第554回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成26年3月14日(金)
■場 所 仙台国際ホテル(仙台市青葉区)
■出席委員 海野道郎委員長、岡崎智政副委員長、杉浦永子委員、佐々木ひとみ委員

議事の概要

議題
「平成25年度の放送を振り返って」


(委員の主な発言)
楽天のリーグ優勝の際に、スーパーの駐車場で皆がラジオ中継を聴いていて一体感があった。
津波のリアルな映像を見る・見ないの選択ができるようにしてほしい。
震災報道の今後についての方針が知りたい。
地元に密着した番組を作ろうとする姿勢は良いが、もっと大胆な問題提起を期待する。
介護、特に在宅介護の実態や、地元のお父さんが頑張っている姿を取り上げた番組が見たい。

(社側の発言)
ラジオは、楽天イーグルスの日本一に合わせて、「ポストシーズン編成」で「クライマックスシリーズ・ファイナルステージ」と「日本シリーズ」を放送した。また、3月10日には被災3県(宮城・岩手・福島)のネット番組を放送し、11日には、7時間の「3・11東日本大震災特別番組」を放送した。
テレビは、「ウォッチン!みやぎ」、「ウォッチン!プラス」、「Nスタみやぎ」の各レギュラーのローカル番組で、被災地の現状・震災から立ち上がって前に進もうとしている人たちの姿をコーナーとして伝え続けた。
報道制作は、スポーツが東北楽天ゴールデンイーグルスの「パ・リーグ制覇」・「日本一」に宮城県民全体が応援し、喜びを爆発させた瞬間を放送した。また、被災地の声を生で聞く「絆キャラバン」を昨年に続き実施するなど、震災をどのように伝えるかということを考えながらニュースや番組の制作にあたってきた。