第491回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成19年11月9日(金)
■場 所 TBCホール
■出席委員 不破和彦委員長、亰けい子委員、阿部育子委員、岡崎智政委員
藤澤弘一委員、武田功委員、児玉治正委員


議事の概要

議題
・ラジオ番組
「アスラジ!アスリートラジオ」
 放送日時 10月13日(土) 午後6時〜午後6時45分

(委員の主な発言)

◎ アスリートがメインパーソナリティー、アナウンサーがアシスタントという役割をもたせた番組であるが、斬新さを感じることが出来た。また、スポーツに対して興味を持ち敏感に反応する層は、スポーツ少年ではないかと思う。提案だが、スタジオにスポーツ少年をむかえて、プロアスリートと直接話しをするコーナーがあると、子供たちの励みになるのではないかと思うし聴取率にも、好影響があるのではないかと思う。

◎ アナウンサーがアシスタントの位置に立ち、しゃべりのプロではないアスリートのしゃべりを引き出しながら聴き手を楽しませるという番組の試みは大変なことだと思うが、逆に、アナウンサーの力量が問われる番組ではないかと思う。

◎ 今回は、楽天の選手が出演していたが、普段見ることの出来ない選手の素顔を見ることが出来たと思う。野球選手だけでなく、色々な分野のアスリートのパーソナリティーぶりを聴いてみたいと思った。

◎ 企画に面白さを感じさせる番組である。スポーツファンと選手のネットワークを強くしてゆこうというのが番組の一つの狙いだと思うが、全体的に突っ込みが弱い感じがした。アスリートが、パーソナリティーをするという番組コンセプトをもっと強く出してゆくほうが、スタジオに緊張感が出て、より面白くなるのではないかと思う。メディアは、スポーツ選手とファンをつなぐ役割があると思うので、工夫をしながら、更に番組を発展させていって欲しい。

◎ 番組を聴いている人は、スポーツを詳しく知っている人ばかりではないので、番組の冒頭で、アスリートのプロフィールを紹介して欲しい。また、聴く人にインパクトを与える何らかの工夫が必要だと思う。更に、番組では、構成上、色々柱を設けているが、出演者のパーソナリティーをより生かしたものにする為、そのあたりは、柔軟に考えたほうが良いと思う。

◎ 出演した選手のほのぼのとした人柄が伝わってきた。しかし、スポーツに詳しくない人にとっても、この番組を聴いてみようと思わせる魅力が欲しい。