第425回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成13年4月13日(金) 正午
■場 所 TBCホール
■出席委員 不破和彦委員長、西井陽子副委員長、原 秀一委員、有馬哲夫委員、千田壽一委員、菅原雪枝委員
大塚正宸委員、亰けい子委員、田中昌志委員、和泉長衛委員

   


議事の概要

議題
・「ライバル決戦の夢舞台 センバツ甲子園」
・放送日時 3月24日(土)午後4時30分〜5時24分

(局側)
・第425回東北放送番組審議会が4月13日正午からTBCホールで開催された。
 不破番組審議委員長はじめ9名の委員の参加で、テレビ番組「ライバル決戦の夢舞台センバツ甲子園」が議題。
 はじめにラジオとテレビの、春の番組編成についてTBC側から説明があり、ラジオは自社制作の生ワイド番組の放送時間の枠の拡大と、番組内容の充実やパーソナリティの担当変更に触れ、一方テレビは、水戸黄門はじめとした話題のゴールデンタイムの新番組を紹介した。

(委員の主な発言)

◎宮城県から初めて選抜高校野球の代表として、甲子園に2校出る、史上初の出来事を県民としてどのように試合を見るかの予備知識になった。

◎出場した東北高校と仙台育英については、野球好きの人なら良く知っているので、選手についてももう一歩掘り下げた情報が欲しかった。

◎番組の構成が章立てしてあり、すっきりしていてわかりやすかったが、スーパーを大きくするとか区切りを明確にした方がもっと見やすいと思った。

◎今度こそ優勝旗を持ち帰って欲しいという地域の気持や、勝負にこだわった高校野球ファンの熱い気持を出した番組作りをして欲しい。

◎東北高校と仙台育英のチームカラーの違いが監督の考えによって変わるのが良くわかり、それが選手の表情にも良く出ていた。

◎ライバル決戦というより、今どきのほのぼのとした高校生の表情が出ていて、両校の友情的なものを感じた。

◎番組が開会式の前日、24日(土、16:30〜17:24)で最高の時間設定だった。

◎選抜高校野球の選考が、西高東低という旧態依然のやり方が今だ続いている中で、なぜ2校が選ばれたかを追求しても良かったのではないかと感じた。

◎実況を伴なわないスポーツ番組の制作の難しさ、スポーツ観戦は実況をリアルに見るのが一番迫力があるという感じを番組から受けた。

◎野球の記録としては面白いが、制作費に費した時間が不足気味で、番組が平板で掘り下げが足りないのと、今の時代や、両校が置かれている恵まれた状況が浮び上り、画面から受ける感動が薄かった。

◎スポーツ選手と応援している人を含め、一生懸命プレーしている表情が良く出ていて、印象に残る映像が数多くあった。

◎内容が盛りだくさんすぎて、全体的に散漫でテーマを絞り込んだ方が良かったと思う。

◇次回開催日:5月11日(金)