第430回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成13年10月12日(金)
■場 所 仙台国際ホテル
■出席委員 不破和彦委員長、西井陽子副委員長、星川滉一委員、原秀一委員、有馬哲夫委員
菅原雪枝委員、亰けい子委員、田中昌志委員、和泉長衛委員、熊谷満委員

   


議事の概要

議題
・ラジオ番組「私の名ゼリフコンテスト」より セリフの花が咲いた日
・放送日時 10月7日(日) 午後8時00分〜午後9時00分

(局側)
・はじめにラジオとテレビの10月編成についてTBC側から説明があり、ラジオは夜の時間帯での若者向け音楽番組の内容の充実、テレビは最近の視聴率好調を受けて、バラエティー番組、ドラマの新番組を紹介。
 議題の番組について、平成13年日本民間放送連盟のラジオエンターテイメント部門で優秀賞を受賞したことが説明された。
(委員の主な発言)

◎番組を聴くと、笑ったりドキッとしたりするセリフが散りばめられていて、人生を感じる非常によくできた番組で、言葉の力というものを感じた。今野むつ江さんの語りも大変気さくで飾らず、彼女自身の言葉の中に人を元気づけるものがあるような気がした。

◎映画のメイキングと同じで、舞台裏の話を織り込んであり、シチュエーションがわかるようにしたことで、一体感があり、番組全体を通じてコンテストの状況が良くわかった。

◎日本には昔から狂歌とか川柳とか独特の庶民文化があり、この番組はその分野の現代版という気がした。庶民の日本人らしい知恵が出ている。

◎内容がラジオの番組に非常に適していた。画面がない分自分なりに言葉の持つイメージを描き、その状況を自分の体験と重ね合せながら楽しく時間を過ごせる番組だ。

◎名ゼリフの背景をあまり丁寧に言い過ぎると、聴いてる人のイメージや空想と違うものになるので、素材の演出の仕方を考えた方がいいと思った。

◎方言がいっぱい入っていて、どれが名ゼリフでどれが出演者の言葉か、音質的に分からない場所があり、区別をはっきりした方が聞きやすい。

◇次回開催日:11月9日(金)