第497回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成20年6月13日(金)
■場 所 TBCホール(仙台市太白区)
■出席委員 不破和彦委員長、田中昌志副委員長、亰けい子委員、阿部育子委員
岡崎智政委員、藤澤弘一委員、児玉治正委員、佐々木ひとみ委員


議事の概要

議題
・テレビ情報番組「ウォッチン!みやぎ」

 放送日時 5月22日(木) 午前7時33分〜午前8時26分

(委員の主な発言)

◎ 一番良いのは、写真やファックスなどお茶の間の視聴者も一緒に参加して共同で番組を作っているところ。東北放送のラジオからの伝統が生きた、役に立つ情報番組だ。

◎ 最初から最後まで天気予報が中心になっているのは、途中で出かけなければならない人もいるので、役に立つ。佐藤気象予報士は、前任者とは違うキャラクターだが、好感が持てる。

◎ 朝のあわただしい時間帯で“ながら視聴”が多い中、天気予報をいろいろなタイミングで流し、スタジオの中と外を使い分けるなど、非常に工夫が感じられる。「楽天イーグルス」「ベガルタ仙台」など、地元のスポーツチームの前日の活躍を朝放送するのも、視聴者ニーズに合っている。

◎ 普段は時計代わりだが、じっくり見てみると、朝の1時間の中に、こんなに情報がつまっていたのかと驚いた。その反面まとまりがあるものも見たいという印象も受けた。1週間あるいは1か月を通して文化などのテーマを設けると、「次も見よう」という動機作りになる。

◎ 今日本社会全体の共通課題になっているようなもの、食の問題、健康の問題、環境の問題を、ローカルの具体的な状況と結びつけながら取り上げていくと、もっと身近さを感じるのではないか。

◎ あまりにいろいろなコーナーがあって、とらえどころがないという面がある。例えば客を案内する時に役立つ、季節の花や、祭りの情報などを、事前に紹介するコーナーを組めば、番組の価値が上がるのではないか。

◎ ニュースは、前日のものがメーンにならざるを得ないが、題材によっては、「一夜明けて…」というフォローを加えれば、この時間帯にニュースをやっていることが、有効に生きるのではないか。またその日の予定がもう少しきめ細かくなると、便利さが増す。

◎ 元気があって、若い人たちの一生懸命さが伝わってきた。しかし、話しに不明瞭なところや、速すぎて分からないところがあり、その忙しさが、スタジオだけで盛り上げっている感じにつながっているのではないか。