第526回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成23年5月13日(金)
■場 所 TBC本社役員会議室(仙台市太白区)
■出席委員 海野道郎委員長、岡崎智政委員、阿部育子委員、佐々木ひとみ委員
早坂栄二委員、杉浦永子委員、西條公美委員、阿部雅通委員、宮下敏委員
 (おことわり)
  第524回…開催不能:3月11日(震災当日の16時からの予定でした)
  第525回…休会(震災対応のため)


議事の概要

議題
・ラジオ番組 TAXI STORY「バックミラーの横顔」
 放送日時 2010年12月6日・13日(月)午後6時10分〜午後6時25分

(委員の主な発言)
ナレーション、音楽ともに良かった。
タクシードライバーと客の会話の中に、地元の地名が出てくるのが親しみやすかった。
最後にほのぼのとした思いが残って、気持ち良かった。
声優が標準語のアクセントのせいか、タクシーの中の雰囲気が地元っぽくなかった。
地元色とファンタジーが感じられる点が、もっとあれば良かった。
シナリオが分かりづらいが、これからも地元が題材のラジオ番組を作ってほしい。
イメージ先行でハートウォーミング過ぎないか?
リアリティが無さ過ぎる、タクシードライバーの取材が不足していると思う。
状況設定がしっかりしていない。

(制作側の発言)
地元で放送するものを地元の方言でやるのは、ものすごく勇気が要る。
以前もドラマを作った際に方言を使ったら、と言う指摘もあったのだが、県南・県北と仙台でも微妙にニュアンスが違い、本当の地元の人には違和感があるということで標準語を選択した。
作家はTBCのラジオドラマも何本か書いていて、仙台に馴染みのある方だが、タクシードライバーの役者は、朗読や舞台で活動していてラジオドラマは初挑戦だった。