第475回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成18年4月14日(金)
■場 所 TBCホール
■出席委員 不破和彦委員長、田中昌志副委員長、亰けい子委員、阿部育子委員
岡崎智政委員、紅邑晶子委員、藤澤弘一委員、石塚卓美委員


議事の概要

議題
・テレビ番組
「50代の女子大生日記〜脚本家・内館牧子〜」
 放送日時 3月31日(日) 深夜0時40分〜1時35分

(委員の主な発言)

◎ ドラマ、脚本家としての内館さんではなく、人としての内館牧子さんの魅力を上手に引き出していた。

◎ 色々な顔を持つ内館さん。番組では、彼女を時系列的に追っていたようだが、彼女の魅力を引き出すという意味で、切り口をもう少し絞った方がより面白かったと思う。

◎ 放送が深夜の時間帯だったが、ターゲットをどこに置いた番組なのか判断に迷った。

◎ 内館さんの「あっという間の3年間だった。やろうと思ったときはやったほうがいい」という言葉が、嫌味なく入ってきた。本当にエネルギーをいただいた番組。

◎ 番組に惹きつけられた。ナレーションも見事で画面とマッチし、中身も簡にして要をえていた。しかし相撲部の監督をどうするのか等説明不足のところがある。

◎ 大変まとまった構成である。感動もいただいた。元気を与えてくれる彼女の生き方がたくさん出ていて、ローカルだけでなく、全国の人にも見てほしい番組である。

◎ 社会人入学した50代の女子大生として、大学なり、あるいは大学の教育にどう関わったのか、又、大学をどうとらえていたのか話しを聞きたかった。

◎ 「女子大生日記」というよりも内館さんの生き様というか「内館ワールド」がよく表現されていた。但し、「内館ワールド」が少々一方的な表現になりすぎたきらいがある。内館さんの考え方と逆な考え方というか、その辺りのコメントがあればよかったのではないかと思う。

◇次回開催日:5月12日(金)