第513回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成22年2月12日(金)
■場 所 TBCホール(仙台市太白区)
■出席委員 田中昌志副委員長、亰けい子委員、岡崎智政委員、阿部育子委員
佐々木ひとみ委員、青木健一委員、仁平義明委員、小島孝委員

議事の概要

議題
・テレビ番組 「田中将大の一本道〜熱きアスリートたちの思い〜」
 放送日時 2010年1月31日(日)午前2時〜54分放送

(委員の主な発言)
バランス良く構成されていて、メリハリも利いていて、とても魅力的な番組だった。
戦う人の眼、アスリートの眼に感動した。
サンドウィッチマンのコントは賛否両論ありだろうが、あまり面白くなかった。
作家の伊集院静さんの言葉には、「重みと説得力」があり番組を引き締めていた。
プロ野球のキャンプインスタートに合わせての放送で、タイミングがいい企画だ。
「タイトル」が田中投手の性格・厳しさ・強気の姿勢・アスリートしての迫力などが簡潔によく表れていたと感じた。
ナレーションの小西真奈美が、番組によくマッチしていて好感が持てた。
対談の選手2人だけでなく、ファンやチームメイト、監督のコメントがほしかった。
コントに中に、障害者に配慮を欠く発言があり、残念だった。
登場人物の選球眼のいい番組になっていた。
企画意図にあった「最も気になる恋愛について」は、ほとんどなかったので気になった。

(制作側の発言)
田中投手が楽天に入団した直後から、彼の魅力を探る番組を制作したかった。
田中投手の魅力は、勝負師としての真剣な顔とオフの時のあどけない表情の二面性にあると思う。
主人公があまり語らなくても、作家の伊集院静さんやロッテの井口選手らに語ってもらう手法をとった。
収録ロケの時には「恋愛について」結構語っていたが、放送時間の関係で落とした。
サンドウィッチマンについては、笑いのSE(効果音)も含めて判断が分かれるところだ。
コントでの吃音の扱いについては、気付かない部分だったので、今後の制作に参考にさせていただく。
忙しい2人の対談だったので、撮影日程がかなりきつかった。楽天がクライマックスシリーズに進出したので、さらに厳しい日程になって大変だった。