第574回東北放送番組審議会 議事概要

■開催日 平成28年3月4日(金)
■場 所 仙台国際ホテル(仙台市青葉区)
■出席委員 海野道郎委員長、佐々木ひとみ副委員長、杉浦永子委員、
原谷守委員、田苗博委員、遠藤正義委員、天野晴華委員

議事の概要

議題
「平成27年度の番組を振り返って」

(委員の主な発言)
若い人を取り上げた番組制作と、SNSに発信する工夫が必要だ。
震災関連番組では人が本来持っている「しん」の強さをよく捉えていた。
ラジオでドキュメンタリー番組を聴いて心に残った。
一過性ではなく長期的に「自立」がテーマの番組作りを望む。
地域の活性化に向けた明るい話題を中央に発信してほしい。
被災地以外の人々に向けて自己満足にならない発信が課題だ。
高齢化社会で生活に役立つメディアを目指してほしい。

(制作側の発言)
ラジオは、「TBC POWERFUL BASEBALL」で楽天戦を109試合放送した。東日本大震災報道番組「3.11みやぎホットライン」を毎週月曜日の夜8時から放送し、各ワイド番組では、震災関連生活情報「ライフインフォメーション」を引き続き放送した。
テレビは、6月に「ウォッチン!プラスSP 海風に舞う 石巻・十三浜 神楽 と共に生きる人々」、8月に戦後70年企画「忘れえぬ仙台村〜ある満州開拓移民の70年〜」、12月に地下鉄東西線開業当日の特別番組を制作した。
報道制作は、東日本大震災の発生から5年目、戦後70年という大きな2つの節目を意識した番組作りと情報発信に力を入れた。また、火山活動の活発化、大雨等の自然災害の多発もあり、防災面を一層強化した。