第544回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成25年3月8日(金)
■場 所 仙台国際ホテル(仙台市青葉区)
■出席委員 岡崎智政副委員長、杉浦永子委員、天野晴華委員、
宮下敏委員、佐々木ひとみ委員、阿部雅通委員

議事の概要

議題
「平成24年度の放送を振り返って」


(委員の主な発言)
テレビは娯楽性に偏り過ぎて、魅力が薄れている。
地元密着はしているが、ネタの新鮮味がなくなる危険を感じる。
震災を風化させないという熱意を感じるが、行動する人を追う番組を定期的に作り続けることを望む。
ラジオの地元情報量が多くて好ましい。
放送は被災者に寄り添い、声を聞き、笑いを満たし、発散してもらい、生きる力をかさ上げする『祭』だ。
ラジオは存在感を見直されたが、テレビは視聴者の高齢化に対応していない。

(制作側の発言)
シニヤ世代を意識しながら、地域に根差した番組を併せ持って、これからも精進をしていきたいと思っている。
ラジオの「Happy Soup」という番組で新人アナウンサーを育てたいと考えている、「ラジオドラマ」へのトライはこれからもしていきたい。
「震災を風化させない」というテーマを中心に据えて報道・番組制作等をやっていきたい。
震災は忘れない中で、地域の文化や芸能、お祭りなどを大事にした放送ができないか検討している。