がたくさんのっていました。野菜をふんだんに使っているところがヘルシーで魅力的。コールスローかつはさくさくの衣の中から豚肉とキャベツの甘みがでてきて、生姜がアクセントになっていて美味しかったです。
さらに、コーヒーはハワイの海洋深層水を使うというこだわりぶり。苦味がなくすっきりとやわらかい味わい。とてもリラックスできました☆
そして、こちらのお店、プライベートな空間でネイルケアをしていただけるんです。私も磨いていただき、ピンクのマニキュアを塗っていただきました。
また、陽時計さんは宮城では唯一ネイルジュエリーを売っている代理店。ラインストーンと違って、劣化することもなく、何度も使えるということで人気なんだそう。私もほしいなぁ。。村岡さんに相談に乗ってもらいながら、心も体も癒されました。
 ●『Nail&Cafe 陽時計』 若林区河原町1-4-20 022-263-6433
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老舗もあり、懐かしい気分になった今年最初のりさんぽ。あたたかい手のぬくもりを感じることができましたが、実際のところはとても寒い日で、これからますます取材にとっては辛い日々が続きそうです。

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