第495回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成20年4月11日(金)
■場 所 TBCホール(仙台市太白区)
■出席委員 不破和彦委員長、田中昌志副委員長、亰けい子委員
岡崎智政委員、藤澤弘一委員、児玉治正委員、佐々木ひとみ委員


議事の概要

議題
・JNN東北5社スペシャル「みちのく夢大陸」より
 TBC制作「仙台発!こうちゃんのレシピ」

 放送日時 2月24日(日) 午後3時30分〜午後4時

(委員の主な発言)

◎ 番組を通して相田幸二さん(こうちゃん)という人を知ることができて良かった。30分の番組の中で、こうちゃんの活動、魅力、考え方、努力といったものを、テンポ良く紹介していた。

◎ 料理がおいしそうに見えるなど画面がきれいで、取材も細やかなど、“幸せ料理研究家の魅力に迫る”という番組の目的を十分果たした番組だった。

◎ 簡単でおいしい料理を通して、家族の団らんや人々のコミュニケーションの大切さを訴えている。今強調されている「早寝・早起き・朝ごはん」のごはんの部分が、とても改善されていくのではないかと、希望を持った。

◎ 他の局が作ったものも含めて、「みちのく夢大陸」の人選が良かった。料理における材料と同じように、番組においては主人公が重要だと感じた。

◎ マスコミは、短期間に脚光を浴びた人をよく取り上げるが、ある時期が来ると急に取り上げなくなる。地元として東北放送は、こうちゃんを大事に育てて欲しい。

◎ 32年の人生が分かるものが欲しかった。プライバシーに非常に気を使いながら、料理人としての旬を迎えている若者を描こうとしている分、情報として伝わってこない部分がたくさんあった。

◎ 若い夫婦などが、お互い出来る時間に料理作りに取り組む状況に変わりつつあるなか、もう少し男性が登場してもよかったのではないか。食事=女性の仕事という枠組みの中で作られた番組なのかな、と思った。

◎ 一部周囲の音が大きくて、会話が聞き取れない部分があった。