第521回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成22年11月12日(金)
■場 所 TBC本社役員会議室(仙台市太白区)
■出席委員 海野道郎委員長、田中昌志副委員長、阿部育子委員、岡崎智政委員
佐々木ひとみ委員、早坂栄二委員、小島孝委員、杉浦永子委員

議事の概要

議題
・テレビ番組<TBS制作>  「夢の扉」〜パンの缶詰で世界の飢餓を無くしたい〜
 放送日時 2010年4月11日(日)午後6時30分〜午後7時

(委員の主な発言)
明るい話題が少ない中で、期待を持たせるタイトルが良い。
非常に痛快で素敵な番組だった。
主人公がスピード感のある行動派で、「やるなあ」という印象だった。
テーマミュージックがとてもいいと思う、ラストシーンでナレーションも音楽と一緒で、胸が熱くなってくる、そういう盛り上がりを感じた。
文字情報が多すぎて、画面に集中できなかった。
ハイチの地震、子供たちの笑顔など演出が過剰ではないか。
食品アレルギーの問題があり、いろんな国に出す時ラベル表示をする工夫が必要ではないか。

(TBS制作側の発言)
文字情報に関しては、今はいろんな番組ですごく議論されてます。
この番組は、科学技術を伝えなければいけないし、情報番組だったり、報道番組だったり、ドキュメンタリーだったり、いろんな要素が入っていてそれを30分に押し込める中で、何のプロセスをやっているのかの助けを少しでもしたいということで出しています。
ハイチでの演出が過ぎるのではないか、というお話がありましたが、あの子供たちの笑顔はそのままです。
日本の子供たちを見慣れていると、それに比べて本当にいい笑顔をしていて、本当に喜んでくれているということをそのまま伝えただけです。それだけハイチと日本では差があるということが、ある意味伝わったかなとは思います。
アレルギーの表示は、確かに表示されたほうがいいと思います。ただ被災地の方はアレルギーなどと言ってられない、食べるものがない状況なので、今回はまず持っていくことを第一にやっているということです。今後いろいろと出来ていくと思います。